2010年03月01日

2010.3.1 【プレゼント3/3〆切】「大阪センチュリー交響楽団 第149回定期演奏会」

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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♪今週のプレゼント
「大阪センチュリー交響楽団 第149回定期演奏会」

●日時:2010年3月26日(金)19:00開演
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮 :パスカル・ヴェロ
  演奏 :大阪センチュリー交響楽団
  ソプラノ:佐々木典子
●曲目:
  モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」より序曲
           「愛の神よ照覧あれ」
         歌劇「ドン・ジョバンニ」より「ああ、この裏切り者から逃げなさい」
         歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より序曲
           「岩のように動かずに」
           「許して、愛しいあなた、お願いよ」
  サン=サーンス  交響曲第3番ハ短調Op.78 「オルガン」

このチケットを2人の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団定期希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は3月3日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2010年02月22日

2010.2.22 ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調第1楽章/小山実稚恵(ピアノ) ヤツェク・カスオウシク(指揮)シンフォニア・ヴァルソヴィア

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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調第1楽章/小山実稚恵(ピアノ) ヤツェク・カスオウシク(指揮)シンフォニア・ヴァルソヴィア

♪今週の表紙・顔!!!
今年は生誕200年の「ショパン・イヤー」です。
すでに昨年末から関連のコンサートやCDがリリースされており、大作曲家の「周年記念」らしく、月を追うごとに賑々しくなっています。

このほどソニー・ミュージック・ジャパンからリリースされた小山実稚恵によるショパンの〈ピアノ協奏曲第1番&第2番(ヤツェク・カスプシク指揮/シンフォニア・ヴァルソヴィア)〉を紹介しました。

1985年のショパン国際ピアノコンクールで第4位を受賞した小山。今年は「受賞25周年」に当たり、音楽人生の一つの節目を迎えることになりそうです。これまでショパンの独奏曲を数多くリリースしてきた小山ですが、これら協奏曲は初のレコーディング。意外でしたね。まさに満を持しての録音といえるでしょう。

楽譜はポーランドが国をあげて編集した、いわゆる「ショパン・ナショナル・エディション」(05年刊行)を使用しており、日本でこの版を使って録音されたのは同ディスクが初めてなのです。細やかな音の糸を丁寧に織り込んでいく小山の演奏と、中規模編成のオーケストラが奏でる、室内楽的で透明な音色とがよくマッチしているロマンティック・コンチェルト。

第1番ホ短調の第1楽章を聞きました。


♪くらこれ対談
文学博士(音楽)の生島美紀子さんをゲストに迎えました。
生島さんは神戸女学院大音楽学部非常勤講師で、同大所蔵資料「大澤壽人遺作コレクション」を担当している人です。

「神戸生まれの大澤壽人(おおさわ・ひさと)は、1953年に47歳で亡くなった作曲家・指揮者ですが、死後、50年ほど長く忘れ去られていた人ですよね」(よっさん)
「ええ、そうなんです。評論家の片山杜秀さんと神戸新聞の記者だった藤本賢市さんが、遺族の家で多くの楽譜を発見したことから日の目を見るようになったのです。私自身は藤本さんが神戸新聞にお書きになった関連記事を読んだのが、大澤先生のお名前を知る切っ掛けになりました。先生の曲を初めて聞いたのは、ナクソス・レーベルから出たピアノ協奏曲第3番『神風』でした」(生島美紀子さん)

「その時の印象は?」
「出だしから体が震える思いで聞きました。こんな凄い曲を作る人がいるのだ! それが第一印象でした。その後、遺族の方から、先生が長く教えていらした神戸女学院へ楽譜などを寄贈してくださり、私共が整理・編纂にあたるようになった次第です」
「その作品資料目録が2007年末に刊行され、08年度の音楽クリティック・クラブ特別賞を受賞したのですね。コレクションとなった楽譜や写真など、遺族から寄贈されたものは膨大な数に上ると聞きましたが…」
「ダンボールにして43箱分です。楽譜だけでも縦にすると10メートルの高さになりますね」
「10メートル!」
「いわゆるクラシック曲だけでなく、先生は朝日放送の放送音楽(ホームソング等)や舞台音楽などを沢山手がけておられたので、そうした楽譜も含みますが、とにかく量も質も、これほど多彩で多様な作品を書かれた大澤先生を、できるだけ多くの人に知っていただきたい、というのが私共コレクションを預かる者の共通した思いなのです」

【参考データ】
神戸女学院所蔵資料〈「大澤壽人遺作コレクション」による大澤壽人スペクタクルI&II〉のコンサートが昨年12月16日(西宮)と3月3日(大阪)に開かれました。

M2:大澤壽人 ピアノ協奏曲 第3番『神風』第1楽章(冒頭)/ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮) ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 エカテリーナ・サランツェヴァ(ピアノ)
M3:幾山川をへだてても/山田愛子(メゾソプラノ)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!DJのカネヤンですよぉぉ!!
自分よりも大きい中学三年生の弟とプロレスをしていたら体を本気で痛めてしまった・・・
いまどきの中三は化け物か!!と思ってしまった。
まぁうちの弟だけでしょう(笑)
大丈夫です!
次の放送までには元気になります(笑)ははは、はは・・・ははぁ。
やっぱ痛いですね〜

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました!

『高橋大輔〜Favorite Music』より、
M4:ニーノ・ロータ 『道』/岸義和(トランペット)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
第21回冬季オリンピック「ヴァンクーヴァー大会」を受けて、番組でも《ヴァンクーヴァーの音》をお届けしました。

カナダにはモントリオール交響楽団(1930年創立)、ケベック交響楽団(1902年創立)、トロント交響楽団(1922年創立)、そして1919年創立のヴァンクーヴァー交響楽団などの優れたオーケストラがあります。特にヴァンクーヴァー交響楽団には思い入れの強いよっさん。家宝にしているレコードを数枚、スタジオの中に持ち込みました。

「ヴァンクーヴァー交響楽団といえば、僕にとっては指揮者・秋山和慶さんとの思い出につながるオケ。秋山さんがこのオケの音楽監督をしていたのは1972年から85年まで。今でも桂冠指揮者の名誉職にあるはず。85年前後、その秋山さんにインタビューしたとき、ヴァンクーヴァーと録音した輸入盤のレコードを記念にもらった。その一枚を今日は聞きましょう」

その一枚とは、ホルストの組曲「惑星」。
その中から最も有名な木星(ジュピター)を聞きました。

秋山和慶が指揮するヴァンクーヴァー交響楽団。
なんと都会的に洗練され、色彩豊かな音色を持ったオーケストラなのでしょうか!
ジャンプ台で、そして氷上で、見事な競技を展開したアスリートたちの一挙一動を思い浮かべながら、この「木星」を聞いた人も多いのではないでしょうか。

M5:ホルスト 「惑星」より、火星/秋山和慶(指揮) ヴァンクーヴァー交響楽団
M6:ホルスト 「惑星」より、木星(ジュピター)/秋山和慶(指揮) ヴァンクーヴァー交響楽団


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2010.2.22 【プレゼント2/24〆切】「大阪シンフォニカー交響楽団 第143回定期演奏会」

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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団 第143回定期演奏会」

●日時:2010年3月17日(水)19:00開演
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮 :児玉 宏(音楽監督・首席指揮者)
  演奏 :大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:
  ウォルトン バレエ組曲「賢い乙女たち」(バッハの曲による)
  R. シュトラウス クープランのクラヴザン曲による小管弦楽のためのディヴェルティメント Op.86
  グラズノフ 交響曲 第5番 変ロ長調 Op.5

このチケットのペア券を3人の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団定期希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は2月24日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
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2010年02月15日

2010.2.15 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番二短調≪テンペスト≫第3楽章/近藤嘉宏(ピアノ)

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M1:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番二短調≪テンペスト≫第3楽章/近藤嘉宏(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
若手ピアニストと思いきや、近藤嘉宏さんもいつの間にか40を過ぎて中堅のお仲間入り。でも、貴公子のような品の良いマスクは昔のまま。ところが「音楽のほうは最近、新たな変化が感じられる」と、楽屋話に詳しい或る人から番組にメールが届きました。ちょうど近藤さんの新譜が発売元のユニバーサル・ミュージックから送られてきたばかりで、紹介するにはちょうどいいタイミングです。

新譜はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番から第18番までが入っています。作品31の一連の3曲で、第17番は「テンペスト」のタイトルでよく知られている曲ですね。1802年、ちょうど難聴がひどくなって、自殺をしようと「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた年に作られた作品です。

それを近藤さんはどのように弾いているのか、番組では第3楽章を聞いてみることにしました。
「嵐」という邦題どおり、実に力強く、激しく、悲劇的に演奏する人もいますが、近藤さんは、その当時のベートーヴェンの心情に寄り添うような優しい表情で弾いているのがわかります。まるで、病める友を見舞うような、事を荒立てることをあえて避けているような演奏です。こういう表現もあるのですね。近藤さんの「新たな変化」の一端を聞くことができるCDです。

昨年から始まったベートーヴェンのソナタ・チクルスの第2弾CD。録音プロデューサーとして、ギタリストで友人でもある鈴木大介さんが制作に加わっています。


♪くらこれ対談
鈴木さんゲストの第2回。2月26日(金)、サンケイホールブリーゼで開かれるランチタイムコンサートに出演する鈴木さんは、作曲家の武満徹さんから推薦の言葉を受けたことで、音楽家として大きく飛躍するチャンスをつかみます。

「武満徹さんとの出会いは?」(よっさん)
「実は一度もお会いしたことがないのですよ」(鈴木大介さん)
「えっ!ないのですか!」
「ええ。いきさつをお話しますと—。ザルツブルクで、たまたま武満さんのギターソロによる『12の歌』というポピュラー・ソングの編曲集から4曲を僕が録音したのです。そのマスターテープを僕は持って帰り、後日、楽譜の版権を持っていた出版社が聞くことになったのですが、偶然にも、その出版社に武満さんがいらしていて、僕の話になり、それじゃ、そのテープを一度聞かせてください、ということになったのです。で、それを聞いた武満さんが気に入ってくださり、この人のギターで、僕の作品集を作ってください、という話になったのです」
「それが、あの武満さんの『今までに聞いたことがないようなギタリスト』という言葉になったのですね」

一口に、「運のいい人生」といいますが、「運も才能、努力のうち」という言葉があるように、日々の隠れた努力があるからこそ、たまたまの「出会い」も生きてくるのでしょうね。それにしても、武満さんと一度も面識がなかったのは、返す返すも残念ですね。

M2:武満徹 めぐりあい〜映画「めぐりあい」(1968年製作)主題曲/鈴木大介(ギター)
M3:ショパン〜フランシスコ・タレガ編:ノクターン〜「愛情物語」/鈴木大介(ギター)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!DJのカネヤンです。
バレンタイン・・・結構もらいましたよ!!・・・身内から(笑)
もちろん友達からももらいましたが、身内からこんなもらうとは。
まぁ虫歯にならないように歯磨きもちゃんとしましょう!!

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました。

『小林愛美 デビュー!』より、
M4:ショパン スケルツォ第2番変ロ長調/小林愛美(ピアノ)
(タワーレコメンド)

『永遠のショパン』より、
M5:ショパン 練習曲第5番「黒鍵」/スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
日付が変わって2月15日になりましたが、今回のテーマはバレンタインデーにちなみ「献呈」です。そこで次の3つの歌曲を聞きました。

1.「君を愛す」(ベートーヴェン)
M6:ベートーヴェン 君を愛す/ヘルマン・プライ(バリトン) レナード・ホカンソン(ピアノ)

2.「献呈」(シューマン)
M7:シューマン 献呈/ヘルマン・プライ(バリトン) レナード・ホカンソン(ピアノ)

3.「君を愛す」(グリーグ)
M8:グリーグ 君を愛す/ヘルマン・プライ(バリトン) レナード・ホカンソン(ピアノ)

2.はシューマンの夫人クララに、3.は作曲者の婚約者にいずれも捧げられた曲です。ベートーヴェンもきっと心の内では捧げたい人がいたのでしょう。20代後半に作った曲ですから。ベートーヴェンのこの曲、本タイトルは「優しき愛」ですが、出だしの「イッヒ・リーベ・ディッヒ」の歌詞から「君を愛す」と呼ぶことが多くなりました。

大曲もさることながら、こうした珠玉の歌を歌わせたら絶品のヘルマン・プライ(バリトン)による名唱です(ピアノはレナード・ホカンソン)。


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2010年02月08日

2010.2.8 ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第4楽章/Pia-no-jaC

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M1:ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第4楽章/Pia-no-jaC

♪今週の表紙・顔!!!
「ジャズでもクラシックでもない、今まで聞いたことのない、全く新しいジャンルのサウンド作り」をコンセプトに演奏活動を続けているインストゥルメンタル・ユニットのPia−no−jaC(ピアノ・ジャック)。

08年12月にリリース後、1カ月で2万枚を突破した〈EAT A CLASSIC〉は番組でも紹介しましたね。今回はこのほど出た新譜〈EAT A CLASSIC−2〉(ピース・プロダクション発売)から、ドヴォルザークの「新世界より」第4楽章を聞きました。

ピアノのHAYATOと打楽器カホンのHIROは、出身こそ違いますが、共に関西を拠点に活躍しているミュージシャン。彼らのエネルギッシュなサウンドからは、確かに、ジャズでもクラシックでもない、名状しがたい「音の地平線」が見えてきますね。


♪くらこれ対談
サンケイホールブリーゼの「ランチタイム・コンサート」第2回(2月26日12時15分開演)は、ギタリストの鈴木大介さんが出演します。題して〈ギターで奏でる映画とビートルズ「貴方と僕のラブストーリー」〉。その鈴木さんを訪ねてのインタビュー。

「お生まれは?」(よっさん)
「横浜です。近くに山下公園や大きな商店街がある下町で育ちました」(鈴木大介さん)
「ギターとの出会いは?」 
「7歳のときです。実は話がちょっと長くなりますが…。小学2年生のときの担任が、大学出立ての若い先生だったのです。クラスの僕たちは、ベテランの先生に比べたら怖くないし、授業中でも勝手にしゃべったり、後ろでドッジボールをする奴がいたりで、それはもう学級崩壊寸前の状態だったのです。そんなある時、その先生は持ってきたギターをいきなり出してきて、黙々とそれを弾き始めたのです。何を弾いたかは知りませんが、そのときクラスの3分の2ほどの生徒がシーンとして、その音楽に耳を傾けたのです。僕も驚いた一人で、じっと聞いていました。と同時に、自分も弾いてみたいと、そのとき初めて思ったのです」

「学級崩壊寸前の中でのギター音楽! それはユニークな体験ですね」
「ええ。で、家に帰るとさっそくギターを習いたいと母に言ったのです。母は独身時代から生まれてくる子どもには、ギターでも習わせたいなと、漠然と思っていたみたいで、母を説得するには時間がかかりませんでした」
「先生はすぐに見つかりましたか」
「ええ。商店街の中にあるレコード店がクラシックのギター教室を開いていまして、すぐにギターを習うことができました」 

その後、鈴木大介さんは一度もギターを手放すことはなく、中学・高校・大学へと進学を続けます。日本を代表するギタリストの一人、福田進一さんについたのは高校入学間もないとき。

当時、福田さんは世田谷区にギター教室を持っていました。
初対面で「いくつ?」と年を聞かれた鈴木さんは、明るく大きな声で答えました。
「15歳。花の高校1年生です!」
「先生のレッスンは、魔法をかけられたみたいで、そのとき確実にうまくなるのです。それが、先生の家を出ると、たちまち元の腕に戻ってしまうのです。不思議な先生です」

続きは次回—。

M2:エディット・ピアフ作詞・歌&アルグリット・モノ作曲〜ローラン・ディアス編:愛の賛歌/鈴木大介(ギター)


♪くらこレディオ
みなさんこんばんわ!!DJのカネヤンです。
最近お菓子ばっかり食べてる気がします・・・
もっと噛まないと!!!と思ってスルメでも買って食べたら口がスルメ臭ですごくなりました。。。
別にスルメじゃなくてもね〜もっと根本的になおしていかなければいけませんね。

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドと、くらこれバースデーをお送りしました。

森麻季『麗しき瞳よ〜ヘンデル・アリア集』より、
M3:ヘンデル ≪セルセ≫オンブラ・マイ・フ/森麻季(ソプラノ) 寺神戸亮(ヴァイオリン&指揮) アンサンブル・レ・ボレアード
(タワーレコメンド)

今回は2月生まれの方々をご紹介!!
その中から2月19日生まれのピアニスト“横山幸雄”さんの演奏を聴きました♪
誕生日おめでとうございます!!

M4:ドビュッシー 水の反映/横山幸雄(ピアノ)
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
世界的な音楽会場として知られるカーネギー・ホールはこのほど今年の12月と来年3月と4月、指揮者の小澤征爾さんを音楽監督とする音楽祭「ジャパンNYC」を開催することを発表しました。同ホールは来年2011年5月、開館120周年を迎えますが、「ジャパン音楽祭」は、いわばプレ・イベントに当たります。

同ホールが鉄鋼王アンドリュー・カーネギーによって建てられたのは1891年5月。たちまち世界を代表する名ホールとしての輝かしい歴史が始まりましたが、1960年代に入って間もなく、老朽化や経営難を理由に取り壊される憂き目に—。

しかし、ヴァイオリニストのアイザック・スターンなどの尽力で再建の道を辿ることになります。

病気で12年間も演奏活動から遠ざかっていたホロヴィッツが同ホールで復帰演奏会を開いたのは60年代の半ば。65年、66年の2年にわたる彼のリサイタルは、同ホール再建への強い「援護射撃」になりました=66年のライブからモーツァルトのソナタを聞きました。

さらに「カーネギー・ホール創設85周年記念・義援金募集特別演奏会」が開かれたのは1976年5月。巨額の負債を抱えた同ホールを潰してはならぬと、世界の並居るアーティストたちが一堂に会します。出演者は指揮者のバーンスタインとニューヨーク・フィルを核に、ホロヴィッツ(ピアノ)、フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ロストロポーヴィチ(チェロ)、メニューイン(ヴァイオリン)、スターンと、錚々たるメンバーです。

その模様を伝えたCD「史上最大のコンサート」から、フィッシャー=ディースカウとホロヴィッツによるシューマンの歌曲、そしてバーンスタイン初め上記の出演者たちが参加して歌う「ハレルヤ・コーラス」を聞きました。

*カーネギー・ホールは現在、ニューヨーク市が買い取り、関連の非営利団体が運営しています。

M5:モーツァルト ピアノ・ソナタ 第11番イ長調「トルコ行進曲付き」第3楽章/ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
M6:シューマン 歌曲集「詩人の恋」美しい五月に/ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
M7:ヘンデル <メサイヤ>より、「ハレルヤ・コーラス」/リンドン・ウッドサイド(指揮) オラトリオ・ソサエティ ニューヨーク・フィルのメンバー他。


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2010.2.8 【プレゼント2/10〆切】「いずみシンフォニエッタ大阪第24回定期演奏会」

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♪今週のプレゼント
「いずみシンフォニエッタ大阪第24回定期演奏会」

●日時:2010年2月27日(土)16:00開演
●場所:いずみホール
●出演:
  指揮 :飯森範親
  演奏 :いずみシンフォニエッタ大阪
  ファゴット:東口泰之
●曲目:
  シチェドリン カルメン組曲
  シュニトケ モーツ=アルト・ア・ラ・ハイドン
  西村朗 タパス<熱>

このチケットを3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「いずみシンフォニエッタ大阪演奏会チケット希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は2月10日(水)です。
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2010年02月03日

2010.2.1 【プレゼント2/3〆切】「大萩康司with延原武春/テレマン室内オーケストラ」

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♪今週のプレゼント
「大萩康司with延原武春/テレマン室内オーケストラ」

●日時:2010年2月21日(日)14:30開演
●場所:いずみホール
●出演:
  指揮 :延原武春
  演奏 :テレマン室内オーケストラ
  ギター:大萩康司
●曲目:
  テレマン 弦楽四声部のための協奏曲二短調
  ヴィヴァルディ 2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲二短調「調和の霊感」第11番
  ヴィヴァルディ ギター協奏曲ニ長調
  タレガ アルハンブラの想い出
  ブローウェル ギター五重奏曲
  ロドリーゴ ある貴紳のための幻想曲  ほか

このチケットを5名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「ギターコンサート希望」と書いて、
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2010年02月01日

2010.2.1 メンデルスゾーン 歌の翼に/髙木知寿子ワルシャワ・ピアノトリオ

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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:メンデルスゾーン 歌の翼に/髙木知寿子ワルシャワ・ピアノトリオ

♪今週の表紙・顔!!!
髙木知寿子ワルシャワ・ピアノトリオの新譜〈メッセージ・オブ・ソウル=心のメッセージ〉を紹介しました。

髙木さんは京都市芸大を卒業後、国内外で精力的に活躍しているピアニストです。08年にワルシャワ・フィルのピオトル・ツェギエルスキー(ヴァイオリン)とカジミール・コシュラーチュ(チェロ)でトリオを結成しました。

2人とも名門オーケストラの首席だけに、髙木さんの豊かな音楽性と相まって、息の合ったアンサンブルを聞かせてくれています。このトリオによる大曲「偉大なる芸術家の思い出に」(チャイコフスキー)に続く第2弾のCDは、ガラリと装いを変えての小品集。その中から「歌の翼に」(メンデルスゾーン)を聞きました。


♪よっさん対談
大阪シンフォニカー交響楽団の音楽監督で首席指揮者を兼任する児玉宏さんがゲスト。2回目の登場です。

「このたびの文化庁芸術祭大賞の受賞は、大阪シンフォニカーの関係者の方や会員の皆さんだけでなく、関西のクラシック界全体にとっても大変喜ばしい出来事だと思うのですが、ご自身、どのようなお気持ちですか」(よっさん)
「優秀賞は、びわ湖ホール制作のオペラ『ルル』でしたね。ビジュアル優先の今の時代にもかかわらず、われわれのオーケストラ、それもブルックナーをちゃんと評価してくださったことに、とてもありがたく思っています」(児玉宏さん)

「しかも今年は、楽団設立30年の節目に当たる年ですから喜びもひとしおですね」
「そうなんです。ある区切りといいますか、一段上がるという意味での〈線引き〉が、この30年を機にできたのではないかと私も思い、楽員のメンバーもそう思って、さらにみんな、自信をもつことができたのではないでしょうか」

大阪シンフォニカーは3月、30周年を記念する記者会見を開く予定です。この日、児玉さん初め3人の指揮者が顔を合わせることになるのかどうか、そして、30周年を機に、海外演奏旅行の話が出るのかどうか—今からいろいろな憶測が飛び交っています。

当日の模様は番組でお伝えします。お楽しみに。

M2:ブルックナー 交響曲第6番第1楽章/児玉宏(指揮) 大阪シンフォニカー交響楽団


♪くらこレディオ
DJカネヤンがお送りするくらこレディオ。

クラシック音楽を新しい形でお送りするコーナーです!!
今回はタワーレコメンドと、くらこれカウントダウンをお送りしました。

『イマージュ10 dix エモーショナル&リラクシング』より、
M3:旅夢〜Tabiyume〜/小松亮太(バンドネオン)
(タワーレコメンド)

