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M1:ヴェルディ 歌劇「椿姫」より第3幕/カルロス・クライバー(指揮) バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
♪今週の表紙・顔!!!
クラシック音楽の世界で、今年生誕100年を迎えた有名な作曲家はいませんが、日本の文壇にはいますね。そうです。太宰治と松本清張です。
以前から多くの人に親しまれ、よく読まれているベストセラー作家ですから、正直なところ、「生誕記念」だからといって、大きな賑わいはあまり感じられませんね。
生誕100年を迎えた人というのは、ほとんどの場合「鬼籍の人」をいいます。ですが、社会のスポットライトの位置を少し変えて見ると、意外や意外、「現役100歳」の人って、けっこういることに気づきます。
初秋のある晴れた日、大阪府内に4つの施設を持つ有料老人ホーム「豊泉家」に、よっさんは訪ねました。そこで出会った、菅谷藍(すがのやあい)さん。なんと御年(おんとし)102歳! 今も尚、書道教室で教えておられるのですから、驚きを禁じ得ません。作家志望で、戦時中は、書いては幾ばくかの原稿料をもらったことも一再ならずあったとか。
乙女の時代に夢中になったものは?
「歌劇に憧れまして、『蝶々夫人』や『椿姫』といった音楽をレコードでよく聞きました。田舎に住んでいましたから、実際の舞台を見たことはありませんが、音楽はクラシックを主に聞いていましたね」
モットーは「好奇心を持ち続けること。私にはまだ沢山の夢がある」と。
その夢の一つ。
「これまでつけていた日記をまとめて、一冊の本にしたい」。
100を超えても、文学少女の夢は消えてはいません。
♪くらこれ対談
番組でも時々お知らせしている「中西圭三&SEASONS〜Neo−classic Concert 2009」(10月5日、いずみホール)=エス・ピー・エース、FM大阪くらこれ企画共催。番組ではコンサート1週間前、中西圭三さんに電話インタビューを行いました。
「いよいよコンサートの1週間前になりました。今回は、これまで伺っていなかったお話をお聞きしたいと、失礼ながらこんな深夜に電話をした次第です。普段は何時ごろ、寝るのですか」(よっさん)
「普通、家にいると、もう午後11時くらいになると眠たくなるのです」(中西圭三さん)
「起きるのは?」
「4時、5時ですね」
「その後は?」
「7時くらいから散歩です。うちの近所は明治神宮の近くですから、緑が豊かで散歩には適した場所なんです」
「ウォーキングしながら、いろいろ曲想について考えたりするのですか」
「いえいえ。ただボォーッと歩くだけです」
ポップス系のシンガーであり作曲家である中西さんの一日が、明治神宮周辺の散歩から始まるとは予想外でしたね。
「ホールやライブ・ハウスなどでの活動以外に、ボランティアとしての音楽活動も積極的になさっていますね」(よっさん)
「ええ。子どもたちに向けての活動で、一口にいえば、物語の読み聞かせや新しい童謡作り—ということになるでしょうか。
海外関連では、ストリート・チルドレンの現状を報告したり、そうしたリポートや自分の思いを音楽にしたりと、まぁ、そういうことでしょうか」(中西圭三さん)
「最後に、クラシックの殿堂、いずみホールでのコンサートについて、聞き所は?」
「ホール環境に合わせて、ノーマイクでの歌唱、演奏になりますが、クラシカルな曲を歌っていても、ポップスの中で培ったカジュアル感とでもいうのでしょうか、そういうものを親子で、また家族で楽しんでもらえればと思っています」
M2:AveMaria/中西圭三
M3:Amazing Grase/中西圭三
♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか?DJカネヤンは元気です。
まぁなんとか風邪も引かずがんばってます!
みなさんも風邪など引かずにまた深夜くらこれ聴いてくださいね♪
さて今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました。
「ラフマニノフ アメリカデビュー100年記念のための再創造」より、
M4:メンデルスゾーン(ラフマニノフ編曲) 「夏の夜の夢」/ラフマニノフ(ピアノ)
(タワーレコメンド)
今回のくらこれカウントダウンはタワーレコード難波店9月のチャートTOP5をご紹介しました!!
