やっちゃんのモーニングサービスで取り上げた福知山、大興寺のモリアオコンサートのこと、早速コンサートに行かれた方からメールをいただきました。ありがとうございました。ところで、ご住職の法話の中身は知る由もありませんが「癒されてカエル」という言葉がなぜか気に入ってしまいました。カエルの鳴き声というのは一定のリズムがあって、カエルの見かけと同様にユーモラスですよね。どこか癒される気がします。
さて、ここで薀蓄です。オタマジャクシとカエルは形が似ても似つかないですよね。特にオタマジャクシの尻尾はカエルになると無くなります。この尻尾が消滅する現象は遺伝子に記載されているプログラムによるもので、細胞死と呼ばれる現象です。成長とともに不必要な細胞は自然に消滅するようにできているんです。これと同じ現象が私たち人間の体内でも起きているんですよ。なんだそりゃ?ですが、簡単に言うと、人間も不必要な細胞は自然に死滅するようプログラムされているんですね。私たちの体内ではこういった不必要な細胞が毎日何千万個も生まれては細胞死しているため健康でいられるのです。たまにこの遺伝子が異常をきたして不必要にもかかわらず死滅しない場合があります。これが癌細胞などと言われるものです。いてはいけない細胞なのに遺伝子に細胞死のプログラムが欠落したため、不必要に増殖してしまい、しまいには正常な細胞を食い尽くしてしまって死に至る・・というシステムなんです。遺伝子の異常がなぜ起きるのか?ということについてはまだまだ研究中ですが、ストレスなどが影響するというデータもあるようです。そういう意味では、癒される→ストレスが減る→細胞が正常に働く→健康でいられる、という図式は当てはまるでしょうね。
私たちの健康のためにもカエル君が元気で鳴けるよう、雨乞いでもしますか。って、今日は必要ないようですね。
6月15日オンエアーの曲です。
M1 雨にぬれた朝 (Morning Has Broken) / Cat Stevens
キャット・スティーブンスの1971年のアルバム「Teaser And Firecats」から、あまりにも有名なナンバーです。もとはアイルランドの民謡からアレンジされた曲のようです。キャット・スティーブンスはアメリカではこの時代大変なレコード売り上げを記録したスーパーアーティストでしたが、日本ではこの曲以外あまり知られていません。現在はイスラム教の信者で、音楽活動を離れて久しいですね。
M2 パパ / プリンセスプリンセス
1980年代から90年代を駆け抜けたスーパーガールズバンド、プリンセスプリンセス。昨年再結成ライブがありました。みんなそれなりにカッコイイおばさんになってました。いろんな音楽があふれた1990年前後、チャラチャラしない、でも可愛い彼女たちの人気を支えたのはなんといって楽曲の良さではなかったかと思います。この「パパ」という曲は1989年のアルバム「Lovers」に収録された秀逸なバラードですね。作詞は中山加奈子です。当時彼女の人気は絶大なものがありました。世のお父さん泣かせの永遠の名曲です。
M3 Summer Vacation / 村田和人 with 竹内まりや
1984年の村田和人さんのアルバム「My Crew」で竹内まりやさんとデュエットした名曲ですね。後に、山下達郎さんもマリヤさんと一緒に歌っているようですよ。夏休み~あぁ~なんて素敵な響きなんでしょう。子供の頃、夏休みに入る前の1週間くらいの時期が大好きで、あの解放感を味わうことは今はもうあまりありませんね。
M4 Just Walking In The Rain / Jonnie Ray
1950年代に歌手、俳優としても活躍したJonnie Rayですが、日本にアメリカ音楽が怒涛のように押し寄せた1960年代に入ってからは目立った活動も少なかったためか、日本では彼の名前はあまり知られていません。この曲「Just Walking In The Rain」という曲は聴いたことがあるなぁ、という方は多いかもしれませんね。たまにはこんなオールディーズらしい曲も楽しいもんですね。