今回のくらこれカウントダウンは1月のランキングをご紹介!!
タワーレコード難波店6階のクラシックコーナーの売上げTOP5です。

第1位 夢やぶれて(輸入盤)/スーザン・ボイル
第2位 ニューイヤー・コンサート2010/ジョルジュ・プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
第3位 「のだめカンタービレ最終楽章」
第4位 夢やぶれて(国内盤)/スーザン・ボイル
第5位 マーラー 交響曲第9番/レナード・バーンスタイン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

M4:マーラー 交響曲第9番第3楽章/レナード・バーンスタイン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
前回「今週の表紙・顔」で取り上げたプレートル指揮するウィーン・フィル〈ニューイヤー・コンサート2010〉。

今回は「ズバクラ」に舞台を移して、同コンサートからオペラ『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲を聞いて戴きました。大技・小技を利かした巨匠ならではの名演奏です。

ウィーン・フィルによるニューイヤー・コンサートは1942年、指揮者クレメンス・クラウスによって始められました。まず最初に、クラウス指揮、ウィーン・フィルによる「アンネン・ポルカ」を。1950年代初期の録音ですが、ニューイヤー・コンサートを始めた60年ほど前の音が十分にしのばれます。

オペラ『ウィンザーの陽気な女房たち』の作曲者はドイツ人のオットー・ニコライ(1810〜1849)。実はこの人、1842年3月、ウィーン・フィルの最初の演奏会を指揮した楽長なのです。いわばウィーン・フィルの産みの親にあたるわけですが、38歳という若さで亡くなったこともあって、音楽史の並居る大作曲家たちの前では不遇をかこっています。

現在のベルリン国立歌劇場の楽長に就任する2日前に亡くなったのですから、不運といえば不運ですね。

M5:ニコライ 歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲/ジョルジュ・プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M6:ヨハン・シュトラウス2世 ワルツ『酒、女、歌』/ジョルジュ・プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2010年01月25日

2010.1.25 ハンス・クリスチャン・ロンビー シャンパン・ギャロップ/ジョルジュ・プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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M1:ハンス・クリスチャン・ロンビー シャンパン・ギャロップ/ジョルジュ・プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

♪今週の表紙・顔!!!
元日にNHKの教育テレビで中継された「ニューイヤー・コンサート2010」の見本盤が、さっそく発売元のユニバーサル・ミュージックから番組宛に送られてきました。すでに輸入盤は発売されていますが、国内盤は1月27日発売のため放送時点では未発売でした。

さて、今年の指揮者は、本年最初の話題でも取り上げたように、フランス人のジョルジュ・プレートルでしたね。一昨年に続いて2度目の登場です。85歳。もちろん現役指揮者の中では数少ない最長老格の一人。しかし、そのノータクトから紡ぎだされる音楽はエネルギッシュで若々しく、しかも随所ずいしょで老練な味を(隠し味も含めて)出しているのですから、たまりませんね。

詳しくは次回のズバクラで紹介するとして、今回はウィーン・フィルによるニューイヤー・コンサートでは初演曲となった「シャンパン・ギャロップ」を聞きました。デンマークの作曲家ハンス・クリスチャン・ロンビーの楽しい作品です。


♪よっさん対談
09年度文化庁芸術祭賞大賞を受賞した大阪シンフォニカー交響楽団。受賞対象となったのは昨年秋に開催された第139回定期演奏会。音楽監督の児玉宏さんが指揮したブルックナーの交響曲第6番ほかが演奏曲目でした。

その児玉宏さんがゲストです。
先ごろ亡くなったオーストリアの指揮者オトマール・スウィトナーさんの話から始まりました。

「児玉さんにとってスウィトナーさんは先生に当たる人ですね」(よっさん)
「ええ。でも日本的な意味といいますか、日本人音楽家がよく言う、この先生の授業を何時間受けたとか、そういう意味での『先生』であったと同時に、僕にとっては、そういう関係を超えた、とっても大事な人なんですね」(児玉宏さん)

「例えば?」
「例えば、こんなことがありました。僕が桐朋学園大を出たあとドイツに渡り、先生につくことになるのですが、先生が旧東ドイツのベルリン国立歌劇場でワーグナーのオペラ『マイスタージンガー』を指揮するのを見たときのことなんです。そのときのワルター役のテノールが1幕からあまり声が出なかったのです。終幕、いよいよそのテノールはボロボロに近い声になりましてね。ちょうど彼がまさに高い声で歌わんとするとき、ピットの中で指揮していた先生は、そこでおもむろに立ち上がったのです。すると、音が自然と大きくなって、結果としてテノールの声が消えちゃったわけなんです。後日、先生にそのことを聞いたら、『僕が間違えたことにすればいいだろ?』と言われたんですね」

「テノールの乱れた声を、あえて大きな音で消してしまったということなんですね」
「そうなんです。確かに先生には技術的なこともたくさん教わりましたが、授業では教えない、教えられない、こうした現場での実体験が僕にはすごく勉強になっているのです」

音楽が自分にとっての『天職』となった瞬間—。

児玉さんは大学4年(1969年)のとき、カール・リヒター指揮、ミュンヘン・バッハ管弦楽団&同合唱団による「マタイ受難曲」(バッハ)を東京文化会館で聞きました。そのときの感動は今も忘れられない「宝物」となっています。この「天職」を全うしていこう—そう心に誓った演奏だったのです。

M2:バッハ マタイ受難曲から合唱〈われら涙流しつつひざまずき〉/カール・リヒター(指揮) ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団


♪くらこレディオ
みなさんこんにちわ!!DJのカネヤンです。
1月ももう終わりに近づいていますね〜早い!!
えらいこっちゃです。
このままだと、すぐ2010年も終わっちゃいますね(笑)

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました。

「ニューイヤー・コンサート2010 プレートル指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」
M3:ヨハン・シュトラウス ラデツキー行進曲/ジョルジュ・プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
1月27日はモーツァルトの誕生日。
で、今回はモーツァルトならぬホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806〜1826)とエーリヒ・ウォルフガング・コルンゴルト(1897〜1957)の作品を聞きました。

モーツァルトと同じ日に生まれたスペインの作曲家アリアーガは「モーツァルトの再来」と呼ばれ、神童ぶりを発揮していました。わずか19歳で亡くなるのですから、「夭折の天才」の典型例とでもいえるでしょう。

一方、オーストリアで音楽教育を受けたコルンゴルトも「モーツァルトの再来」と騒がれ、十代を待たずして「天才」と言われました。「ウォルフガング」という名も一役買ったことでしょう。かのマーラーやR・シュトラウスといった大作曲家から驚きと拍手をもって当時の楽壇に迎えられたのです。

その後、30年代にアメリカに渡り、ハリウッドの映画音楽を担当するようになります。出足は良好だったのですが、徐々に雲行きが怪しくなっていきます。成功者をねたむ声もありました。また、クラシックの世界からは「映画音楽に魂を売り渡した男」と言われ、クラシック作曲家としての位置が危うくなります。
 天才でありながら、クラシック音楽、映画音楽双方の分野において、どっちつかずの立場が災いしたり、また、様々な誤解を受けたりと、晩年は不運が続き、その名は60歳で亡くなる前に早くも忘れ去られた感がありました。

しかし近年は、コルンゴルトの作品を「再評価」する機運が高まってきています。その代表作ともいえるヴァイオリン協奏曲ニ長調の第1楽章を聞きました。1945年の作品で、2年後にハイフェッツ(vn)の手によって初演されました。コルンゴルトを高く評価したR・シュトラウスの濃厚なロマンティシズムの血が作品全体を横溢しています。

M4:コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲ニ長調第1楽章/カルロス・ミゲル・プリエト(指揮) ミネリア交響楽団 フィリッペ・クイント(ヴァイオリン)


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2010.1.25 【プレゼント1/27〆切】「大阪シンフォニカー交響楽団 第142回定期演奏会」

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♪今週のプレゼント
大阪シンフォニカー交響楽団 第142回定期演奏会
「ベートーヴェンと世紀末ウィーンの知られざる交響曲4」

●日時:2010年2月10日(水)17時開演
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮 :寺岡清高
  演奏 :大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:
  ベートーヴェン 交響曲第8番へ長調
  フランツ・シュミット 交響曲第4番ハ長調

このチケットのペア券を3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団定期希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
たくさんのご応募ありがとうございました。


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2010年01月18日

2010.1.18 武田圭史 平家物語序章/古川博子(ソプラノ)古川五巳(ピアノ) 藤原歌劇団(コーラス)

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M1:武田圭史 平家物語序章/古川博子(ソプラノ)古川五巳(ピアノ) 藤原歌劇団(コーラス)


♪今週の表紙・顔!!!
「日本交響楽運動」の父として、黎明・発展期の洋楽界を切り開いた作曲家・山田耕筰氏(1886〜1965)。
その山田氏が作曲を学ぶためにドイツに留学したのは1910年。ちょうど100年前にあたります。山田氏は帰国後、日本で初めて本格的な管弦楽曲やオペラなどを作るようになるのですから、この「山田のドイツ留学」は、日本の洋楽史上にとって画期的な出来事だったのです。

そんな折、堺市在住の作曲家・武田圭史さんから一通の封書が届きました。武田さんは山田耕筰氏の最晩年のお弟子です。お便りには次の言葉が記されていました。

「私も73歳になりました。先生が亡くなる前の2年間、歌とはどういうものか勉強させて頂きました。(中略)
 人の心にしみる歌を書くように。歌は人の心にしみるものであり、クラシック歌曲も演歌も区別しないように—などなど、いろいろと貴重なお話をして頂きました。以来、歌作りに50年。今では素人さんが3回聞いて歌えるような曲を—と、歌作りに励んでいます」

同封された一枚のCDには、最新曲の「平家物語序章」が入っていました。
「祇園精舎の鐘の声…」云々の歌詞が、多くの日本人がもつ自然観というか宗教観というか、そういうものの琴線に触れることでしょう。

「これを聞いて、自身の人生を味わって頂きたい」(武田さん)
古川博子(ソプラノ)のソロ、古川五巳のピアノ、そして藤原歌劇団の4名のコーラスによる「平家物語序章」を聞きました。


♪よっさん対談
大阪アーティスト協会の代表・黒川浩明さんがゲストです。
第2回は梶本音楽事務所を辞め、85年に独立するまでの数年間のお話を中心にうかがいました。

「梶本での10年におよぶノウハウは、独立するうえで非常に大きな原動力になったと思うのですが、どうでしたか?」(よっさん)
「おっしゃるとおりです。しかし、それまで何十人と梶本を辞めた人間を見てきましたが、同じ業界で独立して事務所をもつなんて皆無だったのです」(黒川浩明さん)

「どうして辞められたんですか」
「10年で一区切りだと思ったのです。別にしたいことがあったからとか、明確な目標があったからというわけではなかったのです。でも、独立するまでの数年間は、現在の自分を決定づけることがいろいろとありました。
 その一つが、テレマン協会の延原さんとのお付き合いでした。まず、大阪に事務所をもつ切っ掛けとなったのが延原さんの働きかけでした。何せ、私が事務所を持つまで、あるビルの一室を、家賃を払って押さえておいてくれたんですから」

「そうですか…。さすがノブさんや!」
「それと、延原さんが関わるあるマネジメントが頓挫しかかったとき、『僕の責任ではないから降ります』と言ったことがあるのですが、そのとき『努力というのは100%の力を出すことや。今の君は98%まで出したのかもしれんが、あと1%、あと2%の力が足りないのと違うか』と指摘されたことですね。この一言は大きかった」
「なるほど。われわれは簡単に努力しましたと言うけれど、言われてみれば、本当に努力したのかは大いに疑問やね。う〜ん」

大阪アーティスト協会を設立して今年で25年。四半世紀の節目に、さまざまな思いが去来する黒川さん。最後に夢は?
「われわれの発信スペースとして、協会専用のサロンというか、小さなホールを持ちたいというのが、私を初め、共に働いてくれているスタッフの夢でもあるんです。不景気の今の時代に、口はばったいことを言うよですが…」

夢でも、人に千回語ると実現するといいます。
黒川さん、語りましょう!千回、千回! 

M2:ショパン ポロネーズト短調遺作(ショパン7歳の最初の作品)/曽我部明日香(ピアノ)


♪くらこレディオ
みなさんこんにちわ!!DJのカネヤンです。
クレーンゲームがハマってる、いやクレーンゲームのヘビーユーザーなんですが、
部屋が獲得した商品だらけになったので押入れをひとつ空にして商品専用のスペースにしました。

この前とったのはのだめカンタービレの中に登場するキャラクターのぬいぐるみを獲得しました。
なかなかこれがかわいいんですww
番組でもまた獲得した商品をご紹介しますぜ!!

さぁ今回はタワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました。

「のだめオーケストラ ベートーヴェン交響曲第7番イ長調作品92他。」よりお送りしました。
M3:ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調第4楽章/飯森範親(指揮) のだめオーケストラ
(タワーレコメンド)

「アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ『シューマン ピアノ協奏曲 ドビュッシー 映像』
M4:シューマン ピアノ協奏曲第3楽章/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ) ダニエル・バレンボイム(指揮) パリ管弦楽団
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
よっさんが30数年前に全曲をオンエアし、リスナー・プレゼントをした思い出のレコードがあります。今は手元にないそのレコード、いやCDが、「おとなの文化村」(FM大阪)の構成者が持っていたのです。それを借りてきたよっさん、さっそく当番組でかけようと思い立ちました。

テーマは「再会」。
ではでは、よっさん、それはどんなディスクなの?

「フォーカスというグループ、知らんやろな、編集長は。オランダの代表的なプログレッシヴ・ロックグループなんやけど、そのメンバーの一人でギタリストのヤン・アッカーマンが1974年に『流浪の神殿』というレコードを出してすごく話題になったんやけど」
「ロックでっか」
「そのロックギタリストが、クラシックの、それも16世紀から17世紀の前半にかけて活躍したダウランドのリュート曲を演奏したんやな」
「へ〜え、ジョン・ダウランド。イギリスの作曲家でリュートの演奏家でもあった。なるほど。リュートは昔のギターのような弦楽器で、ルネサンス・バロック期にはやったやつやね。それをロックギタリストが弾いたわけか」

「そう。ほかにベースやドラム、数本のブラスまで参加してるけど。とにかく懐かしいディスクでね。ホント、うれしい『再会』でしたな。まずはこのCDから2曲聞いてもらいましょう」

「あとはスコットランド民謡の『蛍の光』はどうでしょう。この曲、日本では別れの曲という意味合いが強いけど、原曲は懐かしい友との再会がテーマでしょ?よっさんも『再会』なら僕も『再会』で応えたいですね。時間があれば、このCDから何曲かスコットランド民謡を聞きましょう!」

M5:蛍の光(昔の友)(スコットランド民謡)/ザ・スコラーズ
M6:故郷の空(ライ麦畑で)(スコットランド民謡)/ザ・スコラーズ


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2010年01月11日

2010.1.11 ショパン 24のプレリュード作品28第15番変ニ長調「雨だれ」/仲道郁代(ピアノ)

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M1:ショパン 24のプレリュード作品28第15番変ニ長調「雨だれ」/仲道郁代(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
サンケイホールブリーゼが開催する、トーク付〈ブリーゼ・ランチタイム・コンサート〉(協力:FM大阪くらこれ企画)。
その第1回(1月12日)を飾るピアニストの仲道郁代と、トークのお相手を務めるよっさんこと吉川智明とのお話の一部を、そして当日のプログラムでもあるショパンの前奏曲「雨だれ」を聞きました。

「今年はショパンとシューマンの生誕200年。吉川さんとの楽しいトークでは、作曲家の素顔や面白いエピソードをたくさん紹介できることと思います。演奏とトーク、さらにはコンサートの前後でお食事も楽しんでいただけるわけで、五感を使ってのランチタイム・コンサートに、ぜひいらしてくださいね」 (仲道郁代)


♪くらこれ対談
2010年の第1弾は、「大阪アーティスト協会」代表の黒川浩明さんにご登場いただきました。
クラシック専門の音楽事務所である同協会は今年、設立25年の節目を迎えます。文字通り、四半世紀のその歩みは、関西クラシック界の歴史と歩調を合わせた重みを担っています。

「業界ではクロちゃんの愛称で親しまれている黒川さん。知り合ってかなりの月日が経ちますのに、こうしてマイクを通じてお話をうかがうのは初めてですね。お生まれは確か…」(よっさん)
「神戸です」(黒川浩明さん)

「クラシックは子どものころからよく聞いておられたのですか」 
「子どものころというより、中学から高校にかけてですね。これがクラシックだ—というふうに、特に意識して聞いていたわけではありませんが、結果としてクラシックのレコードはけっこう集めていましたね。梅田の大月楽器店あたりによく買いに行っていました」
「その近所にあった名曲喫茶『日響』は?」
「ええ、よく行きました」 

黒川さんが初めて音楽のマネジメント業に就いたのは、梶本音楽事務所に就職した1969年からです。最初に担当したアーティストは、ヴァイオリニストの辻久子でした。

「新人の私に、いきなり回ってきたのは辻さんのピアノ伴奏者の横に座って譜面をめくる仕事だったのです。最初はピアニストにえらく叱られましたが、だんだん慣れてきて、依頼があちこちから来るようになりました。これは勉強になりましたね」(黒川さん)

今は創業地の大阪を離れた梶本音楽事務所ですが、大手事務所での20年の勤めは、黒川さんに「起業家」としての多くの財産を残しました。続きは次回のお楽しみ—。

M2:グリーグ ≪ペールギュント≫第1組曲より、「朝」/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!僕は元気モリモリなDJカネヤンです!!
今年はいろんなことにチャレンジしていきたいですね〜♪
また番組でも近況報告しますね!!

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました。

『核なき世界〜オバマ・クラシック2』より、
M3:サメトヴァー・レボルーツェ(ビロード革命)+G線上のアリア(バッハ)/佐渡裕(指揮) 兵庫芸術文化センター管弦楽団
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
今年もアニヴァーサリー(周年記念)に当たる音楽家はたくさんいます。
まずは指揮者編として、生誕100年のジャン・マルティノン、ルドルフ・ケンペ、没後40年のジョン・バルビローリ、ジョージ・セル、そして没後20年のレナード・バーンスタインなどなど。

今回はその中から、セルとバーンスタインを取り上げました。
編集長からはセル。
死の3カ月ほど前にEMIで録音されたドヴォルザークの交響曲第8番。名演として評価の高いディスクですね。透明で精緻なアンサンブルは、死の年にあっても見事です。

一方、よっさんは今年の初買いCDを持参しました。
「バーンスタイン名演集」。
10枚1417円という大特価盤で、バーンスタインの2つの交響曲やヘンデルのメサイア(全曲)などが収録されています。その中から同じドヴォルザークの「新世界」を聞きました。

若いバーンスタインですが、テンポは意外に遅めで、晩年を想起させます。
年をいくと遅めになるのかと思いきや、これはアテ違い。「いい勉強になりました」とは、編集長の弁。

「周年記念」の音楽家は、このあとも目白押し。リスナーからのリクエストも待ってます! 


M4:ドヴォルザーク 交響曲第8番第4楽章(冒頭)/ジョージ・セル(指揮) クリ—ヴランド管弦楽団
M5:ドヴォルザーク 交響曲第8番第4楽章(コーダ)/ジョージ・セル(指揮) クリ—ヴランド管弦楽団
M6:ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第4楽章/レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・スタジアム交響楽団


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2010年01月04日

2010.01.04 R.シュトラウス 祝典前奏曲(コーダ)/ダン・エッティンガー(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

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M1:R.シュトラウス 祝典前奏曲(コーダ)/ダン・エッティンガー(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

♪今週の表紙・顔!!!
2010年―最初のページを飾ったのは指揮者のダン・エッティンガーでした。エッティンガーは1971年にイスラエルで生まれた気鋭の38歳。現在、イスラエル交響楽団やマンハイム国民劇場の音楽監督を務めています。

普段はドイツに住んでいるのですが、04年以後の毎シーズン、新国立劇場でオペラを指揮するようになってからは日本でも馴染みの指揮者になりました。その彼が今年の4月から東京フィルの常任指揮者に就任することが決まりました。

東京フィルは新国立劇場の半ば座付きオーケストラといってもよく、来年(2011年)、創業100年を迎えるわが国で最も歴史のある楽団です。エッティンガー指揮&東京フィルによるオペラ演奏は、国内外から高い評価を得ており、その実績が「常任」への道に繋がっていったといえるでしょう。

昨年秋、このコンビによるCD〈R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」ほか〉(タワーレコード企画・販売)が発売され、2009年度レコード・アカデミー賞にノミネートされるなど、いろいろと話題を集めたことは、記憶に新しいところです。

「オーケストラから厚みのある音を引き出す」ことで定評のエッティンガー指揮&東京フィルの演奏で、R・シュトラウス作曲「祝典前奏曲」のコーダ(終結部)を聞きました。正月の巻頭を飾るに相応しい壮大で明るい曲です。


♪よっさん対談
お休みいただきました。


♪くらこレディオ
みなさん!!あけましておめでとうございます!
DJのカネヤンです。
今年も宜しくお願いします♪

今年の抱負は「アクティブ」もっと遊んで、
もっと勉強する一年にしたいと思います。
リスナーのみなさんの抱負はなんでしょうか??

ぜひ、今年もくらこれにリクエストやメッセージ送ってください。
DJカネヤンにもぜひ送ってくださいね♪
さて、今回はタワーレコメンドとくらこれバースデーをお送りしました。


「アリス=紗良・オット チャイコフスキー&リスト ピアノ協奏曲第1番」より、
M2:チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調第1楽章/アリス=紗良・オット(ピアノ) トーマス・ヘンゲルブロック(指揮) ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
(タワーレコメンド)

今回は1月生まれの方々をご紹介しました!!!
その中から1月23日生まれのヴァイオリニスト“葉加瀬太郎”さんの曲を聴きました。

M3:エトピリカ/葉加瀬太郎(ヴァイオリン)
(くらこれバースデー)


♪くらこれニュース
若手ピアニストの登竜門として名高い、浜松国際ピアノコンクール=第7回=で、韓国のチョ・ソンジン(15歳)が最年少で優勝。同コンクールで弾いたチョのショパンのスケルツォ第2番を聞きました。

M4:ショパン スケルツォ第2番/チョ・ソンジン(ピアノ)


♪ズバクラ!!
新解釈のバッハ演奏で知られる演奏家で音楽学者のジョシュア・リフキン。

その彼が1965年(当時21歳)に製作した〈ザ・バロック・ビートルズ・ブック〉(ワーナーミュージックジャパン)が昨年40数年ぶりに発売され、前回の放送でそれを紹介しました。

その直後、複数のリスナーから「ぜひもう一度」とのリクエストをいただきました。いわゆるビートルズ世代の方々からです。それに応えて、今度は「ヘルプ」を聞きました。ブランデンブルク協奏曲風のパロディカルな伴奏をバックに、バロック・テノールが歌う「ヘルプ」です。

M5:HELP/ビートルズ
M6:アリア「もっと若かった頃」(ヘルプ)/ジョシュア・リフキン(指揮) マージーサイド室内楽協会アンサンブル


シャルル・ミュンシュ指揮の「幻想交響曲」(ベルリオーズ)のディスクは、ボストン交響楽団(54年・62年スタジオ録音)であれパリ管弦楽団(67年同録音)であれ、いずれも「世紀の名演」として知られています。

ところが昨年末、これら3種の正規盤を尻目に、ミュンシュ&パリ管による新たなCDが発売されたのです(67年録音)。ライヴ特有の火の玉のような「爆演」ぶりが聞き所とあって、番組ではさっそくこのCDを入手、逸早く聞いてもらいました。なるほど!レコード雑誌の批評は決してウソではありませんでした。絢爛豪華、百花繚乱、陰陰滅滅、魑魅魍魎(ちみもうりょう)、酒池肉林―の世界が見事に表現されています。

ホント!「極彩色の音絵巻」。
買って損はないディスクです!!

