3月5日:水を得た時計。
月に2回、季節にピッタリなエコにまつわるトピックスをお送りしていきます!
今回の、Joshin MEGA MIX!は、「水を入れて発電するエコ時計(水時計)」を販売している
株式会社 大王製作所 開発部 係長 鈴木マサハルさん にお話をうかがいました。
早速ですが、この水を入れて発電するエコ時計(水時計)は、電池の代わりに水を入れる事により、発電し時計が時間を刻みます。気になるこのカラクリなのですが・・・
「時計の中は普通の乾電池と同じような原理になっていて、カン電池の場合は中にアルカリですとか、
マンガンが入っていて、これが一般的にアルカリ電池とかマンガン電池と呼ばれる物なのですが、
この水時計ではどなたでも手に入る普通の水道水を入れていただきますと、内部でカン電池と同じ化
学反応を起こして発電できます。電極の材料として内部に金属と炭素棒が設置されていて、
そして水が電解質となって金属と炭素棒の間に電気の作る役目を果たしています。」
と鈴木さんからレクチャーを受けました。本当に理科の授業を受けていろ様な感じでした。
最新の科学から、エコロジーに繋がるこの技術。科学ってすごいですよね~。
裏技ではないですが、この水に、レモン汁や塩を入れると電解する効率が上がり、長持ちするそうですよ~。なんでも、乾電池の中の成分に近づくみたいですよ。
今回ご紹介した、この水時計、まさにエコアイデアから生まれた、エコデア商品でした。
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★株式会社 大王製作所★