第1位 アマルフィ サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス/サラ・ブライトマン
第2位 感動のヴァン・クライバーン・コンクール/辻井伸行(ピアノ)
第3位 坂本龍一セレクション/グレン・グールド
第4位 「バッハ ヴァイオリン&ヴォイス」/ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
第5位 ブラームス交響曲全曲/サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
この中から第5位のナンバーを少し聴きました。
M5:ブラームス 交響曲第1番第1楽章/サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(くらこれカウントダウン)
♪ズバクラ!!
10月の関西オーケストラの話題は、大阪センチュリー交響楽団(小泉和裕指揮)、大阪シンフォニカー交響楽団(児玉宏指揮)、京都市交響楽団(井上道義指揮)の各定期演奏会で、ブルックナーの交響曲(第5番、第6番、第9番)をそれぞれ取り上げることにあるでしょう。
ちょっとした「ブルックナー祭り」の感。
それにちなんで、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」変ホ長調を取り上げました。理由は「版の違いで、同じ曲でもガラリと違って聞こえるのがブルックナーのシンフォニー」という”ブルックナー摩訶不思議〈伝説〉”をお伝えしたいがためです。
話はちょっと、ややこしいのです。
あのね、この曲、ブルックナーが最初に書き上げたのが1874年。これを通常「第1稿」としています。その後、86年にかけて「第4稿」まで彼は書き直しています。
本当にややこしくなるのは、これからです。その後、シャルクやハースという名の音楽家、音楽学者がブルックナーの原稿に手を入れ始めるのです。シャルク版、ハース版があるのはそのためです。ハース版が出てくるのは1930年からです。あくまでも作曲者の意図を反映しているのだ、ということを言いたいために、「シャルク校訂の原典版」「ハース校訂の原典版」と、それぞれ呼んでいます。
手を加えても「原典版」というのは、おかしいやろ、と思うのですがね。どない?
で、いよいよもって、ややこしくなるのはこれからです。
第2次世界大戦後、今度はノヴァークという人が登場するのです。
例えば第4番の場合、彼は作曲者本人による第2稿と第3稿をもとに「ノヴァーク版・第2稿」を改訂します。これを1953年に出版、50年代から70年代にかけて、多くの指揮者はこの版を使用しているため、一般に耳馴染みのあるものとして定着しています。
これでやめときゃいいものを、このノヴァークさん、そもそものブルックナー本人による「第1稿=初稿」を改訂してしまいました。この楽譜を出版したのが1975年。大阪万博が終わって5年後、沖縄博が開かれた年ですね。
今回のズバクラは、ブルックナーの交響曲第4番の「ノヴァーク改訂・第2稿」(1953年刊行)をコンヴィチュニー指揮、ウィーン交響楽団(1961年録音)で、そして「ノヴァーク改訂・第1稿」(1975年刊行)をシモーネ・ヤング指揮、ハンブルク・フィル(2007年録音)でそれぞれ聞き比べをしてみました。
ヤング指揮する第1稿には、第1楽章コーダの高らかにホルンが奏でるテーマ演奏がなかったり、第3楽章がガラリと別の楽曲のように変わっていたりと、いろいろな発見があります(好みは別として)。
でも、これって、もともとのブルックナーの第1稿をどの程度反映しているのか、よくわかりませんね。改訂者は、その辺の違いを第3者に明らかにすべきと思うのですが、リスナーの皆さんはどうお考えですか。
M6:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第2稿)第1楽章(コーダ)/フランツ・コンヴィチュニー(指揮) ウィーン交響楽団
M7:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第1稿)第1楽章(コーダ)/シモーネ・ヤング(指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
M8:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第2稿)第3楽章/フランツ・コンヴィチュニー(指揮) ウィーン交響楽団
M9:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第1稿)第3楽章/シモーネ・ヤング(指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団

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出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
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