M7:ベルリオーズ 幻想交響曲第5楽章「断頭台への行進」/シャルル・ミュンシュ(指揮) パリ管弦楽団
M8:ベルリオーズ 幻想交響曲第2楽章「舞踏会」/シャルル・ミュンシュ(指揮) パリ管弦楽団


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2009年12月28日

2009.12.28 ブルックナー 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)第1楽章/ユベール・スダーン(指揮) 東京交響楽団 

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M1:ブルックナー 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)第1楽章/ユベール・スダーン(指揮) 東京交響楽団 

♪今週の表紙・顔!!!
2009年度(第47回)レコード・アカデミー賞特別部門(特別賞)の一つに、ローム・ミュージック・ファンデーション(京都市)が選ばれました。同財団が07年度から行っている日本のオーケストラのコンサートとCD発行への助成が対象となったのです。

前回紹介した尾高忠明指揮、札幌交響楽団のCDもそうだったのですが、今回も同様の助成でリリースされたユベール・スダーン指揮、東京交響楽団によるブルックナーの交響曲第7番ホ長調の一部を聞いてもらいました(ユニバーサル・ミュージック発売)。

細部に至るまで歌心あふれるブルックナーで、重厚長大にして要所要所で大見得を切るかつての巨匠系のスタイルとは異なっていますが、その分、自然体で聞きやすいブルックナーに仕上がっています。音楽評論家の評価も高く、09年度の推薦盤の一つに上げる人も少なからずいます。

04年度から東京交響楽団の音楽監督を務めているスダーンですが、就任以来、楽団の演奏力が著しくアップしたと聞きます。関西公演があったらぜひ聞いてみたいものですね。


よっさん対談
今月はお休みです。


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!
DJのカネヤンです〜今年最後の放送でしたねぇ〜♪
みなさん来年も宜しくお願いしますね。

また新しいクラシック音楽などご紹介していきます!!

さて、今年最後の放送はタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました。

『ドビュッシー「海」ベルリオーズ「幻想交響曲」』より、
M2:ベルリオーズ 幻想交響曲「断頭台への行進」/シャルル・ミュンシュ(指揮) パリ管弦楽団
(タワーレコメンド)

今回はタワーレコード難波店のクラシックコーナー12月の人気TOP5をご紹介しました!!その中から一曲お送りしました。
第1位 のだめカンタービレ最終楽章/のだめカンタービレ
第2位 夢やぶれて(輸入版)/スーザン・ボイル
第3位 ベルリオーズ 幻想交響曲その他/シャルル・ミュンシュ(指揮) パリ管弦楽団
第4位 ブルックナー 交響曲第9番/若杉弘(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団
第5位 夢やぶれて(国内版)/スーザン・ボイル

M3:夢やぶれて/スーザン・ボイル
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ拡大版〜2009年を振り返ってpartII
前回は日本のクラシック音楽界や関西の音楽シーンについて、編集長&よっさんが印象に残った話題を取り上げましたが、今回は番組として、また、よっさん個人が司会者として関わったコンサートやイベントの話題を回顧してみました。また、編集長&よっさんが今年買ったCDの中から特に印象深かったディスクを聞きました。取り上げた話題、CD(いずれも再発売)は次のとおりです。

1、フェスティバルホール(中之島)見納めの会(1月30日)=BGM…オッコ・カム指揮、ヘルシンキ・フィル(フェスティバルホール、82年ライヴ)。

2、ユネスコ無形文化遺産コンサート/奈良東大寺大仏殿特設舞台から(8月8日)。

3、淀川改修100周年記念祝典/治水翁・大橋房太郎に捧ぐ/合唱付き交響詩「MIO澪〜水都物語」初演(8月29日)=BGM…同ライヴ(大阪市中央公会堂)

4、宇野功芳指揮、アンサンブル・フィオレッティ スペシャルコンサート(11月28日)=同コンサートで演奏された、おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)のCD(キングインターナショナル発売)が09年度文化庁芸術祭賞レコード部門で優秀賞を受賞した。

M4:合唱付き交響詩「MIO澪〜水都物語」/牧村邦彦(指揮) 大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 中村扶実
M5:北村季晴 おとぎ歌劇「ドンブラコ」より/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ
M6:コレッリ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集より、第12番二短調「ラ・フォリア」/寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)
M7:王宮のビートルズ音楽より、楽しみ(涙の乗車券)/ジョシュア・リフキン(指揮) マージーサイド室内楽協会バロック・アンサンブル
M8:メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調 「スコットランド」第4楽章/オットー・クレンペラー(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
M9:メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調 「スコットランド」第4楽章/トーマス・ファイ(指揮) ハイデルベルク交響楽団

編集長&よっさんが取り上げたCDは、上記のように寺神戸亮(編集長)、ジョシュア・リフキン、オットー・クレンペラー、トマス・ファイ(以上よっさん)の各盤でした。


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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009.12.28 【プレゼント12/30〆切】「ニューイヤーコンサート 神戸フィルハーモニック」

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♪今週のプレゼント
「ニューイヤーコンサート 神戸フィルハーモニック」

●日時:2010年1月16日(土)14時開演
●場所:神戸文化ホール・大ホール
●出演:
  指揮 :朝比奈千足
  演奏 :神戸フィルハーモニック
●曲目:
  第一部≪ハープの饗宴≫
    ルイ13世 アマリリス
    ビゼー アルルの女より「メヌエット」
    ボロディン イーゴリ公より「ダッタン人の踊り」ほか
  第二部≪ウィーンの癒し≫
    ヨーゼフ・シュトラウス ワルツ「水彩画」
    ヨハン・シュトラウス ポルカ「そんなに怖がることはない」
    ヨハン・シュトラウス ワルツ「美しく青きドナウ」ほか

このチケットをペアで1名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「神戸フィル希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
たくさんのご応募ありがとうございました。


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2009年12月21日

2009.12.21 シベリウス 組曲『カレリア』より、「行進曲風に」/尾高忠明(指揮) 札幌交響楽団

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M1:シベリウス 組曲『カレリア』より、「行進曲風に」/尾高忠明(指揮) 札幌交響楽団

♪今週の表紙・顔!!!
寒い国のオーケストラ―と聞くとロシア、北欧、北ドイツなど、北ヨーロッパの楽団を連想してしまいますね。作曲家でいえばチャイコフスキーやシベリウス、グリーグ、ブラームスといったところでしょうか。

さて日本では?
寒いところといえば北海道、そして道内唯一のプロ・オーケストラといえば「札幌交響楽団」ですね。この札幌交響楽団は2011年に創立50周年を迎えますが、04年に尾高忠明が音楽監督に就任して以来、定期演奏会などへの観客動員数が着実に伸びているそうです。高い演奏評価に加え、監督自らが率先して小・中学校などへの「訪問コンサート」を熱心に行っている結果だともいわれています。

その尾高指揮&札幌響による新譜CD(フォンテック)を紹介しました。

収録曲は、北欧の国々が得意とするシベリウス、グリーグの有名な管弦楽作品。札幌響も、これら北欧の作品を得意としているのですから、不思議ですね。やはり気候風土と音楽は切っても切れない関係にあるのでしょうね。

この中からシベリウスの組曲『カレリア』から終曲(3曲目)の「行進曲風に」を聞きました。


よっさん対談
今月はお休みです。


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!

くらこレディオDJのカネヤンです。

今回はタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました。
タワーレコメンドで流した曲は以下の通りです。

「グルダ コンプリート・モーツァルト・テープス」より、
M2:モーツァルト ピアノ・ソナタ第13番第1楽章/フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ・拡大版〜2009年のクラシック音楽界を振り返って
〈日本クラシック音楽界2009〉をテーマに、印象に残ったニュースを、関連の音楽と共に取り上げました。

順番は以下のとおり。
1、辻井伸行/第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝(6月7日=現地時間)。

2、大阪シンフォニカー交響楽団第139回定期演奏会(10月16日)の成果に対し―09年度文化庁芸術祭賞大賞を受賞。

3、指揮者・若杉弘氏死去。74歳(7月21日)/新国立劇場オペラ芸術監督、元びわ湖ホール芸術監督。

4、大阪センチュリー交響楽団/応援コンサートが連日開催(3月2日・3日)/府の楽団であるにもかかわらず、府からの補助金が大幅に削減されたことを巡って、全国有志の多くのプロ・オケマンらが応援に駆けつけた。

5、京都市交響楽団/来年度定期演奏会等の発表記者会見(12月18日)/席上、広上淳一常任指揮者が述べた、いくつかの印象的な言葉を紹介。

M3:セーヌ川のロンド/辻井伸行(ピアノ)
M4:ワーグナー 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲/若杉弘(指揮) シュターツカペレ・ドレスデン


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2009.12.21 【プレゼント12/23〆切】「大阪シンフォニカー交響楽団 第141回定期演奏会」

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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団 第141回定期演奏会
 【作曲家の肖像画】 =チャイコフスキー生誕170年=」

●日時:2010年1月15日(金)19時開演
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮 :小林研一郎
  チェロ:遠藤 真理
  演奏 :大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:
  チャイコフスキー 弦楽のためのセレナード ハ長調 Op.48
  チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲Op.33
  チャイコフスキー 交響曲 第3番 ニ長調 Op.29「ポーランド」

このチケットをペアで3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「コバケン希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
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たくさんのご応募ありがとうございました。


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2009年12月14日

2009.12.14 アンドレ・セゴビア 光のない練習曲/鈴木大介(ギター)

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M1:アンドレ・セゴビア 光のない練習曲/鈴木大介(ギター)

♪今週の表紙・顔!!!
ギタリスト鈴木大介さんによる新譜CDを紹介しました。
〈ギターは耐え、そして希望しつづける〉(キングレコード)という、ちょっと変わったタイトルが目を引きますね。鈴木さんは一昨年、池辺晋一郎さんのソロ・ギター曲を初演しましたが、その曲の名が〈ギターは耐え―〉。

今回この曲を収録するにあたって、曲名そのものをCDタイトルにしたのです。池辺さんの師・武満氏の初期作品に「空、馬、そして死」がありますが、それを連想させるタイトルです。
 ほかに、およそ14年ぶりに録音したバッハ作品として「プレリュード、フーガとアレグロ」、「光のない練習曲」(セゴビア作曲)、ノクターナル(ブリテン作曲)など6タイトルが入っています。

武満徹から「これまでに聞いたことがないギタリスト」として賞賛された鈴木さん。満を持してのバッハ作品もさることながら、冒頭のセゴビア曲もなかなかの佳作。これを聞いてもらいました。

この曲名も「詩的」ですね。
(メインタイトルの「ギターは耐え、そして希望しつづける」は、今番組のエンディングで流しました。)


♪くらこレディオ
みなさんお元気してまっか??DJのカネヤンです。
ここ最近ですごい痩せましたのです・・・
理由は全く見当たりません。どこかに理由が落ちてませんか!!!

食って食って食いまくってんのになんでやねん!と声を上げています。
じんじんたいしゃ?しんちんたいしゃ?
・・・新陳代謝!!が活発ってことでしょうか?

そういうことにでもしといてくださいな。
女の子からしたら“食べても太らない”って理想でしょうね。。。
なんか僕恨まれませんか?

知りませんやん(笑)でも最近、久しぶりに会った人によく言われます。
痩せた?って。
筋トレでも始めます。

今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました。

「のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編」より、
M2:ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調第1楽章/飯森範親(指揮) のだめオーケストラ
(タワーレコメンド)

「フィギュアスケート ベストアルバム〜リンクを彩るクラシックの名曲たち」より、
M3:ハチャトゥリアン ワルツ〜組曲≪仮面舞踏会≫から/アンドレ・アニハーノフ(指揮) サンクトペテルブルク交響楽団
(くらこれピックアップ)


よっさん対談
今月はお休みです。


♪ズバクラ〜拡大版
編集長&よっさんは12月8日、新国立劇場(東京都渋谷区)でプッチーニのオペラ『トスカ』を鑑賞しました。

新大阪を午前10時前に発って12時半に東京着。京王新線新宿駅から1駅目の「初台」で下車。そこから中央口直結の通路を歩いて数分で「新国立劇場」。東京駅からわずか30分で劇場に着くことができるのです。開演は2時ですから、小1時間ほどの余裕ができました。終演後はまっすぐ東京駅へ。午後8時40分には新大阪に着いているのですから、その気になれば「日帰り・東京オペラ鑑賞」は楽々可能です。

なかなかヨーロッパ本場のオペラを見ることはできません。
しかし、ヨーロッパから歌手はじめ多くのアーティストが東京に集まるわけですから、ちょっとした「小ヨーロッパ旅行」の気分で東京に出向くのも悪くないですね。そう思えば東京でオペラやコンサート鑑賞は高くないのでは? なんて、ちょっと言ってみたかったよ、編集長もよっさんも!

〈主なキャスト〉
トスカ…イヤーノ・タマー
カヴァラドッシ…カルロ・ヴェントレ
スカルピア…ジョン・ルンドグレン
スポレッタ…松浦健

*演出…アントネッロ・マダウ=ディアツ/指揮…フレデリック・シャスラン/東京フィルハーモニー交響楽団、同合唱団ほか
トスカ役のタマーなど3人は、ウィーン国立歌劇場など著名舞台で活躍する実力派。

歌唱・演技の水準の高さは言うまでもありませんが、わが国唯一の本格的な国立オペラ劇場ですから、舞台装置や衣装など、その絢爛豪華さに、まずは圧倒されます。
 特に第1幕ラストの教会内で繰り広げられるスカルピアと合唱団による「テ・デウム」は圧巻の舞台でした。その中で歌われる珠玉のアリアと重唱の数々!

編集長もよっさんも、イタリア・オペラの醍醐味を堪能した一日でした。
番組では、その余韻冷めやらぬうちにと、『トスカ』から次の曲を聞きました。
それぞれ編集長&よっさんの愛聴盤です。

ホセ・カレーラスは87年に白血病のため大手術をしました。手術前のカラヤン盤(79年録音)、そして手術後復帰のマイケル・ティルソン・トーマス盤(88年録音)で、「星は光りぬ」(第3幕)の聞き比べをしました。

年齢的なものも当然加味しなければなりませんが、手術前はドラマティック・テノールのように力強い歌い方です。一方、手術後は、ファルセットを利かせた、よりリリカルな歌い方に変わっているのがわかりますね。

M4:プッチーニ 歌劇「トスカ」より、第2幕 私は芸に生き(歌に生き恋に生き)/カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
M5:プッチーニ 歌劇「トスカ」より、第1幕「テ・デウム」/ヴィクトル・デ・サバタ(指揮) ミラノスカラ座管弦楽団&合唱団 ティト・ゴッヒ(バリトン)
M6:プッチーニ 歌劇「トスカ」より、第3幕「星は光りぬ」/カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ホセ・カレーラス(テノール)
M7:プッチーニ 歌劇「トスカ」より、第3幕「星は光りぬ」/マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) ハンガリー国立交響楽団 ホセ・カレーラス(テノール)


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2009.12.14 【プレゼント12/16〆切】「ニューイヤーコンサート2010」

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♪今週のプレゼント
「ニューイヤーコンサート2010」
●日時:2010年1月9日(土)開演 14:00 / 開場 13:00
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮  :オーラ・ルードナー
  ソプラノ:ナターリア・ウシャコーワ
  テノール:メルツァード・モンタゼーリ
  演奏  :ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
●曲目:
  ヨハン・シュトラウス2世 オペレッタ『ジプシー男爵』序曲
  レハール オペレッタ『メリー・ウィドウ』から愛のワルツ「ときめく心に唇は黙し」
  ロッシーニ オペラ『ウィリアム・テル』序曲
  ヨハン・シュトラウス2世 ワルツ『美しく青きドナウ』

このチケットを2名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「ニューイヤーコンサートチケット希望」と書いて、
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FAXは06-4396-0869まで。
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締切は12月16日(水)です。
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2009年12月07日

2009.12.7 魔王 -Hero and Smile- / 松本あすか(ピアノ)

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M1:魔王 -Hero and Smile- / 松本あすか(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
クラシック音楽をジャズやポップ調に編曲、既成のピアニスト、アレンジャーには真似のできない独自のピアニズムを開拓している松本あすかさんの新譜と彼女からの「ひと言メッセージ」を紹介しました。

松本あすか第2弾のCDは〈ピアノ・エスプレッシーヴォⅡ〉(キングレコード)。

「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章」(モーツァルト)や「ワルトシュタイン第1楽章冒頭」(ベートーヴェン)といったクラシカルな曲ほか松本自作4作品計13曲が収録されています。
 その中から、シューベルトの歌曲「魔王」冒頭のピアノ伴奏の基本音形をモチーフにした松本版「魔王」を聞きました。ゲスト・ミュージシャンとして、三沢またろう(パーカッション)、神保彰(ドラム)が参加しています。


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!くらこレディオDJのカネヤンです!
12月に突入しました〜!今月も張り切って行きましょう!
今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれバースデーをお送りしました。

M2:プッチーニ 歌劇≪ジャンニ・スキッキ≫〜私の愛しいお父さま/幸田浩子(ソプラノ) 現田茂夫(指揮) フェラーラ市管弦楽団
(タワーレコメンド)

クラシックに関わりのある方の誕生日を勝手に!!お祝いしちゃおう♪
というこのコーナー!!
今回は12月生まれの方々をご紹介しました。
12月13日の誕生日が俳優の瑛太さんということで、彼が出演しているのだめカンタービレのテーマソングの曲を聴きました!!

M3:ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー/プレヴィン(指揮&ピアノ) ロンドン交響楽団
(くらこれバースデー)


♪年末特集〜日本クラシック音楽データから
11月13日、大阪市内のホールで日本クラシック音楽事業協会(東京都)と関西クラシック音楽ネットワークとの東西連携による音楽シンポジウムが開かれました。

テーマは「関西クラシック界の課題と戦略作り」。

プロ集団だけに「テーマも堅く、不景気な状況下だけに内容も暗かった」が、出席した編集長&よっさんの感想でした。
 当日配布された基礎データとして、「ぴあ白書」などさまざまな貴重な音楽データが2人の手元に残りました。これをリスナーの皆さんに紹介しようということで、このような企画になりました。


♪ズバクラ!!
12月5日はモーツァルトの命日でした。

モーツァルト生誕250年の2006年は、世界中が”モーツァルト・イヤー”で盛り上がりました。
しかし、今年はどうだったでしょうか。
わが「くらこれ!」でも、数えられるくらいでしかモーツァルトを取り上げませんでした。

「モーツァルト御免なさい」—そんな懺悔の気持ちで、久しぶりにモーツァルトを取り上げました。
その紹介ディスクを1枚に絞りました。

48歳、白血病で亡くなったハンガリーの名指揮者フェレンツ・フリッチャイ(1914〜1963)がベルリン放送交響楽団を指揮した『大ミサ曲ハ短調』から「サンクトゥス」、そして今年没後10年を迎えた名ソプラノ、マリア・シュターダーが歌う「ラウダーテ・ドミヌム」(ヴェスペレから)を聞いていただきました。

なお、ミサ曲独唱は、シュターダー以外にヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、イヴァン・サルディ(バス)、合唱は聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊です。

M4:モーツァルト ラウダーテ・ドミヌム/フェレンツ・フリッチャイ(指揮) ベルリン放送交響楽団 マリア・シュターダー(ソプラノ)
M5:モーツァルト 『大ミサ曲ハ短調』から「サンクトゥス」/フェレンツ・フリッチャイ(指揮) ベルリン放送交響楽団


番組の終わりに
M6:水上の音楽 -Greeting- / 松本あすか(ピアノ)


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2009.12.07 【プレゼント12/9〆切】「大阪シンフォニカー交響楽団 特別演奏会【感動の第九】」

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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団 特別演奏会【感動の第九】」
●日時:2009年12月26日(土)午後2時開演
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮  :寺岡清高
  ピアノ :小林 五月
  ソプラノ:石橋 栄実
  アルト :小林 久美子
  テノール:竹内 公一
  バリトン:萩原 寛明
  合唱  :大阪シンフォニカー感動の第九特別合唱団2009
  合唱指揮:中村 貴志
  大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:
  シューマン  ピアノ協奏曲 イ短調
  ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 「合唱」

このチケットをペアで3組の方にプレゼント!!!

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締切は12月9日(水)です。
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2009年11月30日

2009.11.30 ジョン・トーマス 『2台のハープのためのグランド・デュエット』第1楽章/ハープデュオ〈ファルファーレ〉

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M1:ジョン・トーマス 『2台のハープのためのグランド・デュエット』第1楽章/ハープデュオ〈ファルファーレ〉 

♪今週の表紙・顔!!!
ハープデュオ〈ファルファーレ〉による新譜「眠れる森のファルファーレ」からイギリスの作曲家ジョン・トーマス(1826〜1913)の『2台のハープのためのグランド・デュエット』の第1楽章を聞きました。

松村多嘉代・衣里姉妹によるファルファーレは、世界でも珍しいハープ・デュオで、地味な活動ながら国内外で着実に演奏実績を積み上げている人たちです。このほど出た新譜には、モーツァルト作品を初めラヴェルの「マ・メール・ロワ」などの美しい作品が収められています。なかでもトーマスの『2台のハープ—』は、60年代フランス・イタリアの映画音楽を彷彿とさせるような甘美で切ないメロディーが散りばめられた佳作です。

ヴィクトリア女王専属のハーピスト、トーマス。その音楽から19世紀後半のイギリス趣味の一端を垣間見ることができそうです。このCDはファルファーレの公式サイトなどで購入することができます。


♪くらこれ対談
今年デビュー10周年を迎え、大阪などで記念コンサートを開いたヴァイオリニストの吉田恭子さんがゲストです。

「前回は釣りが好きだった少女時代や師であるアーロン・ロザンドさんのお話などを伺いましたね」(よっさん)
「ええ。先生のお話をもうひとつさせて頂きたいのですが、先生はゴルフがとても上手な人でしてね。先生がおっしゃるには、ゴルフやテニスはヴァイオリンのためにもいい勉強になるんですって。ボールを打つ瞬間、うまく脱力しないことには目指す方向にちゃんと飛んでいかないのだそうです。確かにヴァイオリンも弓を持つ右手や肩に無駄な力が入っていたら、硬くなっていい音が出せませんからね」(吉田恭子さん)

「なるほどね。今度、広上淳一指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲やグラズノフの瞑想曲などが入ったCDを出されましたが、広上さんは吉田さんから見てどういう指揮者ですか」
「今の話と繋がるのですが、広上さんは『とりあえず全体を通してやってみましょう』と言って演奏に入っていかれるタイプの指揮者なんです。たとえて言えば、いきなり800メートル走を走り抜く感じですね。でもそうすることによって、息の長い旋律を演奏することができます。全体を通した後、あと部分部分に多少の注文を受けることがありましたけれど、広上さんのそうした方法だと無駄な力が入らずに精神的にもゆとりが出来るのです。うまい人だなあと感心してしまいました」

吉田恭子さんは自主リサイタル以外に、7年前から全国の小・中学校を巡る「ふれあいコンサート」も熱心に開いています。これまで約280公演、およそ7万人以上の生徒が吉田さんのヴァイオリンを聞いたことになります。

こうした草の根の演奏活動を続けている人がいることを、政府の特に予算「仕分け業務」の人たちはどう考えているのでしょうか。
個人では限界があります。
やはり公的機関のサポートが、文化には必要なのです。
吉田さん、ご健闘を祈ります。

M2:グラズノフ 瞑想曲/広上淳一(指揮) アンサンブル金沢 吉田恭子(ヴァイオリン)


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました!!

