いよいよ来月に迫ったソチ冬季オリンピック。高梨沙羅ちゃんや浅田真央ちゃんはメダルが期待されるところですが、残念ながら代表選にもれた岡崎朋美選手や、5回目にしてメダルに手が届くか!という上村愛子選手には脱帽です。スピードスケートとモーグルというとても高度な身体能力と体力を必要とする競技にかくも挑戦し続けられる力はどこから湧いてくるのでしょうね。ロッキーファイナルのような感動を覚えます。冬のオリンピックを知るようになったのは1968年のグルノーブル大会でした。クロードルルーシュ監督がフランシスレイの名曲にのせて製作したドキュメンタリー映画「白い恋人たち」を観てからでした。その4年後には札幌オリンピック。トワエモアの「虹と雪のバラード」が懐かしく思い出され、ジャネットリンの愛くるしい笑顔が今も浮かびます。真っ白な世界で繰り広げられるウインタースポーツの祭典。来月はまたテレビにかじりつく日が続きそうです。
1月11日オンエアーの曲です。
先週更新をさぼったので1月4日の曲も合わせてアップします。
1月4日
M1 ヤング・ブラッズ / 佐野元春
1985年の曲です。この年、国際青年年のテーマソングに選ばれました。そのせいだけではありませんがサムデイ以来のヒットになりました。かつてNHKFMでパーソナリティーも務めていた時代もありました。FM大阪では一日だけのスペシャルで、午後のワイド番組を担当していただいたことがありました。ますますのご活躍を期待します。
M2 時代 / 中島みゆき
いろんな人生の節目にふと聴きたくなる名曲中の名曲ですね。常にリクエストを頂きます。
たまにかけます。よろしく。
M3 Stay With Me / アイランド
沖縄の伝説のロックバンド「紫」の初代ボーカルだった城間正男とベースの城間俊雄が紫解散後に結成したのがアイランドというバンド。紫はディープパープルのようなハードロックでしたがアイランドでは一転AORテイストの曲が中心でした。Stay With Meは1989年の曲でアイランド唯一のヒット曲と言えます。リリース前にコザのライブハウス「アイランド」でユーミンがこの曲を聴いてラジオのエンディングに使ったことで火がついたと言われています。
M4 The Times They Are A-changin’(時代は変わる) / Peter, Paul&Mary
1964年のボブ・ディランのアルバムのタイトル曲でした。いろんなカバーがありますが、PPMのバージョンは最も知られるところではないでしょうか。
1月11日
M1 Let It Be Me / Everly Brothers
エヴァリーブラザーズは1950年代から活躍した兄弟バンドです。この時代はロックもフォークもカントリーも、そんなジャンルはなかった時代でした。代表的な曲はBye Bye LoveやWake Up Little Susieですが、どちらも僕たちの世代だとサイモン&ガーファンクルの曲だと思ってましたよね。つまり、S&Gやビートルズにも大きな影響を与えたスーパーグループだったということですね。年末に弟のフィル・エヴァリーさんが亡くなられました。追悼の意味を込めて、日本では山下達郎と竹内まりや夫妻が時々歌っているこの歌をお送りしました。
M2 Forever Friends / 竹内まりや
1984年のシングル「もう一度」のB面だった「本気でオンリーユー」が1994年に再発された時のカップリングの曲です。この頃のアルバム「Quiet Life」、ベストアルバム「impressions」は今でも我が家のリビングにいつもいます。
M3 青空のように / 大滝詠一
1977年のアルバム「ナイアガラカレンダー」6月の曲です。年明け早々に大滝さんの訃報が聞かれました。大滝さんはサンデーソングブックにたまに登場されたくらいでしたので直接お会いしたことはありません。でもお会いしたかったなぁと思っている関係者は多いことと思います。ご冥福をお祈りいたします。そして、永遠の大滝ファンでいたいと思います。
M4 あんた /やしきたかじん
相次いだ訃報の最後がたかじんさんでした。テレビやラジオで活躍されていたので闘病されていることも皆知ってましたね。復活を期待していたのですが残念です。この曲「あんた」は代表曲の一つでキングレコード(ベルウッド)からビクターに移籍して3枚目のシングルでした。今も大阪のどこかで誰かが歌っているだろうと思われます。「やっぱ好きやねん」とならぶ有名な曲ですね。ご冥福をお祈りいたします。
文:とらのすけ