M3:夢やぶれて/スーザンボイル
(タワーレコメンド)

タワーレコード難波店クラシックコーナーの11月のチャートTOP5をお伝えしました!

第1位 「dream」/宮本笑里(ヴァイオリン)
第2位 ベートーヴェン 交響曲全集/マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) その他、
第3位 バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻/マウリツィオ・ポリーニ
第4位 バッハ 管弦楽組曲(全4曲)  ブランデンブルク協奏曲(全6曲)/パブロ・カザルス(指揮) マールボロ音楽祭管弦楽団
第5位 ビリーヴ/キャサリン・ジェンキンス

この中から第1位の宮本笑里の「dream」から以下のナンバーをお送りしました。
M4:break/宮本笑里(ヴァイオリン)
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
『レコード芸術』12月号の特集は「世界の名指揮者ベスト・ランキング2009」。
本誌に登場する音楽評論家50人と読者が選んだもので、総合第1位はドイツの巨匠フルトヴェングラー(1886〜1954)でした。11月30日、その命日に当たる放送日。番組はフルトヴェングラーのフランクの交響曲ニ短調とブラームスの交響曲第2番(各抜粋)ほかを聞きました。

2つのシンフォニー。
共に1945年1月28日、ウィーン・フィルを振ったライヴです。
このころナチス・ドイツは崩壊間近(ヨーロッパ戦線は同年5月に終結)で、フルトヴェングラー自身、この直後にスイスに亡命します。その直前ライヴの鬼気迫る音がここに収録されているのです。ほか死の3カ月前に録音された最後の演奏会からベートーヴェンの「大フーガ」(オーケストラ版)を聞きました。

死後55年経っても、モノーラルの音源しか残せなかったフルトヴェングラーがなぜ堂々の第1位となるのでしょうか。
「これは現代への警鐘だ」。
そう言ったのは編集長でした。

「今、スーパー・オーディオCDなどディスクの音源は、録音技術の究極に限りなく近づいている状態です。そうした時代にあって、多くのクラシック関係者やファンは、55年前に亡くなったフルトヴェングラーを忘れずにいる。おそらく彼の音楽が示す、精神性の高い、深い音楽を聞きたいという欲求と同時に、今の指揮者への何らかの警鐘が含まれているように思えます」

ちなみに、総合ランキング(50位まで)の中にいる日本人は、25位の朝比奈隆と34位の小澤征爾の両氏だけでした。

M5:フランク 交響曲二短調第3楽章(冒頭)/ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M6:フランク 交響曲二短調第3楽章(コーダ)/ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M7:ブラームス 交響曲第2番ニ長調第4楽章/ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M8:ベートーヴェン 「大フーガ」(オーケストラ版)/ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年11月23日

2009.11.23 貴志康一 日本歌曲集より「花売娘」/小栗まち絵(ヴァイオリン) 戎洋子(ピアノ) 坂本環(ソプラノ)

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M1:貴志康一 日本歌曲集より「花売娘」/小栗まち絵(ヴァイオリン) 戎洋子(ピアノ) 坂本環(ソプラノ)
M2:貴志康一 日本歌曲集より「かごかき」/小栗まち絵(ヴァイオリン) 戎洋子(ピアノ) 坂本環(ソプラノ)

♪今週の表紙・顔!!!
今年生誕100年の大阪生まれの作曲家・貴志康一(1909〜1937)。

28歳で亡くなった夭折の天才として、今はその名を知る人も多くなりましたが、一昔前は、一部の音楽関係者か愛好家しか知りませんでした。
 ところが近年、特に昨年から今年にかけて、貴志生誕100年を記念するコンサートやオペラ公演、シンポジウムなどが大阪・尼崎を初め東京、そして海外では貴志ゆかりのベルリンで行われたことで、クラシック・ファンを中心に、かなりの人が「貴志康一」の名を知るようになりました。

戦後間もなく、貴志の偉業を最初に、しかも肌で感じとった日本人は、物理学者の湯川秀樹博士だったかもしれません。
 1949年(昭和24年)11月、ノーベル物理学賞を受賞した湯川博士は、授賞式後の晩餐会で、ストックホルム・フィルの演奏する貴志のヴァイオリン曲「竹取物語」を聞いたからです。びっくりしたのは博士よりも同席のスミ夫人でした。貴志康一は、女学校時代からの友人、山本あやの兄だったからです。
 貴志が亡くなって12年。ストックホルムの心ある音楽家(誰であるかは不明)は、貴志が日本を代表する作曲家の一人であることを知っていたのでしょう。

番組は貴志の歌曲「花売娘」と「かごかき」を聞きました。


♪くらこれ対談
ウィーン在住のソプラノ歌手・中嶋彰子さんが3度目のゲスト出演です。

「ウィーンはどこのお住まいですか」(よっさん)
「19区です。ウィーンはリング状になった街ですが、その北側です」(中嶋彰子さん)
「いわゆるウィーンの森ですね」
「ええ。そこが散歩道にもなっています」
「素晴らしい!うらやましい!ウィーンを観光する日本人に、何かお薦めのコースはありますか」
「ガイドブックに書かれていないところに、ぜひ踏み込んでほしいですね」
「迷子になりますよ」
「迷子になってくださいって、逆に言いたいですね。迷子になっても、ウィーンは小さな街ですから大丈夫。お薦めは、ガイドブックにない、知られていない小さなお店、例えばおじさんばっかりの居酒屋とか、何十年も続いている小さなコーヒー店とか…、自分で発見してそこに入って行けば、おそらく楽しい時間を過ごせると思います」

「歌手のお立場から見て、いい指揮者ってどんな人ですか」(よっさん)
「やはり『歌』とか『声』についてよく知っている人ですね。楽譜どおりにやってくれ、そこはレガートではない、ポルタメントもダメといっても、歌はそれを外したら歌でなくなる場合が多いのですから」(中嶋彰子さん)
「尊敬する指揮者は?」 
「カルロス・クライバーですね。空中に絵を描くように指揮する、あのエレガントに踊るような指揮ぶりがいいですね。そこからは音楽が魔法のように生き生きと聞こえてくるのです」
「俺について来い式のタクトではない」
「そうなの。一緒について来ない? どう?って、乗せるのがとってもうまい指揮ぶりでしょ」
「日本人指揮者では?」
「大野和士さん。あの方も声楽を愛しているというのがよくわかります。そして、広上淳一さんもいいですね」

コンサート後、「乾杯」のささやかな宴には必ず出席するという中嶋さん。
周りの音楽家は「皆飲み仲間」。
「酒を飲まない音楽家なんて信じられない」と言って、対談を終えました。 

M3:ヨハン・シュトラウス2世 美しき青きドナウ(編曲版)/ヨセフ・レヴィンス(ピアノ)
M4:スカルラッティ すみれ/中嶋彰子(ソプラノ) ニルス・ムース(ピアノ)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!くらこレディオDJのカネヤンです♪
お鍋の美味しい季節ですがみなさんは何鍋が好きですか?
僕はもつ鍋ですね〜コラーゲン大好きです!!

以外に肌に気を使っているんですよ(笑)

はいはい、意味のわからない話はここまでにして今回はくらこレディオどんなのしたのかなぁ??

今回はタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました!

「NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』オリジナル・サウンドトラック」より、
M5:Stand Alone/サラ・ブライトマン×久石 譲
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
ピアニスト・白石光隆さんがリリースした新譜CD「ピアノによるルロイ・アンダーソン」(キングレコード)を紹介しました。

白石さんはこれまで、キングレコード・スタッフらの協力を得ながら、巨匠クラスの指揮者が作曲した作品集を出すなど、新たな視点で自身のピアニズムを開拓している一人です。今回のアンダーソンもその流れに沿ったものといえるでしょう。

ルロイ・アンダーソン(1908〜1975)は「アメリカ軽音楽の巨匠」と言われている人で、代表作の「タイプライター」や「トランペット吹きの休日」などは、運動会やテレビCM・効果音、またはBGMとして、誰もが一度は耳にしている曲です。

白石光隆さんのピアノ(アンダーソン編曲)と、エリック・カンゼル指揮、ロチェスター・ポップス・オーケストラで、同じ曲を両者聞き比べでお届けしました。

M6:ルロイ・アンダーソン そり滑り/白石光隆(ピアノ)
M7:ルロイ・アンダーソン そり滑り/エリック・カンゼル(指揮) ロチェスター・ポップス・オーケストラ
M8:ルロイ・アンダーソン タイプライター/白石光隆(ピアノ)
M9:ルロイ・アンダーソン タイプライター/エリック・カンゼル(指揮) ロチェスター・ポップス・オーケストラ


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2009年11月16日

2009.11.16 古関裕而 高原列車は行く/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

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*この日の「くらこれ!」は、放送機器点検のため30分の短縮バージョンでお送りしました。

M1:古関裕而 高原列車は行く/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

♪今週の表紙・顔!!!
FM大阪開局40周年・大阪アーティスト協会25年記念特別企画〈宇野功芳指揮、アンサンブル・フィオレッティ スペシャルコンサート〉が11月28日、神戸新聞松方ホールで開催されました。

第1部は、先週もお話しましたように、おとぎ歌劇『ドンブラコ』(北村季晴作詞・作曲)全曲を演奏会形式で披露します。
第2部と第3部は、今年生誕100年を迎えた2人の作曲家、貴志康一と古関裕而の作品を取り上げます。

古関裕而(1909〜1989)は福島市の裕福な呉服屋の長男として生まれました。父親が音楽好きで、当時珍しかった蓄音機で、時間があれば民謡や行進曲、謡曲などを聞いていたといいます。裕而少年もそんな環境の中で育ち音楽が大好きになり、早くも小学校高学年のときには、クラスメイトの詩に曲をつけていたそうです。
 20歳のとき、イギリスの出版社が主催するクラシック系の作曲コンクールに応募、自作が2等の栄誉を受けました。イギリス留学が特典だったのですが、その頃、家業は大きく左に傾き、留学どころではなくなっていたのでした。すでに交響曲を2曲書いていた彼ですが、留学を断念したのです。

その直後、日本での彼の運は大きく開けていきます。
結婚、そして山田耕筰の推薦で日本コロムビアの専属作曲家になったのです。日本歌謡史に残る数々の名作が誕生していく背景には、クラシックの作曲家になる夢を断念した”断腸の思い”が大きな原動力としてあったと想像されます。

1954年(昭和29年)、岡本敦郎が歌って大ヒットした「高原列車は行く」を聞きました。軽やかで清潔なロマンティシズムは、古関メロディーの一つの特徴といえるでしょう。


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
ホームページ見ていただいてありがとうございます!
番組は遅い時間の放送ですが聴き逃した方はこのブログをぜひチェックしてください。

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドのみでお送りしました。

新倉瞳『ラルゴ〜愛の挨拶』から、
M2:エルガー 愛の挨拶/新倉瞳(チェロ)
(タワーレコメンド)


番組後半は次のコンサート、オペラ公演の情報を、それぞれに関連した音楽と共にお届けしました。

ショパン生誕200年記念「ショパンの光と影〜音符で辿るその生涯」=3回シリーズ=第1回/11月17日/いずみホール/関西在住ピアニストほか
M3:ショパン バラード第1番ト短調/仲道郁代(ピアノ)

廣瀬量平メモリアル演奏会「廣瀬量平の遺産」/11月19日/京都コンサートホール/広上淳一指揮、京都市交響楽団
M4:廣瀬量平 午後のパストラル/エマニュエル・クリヴィン(指揮) 南西ドイツ室内管弦楽団

関西二期会定期/ベートーヴェン…オペラ『フィデリオ』/11月21、22日/尼崎アルカイックホール/飯守泰次郎指揮、栗山昌良演出、関西フィル/所属歌手出演
M5:ベートーヴェン  歌劇≪フィデリオ≫序曲/カール・ベーム(指揮) ドレスデン・シュターツカペレ


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2009.11.16 【プレゼント11/18〆切】「大阪シンフォニカー交響楽団 第140回定期演奏会【晩秋の巴里】」

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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団 第140回定期演奏会【晩秋の巴里】」
●日時:2009年11月25日(水)開演19:00 開場:18:00
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮:秋山和慶
  ピアノ:小山実稚恵
  大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:
  ルーセル シンフォニエッタ
  サン=サーンス ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調「エジプト風」
  オネゲル 交響曲第3番「典礼風」

このチケットを3組6名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「シンフォニエッタ希望」または「エジプト風希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は11月18日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009年11月09日

2009.11.09 ベートーヴェン 交響曲第9番二短調≪合唱≫第4楽章(コーダ)/レナード・バーンスタイン(指揮) バイエルン放送交響楽団[西ドイツ] ドレスデン国立管弦楽団員[東ドイツ]

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*この日の「くらこれ!」は、放送機器点検のため30分の短縮バージョンでお送りしました。

M1:ベートーヴェン 交響曲第9番二短調≪合唱≫第4楽章(コーダ)/レナード・バーンスタイン(指揮) バイエルン放送交響楽団[西ドイツ] ドレスデン国立管弦楽団員[東ドイツ]


♪今週の表紙・顔!!!
11月9日、「ベルリンの壁」が崩壊してちょうど20年を迎えました。ベルリンではクリントン元米大統領らを迎えて20周年記念式典を行うなど、さまざまな関連行事が計画されているようです。

崩壊直後の1989年12月25日、音楽の分野でも異例のコンサートが開かれました。場所は旧東ベルリンのシャウシュピール・ハウス。アメリカの指揮者レナード・バーンスタインのもとに、欧米の東西を代表するオーケストラ、合唱団、ソリストが一堂に会し、ベートーヴェンの第九交響曲を演奏したのです。第4楽章の「フロイデ」(喜び)の箇所を「フライハイト」(自由)に変えて歌ったことは、象徴的なエピソードとして今後も語り継がれることでしょう。

「今週の表紙・顔」は、この歴史的ライヴから第4楽章のコーダ(終結部)を聞きました。
ちなみに、参加したオーケストラと合唱団、ソリストのすべての名を列挙しておきました(いずれも各個人は有志参加です)。

【楽団】バイエルン放送交響楽団/ドレスデン国立管弦楽団/ニューヨーク・フィル/ロンドン交響楽団/レニングラード・キーロフ劇場/パリ管弦楽団
【合唱】バイエルン放送合唱団/ベルリン放送合唱団/ドレスデン・フィル児童合唱団
【独唱】ジューン・アンダーソン/サラ・ウォーカー/クラウス・ケーニヒ/ヤン=ヘンドリク・ローテリング


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
今回はくらこれは短縮放送だったので、くらこレディオもレコメンドのみでお送りしました。

タワーレコード難波店はいつもお世話になってるのもあるんですが、個人的によく行きます。
視聴してるだけで結構時間を使います・・いやいや、買いましょうよ!!
もちろん気にいったり、好きなアーティストは買いますよ♪

クラシックも最近はほとんど買ってないので・・・タワレコ難波店さーん!!
今度おじゃましますね\(^o^)/

「マルタ・アルゲリッチ『ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番 モーツァルト ピアノ協奏曲第18番』」より、
M2:モーツァルト ピアノ協奏曲第18番第3楽章/オイゲン・ヨッフム(指揮) バイエルン放送交響楽団 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
FM大阪開局40周年・大阪アーティスト協会25年記念特別企画〈宇野功芳指揮、アンサンブル・フィオレッティ スペシャルコンサート〉が11月28日、神戸新聞松方ホールで開催されました。3部構成の第1部は、おとぎ歌劇『ドンブラコ』(北村季晴作詞・作曲)全曲を演奏会形式でお届けします。

1914年(大正3年)、宝塚少女歌劇団(現宝塚歌劇団)が第1回公演として選んだ演目です。明治45年の初演から数えておよそ100年を経た今年、宇野功芳指揮、アンサンブル・フィオレッティが『ドンブラコ』のCDを初リリース、半年後の今月、宝塚に近い神戸で全曲を再演する注目のコンサートなのです。

この『ドンブラコ』は日本の童話「桃太郎」を題材にしたもの。番組は様々な桃太郎バージョンの歌を紹介したあと、本編『ドンブラコ』のエンディングを聞きました。

M3:桃太郎/Coba-U
M4:桃変化でいこう/ピーチ・ボーイズ
M5:桃太郎行進曲/美空ひばり
M6:北村季晴 おとぎ歌劇「ドンブラコ」/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ


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2009年11月02日

2009.11.02 ラロ スペイン交響曲二短調第1楽章/ティボール・ショーケ(指揮) 南西ドイツ交響楽団 アーロン・ロザンド(ヴァイオリン)

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M1:ラロ スペイン交響曲二短調第1楽章/ティボール・ショーケ(指揮) 南西ドイツ交響楽団 アーロン・ロザンド(ヴァイオリン)

♪今週の表紙・顔!!!
このほどリリースされた〈VOXヴィンテージ・コレクション第2弾=全10タイトル〉(コロムビアミュージックエンタテインメント発売)からアーロン・ロザンド(ヴァイオリン)の奏でるスペイン交響曲(ラロ作曲)を紹介しました。

アメリカ生まれのアーロン・ロザンド(1927〜)は82歳の「巨匠世代最後の生き残り」とも言われている人です。LP時代の初期から活躍していたヴァイオリニストですが、廉価盤に多く録音していたため、特に日本では”廉価盤奏者”のレッテルを貼られてしまい、今ひとつパッとしない不運を背負ってしまいました。

1980年、初来日した頃から、一部の愛好家が熱心に彼の演奏を評価するようになりました。やがて来日も2度、3度…、 90年代の後半、彼70歳前後からようやく日本の聴衆は、ロザンドを「マエストロ」の一人に数えるようになったのです。

そのロザンドが10月、50年以上も使っていた愛器ガルネリ”コハンスキー”(1741年製作)をロシアの富豪に9億円で売却することを決めました。名手ポール・コハンスキーが使っていたこのヴァイオリン、富豪は新たに「ロザンド」と命名するそうです。

ロザンドのソロによる9億円のスペイン交響曲(ショーケ指揮・南西ドイツ放送交響楽団)=第1楽章=を聞きました。


♪くらこれ対談
今年6月、米ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初の優勝者となった辻井伸行さんがゲストです。

「お久しぶりです。ここで改めて言わせてください。優勝おめでとうございます!」(よっさん)
「ありがとうございます」(辻井伸行さん)

「クライバーンというアメリカのピアニストは、米ソの冷戦時代、第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝した人として今も語り継がれている人ですが、実際に会った印象はどうでしたか?」
「優勝した時、僕をしっかり抱きしめてくれて、とってもうれしかったですね。細くて背が高い、そして心の優しい人でした。僕がピアノを弾くときは毎回聞きに来てくださって…」

「他のコンクールに比べて自由曲が多いと聞きました。課題曲の多いコンクールも演奏家泣かせでしょうが、自由曲の多いコンクールも大変だったのでは?」
「それは大変でした。課題曲は現代曲でしたが、それ以外は自由曲。でも、ソロ以外に室内楽やコンチェルトの曲も用意しなければなりませんでしたから、受けるまでの準備が大変だったのです。
 実際のコンサートでは、それらの自由曲をプログラムに入れてあちこちで弾きましたから、お陰で当日はそれほど緊張せずにすみました。むしろ楽しんで演奏したくらいです」

「それは秋に出されたコンクールのライヴ盤を聞いて強く感じました。コンクールというより、普通のコンサート・ライヴという”ノリ”でしたよ。
 で、優勝以前から『全盲のピアニスト』と呼ばれていましたが、そう呼ばれることに対してどう感じますか」
「そうですね。やはり一人のピアニストとして見てほしいと、僕は思っています」

「なるほどね。優勝後、あるマスコミに『これからは恋もしたい』と話していましたね。恋の相手は見つかりましたか」
「いえ、まだです…。将来恋をして、その人のために自分の曲を捧げたいと思っています」

「来年は日本、アメリカに加えてヨーロッパでのツアーも始まりますね。大阪での公演、また行かせてもらいます。では、今日はありがとうございました」

M2:ショパン 別れの曲/辻井伸行(ピアノ) 
M3:ベートーヴェン 交響曲第9番二短調第4楽章/シプリアン・カツァリス(ピアノ)


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
さて今回のくらこレディオは
タワーレコメンドとくらこれバースデーの二本立てでした!

木村大アルバム「INFINITY mugen DAI」より、
M4:HOME / 木村大(ギター) 
(タワーレコメンド)

今回は11月生まれの方々をご紹介しました!!
その中から11月5日生まれ、そして18日生まれ兄斎藤守と圭土のピアノデュオ“レ・フレール”
誕生日ということでレ・フレールの曲を少しですが聴きました!

M5:CROSS第1番/レ・フレール(ピアノ)
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
学校や職場のブラスバンド部にいる人たちにとって「マーチ王」が誰であるか、知らない人はまずいないでしょう。アメリカの「マーチ王」ジョン・フィリップ・スーザ(1854〜1932)の誕生日が11月6日—ということで、スーザの行進曲を数曲聞きました。

オリジナルのブラスを聞くのもいいですが、そこは「くらこれ!」、オーケストラによるスーザ・マーチの醍醐味をお届けしました。

ワシントンD.C.に生まれた都会っ子のスーザ。父親はワシントン海兵隊のトロンボーン奏者でした。そんな家庭環境もあって、13歳のとき、父親のコネで同じ楽団へ。
 5年後そこを辞め、各地の楽団を渡り歩きます。20代半ば、父親のいる楽団の指揮者に抜擢、さらに作曲も手がけるようになります。「ワシントン・ポスト」や「雷神」といった代表曲はこの時期に書かれています。

38歳で「スーザ吹奏楽団」を結成。生涯をこの楽団の総帥として送ります。100曲以上の作品の中に、大傑作として知られる「星条旗よ永遠なれ」を忘れてはいけません。米国歌「星条旗」(1931年制定)に次ぐ”第二の国歌”といわれています。 

この「星条旗よ永遠なれ」。番組は、よっさんの愛聴盤であるピエール・モントゥー指揮、サンフランシスコ交響楽団(1948年録音)の演奏で聞きました。

73歳のモントゥー、メチャメチャ上機嫌で、マーチのダ・イ・ゴ・ミを聞かせています。
モントゥー一流の弦の歌わせ方は、生粋アメリカ人のバーンスタインとは少し違いますね。

M6:ジョン・フィリップ・スーザ ワシントン・ポスト/レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック
M7:ジョン・フィリップ・スーザ 星条旗よ永遠なれ/ピエール・モントゥー(指揮) サンフランシスコ交響楽団


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2009.11.2 【プレゼント11/4〆切】森麻季ソプラノリサイタル

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♪今週のプレゼント
「森麻季ソプラノリサイタル」
●日時:2009年11月18日(水)開演19:00
●場所:いずみホール
●出演:
  森麻季(ソプラノ)
  山岸茂人(ピアノ)
●曲目:
  ヘンデル オンブラ・マイ・フ〜「セルセ」より
       涙の流れるままに〜「リナルド」より

このチケットを3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「ソプラノリサイタル希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は11月4日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年10月26日

2009.10.26 ショパン 夜想曲第2番変ホ長調(タレガ編曲)/村治佳織(ギター)

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M1:ショパン 夜想曲第2番変ホ長調(タレガ編曲)/村治佳織(ギター)

♪今週の表紙・顔!!!
「オトナの女になったナ…」。
ギタリスト村治佳織の新譜CD「ポートレイツ」(デッカレーベル)の音を聞いて、編集長は溜息交じりでそう言いました。93年にデビューアルバムをリリースして以来、今年10月のこのCDで16タイトル目。

16歳のデビューだから、今は当然オトナの女になっているには違いないのですが、その音色と音の運び方がより洗練され、落ち着いた趣を出しているのがこのCDの特徴といえるでしょう。編集長はきっと、そのことを言っていたのでしょう。

収録曲は坂本龍一の「戦場のメリー・クリスマス」に始まって、武満徹編曲による「ギターのための12の歌」から5曲、バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」から3曲などなど計19曲。その中からショパンの有名な夜想曲第2番変ホ長調(タレガ編曲)を聞きました。

〈村治佳織/関西公演情報〉
11月28日(土)午後4時開演のいずみシンフォニエッタ大阪第23回定期演奏会(いずみホール)に出演、ヴィラ=ロボスのギター協奏曲(1951年作曲)を演奏します。


♪くらこれ対談
雅楽師の東儀秀樹さんとヴァイオリニストの古澤巌さんによる「全国ツアー2009」は8月の神戸から始まっています。ラスト公演は10月31日の大阪・梅田芸術劇場で。「大阪のお客さんは、いつもノリノリで楽しくさせてくれます。だからツアーの最後はいつも大阪なんです」と話す東儀さん。2度目のご登場です。

「笙(しょう)や篳篥(ひちりき)といった雅楽の管楽器とヴァイオリンなどのいわゆる洋楽器とのコラボによるコンサートを熱心に開いておられますが、他の楽器と組む際、違和感のようなものはありますか」(よっさん)
「まったくありませんね。宮内庁に入って三十数年になりますが、それ以前から、また雅楽と並行して、友だちとバンドを組んでギターやピアノ、ベース、シンセサイザー、ドラムなど、およそ一般のセッションで用いる楽器をある程度使えるようになっていましたから、現在、洋楽器の人と組んでも何も不自由なことはありませんね。
 しかも、宮内庁では、入ると同時にヴァイオリンやチェロなど、クラシックの楽器を習得するのが必修になっていまして、僕はチェロを選びましたが、クラシックの人たちとのコラボができるのも、そのお陰ですね」(東儀秀樹さん)

「なるほど。今のオールラウンドな活躍ぶりの素地は、若いときからあったんですね」
「ええ。雅楽演奏家である僕が、いきなりポップスやジャズ系の人と一緒に音楽をやっていけるのもそれがあるからだと思っています。セッションしていて、そこは誰それのようにタイトに、あるいはルーズにというように細かく指示できますから」

東儀さんのお話、最後は音楽のことを離れて「生き方」の問題に広がっていきました。
「マスト(〜ねばならない)という拘束から自分を解き放して、できるだけ自由に、フレキシブルにアンテナを張っていたい。音楽もカテゴリーで聞いているわけではありません。
 たとえばクラシックなら、バッハだったりベートーヴェンだったり、ショスタコーヴィチであったりと、その時々で曲との相性を見つけながら聞いていますね」

M2:Feel It!/東儀秀樹
M3:地球よ、優しくそこに浮かんでてくれ/東儀秀樹


♪くらこレディオ
いつもくらこれのブログを見ていただいてありがとうございます!!
さぁカネヤンのコーナーも見ていってくださいよ〜♪
スルーしちゃいやよ♪なんて言ってますが寄ってるわけではありませんよ。

最近携帯電話を機種変更して気分がいいんです!!ジョン・カビラです!
画質が今まででもいいと思ってたのにまた綺麗になってる・・・
限界を知らないのか・・・携帯の世界は。
画面が大きすぎて普通の画像は待ち受け画像にできません(笑)

メリットもたくさんありますが、やはり値段が年々上がってる気が・・・
こりゃ3年ぐらいは使い続けないとな。

さて、話はくらこレディオに戻って今回はタワーレコメンドとくらこれカウントダウンを
お送りしました。

松本蘭「蘭ing」から一曲を少し聴きました。
M4:山田耕筰 からたちの花/松本蘭(ヴァイオリン)
(タワーレコメンド)

タワーレコード難波店クラシックコーナーの10月のチャートTOP5をご紹介しました!
その中から第4位のナンバーをお送りしました。
ランキングは以下のようになりました。

第1位 ポートレイツ/村治佳織(ギター)
第2位 バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻/マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
第3位 『ミケランジェリの芸術』/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
第4位 アマルフィ サラ ブライトマン ラヴ ソングス/サラ・ブライトマン
第5位 『ドイツ・グラモフォン創立111周年/ベスト 111トラック』

この中から第4位のサラブライトマン「アマルフィ サラ ブライトマン ラヴ ソングス」から少し聴きました!
M5:私のお父さん〜歌劇「ジャンニ・スキッキ」より、/サラ・ブライトマン
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
ローム・ミュージック・ファンデーションが企画・発行した「SPレコード復刻CD集」(全4巻)から、オペラ『蝶々夫人』の有名なアリア「ある晴れた日に」を聞き比べしました。

最初は第1巻から、三浦環(1884〜1946)が1917年にアメリカで録音したもの=オーケストラ伴奏(指揮者・演奏者名未詳)。
次は第3巻から、原信子(1893〜1979)が1928年にイタリアで録音したもの=アンジェロ・アルベルゴーニ指揮・オーケストラ伴奏(演奏者未詳)。  
三浦は日本人初のオペラ歌手。特に蝶々夫人を得意とし、欧米各地で歌いました。原は三浦の弟子で9歳ほど若い。イタリアのミラノ・スカラ座に所属後、「浅草オペラ時代」のプリマになりました。その後、歌劇研究所を立ち上げ、後進の指導に当たりました。

今年没後30年。
両者を聞き比べると、三浦は情緒に傾いた歌い方で、演歌的歌唱法です。原はより現代的で、客観的な歌い方です。共に、現代歌唱法に慣れている今の私たちが聞くと、耳慣れるまで少し時間がかかりますね。しかし、この人たちの礎(いしずえ)があったからこそ、今の日本オペラ界、クラシック界があることを忘れないでくださいね。

M6:プッチーニ 「蝶々夫人」より、ある晴れた日に/三浦環(ソプラノ) オーケストラ伴奏(指揮者・演奏者名未詳)
M7:プッチーニ 「蝶々夫人」より、ある晴れた日に/原信子(ソプラノ) アンジェロ・アルベルゴーニ(指揮) オーケストラ伴奏(演奏者未詳)


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2009.10.26 【プレゼント10/28〆切】大阪センチュリー交響楽団 第146回定期演奏会

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♪今週のプレゼント
「大阪センチュリー交響楽団 第146回定期演奏会」
●日時:2009年11月12日(木)開演19:00 開場:18:00
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮:シュテファン・ザンデルリンク
  ヴァイオリン:四方恭子
●曲目:
  ベートーヴェン  ヴァイオリン協奏曲ニ長調
  ベートーヴェン  交響曲第7番イ長調

このチケットを3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪センチュリー定期希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は10月28日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009年10月19日

2009.10.19 ショパン 3つのワルツ作品64より、ワルツ嬰ハ短調/アリス=紗良・オット(ピアノ)

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M1:ショパン 3つのワルツ作品64より、ワルツ嬰ハ短調/アリス=紗良・オット(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
10月15日の大阪センチュリー響定期にソリストとして出演、リストのピアノ協奏曲第1番を弾いたアリス=紗良・オット。

ドイツ人と日本人の両親をもつオットは1988年にミュンヘンで生まれました。今年21歳の若手ですが、十代の後半から数々の国際コンクールで1位を受賞、また03年からはバイロイト音楽祭などの著名音楽祭に招かれてリサイタルを開くなど、華々しい演奏活動を繰り広げています。

そのオットによる新譜CD「ショパン:ワルツ集=全曲」(ユニバーサル・ミュージック)から第7番嬰ハ短調を聞きました。
 ホロヴィッツのような胸をかきむしられるような狂おしさ、切なさはありませんが、抑制を利かした中にも抒情味たっぷりと歌い上げる演奏スタイルは、未完の大器を思わせるに充分です。


♪くらこれ対談
今月、デビュー10周年記念の演奏会を大阪などで開くヴァイオリニストの吉田恭子さんがゲストです。

「今週の金曜(23日)に、デビュー10周年記念のリサイタルをザ・フェニックスホールで開く吉田恭子さん。大阪公演は通算すると今回で4回目ですね。ヴァイオリンとの出会いはいくつの時?」(よっさん)
「音楽が好きだった祖母の影響で、ヴァイオリンを習い始めたのは2歳半のときでした」(吉田恭子さん)

「おばあさんは音楽家?」
「いえ、画家です。でも、若いころからヴァイオリンを習っていまして、戦時中などは、ヴァイオリンの音が聞こえると、そのうちの者は全員”非国民”と言われるので、夏の昼間でも雨戸を閉めて練習していたそうです。
 祖母は戦争が終わった翌年に結婚し、以来、ヴァイオリンを弾くことを止め、もっぱらクライスラーやエルマンなどSPレコードでヴァイオリン音楽を楽しんでいました。小さいころ、私も祖母と一緒に、SPレコードのヴァイオリン音楽をよく聞きました」

「おばあさんがプロの音楽家になれと?」
「いえ、違います。戦争が終わって、音楽を自由に楽しめる時代にあなたたちは生まれた。だから、趣味でいいから何か楽器を—ということで、8人いる孫全員にヴァイオリンやチェロ、ハープなどが与えられました。
 そのうち私だけがプロの道へ行くことになったのです。
 中学3年までプロの音楽家を目指そうとは少しも思っていなかったのです。小学生時代は川釣りが好きで、ヤマメやブラックバスばかり釣っているような少し変わった女の子でしたから」

桐朋学園大を卒業後、イギリスとアメリカの音楽学校で学んだ吉田さん。ある時、オランダに旅をした折に巨匠ヴァイオリニストのアーロン・ロザンドと出会い、師事するようになります。

ふと立ち寄ったオランダの教会で、ロザンドの弾くバッハを聞いて心打たれた吉田さんは、その時こう思ったそうです。
「CDで聞く新しいヴァイオリニストたちの音楽には、どうしてクライスラーやエルマンなどの豊かな音楽が聞こえてこないのだろう。でも、ロザンド、この人にはその音がする。これは昔、おばあちゃんと一緒に聞いた、あのSPレコードの懐かしい音楽だ。その音楽がここにある」

吉田さんのリサイタルは年に1回。
同じプログラムを数箇所のホールで弾く。最初に弾くのはいつもモーツァルトの各ソナタ。
全37曲だから37年の年月が必要だ。
「全曲の演奏が終わるまで、あと27年、おばあちゃんになっちゃうわ」(笑)

M2:プロコフィエフ グランド・ワルツ〜弦楽セレナーデより/吉田恭子(ヴァイオリン)
M3:チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲第1楽章/吉田恭子(ヴァイオリン)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!くらこレディオDJのカネヤンです!
今回もブログを見ていただいてありがとうございます。

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドと、
くらこれニュースをお伝えしました。

M4:モーツァルト ピアノ協奏曲第23番イ長調第3楽章/内田光子(ピアノ&指揮) クリーヴランド管弦楽団
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
「今週の表紙・顔」の前には、いつも話題性のあるお話をひとくさり。
今回は10月15・16日に開かれた新国立劇場による「高校生のためのオペラ鑑賞教室」が話題でした。

同劇場オープンの翌年(98年)から始まった「オペラ鑑賞教室」は、昨年から関西公演が行われています。共催元の尼崎アルカイックホールや助成している半導体メーカー、ロームの音楽財団などの支援がなくては実現しなかった公演です。

番組では、今回と次回の2回にわけて、昨年と同様の演目だった「蝶々夫人」(プッチーニ)を取り上げます。まずは今回、終幕大詰めのシーンをCDで聞きました。
「坊や! 坊や!…」と、泣かせる場面です。当日(15日)は編集長もよっさんも泣きました。
カラヤン指揮、ウィーン・フィル、そしてミレルラ・フレーニ(ソプラノ)という名コンビ—あの名盤中の名盤として聞こえが高いCDです。

M5:プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」第2幕フィナーレ/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
M6:プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」第2幕ハミング・コーラス/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団


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2009.10.19 【プレゼント10/21〆切】小山実稚恵 ピアノ・ロマンの旅

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♪今週のプレゼント
「小山実稚恵 ピアノ・ロマンの旅」
●日時:2009年11月8日(日)開演14:00
●場所:いずみホール
●出演:
  ピアノ:小山実稚恵
●曲目:
  モーツァルト ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
  メンデルスゾーン 厳格な変奏曲ニ短調
  シューマン アベッグ変奏曲
  ベートーヴェン ピアノソナタ第12番 他

このチケットを3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「ピアノリサイタル」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は10月21日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009年10月12日

2009.10.12 小林亜星 北の宿から/天満敦子(ヴァイオリン)

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M1:小林亜星 北の宿から/天満敦子(ヴァイオリン)

♪今週の表紙・顔!!!
ヴァイオリニストの天満敦子さんがデビュー30周年記念リサイタルを各地で開いています。30周年を記念に、このほど2枚組CD「ロマンティックをもう一度〜天満敦子・小林亜星」(キングレーベル)が発売されました。
 流行歌やCM音楽の分野などに多くの傑作を残している作曲家・小林亜星さん。実はこの人、天満敦子さんの大ファンで、以前から彼女のために曲を書いたりレコーディングしたりしています。今回も28曲中9曲が小林さんの新曲。

一方、天満さんもクラシック演奏家の中では珍しく”演歌大好き人間”なのです。小林亜星の演歌といえば、都はるみが歌ったレコード大賞受賞曲「北の宿から」(1976年)を挙げたいですね。

「あなた変わりはないですか/日毎寒さがつのります/着てはもらえぬセーターを/寒さこらえて編んでます」。阿久悠作詞のこの名曲を、天満敦子さんのヴァイオリン、アマデウス室内オーケストラ(アグニエシュ・ドゥチマル指揮)で聞きました。


♪くらこれ対談
先週に引き続き、ウィーン在住の日本人ソプラノ歌手、中嶋彰子さんにご登場いただきました。

「大阪が生んだ作曲家・貴志康一は今年生誕100年にあたり、日本初めベルリンでも記念イベントがありました。実は中嶋さんは、今年の春、ベルリン・フィルホールで貴志康一の歌を歌うなど、海外で貴志作品を広めている大変な功労者なのです。日本の音楽家の皆さんでも、あまり知らないのではないでしょうか。貴志作品とはいつ出会ったのですか」(よっさん)

「最初の出会いは高校か大学のころでした。前回お話したように、高校・大学はオーストラリアでしたが、たまに日本に帰ると、銀座の楽器店あたりを覗くわけです。で、ある時、楽譜コーナーで日本歌曲の楽譜を探していましたら、なんだか音符が踊っていて、面白そうな譜面が見つかった。それが貴志さんの歌曲だったのです。オーストラリアに戻って、それを大学のあるコンサートで歌ったのが”歌い始め”でしょうか」

1920年代から30年代にかけて活躍した夭折の天才・貴志康一。
こういう作曲家はほかにまだいるのではないか—。

そう思った中嶋さんは、早くして亡くなった才能ある作曲家たちの作品集(CD)を出そうかと思い立つ。まだ構想段階で、詳細を知ることはできませんが、完成した暁には、ぜひ番組で紹介したいと思っています。

M2:貴志康一 「赤いかんざし」/中嶋彰子(ソプラノ) 松本和将(ピアノ)
M3:トスティ さようなら/中嶋彰子(ソプラノ) ニルス・ムース(ピアノ)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!
くらこレディオのDJカネヤンです。

今回のくらこレディオはタワーレコメンドと、くらこれピックアップをお送りしました!

ヘイリー 「冬の輝き〜恋人たちのピュア・ヴォイス」より、
M4:クリスマス・モーニング/ヘイリー
(タワーレコメンド)

M5:モーツァルト ピアノ・ソナタ第11番イ長調第3楽章「トルコ行進曲」/牛牛(ピアノ)
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
関西歌劇団が10月24・25日の両日、尼崎アルカイックホールでプッチーニ[三部作]を上演しました。三部作とは『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』のことで、各作品、独立したストーリーと内容をもちながら、根底には、心の奥底に眠る人間の欲望や業、悲しみ、おかしさなど共通したテーマがあります。

番組は3作品の内容を簡単に紹介すると共に、『修道女アンジェリカ』から、絶望したアンジェリカが歌う「母もなく」と美しい間奏曲を聞きました。

M6:プッチーニ 歌劇『修道女アンジェリカ』より、「母もなく」 / ロリン・マゼール(指揮) フランス国立管弦楽団
M7:プッチーニ 歌劇『修道女アンジェリカ』より、間奏曲 / ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


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2009年10月05日

2009.10.5 ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第5番/レオポルド・ストコフスキー(指揮) アメリカ交響楽団 アンナ・モッフォ(ソプラノ)

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M1:ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第5番/レオポルド・ストコフスキー(指揮) アメリカ交響楽団 アンナ・モッフォ(ソプラノ)

♪今週の表紙・顔!!!
2016年の夏季オリンピック(パラリンピックも含む)の開催都市がリオデジャネイロ(ブラジル)に決まりました。「南米初の五輪」という朗報に応えて、番組はブラジルを代表する偉大な作曲家ヴィラ=ロボス(1887〜1959)に焦点を当てました。

今年はヴィラ=ロボスの没後50年の年。真夏に長岡京室内アンサンブルの新譜を紹介したときに彼を紹介しましたね。覚えていますか。
 ヴィラ=ロボスは交響曲を12曲、弦楽四重奏曲を12曲も作っている人ですが、あまり演奏されないので、クラシック通の人でも彼のことをよく知らない人がほとんどだと思います。トータルで1000曲近い数の作品があるのですから、驚きです。これから機会あるたびに、その作品を取り上げたいですね。

さて、ヴィラ=ロボスといえば、その代表作(群)は第9番まである「ブラジル風のバッハ」でしょうね。特に第5番は飛び抜けて有名です。原曲は1人のソプラノと8人のチェロからできていますが、のちに作曲者自身がソプラノとギターによる編曲版も完成させています。

ピアノの達者な彼の伯母さんの影響で、小さなころからバッハが好きだったヴィラ=ロボス。それは生涯変わらぬ思いとしてあったのでしょう。
 ”初演魔・編曲魔”として知られる巨匠レオポルド・ストコフスキー指揮によるアメリカ交響楽団の演奏、そしてアンナ・モッフォの名唱で「ブラジル風のバッハ・第5番」を聞きました。


♪くらこれ対談
いずみホールを舞台に10月10日から始まるウィーン音楽祭 in OSAKA2009。
7公演のラインナップの中で、開催前から音楽雑誌や新聞などで話題を集めている人がウィーン在住の日本人歌手、中嶋彰子さん(ソプラノ)です。話題集中は、指揮者の小澤征爾さん同様、海外で頑張っている日本人への”誇らしさ”を反映しているからでしょうか。よっさんもその一人。

中嶋さんとのトークを楽しんでもらいました。
「いよいよウィーン音楽祭が始まりますが…、しかし…よっさんも長いことインタビューをしてきましたが、ベッピンさんの中ではトップクラスやね!お生まれは?」(よっさん)
「北海道の釧路です」(中嶋彰子さん)
「どさん子ですか。音楽との出会いは?」
「父がジャズ系の音楽が好きでしたから、小さいころから父のピアノや歌を聞いて育ちました。だから自然に私も音楽の中に入っていった感じです。でも、歌の魅力に取り付かれたのは中学に入ってからですね」
「釧路の中学?」
「いえ、父の仕事の関係で10歳から東京に移りました。その中学の歌唱クラブに入ってからのことですが、ある時、ステージでシューベルトの『野ばら』を歌ったのです。
 その時です。
 今までワイワイガヤガヤと騒がしかった中学生たちが、歌が始まった途端にシーンと静かになったのです。私は歌いながら、これは何?と思いました。これが音楽なの? その時、何ともいえない快感が私の体の中を走ったのです」
「なるほど…音楽の力に目覚めたというわけですね」

「プロフィールでは、1990年、全豪オペラ・コンクールで優勝。
シドニーとメルボルン、両オペラハウスと契約、モーツァルトの『皇帝ティートの慈悲』のセルヴィリアでデビューとなっていますが、わざわざオーストラリアへはどうして?」(よっさん)

「父の転勤で高校の時、シドニーに住むようになったからです。そこの音大を出て…。全豪オペラ・コンクールは前年の89年にも受けているのです、実は」(中嶋彰子さん)
「落ちた?」
「いえ。ファイナルまで残りました。で、残った6人が舞台に花束を持ったまま並ぶのですが、なぜか私一人だけが花束をもらわなかったのです。オロオロしている間に幕が開きました。私は大恥をかきました。
 その後の打ち上げのパーティーで審査委員長だったメゾ・ソプラノの歌手、大きな声の人でしたが、その人が満座の席の前でこう言ったのです。
『あなたは経済大国ニッポンから来た。そこまでして、なぜ(入賞賞金の)お金がほしいのか。日本に帰りなさい』—。
大声だったため、そばにいた記者たちにはイヤでも耳に入ります。
『人種差別だ』と、問題は大きくなりました。それが切っ掛けで、一時、歌うことが嫌になりましたが、このままでは悔しいので、翌年に再度挑戦したわけです」
「う〜ん、1989年の、それもオーストラリアの大都市で起こった出来事とは、とても信じられない発言ですね」
「でも、2度目は逆に、私一人が、いいところを全部もっていきましたから」

優勝賞金は外国で使うことが条件になっていたため、中嶋さんはこのあと、2つのスーツケースを持ってヨーロッパへ渡り、コンクール行脚を続けます。やがて、インスブルック州立歌劇場と契約、5年間同劇場の歌手になります。そこへウィーンのフォルクス・オーパーから声がかかり移籍。

99年からウィーンに住むようになりました。
続きは次回に。

M2:マルティーニ 愛の喜び/中嶋彰子(ソプラノ) ニルス・ムース(ピアノ)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!僕はすごく元気ですの♪DJカネヤンです!
風邪引かないようにこの涼しくなるこの時期もがんばりましょう!!
今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれバースデーをお送りしました。

タワーレコード難波店が今お勧めするナンバーをDJカネヤンが紹介!!
今回はこの曲!!気になった方はタワーレコード難波店に足を運ぶのだ〜♪
「ヤナーチェク シンフォニエッタ〜小説に出てくるクラシック」より、
M3:ヤナーチェク シンフォニエッタ第1楽章/小澤征爾(指揮) シカゴ交響楽団
(タワーレコメンド)

クラシックにゆかりのある方々をDJカネヤンが勝手にお祝いしちゃおう(ウキウキ♪)というコーナー!
今回は10月生まれの方々をご紹介しました。
その中から10月9日生まれの“サン=サーンス”の曲を少し聴きました。

M4:サン=サーンス 「動物の謝肉祭」より第13番「白鳥」/ゴルコベンコ(指揮) セントピータースブルク・ラジオ&テレビ・オーケストラ
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
「今週の表紙・顔」のヴィラ=ロボスを指揮したストコフスキーを再度取り上げました。
 中嶋彰子さんのお話から、何を感じましたか。大恥をかいたコンクールに再度の挑戦。これです。この不屈のチャレンジ精神に感動した人は多いはずです、何度も何度も挑戦する—。そうした姿勢は、音楽家の中でも特に演奏家には重要かもしれませんね。

クラシックの演奏家は同じ曲を繰り返し、繰り返し演奏しなければなりませんから。95歳まで生きた指揮者ストコフスキー(1882-1977)にも、そうした例はいくつもあります。
 例えば、彼はバッハのオルガン曲で有名な「トッカータとフーガニ短調」のオーケストラ編曲者としてもよく知られた人で、生涯に何と6回もこの編曲バージョンを録音しているのです。いずれもその表情づけは微妙に異なっています。番組はそうした点を特に注意してもらって、彼の「トッカータとフーガ」を聞いてもらいました。パターンは次の3種のディスクです。

1.フィラデルフィア管弦楽団(ディズニー映画『ファンタジア』より=1940年録音)
2.ヒズ・オーケストラ(1959年録音)
3.チェコ・フィル(1972年録音)

順を追うごとに、少しテンポは遅くなっていますが、スケール感はより大きくなっています。間合いの取り方もいいですね。特に、チェコ・フィルを起用したところは最高。優秀な管楽器奏者たちの腕によって、この曲(編曲版)の細部が浮き彫りになりました。

M5:バッハ トッカータとフーガ ニ短調/レオポルド・ストコフスキー(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
M6:バッハ トッカータとフーガ ニ短調/レオポルド・ストコフスキー(指揮) ヒズ・オーケストラ
M7:バッハ トッカータとフーガ ニ短調/レオポルド・ストコフスキー(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団


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出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年09月28日

2009.09.28 ヴェルディ 歌劇「椿姫」より第3幕/カルロス・クライバー(指揮) バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団

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M1:ヴェルディ 歌劇「椿姫」より第3幕/カルロス・クライバー(指揮) バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団

♪今週の表紙・顔!!!
クラシック音楽の世界で、今年生誕100年を迎えた有名な作曲家はいませんが、日本の文壇にはいますね。そうです。太宰治と松本清張です。

以前から多くの人に親しまれ、よく読まれているベストセラー作家ですから、正直なところ、「生誕記念」だからといって、大きな賑わいはあまり感じられませんね。
 生誕100年を迎えた人というのは、ほとんどの場合「鬼籍の人」をいいます。ですが、社会のスポットライトの位置を少し変えて見ると、意外や意外、「現役100歳」の人って、けっこういることに気づきます。

初秋のある晴れた日、大阪府内に4つの施設を持つ有料老人ホーム「豊泉家」に、よっさんは訪ねました。そこで出会った、菅谷藍(すがのやあい)さん。なんと御年(おんとし)102歳! 今も尚、書道教室で教えておられるのですから、驚きを禁じ得ません。作家志望で、戦時中は、書いては幾ばくかの原稿料をもらったことも一再ならずあったとか。

乙女の時代に夢中になったものは?
「歌劇に憧れまして、『蝶々夫人』や『椿姫』といった音楽をレコードでよく聞きました。田舎に住んでいましたから、実際の舞台を見たことはありませんが、音楽はクラシックを主に聞いていましたね」

モットーは「好奇心を持ち続けること。私にはまだ沢山の夢がある」と。

その夢の一つ。
「これまでつけていた日記をまとめて、一冊の本にしたい」。

100を超えても、文学少女の夢は消えてはいません。


♪くらこれ対談
番組でも時々お知らせしている「中西圭三&SEASONS〜Neo−classic Concert 2009」(10月5日、いずみホール)=エス・ピー・エース、FM大阪くらこれ企画共催。番組ではコンサート1週間前、中西圭三さんに電話インタビューを行いました。

「いよいよコンサートの1週間前になりました。今回は、これまで伺っていなかったお話をお聞きしたいと、失礼ながらこんな深夜に電話をした次第です。普段は何時ごろ、寝るのですか」(よっさん)
「普通、家にいると、もう午後11時くらいになると眠たくなるのです」(中西圭三さん)
「起きるのは?」
「4時、5時ですね」
「その後は?」
「7時くらいから散歩です。うちの近所は明治神宮の近くですから、緑が豊かで散歩には適した場所なんです」
「ウォーキングしながら、いろいろ曲想について考えたりするのですか」
「いえいえ。ただボォーッと歩くだけです」

ポップス系のシンガーであり作曲家である中西さんの一日が、明治神宮周辺の散歩から始まるとは予想外でしたね。

「ホールやライブ・ハウスなどでの活動以外に、ボランティアとしての音楽活動も積極的になさっていますね」(よっさん)
「ええ。子どもたちに向けての活動で、一口にいえば、物語の読み聞かせや新しい童謡作り—ということになるでしょうか。
 海外関連では、ストリート・チルドレンの現状を報告したり、そうしたリポートや自分の思いを音楽にしたりと、まぁ、そういうことでしょうか」(中西圭三さん)

「最後に、クラシックの殿堂、いずみホールでのコンサートについて、聞き所は?」
「ホール環境に合わせて、ノーマイクでの歌唱、演奏になりますが、クラシカルな曲を歌っていても、ポップスの中で培ったカジュアル感とでもいうのでしょうか、そういうものを親子で、また家族で楽しんでもらえればと思っています」

M2:AveMaria/中西圭三
M3:Amazing Grase/中西圭三


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか?DJカネヤンは元気です。
まぁなんとか風邪も引かずがんばってます!
みなさんも風邪など引かずにまた深夜くらこれ聴いてくださいね♪

さて今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました。

「ラフマニノフ アメリカデビュー100年記念のための再創造」より、
M4:メンデルスゾーン(ラフマニノフ編曲) 「夏の夜の夢」/ラフマニノフ(ピアノ)
(タワーレコメンド)

今回のくらこれカウントダウンはタワーレコード難波店9月のチャートTOP5をご紹介しました!!

第1位 アマルフィ サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス/サラ・ブライトマン
第2位 感動のヴァン・クライバーン・コンクール/辻井伸行(ピアノ)
第3位 坂本龍一セレクション/グレン・グールド
第4位 「バッハ ヴァイオリン&ヴォイス」/ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
第5位 ブラームス交響曲全曲/サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

この中から第5位のナンバーを少し聴きました。
M5:ブラームス 交響曲第1番第1楽章/サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
10月の関西オーケストラの話題は、大阪センチュリー交響楽団(小泉和裕指揮)、大阪シンフォニカー交響楽団(児玉宏指揮)、京都市交響楽団(井上道義指揮)の各定期演奏会で、ブルックナーの交響曲(第5番、第6番、第9番)をそれぞれ取り上げることにあるでしょう。

ちょっとした「ブルックナー祭り」の感。
それにちなんで、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」変ホ長調を取り上げました。理由は「版の違いで、同じ曲でもガラリと違って聞こえるのがブルックナーのシンフォニー」という”ブルックナー摩訶不思議〈伝説〉”をお伝えしたいがためです。

話はちょっと、ややこしいのです。
あのね、この曲、ブルックナーが最初に書き上げたのが1874年。これを通常「第1稿」としています。その後、86年にかけて「第4稿」まで彼は書き直しています。

本当にややこしくなるのは、これからです。その後、シャルクやハースという名の音楽家、音楽学者がブルックナーの原稿に手を入れ始めるのです。シャルク版、ハース版があるのはそのためです。ハース版が出てくるのは1930年からです。あくまでも作曲者の意図を反映しているのだ、ということを言いたいために、「シャルク校訂の原典版」「ハース校訂の原典版」と、それぞれ呼んでいます。

手を加えても「原典版」というのは、おかしいやろ、と思うのですがね。どない?
で、いよいよもって、ややこしくなるのはこれからです。

第2次世界大戦後、今度はノヴァークという人が登場するのです。
例えば第4番の場合、彼は作曲者本人による第2稿と第3稿をもとに「ノヴァーク版・第2稿」を改訂します。これを1953年に出版、50年代から70年代にかけて、多くの指揮者はこの版を使用しているため、一般に耳馴染みのあるものとして定着しています。

これでやめときゃいいものを、このノヴァークさん、そもそものブルックナー本人による「第1稿=初稿」を改訂してしまいました。この楽譜を出版したのが1975年。大阪万博が終わって5年後、沖縄博が開かれた年ですね。

今回のズバクラは、ブルックナーの交響曲第4番の「ノヴァーク改訂・第2稿」(1953年刊行)をコンヴィチュニー指揮、ウィーン交響楽団(1961年録音)で、そして「ノヴァーク改訂・第1稿」(1975年刊行)をシモーネ・ヤング指揮、ハンブルク・フィル(2007年録音)でそれぞれ聞き比べをしてみました。

ヤング指揮する第1稿には、第1楽章コーダの高らかにホルンが奏でるテーマ演奏がなかったり、第3楽章がガラリと別の楽曲のように変わっていたりと、いろいろな発見があります(好みは別として)。

でも、これって、もともとのブルックナーの第1稿をどの程度反映しているのか、よくわかりませんね。改訂者は、その辺の違いを第3者に明らかにすべきと思うのですが、リスナーの皆さんはどうお考えですか。

M6:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第2稿)第1楽章(コーダ)/フランツ・コンヴィチュニー(指揮) ウィーン交響楽団
M7:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第1稿)第1楽章(コーダ)/シモーネ・ヤング(指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
M8:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第2稿)第3楽章/フランツ・コンヴィチュニー(指揮) ウィーン交響楽団
M9:ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調≪ロマンティック≫(ノヴァーク改訂・第1稿)第3楽章/シモーネ・ヤング(指揮) ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団

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2009年09月21日

2009.09.21 花はどこへ行った/ピーター・ポール&マリー

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M1:花はどこへ行った/ピーター・ポール&マリー

♪今週の表紙・顔!!!
ベトナム反戦運動や各種差別撤廃運動などが世界的に広がった1960年代。アメリカのフォーク・グループ「ピーター・ポール&マリー」(PPM)も積極的にプロテスト・ソングを歌ってきました。9月16日、そのマリーがガンのために亡くなりました。72歳でした。

マリー・トラヴァースさんはケンタッキー州の生まれ。61年にグループは結成され、ボブ・デュラン作曲の「風に吹かれて」や「わが祖国」、「パフ」など数々のヒット・ソングを世に送り出したことは有名です。

05年、マリーさんは白血病であることを公表。

その後も、某国が起こした拉致問題に関するメッセージ・ソングを歌うなど、歌手としての活動を続けてきました。常に社会との関わりの中で音楽活動を展開したマリーさん。番組は、そうした彼女の姿勢に敬意を表して、代表曲「花はどこへ行った」を聞きました。


♪くらこれ対談
朝日放送系の長寿番組「世界の車窓から」の音楽を担当しているチェリスト&コンポーザーの溝口肇さんがスタジオに顔を出してくれました。
久しぶりですね。お話は新譜CD「シーズンズ」のことを中心にうかがいました。

「3年ぶりの新譜。なかなか好評だと聞いています」(よっさん)
「ありがとうございます。全部で14曲入っていまして、うち12曲が1年12カ月にちなんだ音楽になっています。
 日本は四季を感じるにはとてもいい国ですよね。それも毎月、毎月、微妙に季節が変化していくでしょ。
 たとえば『秋』と一口にいっても、夏から秋になっていく『秋』もあれば、冬になっていく晩秋の『秋』もあります。まさに時々刻々と季節は変化しているのです。暑くなったり、次の日には逆に寒くなったりして、揺れ動きながら、全体の大きな季節へと移っていきます。
 今度の音楽も、そうした微妙な、日本人の自然観に合ったものを書いてみたわけです」(溝口肇さん)

「この11月20日、大阪でもライブをなさいますね」(よっさん)
「ええ。ビルボード・ライブ大阪で開きます。これまで基本的には僕のチェロ以外にピアノ、ベースの3人で組んでいたのですが、今度はリズムも加えた形でやろうと思っています。すでに終わっていますが、ビルボード・ライブは東京でも初めてでした。だから、だいたいの形はつかめています」(溝口肇さん)

癒し系チェリスト&コンポーザーの溝口さん。
彼のチェロを聞いて、クラシックを聞いてみよう、自分でもチェロを弾いてみよう、そう思う人が増えていると、某CD店の店員さんが言っていました。

主人公の映画「おくりびと」を見て、チェロという楽器に魅せられた人も多いと聞きます。
ひょっとして、今は「チェロの時代」なのかしら?

M2:Season's Greetings/溝口肇(チェロ)
M3:Summer Of 1987/溝口肇(チェロ)


♪くらこレディオ
おしゃべり音楽マガジン!くらこれ『くらこレディオ』さわやかDJのカネヤンです♪
今回のくらこレディオは、
タワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました。
気になった方は・・・ぜひ!タワーレコード難波店でチェック!!!

『Tresure 17の美しいメロディ、17の大切な感動』より、
M4:月夜の夢/エスコルタ
(タワーレコメンド)

驚愕の高音質!これがDENONのリマスタリング&HQCDだ!より
以下の曲を通常版、高音質版で聴き比べました!!
M5:スメタナ ≪わが祖国≫より「モルダウ」/ヴァーツラフ・ノイマン(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
半導体メーカーであるローム(京都市)が90年代に立ち上げたメセナ財団「ローム・ミュージック・ファンデーション」。
クラシック音楽を主な柱にして、これまで数多くの企画作りや公演支援を行ってきました。その一つである〈SPレコード復刻CD集〉の刊行は、国内外で高い評価を得ています。

このほど最終巻となる第4巻(7CD)が刊行されました。番組は、これまでもしばしば同CD集の音源を取り上げてきましたした。これからも機会あるごとに、ご紹介していきたいと思っています。

第4巻。今回はその中から関西に馴染みある音楽家を以下の順で取り上げました。

1.朝比奈隆指揮/関西交響楽団(現・大阪フィル)/ブラームス作曲…ハンガリー舞曲第5番(1953年録音)
2.服部良一作曲/意想曲1936年/服部良一指揮/日本クリスタル交響楽団(1935年録音)
3.R・ハッター(実は服部良一の変名)作曲/夢去りぬ/ヴァイオリン…メンチンスキー、ピアノ…プリングスハイム(1940年録音)

1.は関響時代の貴重な録音です。東映など1950年代の時代劇で伴奏音楽を手がけていた関響。この音は、まさにその当時のものです。

2.チャイコフスキーの大序曲「1812年」の日本版だといえるでしょう。ただし、あっちはロシアとフランスが戦って、最後にロシアが勝つという史実どおりのもの。そして日本版は、ロシアと日本が戦った日露戦争を下地にしています。これも史実どおり、最後は日本の勝利で終わります。聞いていて、思わず拍手したくなる劇伴風の味、濃厚。

3.日本人がこんなジャズ風の軟弱な曲を書いていいのか!そんな戦時下の当局の目を盗むため、服部良一さんが変名で書いた、これも貴重な曲。ピアノは、あのマーラーの高弟の一人だったプリングスハイムです。

M6:ブラームス ハンガリー舞曲第5番/朝比奈隆(指揮) 関西交響楽団
M7:服部良一 意想曲1936年/服部良一(指揮) 日本クリスタル交響楽団 
M8:R・ハッター(服部良一) 夢去りぬ/メンチンスキー(ヴァイオリン) プリングスハイム(ピアノ)


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2009年09月14日

2009.09.14 ヘンデル オンブラ・マイ・フ/佐藤しのぶ(ソプラノ) 森島英子(ピアノ)

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M1:ヘンデル オンブラ・マイ・フ/佐藤しのぶ(ソプラノ) 森島英子(ピアノ)


♪今週の表紙・顔!!!
「佐藤しのぶ ソプラノ・リサイタル」が10月4日(日)午後3時から伊丹市立文化会館(いたみホール)で開催されました。
 今や日本を代表するプリマとなった佐藤さん。そのお生まれは大阪府高槻市。大阪を離れて久しい佐藤さんですが、子どもたちを叱るときなどは、今も大阪弁が「突如」出てくると、以前出演した「よっさん対談」でおっしゃってましたね。

プログラムは2部制で、第1部はシューベルトの歌曲(野ばら、ますなど)、第2部はプッチーニのオペラ(ジャンニ・スキッキ、蝶々夫人など)からアリアの数々を。

トークのお客様は、音楽評論家の日下部吉彦さんです。佐藤さんと日下部さん?そうですね。関西では某U局の番組でお馴染みのコンビ。
 気心の知れたお二人の楽しいトークがリサイタルに花を添えてくれることでしょう。ピアノは良き共演者である森島英子さんです。

番組は佐藤さんのCD〈アヴェ・マリア〉(キング・レコード)から「オンブラ・マイ・フ」(ヘンデル)=ピアノ・森島英子=を聞きました。


♪くらこレディオ
みなさんこにゃにゃちわ!!
DJのカネヤンです!!
最近よく顔色が悪いといわれるんですが・・・
なんで??あぁ、緑黄色野菜あんまり食べてないな〜。

肉肉肉・・・肉!!ですわ。そりゃ、バランス悪いですね。
顔色悪いって、ドラゴンボールのピッコロまではいきませんが、白っぽいです。

松崎しげる並みにの黒を目指していきますので、
これからもDJカネヤンを応援お願いします!!

さて今回は残念ながら短縮版ということでタワーレコメンドだけお送りしました。

川井郁子アルバム「アパッショナータ」より、
M2:サマー・ストーム(ヴェルディ作曲「四季“夏”」より)/川井郁子(ヴァイオリン)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
日本テレマン協会の指揮者・延原武春さんが初めて大阪フィルを指揮しました(9月25日/兵庫県立芸術文化センター)。バッハの管弦楽組曲第3番のあと、ベートーヴェン、ブラームスの各交響曲第1番が続く意欲満々のプログラム。

延原さんは昨年、クラシカル楽器(オリジナル楽器)を使ってのベートーヴェン交響曲全曲演奏会に挑みました。そのライヴ盤(第1・第2番/ライヴノーツ)がこの夏にリリースされ、「レコード芸術」などで高い評価を得ました。

今春、ドイツ功労勲章を受章した延原さん。
「大阪フィル初登場」も、そうした勢いの中で誕生した”名企画”といえるでしょう。

当日のブラームスは初稿版での演奏とのこと。
これは珍しい!
延原さんらしい面目躍如がうかがわれますね。ベートーヴェンの交響曲といえば、朝比奈さんと大阪フィルを抜きにしては語れません。

番組は朝比奈、延原両氏によるベートーヴェンの交響曲第1番の第1楽章・第4楽章の各冒頭部分の演奏を交互に聞き比べてみました。
 古楽奏法を取り入れてベートーヴェンを指揮している延原さん、さて、当日の大阪フィルはどんな演奏をしたのでしょうか。

M3:ベートーヴェン 交響曲第1番第1楽章/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
M4:ベートーヴェン 交響曲第1番第1楽章/延原武春(指揮) テレマン室内オーケストラ
M5:ベートーヴェン 交響曲第1番第4楽章/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
M6:ベートーヴェン 交響曲第1番第4楽章/延原武春(指揮) テレマン室内オーケストラ


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2009年09月07日

2009.09.07 ドビュッシー 『子供の領分』より「ゴリウォーグのケークウォーク」/エリック・ハイドシェック(ピアノ)

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M1:ドビュッシー 『子供の領分』より「ゴリウォーグのケークウォーク」/エリック・ハイドシェック(ピアノ)
M2:ラヴェル 『マ・メール・ロワ』より「妖精の国」/エリック・ハイドシェック(ピアノ)


♪今週の表紙・顔!!!
エリック・ハイドシェック ピアノリサイタルが9月20日(日)午後2時からサンケイホールブリーゼで開かれました(後援=FM大阪)。ちょうど彼の新譜CDがキング・レコードからリリースされましたので、ご紹介しましょう。

ハイドシェックは1936年、フランス北部の古都ランスにある名家シャンパン王・シャルル・エドシック(ハイドシェック)家に生まれました。幼少期に名匠コルトーに見出された彼は、早くも十代後半でデビューを果たします。
 初来日は1968年。親日家であるハイドシェックは以来、日本で数多くの公演を開きましたが、なかでも愛媛県宇和島でのリサイタルは”奇跡の名演”として、
今も語り継がれています(そのライブCD=全4タイトル=は06年にキングレコードから再発売されました)。

新譜CDには、リサイタルでも演奏する『子供の情景』(シューマン)や『子供の領分』(ドビュッシー)=各全曲=のほか、ジムノペディ第1〜第3番(サティ
)、夫人との連弾による『マ・メール・ロワ』(ラヴェル=全5曲)などが収録されています。
 この中から「ゴリウォーグのケークウォーク」(『子供の領分』から)と、「妖精の国」(『マ・メール・ロワ』から)の2曲を聞きました。

エリック・ハイドシェック。
フランス正統派ピアニストでありながら、そうした評価に安住せず、時に鬼才ぶりを発揮しながらも、今も発展途上の道を歩み続ける”20世紀の巨匠”なのです。


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか??僕は元気モリモリですわ!!
9月に入りましたね〜心なしか涼しくなったような気がします。

フィギュアも順調に集まっていますが、どこに収納したらいいのか・・・
新しいものは箱詰めのままで保存してます。
いつか番組でプレゼントしましょうか・・・・クラシック関係ないですね(笑)
基本エヴァンゲリオンっていう人気アニメのフィギュアと仮面ライダーですから。
仮面ライダークラシックとかいうのがスタートしたら別ですがwww

やっぱり武器は楽器なんでしょうか。
ダメダメ!!そんなんに使ったらダメ〜!
まぁ余談はさておき今回のくらこレディオはレコメンドのみです。
こんな一枚をご紹介しました。

辻井伸行「感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ」より、
M3:ショパン 練習曲第5番「黒鍵」/辻井伸行(ピアノ) 
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
今年没後60年のリヒャルト・シュトラウス(1864〜1949)。85歳の長命だった彼の命日が9月8日—ということで、彼の作品から最もよく知られた曲を取り上げました。

交響詩『ツァラトゥストラはこう語った』の冒頭部分です。この部分、作曲者や曲名は知らなくても、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。そもそもの始まりは、あの映画にあるといえるでしょう。 1968年に製作された『2001年宇宙の旅』(スタンリー・キューブリック監督)。すべてはここから始まったといってもオオゲサではありません。

その後、プレスリーのコンサートのオープニング曲として使われたり、パーシーフェイス・オーケストラなどが編曲して、お堅いこのクラシックをリズミックでノリノリの楽しい曲に仕上げたり、ついにはテレビ番組のBGMや効果音として登場してくるなど、今もこの曲の冒頭部分だけが一人歩きをしている状態です。

さて、よく知られたこの曲の冒頭部分に対して、終曲はどんな終わり方をするのでしょうか。
 これを聞いたリスナーの皆さん、いかがでしたか。荘厳でドラマティックな冒頭に対し、終わり方は意外なほど静かで、どちらかといえば、あっけない感じでしたね。

この曲にインスピレーションを与えた同名のニーチェの本までは読まなくてもいいですから、一度、全曲を聞いたうえで、その感想を番組宛てに寄せてください。そのお便りから〈ズバクラ『ツァラトゥストラはこう語った』〉の続編ができるかも?

M4:R.シュトラウス 交響詩<ツァラトゥストラはこう語った>/ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) ドレスデン・シュターツカペレ
M5:ツァラトゥストラはこう語った/エルヴィス・プレスリー
M6:ツァラトゥストラはこう語った/パーシーフェイス・オーケストラ
M7:R.シュトラウス 交響詩<ツァラトゥストラはこう語った>「夜のさすらい人」/ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) ドレスデン・シュターツカペレ


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2009年08月31日

2009.08.31 リスト ラ・カンパネラ/辻井伸行(ピアノ)

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M1:リスト ラ・カンパネラ/辻井伸行(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
〈辻井伸行/感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ〉CD(6月収録)が、キングインターナショナルから番組宛に届きました。
 直輸入盤はすでに発売されていますが、輸入盤・日本語解説付のCDは9月9日の発売。一足早くリスナーに聴いてもらおうと、欣喜雀躍の思いで紹介しました。

プログラムはショパンの練習曲集作品10(第1番〜第6番)、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」、リストのカンパネラ、ジョン・マストの即興曲とフーガの9曲です。

編集長はこの曲目一覧を見て「あれっ?」と呟きました。今年の3月、兵庫県立芸術文化センター小ホールで開かれた「辻井伸行ピアノリサ
イタル」の曲目とほぼ同じだったからです。当日はショパンの作品10の全12曲と「ハンマークラヴィーア」だけでしたが、コンクール・ライブもそれを核にした選曲です。

「ジョン・マストの作品は、即興部門の課題曲。あとのショパン、ベートーヴェン、リストは、おそらく辻井さんが選んだ自由曲ということになりますね。
 普通、例えばチャイコフスキー国際コンクールなどはチャイコフスキーの曲が課題曲として与えられるなど、課題曲が重要な位置を占めますが、クライバーン・コンクールの場合、かなり演奏者の自由裁量が大きいということになりますね。
 つまり、このコンクールは減点法ではなく、好きな曲を弾いてもらっての加算方式をとっているということですわ」(編集長)

辻井さんが、減点法を採る一般の音楽コンクールに出場していたら、さて、どうなったでしょうか。
野心・上昇志向も大事だけど、ただヤミクモにコンクールを受けたらいいんだと、思わないでくださいよ、若い音楽家諸君!


♪くらこレディオ
今回は短縮版のくらこれのため、くらこレディオもレコメンドのみでお送りしました。
くらこレディオDJのカネヤンです!
来年の目標ですが富士山へ登りたいです♪ 今年はもろもろの事情でいけませんが・・・
やはり日本のトップ・オブ・マウンテンですからねぇ〜こんな大きな目標かなえれるだろうか??
ご来光を見るためにがんばるのだ!!

また来年同じ目標をこのブログで言ってたらリスナーのみなさん叱ってください
ね(・∀・)
てなことで今回はタワーレコード難波店協力のもとこの一枚をご紹介しました。

M2:ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調「英雄」第1楽章/カール・シューリヒト(指揮) フランス国立管弦楽団
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!&インフォメーション
●シンデレラ
ガラスの靴とかぼちゃの馬車—といえばシンデレラの物語ですよね。
そんなディズニーのアニメを彷彿とさせる楽しいオペラが9月5日と6日の両日、堺市民会館大ホールで上演されました。FM大阪も後援している堺シティオペラ第24回定期公演「シンデレラ」(マスネ作曲)がそれ。

指揮はカンペストリーニ、演出は岩田達宗、演奏は大阪シンフォニカー交響楽団。関西で活躍する中堅・新人の歌手の皆さんが出演します。素晴らしい作品なのに上演される機会に恵まれないオペラ。それに取り組んだ、堺シティオペラのチャレンジ精神に乾杯!

M3:マスネ 「タイスの瞑想曲」/辺見康孝(ヴァイオリン) 松村多嘉代(ハープ)
M4:マスネ 序曲よりオペラ「シンデレラ」/ルデール(指揮) フィルハーモニア管弦楽団

●小澤征爾9月1日は指揮者・小澤征爾さんの誕生日です。
1935(昭和10)年の生まれですから74歳。ちょうど50年前の1959(昭和34)の春、小澤さんは日本製のスクーターと共に貨物船でフランスに渡りました。単身です。
 到着後はスクーターでフランス各地を巡りながら、9月にあるブザンソン指揮者コンクールの準備と学習に時間を費やしました。優勝後の輝かしい足跡は、ここに記す間でもありません。

第2次世界大戦が終わっておよそ15年。ドルが自由化される前の1ドル360円の時代です。しかし当時は、こうした”蛮勇”ともいえる行動をとって、自らの欲する道を開いていった若者は、有名無名・分野を問わず、たくさんいたのではないでしょうか。
 それに反して、今の日本は豊かさと常識の枠に埋没してしまって、”自ら欲する道”の行方が分からなくなってしまっているように思います。

単身渡仏50年。
小澤さんの開拓精神に乾杯!!

M5:ドヴォルザーク 交響曲第8番ト長調第3楽章/小澤征爾(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年08月24日

2009.08.24 古関裕而 高原列車は行く/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:古関裕而 高原列車は行く/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

♪今週の表紙・顔!!!
阪神タイガースの歌(通称:六甲おろし)や、夏の全国高校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」など、今も歌い継がれている名曲の数々を手がけた作曲家・古関裕而(1909〜1989)。

今年は生誕100年・没後20年の記念の年に当たります。
生誕地の福島市では、8月から9月にかけて、古関裕而記念館や福島音楽堂で「生誕100年」の記念イベントが盛大に開かれるようです。
 20代から活躍していた古関には、戦前・戦中・戦後にかけて、実にたくさんのヒット曲があります。戦後だけをみても、「とんがり帽子」「フランチェスカの鐘」「長崎の鐘」「イヨマンテの夜」「君の名は」「高原列車は行く」「モスラの歌」「東京オリンピックマーチ」などなど。校歌だけでも約300曲もあります。

地元・福島市はもとより、関西でも古関の「生誕100年」の記念プログラムを組む演奏会がいくつか開かれます。
 11月28日(土)午後3時から神戸新聞松方ホールで開催される宇野功芳指揮&アンサンブル・フィオレッティ・スペシャルコンサートもその一つです。
その第3部「古関裕而作品集」では、彼の代表作である「長崎の鐘」や「高原列車は行く」などが歌われます。

問い合わせは大阪アーティスト協会 06-6135-0503 へ。


♪くらこれ対談
ベートーヴェンの交響曲は全9曲、そしてピアノ・ソナタは全32曲—というのが通例。ですが、ピアノ・ソナタの場合、彼が十代初めに書いた、いわゆる「選帝侯ソナタ」の3曲を入れると35曲になります。
 しかし、「習作期の未熟な作品」を理由に、これまで演奏家も研究家もこの3曲を除外してきました。それに異を唱え、「全35曲」の「完全全曲演奏会」を今年5月から開催しているのがピアニストの多川響子さんです。

11年12月までの3年間(全9回)で年3回・各回平均4曲のソナタを取り上げる意欲企画。全公演の監修は、音楽評論家でベートーヴェン研究家の横原千史さん。
公演ごとに横原さんのわかりやすい解説がつきます。多川さんは京都市芸大大学院を修了した若手ピアニストで、バロックザール賞(02年度)を受賞するなど将来を嘱望されている一人です。

「選帝侯ソナタは、のちの彼の傑作ソナタを予感させるほど充実した作品だと思います。ぜひこのシリーズを私の手で完結させたい」(多川さん)
第2回は9月6日、京都バロックザールで開かれました。

M2:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」第1楽章/多川響子(ピアノ)


♪くらこレディオ
どうも!!DJのカネヤンです。
いつも番組を応援していただきありがとうございます!!
これからもどうぞよろしくお願いします♪
さて、今回のDJカネヤンがお送りしましたくらこレディオはこんな内容でした!!
『タワーレコメンド』『くらこれピックアップ』でした。

M3:ブルックナー 交響曲第7番ホ長調第3楽章/カール・シューリヒト(指揮) コンセール・コロンヌ管弦楽団
(タワーレコメンド)

『クラシック・ナウ・ピアノ』より、
M4:ワンダーランド/マキシム
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
大阪四季劇場で上演中の「55ステップス〜ソング&ダンス」(9月6日まで)の音源の一部が同劇団から番組に届きました。いずれもダンス・シーンに使われるクラシックの曲です。

最初の曲は第1幕オーヴァチュアで披露されたヴィヴァルディの「四季」から春。

次に第2幕後半を彩った「ヴァリエーションズ」。 これはパガニーニのヴァイオリン独奏曲「カプリース・第24番」で、アンドリュー・ロイド=ウェバーの編曲によるものです。どちらもクラシックの楽しさ、ワクワク感が伝わってくる「名編曲」。

アレンジの仕方一つで、クラシックが嫌いにも好きにもなる—そうした代表例かもしれませんね。

劇団四季公演「55ステップス」から、
M5:第1幕〈オーヴァチュア〉ヴィヴァルディ「四季」から春(編曲版)
M6:第2幕〈ヴァリエーションズ〉パガニーニ「カプリース」から アンドリュー・ロイド=ウェバー


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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
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2009.08.24 【プレゼント8/26〆切】大阪シンフォニカー交響楽団 第138回定期演奏会【大英帝国の香り】

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団 第138回定期演奏会【大英帝国の香り】」
●日時:2009年9月16日(木)開演19:00 開場18:00
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮  :大友直人
  フルート:新村理々愛  
       大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:
  ヴォーン=ウィリアムズ  タリスの主題による幻想曲
  モーツァルト  フルート協奏曲第2番ニ長調
  エルガー  交響曲第2番変ホ長調

このチケットを3組6名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー定期希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は8月26日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009年08月17日

2009.08.17 北村季晴 おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)第一場第二段 桃太郎の門出の段/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:北村季晴 おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)第一場第二段 桃太郎の門出の段/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

♪今週の表紙・顔!!!
宇野功芳指揮、アンサンブル・フィオレッティ(女声合唱)による〈おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)を紹介しましょう(キングインターナショナル発売)。

「ドンブラコ」の作曲者は北村季晴(すえはる)。1872(明治5)年に生まれ、1931(昭和6)年に60歳で亡くなった北村は、明治・大正の黎明期(れいめいき)にあった洋楽界をリードした一人でした。
 「ドンブラコ」は昔話・桃太郎を題材にした歌劇で、1912(明治45)年に東京・歌舞伎座で初演(演奏会形式)されました。それを観た、現在の阪急電鉄の総帥・小林一三が、宝塚少女歌劇(当時)の第1回公演の演目に選び、本格上演を果たしたのです。

その後、「ドンブラコ」も「北村季晴」の名も、長く忘れ去られた状態にありましたが、近年、キングレコードが「ドンブラコ」の楽譜を再発見し、再演の話を音楽評論家で指揮者の宇野功芳氏に打診、快諾した宇野氏は手兵の女声合唱のアンサンブル・フィオレッティによる歌唱で録音したのです。

宇野氏は次のように話しています。

「作曲者のオリジナルなものに加えて、江戸時代の民謡やわらべ歌など20曲ほどがこの歌劇に使われていますが、聞きこんでいるうちに、だんだんその作品の新しさが理解できました。
 古謡など、いわゆるヨナ抜き調の音楽を使っているのに、ハーモニーは西洋的に処理されているんです。それがとっても新鮮で新しく聞こえるんです。これは凄いことですよ」

100年を経て蘇った幻のオペラ「ドンブラコ」。
宇野&フィオレッティ両者による再演が11月28日(土)午後3時から、神戸新聞松方ホールで開かれます。
問い合わせは大阪アーティスト協会 06-6135-0503 へ。


♪くらこれ対談
日本で活躍するペルー音楽家、ヘスス・フローレス(Jesus Florez)さんをお迎えしました。

お兄さん(ギター)とデュオを組んで、関西を拠点にライブハウスなどで音楽活動を続けています。スタジオには南米の民族楽器であるケーナ(縦笛)やチャランゴ(小型ギター)を持って来てもらって、その音色を聞かせていただきました。

「いつごろ日本に?」(よっさん)
「先に兄が1990年の大阪花博のときに来ました。それから数年後に私が来て、音楽デュオを始めたわけです」(フローレスさん)
「お兄さんはギターリストで、フローレスさんは?」
「兄はトークとギター。私もチャランゴなどのギターを弾きますが、ケーナなどを持ち替えたり、そのときどきのアンサンブルでいろいろな楽器を演奏します」

「もともと大学で建築学を勉強していたとか、音楽はいつごろから始めたのですか」
「多くのペルー人はそうですが、生まれたときから、いえ、生まれる前の母のお腹の中にいるころから、音楽は日常の中で身近なものなんです。そうした環境から、私も小さいころから音楽には親しんできました」

よっさんがフローレスさんと知り合ったのは大阪・堂島にあるペルー料理レストラン「クスコ」でした。
そこに行けばフローレスさんに会えるかもしれません。

カップルでペルーの珍しい料理に舌鼓。これもいいかもネ。

M2:花祭り/ヘスス・フローレス(チャランゴ)
M3:コンドルは飛んで行く/ヘスス・フローレス(ケーナ)


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
いつも聞いていただいてありがとうございます。
あとブログもぜひまた見てください。

また番組にもリクエスト、メッセージ送ってくださいね。
お待ちしています♪
今回のくらこレディオはタワーレコメンドと、くらこれニュースをお送りしました。

「ブラームス 交響曲第4番/ハンガリー舞曲集」準メルクル(指揮) MDR(中部ドイツ放送)交響楽団より、
M4:ブラームス 交響曲第4番ホ短調第3楽章/準・メルクル(指揮) MDR(中部ドイツ放送)交響楽団
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
8月16日が命日のチェンバロ奏者のワンダ・ランドフスカ(1879〜1959)。今年はなんと没後50年にあたります。

ポーランド生まれの彼女は、ナチスの台頭を避けて後年はアメリカに渡りますが、なんといっても彼女の功績は、バロック時代の花形の鍵盤楽器だったチェンバロを20世紀に復興させたことにあるでしょう。

それまでのおよそ150年の間に、チェンバロは新興のピアノに押されて、19世紀末にはその原形すら不確かなものになっていたのです(先進国には必ずある楽器博物館は、20世紀になってできたものです)。ランドフスカは夫と共に楽器の復元に力を入れると共に、大型化する音楽ホールでも鑑賞に耐えうるよう改良にも努めました。

その彼女は当初、ピアニストとしてスタートしたことはあまり知られていません。
ランドフスカといえばチェンバロなのですが、番組では彼女がモーツァルト生誕200年(1956年)のとき、米コネティカット州の自宅スタジオで録音した珍しいモーツァルトのピアノ・ソナタ選集を入手しましたので、この中からソナタ第13番変ロ長調K333の第1楽章を聴いてもらいました。

そのタッチといい、装飾音の付け方といい、やはりこの人は骨の髄までチェンバロ奏者なのだと、彼女のピアノ演奏を聴いて気づきました。
こういう聴き方もあるものなんですね。

M5:モーツァルト ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K333第1楽章/ワンダ・ランドフスカ(ピアノ)
M6:モーツァルト ピアノ・ソナタ第5番ト長調K283第2楽章/ワンダ・ランドフスカ(ピアノ)


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2009.08.17 【プレゼント8/19〆切】大阪センチュリー交響楽団 第144回定期演奏会

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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♪今週のプレゼント
「大阪センチュリー交響楽団 第144回定期演奏会」
●日時:2009年9月10日(木)開演19:00 開場18:00
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮 :ジョセフ・ウォルフ
  ピアノ:アンドレ・ワッツ  
      大阪センチュリー交響楽団
●曲目:
  エルガー セレナード  ホ短調
  エルガー  ため息
  ベートーヴェン  ピアノ協奏曲第4番ト長調
  ハイドン  交響曲 第104番ニ長調「ロンドン」

このチケットを2組4名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪センチュリー希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は8月19日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年08月10日

2009.08.10 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調第1楽章/佐渡裕(指揮) 辻井伸行(ピアノ) ベルリン・ドイツ交響楽団

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調第1楽章/佐渡裕(指揮) 辻井伸行(ピアノ) ベルリン・ドイツ交響楽団

♪今週の表紙・顔!!!
今年6月、米ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、中国人男性と優勝をわけ合った全盲のピアニスト辻井伸行さん(20歳)。そのニュースはマスコミでも「速報」として大きく取り上げられました。

CDショップでは、今現在も辻井さんのCDが驚異的な売り上げを伸ばしています。普段、クラシック音楽にあまり縁のなかった人も、「そんなに凄いのなら、一度は聞いてみようか」という気にさせているようです。 

プロのクラシック音楽家の中には、幾ばくかのジェラシーも手伝ってか、こうした”騒ぎ”を快く思わない人もいるようですが、でも、クラシック音楽を聞いてくれる人が一人でも増えるというのは、関係者にとって、とてもいいことなのではないでしょうか。
 今回は辻井さんのベストセラーCDの一枚であるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(佐渡裕指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団/エイベックス・クラシックス発売)から聞きました。

佐渡さんにとっては子の世代にあたる辻井さん。プライベートでも2人はとても仲がよく、このCD(昨年5月録音)でも、理想のコンビネーションを披露しています。

これを聞いて、ラフマニノフが、そしてクラシックが大好きになる人がきっといるはずです。


♪くらこれ対談
バス歌手の「花月真さん」といえば、関西のオペラ・ファンにはお馴染みの名前です。関西二期会所属で、最近まで事務局長をなさっていました。

その花月さんが「K2オペラプロデュース」という会社を興されたのです。
一体なぜ?
お話はその辺りから—。

「今も関西二期会には?」(よっさん)
「ええ、会員の一人として在籍しております」(花月真さん)
「なぜ会社を?」
「関西二期会は、オペラ歌手である自分を育ててくれたところで、いろいろ恩義を感じています。でも個人的には、外に出て、もっといろいろな人と交流したいという思いが強くなりましてね。さらに、自分の活動を自分でサポートしたいという気も起こったものですから」

「そうして始められたのがK2オペラコンサートなんですね。7月25日、遊音堂という阪神野田駅から歩いて5分ほどのホールで『フィガロの結婚』のハイライトを聞かせてもらいました。このコンサート、もう6回目なんですね」
「ええ。事務所のあるビル内に、ホールというより100人余りが入るサロンですね。そこにピアノを置いて、月1回の割合で開いております」
「コンサートは2部構成で、第1部は『日本のうた、世界のうた』で、花月さん初めオペラ歌手の皆さんが歌ったり、みんなで歌おうのコーナーではお客さんも一緒にということですね」
「そのあとの第2部で毎回演目を変えてのオペラ・ハイライトがあります」
「『フィガロ』は花月さん自身の楽しいナレーションがつきましたね」
「ええ。オペラを見たことがない人にも楽しくわかりやすくと。とにかく私どもは『歌をあなたに』をキーワードにしていますので」

花月真さんは龍谷大経営学部を卒業後、2年ほど金融機関で手形預金などの仕事をなさっていました。そして、26歳のとき、大学の合唱部で一緒だった奥さんから「本格的に歌を勉強してみる」との一言で一念発起。オペラ歌手を目指して勉強を始めたそうです。

先生につく前の独学時代。ユーモラスで、とぼけたお人柄がよく出たお話をうかがうことができました。
いずれ機会があれば、ご紹介します。

M2:ひと夏の経験/山口百恵
M3:森琢磨 二度とない人生だから/花月真


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
いつも番組聴いていただいてありがとうございます。
そして、ブログもいつもチェックしていただいてありがとうございます!!
夏は暑い〜クラシックで涼しみましょう!

今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました。

M4:ブルックナー 交響曲第6番第3楽章/ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
(タワーレコメンド)

M5:J.S.バッハ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3楽章/ラインホルト・バルヒェット(ヴァイオリン) ロベール・ヴェイロ=ラクノワ(チェンバロ) ヤコバ・ムッケル(チェロ)
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
前回に続いて、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス(豊中市)開館20周年を記念して、山下一史常任指揮者時代にリリースしたCDからメンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」ニ短調第3楽章(アンダンテ)を聞きました。オケはもちろんザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団です。

「メンデルスゾーン生誕200年の今年、意外と彼の作品は取り上げられないね」(よっさん)
「ホンマやね。各楽団、単発で彼のシンフォニーを演奏しているけど、いわゆるチクルス的なものはないね。残念! 特にこの『宗教改革』は素晴らしいと思うけど…」(編集長)
「なかでも第3楽章。大山平一郎指揮、大阪シンフォニカーの公演のとき、アンコールでこの楽章をやった。それがよかった!」(よっさん)

M6:メンデルスゾーン 交響曲第5番ニ短調「宗教改革」第3楽章/山下一史(指揮) ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
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出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
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2009年08月03日

2009.08.03 ショパン 夜想曲第20番嬰ハ短調/河村尚子(ピアノ)

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M1:ショパン 夜想曲第20番嬰ハ短調/河村尚子(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
〈世界が認めたHisako Kawamura〉
〈日本でも引っ張りだこの超人気〉
〈名門RCA Red Sealレーベルからのデビュー〉

とにかく「飛ぶ鳥も落とす勢い」とはこのことをいうのでしょうか。

これらは今、世界が注目する若手ピアニスト・河村尚子さん(27歳)が先ごろリリースしたCD[夜想(ノットゥルノ)〜ショパンの世界]のキャッチコピーです。すでに国内外でのコンサート活動で着実に実績を築いている河村さん。実演をお聞きになったリスナーもいるのではないでしょうか。デビュー盤といっても、大手レーベル初の収録ということで、これまで2種類のCDをリリースしています。

河村さんは兵庫県西宮市の生まれ。
5歳のとき、父親の仕事の関係で、家族ともどもドイツのデュッセルドルフへ移ります。12歳でピアニストになることを決心。
 その夢を確かなものにしたのが06年、ミュンヘン国際コンクールで第2位を受賞したときでした。さらに翌年、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝します。そのとき、ファイナルで弾いた河村さんの「ユモレスク」(シューマン作曲)に、何人かの審査員が涙したといいます。

現在、ハノーファー国立音楽芸大ソリスト課程に在籍。落語、歌舞伎などの観劇が趣味という河村さん。外国に長くいると、日本への思慕が強くなるといいますが、やはり河村さんの場合もそうなのでしょうか。
 今年になって春に西宮でリサイタルを開きました。そして8月9日には京都市交響楽団の定期(広上淳一指揮)でラフマニノフも弾きました。

新譜CDからショパンの夜想曲第20番嬰ハ短調(遺作)を聴きました。力で押しまくる若いピアニストが多いなか、河村さんは弱音に殊のほか思いを強めます。

「大事な話は小さな声で…」。

彼女のそんな独り言が聞こえてきそうな演奏です。この調子で審査員を泣かせたのか、尚子ちゃん!


♪くらこれ対談
大阪四季劇場で上演中の『55ステップス』(9月6日ファイナル)に、ヴォーカルパートの一人として出演している早水小夜子さんがゲスト。
先回に続き2度目の登場です。

「寅さんと同じ、柴又のお生まれの早水さん。東京芸大を出て高校などで音楽の先生をしていたことは前に伺いましたね」(よっさん)
「それ以外に、事務のバイトもしていました。パソコン使って…」(早水小夜子さん)

「劇団四季を受けようと思われたのは、どうして?」
「ある日、友だちに誘われて『ウエスト・サイド』を見に行ったんです。もう…見てビックリ!
 日本のミュージカルのレベルはこれほどにも高いものだったのかと、ホント、驚きました。
 で、20年ほど前の12月の暮れ、新聞の1面全部を使った四季のオーディション広告をたまたま見たときに、受けてみようと思ったのです」

「受かる自信は?」
「ありませんでした。ダメモトと思って履歴書を送ったら」
「受かった」
「第1次はなんとか。2次が本選で、1次が通った段階で、2次の日程が知らされたんです。でも私、若気の至りというのか、その日は事務のバイトがあって行けませんと、審査員の一人に言っちゃったんです」

「何のために受けに来たんだと叱られなかった?」
「いえ…、理解のある審査員でして、じゃ、今から2次試験をやってしまおうということになったんです。気の毒なことに、ほかの人も夜8時くらいかかって2次試験を受けることになりました」

「その審査員の一言がなかったら、今の早水さんはなかったかもしれませんね」
「間違いなくそうですね」
「本選で歌った歌は?」
「『踊り明かそう』でした。本選のこのシーンは、今でもしっかり心に焼きついています」 

そんな早水さんのリクエストした曲は、辻井伸行さんが弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。「優しい音色に、心がいやされる」と、うっとりした目で対談の最後を締めくくってくれました。

M2:ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調第2楽章/佐渡裕(指揮) 辻井伸行(ピアノ) ベルリン・ドイツ交響楽団


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!元気ですよーー!!!
くらこレディオDJのカネヤンです。
最近暑くなってきたせいか、お腹があまり空きません・・・
スナック菓子はよく食べるんですがそれは、イカンと思い納豆やフルーツ、
栄養があるものを取るようにしています。

みなさんはこの夏を乗り切る対策とかしていますか??
また番組にもぜひメッセージ送ってくださいね〜♪

今回のくらこレディオはタワーレコメンドと、
くらこれバースデーをお送りしました。

タワーレコード難波店のいま一押しの一枚をご紹介するこのコーナー!!
今回ご紹介したのはこちら!
『上松美香ベスト Arcoiris~虹~』この中から一曲聴きました。アルパってとてもいい音色です゜ヽ(○´Д`)ノ

M3:風/上松美香(アルパ)
(タワーレコメンド)

クラシックに関わりのある方の誕生日を勝手にお祝いしちゃうこのコーナー!!
今回はアツい、激アツ!!8月生まれの方々です。
激アツな方たちの誕生日を紹介しました。
その中から、22日生まれのドビュッシーの曲を聴きました。

M4:ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女/矢部達哉(ヴァイオリン) 若林顕(ピアノ)
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
「水都大阪2009」の関連イベントで、〈大阪の治水翁・大橋房太郎〉をテーマにした合唱付き交響詩「MIO澪〜水都物語」を初演する大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団(8月29日/大阪市中央公会堂で)。
今年、創立20周年を迎えるこのオーケストラにとって、記念行事に花を添えるビッグイベントになることでしょう。

日本で唯一、専属オケと合唱団をもつオペラ劇場の楽団だけに、オペラ演奏は手慣れたものですが、年に数回の割合で開く定期演奏会でもその力量を発揮、オペラ&シンフォニーといった「両輪演奏」で、特異の存在感を示しています。今回と次回の2回にわたって、このオーケストラがリリースしたCDから定期演奏会(山下一史指揮)の模様をお届けします。

まずは今回。
03年録音のハイドン作曲、交響曲第88番ト長調から第4楽章です。
水を得た魚のように実に生き生きと、しかもキリリと引き締まった演奏です。オペラハウス管は、前・常任指揮者の山下時代に、音楽的なレベルが全体にアップしたと聞きます。

CD録音がなされたのは、そうした「いい時代」を残しておきたかったからではないでしょうか。

M5:ハイドン 交響曲第88番ト長調第4楽章/山下一史(指揮) ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団


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2009年07月27日

2009.07.27 ブラームス ピアノ三重奏曲第1番第1楽章/チョン・トリオ

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M1:ブラームス ピアノ三重奏曲第1番第1楽章/チョン・トリオ

♪今週の表紙・顔!!!
現在、フランス国立放送フィルなどの音楽監督を務める韓国人指揮者チョン・ミョンフン(1953〜)が表紙を飾りました。
指揮同様、ピアノ奏者としても世界一級の腕前をもつチョン・ミョンフンと樫本大進(ヴァイオリン)、そして中国の女性チェリスト趙静(チョウ・チン)といった韓・日・中の夢のトリオでおくる「マエストロ&フレンズ」が7月29日(水)午後7時から、大阪サンケイホールブリーゼで開かれました。

新聞報道等でご存知の方も多いでしょうが、樫本大進はベルリン・フィルの次期コンサートマスターに内定されたばかり。9月からの試用期間を経た後、本格採用となります。中国やヨーロッパだけでなく、日本でも精力的な演奏活動を行っている趙静(チョウ・チン)。
 そうした「今が旬」の若手プレーヤーを迎えて、マエストロのチョンがシューベルト、ブラームスといったピアノ・トリオの曲をどう捌き、料理するのか、そこが一番の聞きどころとなるコンサートです。かつてミョンフンは、ヴァイオリンのキョンファ、チェロのミュンファの姉たちと「チョン・トリオ」を組織、黄金のトリオ時代を築いた経験があります。

番組は、当時の息の合ったアンサンブルが聴けるCD「ピアノ三重奏曲集」(ユニバーサル・ミュージック発売)から、当日のプログラム曲に上がっているブラームスの第1番ロ長調・第1楽章(87年録音)を聴きました。作曲者21歳のときの作品で、すがすがしいロマンティシズムをたたえた名曲です。


♪くらこれ対談
先週に続いて、シンガーソングライターで作曲家の中西圭三さんがゲストです。

「この人に出会っていなかったら、運命は変わっていた。そういう人はいますか」(よっさん)
「ええ、いますね。一人だけ選べと言われたら、池田聡さんでしょか。池田さんは大学のOBで、大学当時、僕が学生バンドを組んでいたころにデビューしたんです。間もなくテレビの『ベストテン』に登場するほどのヒット曲を出したりして、プロのシンガーとはこういうものかと、間近でその姿を見ることができました。で、光栄なことに、在学中に池田さんから声を掛けていただき、コーラスのサポートメンバーの一人に加えてもらって、ツアーなどに参加するようになりました」(中西圭三さん)
「中西さんは91年からプロ活動を始めますが、プロ入りする大きな切っ掛けとなったのが池田さんとの出会いだったわけですね」

「前回でもお知らせしたように、10月5日、クラシックの殿堂であるいずみホールでコンサートが予定されていますが、機械を通さず、生声で歌うには、それなりの訓練がいるのでは?」(よっさん)
「ええ。クラシックの発声法や呼吸法など、一段いちだん、階段を上るような調子で、いま勉強しているところです。
 生声で歌うには、喉をしっかり開けて、遠くまで響くような声が必要になりますのでね。大きな声も、小さな声も、例えばファルセットひとつとっても、その発声法はポップス系とは違いますので…」(中西圭三さん)

「当日、コンサートに行かれる人へのメッセージとして、何か?」
「弦楽アンサンブルにピアノも加わった形のバックですが、クラシック調ながらポップスのトーンも生かしたスタイルになるでしょう。クラシックのファンも、これまでの中西ファンも、そこで新たな発見をしてほしいと思っています」

●中西圭三コンサート情報 〈中西圭三&SEASONS〜Neo-classic Concert 2009〉
10月5日(月)午後7時開演/いずみホール(JR環状線・大阪城公園前駅)/全席指定5,000円(6歳未満入場不可)
主催…エス・ピー・エース、FM大阪くらこれ企画/問い合わせ…エス・ピー・エース 電話06・6204・0412

M2:Piacer D'amor~Can't Help Falling In Love/中西圭三
M3:Amazing Grace/中西圭三


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンでした。

タワーレコード難波店のお勧めをご紹介!!
『ゴールド・ポップ ジャズ・ジャイアンツmeet吹奏楽』より、 
M4:RANDY BRECKER Some Skunk Funk/天野正道(指揮) 航空自衛隊航空中央音楽隊
(タワーレコメンド)

今回のくらこれカウントダウンは、
タワーレコード難波店の7月のTOP5をご紹介しました!!
その中から第4位の「神尾真由子 パガニーニ:24のカプリース」を聴きました。

第1位 『debut』/辻井信行(ピアノ)
第2位 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番/佐渡裕(指揮) 辻井伸行(ピアノ) ベルリン・ドイツ交響楽団
第3位 ブルックナー 交響曲集/ロベルト・パテルノストロ(指揮) ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
第4位 パガニーニ 24のカプリース/神尾真由子(ヴァイオリン)
第5位 ヤナーチェク シンフォニエッタ/ヴァーツラフ・ノイマン(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

M5:パガニーニ 無伴奏ヴァイオリンのための24のカプリース第5番イ短調/神尾真由子(ヴァイオリン)
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
日本を代表する指揮者で、新国立劇場オペラ部門芸術監督の若杉弘さんが7月21日、多臓器不全のため都内の病院で亡くなりました。74歳でした。小澤征爾さんとは同い年。
 シンフォニー指揮者としてキャリアを積んできた小澤さんに対し、若杉さんはドイツの歌劇場を足場に、オペラ指揮者としてのキャリアを重ねてきた人でした。特に、欧米に比べて遅れをとっていた日本のオペラ界に新風を送り続け、今日の礎(いしずえ)を築いた一人だといえるでしょう。

関西とのかかわりでは—。
96年からおよそ10年近く、びわ湖ホール(大津市)の芸術監督・指揮者を務め、それまで日本では未上演だったヴェルディのオペラ作品の数々を初演。以来、開館間もなく、知名度の低いこのホールに、全国の音楽関係者やオペラファンの関心を一挙に集めました。
そうした功労を忘れてはなりませんね。
番組スタッフ一同、ご冥福をお祈り申し上げます。

よっさんこと吉川智明は、26年前の1983年、48歳を迎えたばかりの若杉さんにインタビューしています。
今回の「ズバクラ」は、FM大阪のライブラリーに残るそのテープの一部を聞いてもらいました。

東京芸大時代に「指揮者になる」と決心した際、「100人のうち99人までが反対した」そうです。指揮で生活できるかどうかの確率はとても低い。自分で音を出さない指揮者は生涯孤独で、下手をすれば、惨めな思いで敗退を余儀なくされるなどなど。反対の理由は、いずれも説得力のあるものでした。

その中で一人だけ、指揮の担当教官だけが背中を押してくれたそうです。若杉さんにとって、ただただ、その先生の言葉だけを自らの頼みにしたということです。
「これまで辛い思いをしたことは何度もありました。でも、どれも愛のムチだと思い、受け止めてきました」。

愛のムチだと受け止めるまでに、心の葛藤は何度もなんども続いたことでしょう。謙虚さは必要。でも、たとえ愛のないムチであっても、逆に「愛のムチ」としてプラスに転じていくほどの「したたかさ」は、人生には時に必要なのかもしれませんね。
若杉さん48歳の言葉。いろいろ教えてくれました。

M6:ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調「英雄」第4楽章/若杉弘(指揮) シュターツカペレ・ドレスデン


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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年07月20日

2009.07.20 “冬”第1楽章:恋人がサンタクロース〜ダイアモンドダストが消えぬまに〜ブリザード/12人のヴァイオリニスト 近藤亜紀(ピアノ)

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M1:“冬”第1楽章:恋人がサンタクロース〜ダイアモンドダストが消えぬまに〜ブリザード/12人のヴァイオリニスト 近藤亜紀(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
人気ヴァイオリニスト、高嶋ちさ子がリーダーとなって組織された「12人のヴァイオリニスト」たちが、このほど松任谷由実の作品とヴィヴァルディの「四季」を合体させたユニークな新譜をリリースしました。その名も〈ユーミン・コンチェルト「四季」〉(コロムビアミュージックエンタテインメント発売)。

ヴァイオリン協奏曲「四季」は、各シーズン3楽章制で、それぞれの楽章に27曲のユーミン作品が星座のように美しく散りばめられています。
例えば「春」を見てみましょう。第1楽章には「緑の街に舞い降りて」「春よ、来い」、第2楽章には「ひこうき雲」「海を見ていた午後」、そして第3楽章には「リフレインが叫んでる」「あの日に帰りたい」「卒業写真」といった作品が並んでいます。

編曲の手順でいえば、各楽章の調性(長調か短調か)に合ったユーミン作品を選び、その中から、さらに和音(コード)進行に合った歌、またはそれに近い歌を探し出し、最後に全体の音楽性・芸術性を高めるための音楽上の総仕上げをする、ということになるのでしょうか。

こんな難しい仕事は、名アレンジャーとして知られたあの人(?)ならできそうだ!そう!
このCDの編曲は玉木宏樹さんなのです。
知らない?

先日、「ズバクラ」で幸田聡子(ヴァイオリン)の弾く「美空ひばり」の何曲かを聴いてもらいましたが、やはり、この盤も玉木さんの編曲でした。これを機会に名前ぐらいは覚えておいてちょうだいね。

このCDから「冬」の第1楽章をかけました。「恋人がサンタクロース」「ダイアモンドダストが消えぬまに」「ブリザード」3曲のユーミン曲。バロック調のユーミンも、なかなかいいもんです。ユーミン好きの彼(夫)、彼女(妻)にこのCDをプレゼントする手もあるよ。


♪くらこれ対談
松任谷由実に続いて、今度もビッグなシンガーソングライター、中西圭三さんの話題です。
「くらこれ」初登場!どうしたの? 
クラシック音楽番組じゃなかったの?そんな疑問をもつリスナーの方がいても当たり前。
でも最後までこのブログを読めば、大いに納得してくれるはずです。

「クラシック番組ということで、ご存知ないリスナーのために、通常の番組ではしない紹介の仕方になりますが、中西圭三さんはシンガーソングライターとして、作曲家として、今や日本を代表するミュージシャンのお一人です。お生まれは確か1964年でしたね」(よっさん)
「ええ。東京オリンピックのあった年の11月11日、岡山県で生まれました」(中西圭三さん)

「日大の経済を出られたあと、91年から音楽活動を始めておられますが、岡山では、音楽的な環境はどうでした?」
「サラリーマンだった父がオーディオマニアでして、日曜になると、ジャンルを問わず、いろんな音楽を聴いていました。僕とクラシックとの出会いも、そんな父がよく聴いていた音楽、たとえばイ・ムジチ合奏団が演奏するヴィヴァルディの『四季』なんか、まず一番にあげられるでしょうね。兄はミュージカルが好きでしたから、『マイ・フェア・レディ』とか『南太平洋』などのサントラ盤をよくかけていましたっけ」

「なるほどね。この10月5日に〈中西圭三&SEASONS〉というコンサートを、いずみホールで開催されますが、今のお話を伺っていますと、クラシックやポップといった垣根をとっぱらって、音楽家としていい仕事をしてみたいと思われるようになった、そのお気持ちがわかるような気がしますね」
「ネオ・クラシック・コンサート2009ということで、僕の声と、5人の弦楽器ユニットがバックを支えてくれるコンサートです」

「いずみホールといえば、800席のクラシックの殿堂。そこで、機械を通さずに生の声を披露するわけですね。曲目は?」
「クラシック、ポップ、ロックなどジャンルはさまざまですが、いずれもホールの特性を生かして、ストリングスが引き立つ音づくりをしていきたいと思っています」
「ご自身のChoo Choo TRAINやカッチーニのアヴェ・マリア、アメイジング・グレイスなど、楽しみな曲がプログラミングされています。番組でも、機会あるごとに中西さんのことやコンサート情報など、伝えていきたいと思っています」

●中西圭三コンサート情報 〈中西圭三&SEASONS〜Neo-classic Concert 2009〉
10月5日(月)午後7時開演/いずみホール(JR環状線・大阪城公園前駅)/全席指定5,000円(6歳未満入場不可)
主催…エス・ピー・エース、FM大阪くらこれ企画/問い合わせ…エス・ピー・エース 電話06・6204・0412

M2:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 四季より“冬”第1楽章/イ・ムジチ合奏団
M3:カッチーニ アヴェ・マリア/中西圭三


♪くらこレディオ
いつもくらこれのブログを見ていただいてありがとうございます!
くらこレディオさわやかDJを目指しているDJカネヤンです。
最近はそうめんばかり食べていてそうめん星人になりそうです・・・
夏バテしないためにももっとスタミナのつく物を食べないといけませんね。

みなさんは何をして夏バテを防止していますか?
ぜひくらこレディオ宛にもメッセージ送ってくださいね!!
さて今回はタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました。

タワーレコード難波店のお勧めをご紹介!!
今回は夏といえば甲子園!『ブラバン甲子園3』をご紹介しました!
M4:残酷な天使のテーゼ(ブラバン甲子園ver.)/ 斉藤一郎(指揮) 東京佼成ウインドオーケストラ with 高橋洋子
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
「ケネディ大統領が暗殺された日、君は何をしていたの?」
「ハンク・アーロンが714本目のホームランを打った日、あなたはどこにいた?」

アメリカのジャーナリストはこういう質問をよくすると、ある日本人ジャーナリストは自著で述べていました。その伝でいくと、今回のズバクラは、こんな質問をしなければなりません。

「1969年、今からちょうど40年前の7月21日、日本時間だけどね、君は何をしてた? 忘れたかい? アポロ11号が月面に着陸した日じゃないか」
「一人の人間にとっては小さな一歩だけど、人類にとっては偉大な飛躍だ」。

そんなアームストロング船長の言葉が印象に残っている人は多いでしょう。
(月面着陸について、真偽のほどを疑う人たちもいたようですが、最近、月面を撮った写真から、当時使った帰還発射台の「影」を認識できたとの新聞報道がありました。)

人類初の月面着陸。今回のズバクラは「月」をテーマにお送りしました。
昔から「月」と名のつく楽曲はとても多いのにお気づきですか。日本には「月の法善寺横町」や「月がとっても青いから」などがありますね。スタンダードなジャズ・ポピュラーソングでは「ムーンリバー」「ペイパームーン」「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」などなど。でもどれも古い時代の曲ばかり。

やはり69年の月面着陸が影響しているのでしょうか。あの荒涼とした(ウサギさんのいない)月を、たとえ映像でも見てしまったら、月をテーマに歌うことなんて、できなくなってしまったのではないでしょうか。
 「月」をテーマにしたクラシック曲。まずは「月の光」(ドビュッシー/オーケストラ編曲版)、そしてオペラ『ルサルカ』(ドヴォルザーク)から月の精が歌う「白銀の月よ」を聴きました。どちらも天国的な美しさをもつ名曲です。

M5:ドビュッシー 月の光/ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団
M6:歌劇「ルサルカ」より、白銀の月よ/ピラール・ローレンガー(ソプラノ)


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2009年07月13日

2009.07.13 ギデオン・クライン ピアノ・ソナタ第1楽章/田隅靖子(ピアノ)

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M1:ギデオン・クライン ピアノ・ソナタ第1楽章/田隅靖子(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
この6月から京都コンサートホールの館長に就任したピアニストの田隅靖子さん(京都市芸大名誉教授)。近年、京都芸大の田隅門下から多くの優れたピアニストが誕生しているのをご存知ですか。

コンサートでも「フランス六人組の夕べ」や「ショスタコーヴィチの夕べ」など、個性的なテーマを立てて開催、毎回、高度な演奏内容と共に、その企画性にも高い評価が与えられています。CD制作にも意欲的で、今回は数年前にリリースした<田隅靖子ピアノリサイタル〜アウシュヴィッツ鎮魂(レクイエム)>(ユニバーサル・ミュージック発売)から、ギデオン・クラインのピアノ・ソナタ(1943年作曲)第1楽章を聴いていただきました。

「アウシュヴィッツ収容所」。
ポーランドの地名をつけたその名から、第2次世界大戦時、ナチス・ドイツが、本国・同盟国とその占領国のユダヤ人を集めて大量殺戮(さつりく)を行った施設であることは、皆さんもよく知っていると思います。いわゆる「強制収容所」と違って、ここは「絶滅収容所」と言われます。入れた以上は絶対に生きて帰さない「死の収容所」なのです。ほとんどはガス室送りで、およそ110万人のユダヤ人が殺されたといいます。

その中には、ドイツやチェコなどで活躍していた作曲家も当然いたのです。田隅さんは、実際にアウシュヴィッツ収容所を訪れるなどして、そうした作曲家たちを一人ひとり発掘していきました。
 このCDには、パーヴェル・ハース(1899〜1944)、エルヴィン・シュールホフ(1894〜1942)、ギデオン・クライン(1919〜1945)、ヴィクトル・ウルマン(1898〜1944)といった4人の作曲家作品が収められています。

しかし、なぜか、このCDの前半3曲は、19世紀ドイツの作曲家メンデルスゾーンのピアノ曲「無言歌集」からのもの。そうなのです。彼もユダヤ人ですよね。時代が違えば、メンデルスゾーンだってアウシュヴィッツに送られていたのかもしれない―そんな田隅さんの深い「読み」があるようです。


♪くらこれ対談
「55ステップス〜ソング&ダンス」は今、大阪四季劇場(西梅田)で上演しているミュージカルです。フィフティ・ファイヴ(55)って?劇団四季が生まれて今年で55年。

もうお分かりですね。
この55年間に取り上げた劇団四季のミュージカル20編前後を、二幕物仕立てにして集めたアンソロジーで、各ミュージカルの「おいしいところ」だけを選んで再構成したものがこの作品なのです。
 キャッツ、アイーダ、オペラ座の怪人、ライオンキング、マンマ・ミーア、美女と野獣、ユタと不思議な仲間たち等々、四季ファン、ミュージカル・ファンなら見逃せない、聞き逃せない公演であることは間違いありません。

よっさん対談。今回は「55ステップス」にヴォーカル・パートで出演している早水小夜子さん(ソプラノ)がゲストです。

「お生まれは宮崎県?」(よっさん)
「ええ。でも生まれてすぐ東京に移りましたので」(早水小夜子さん)
「東京は?」
「柴又、葛飾です」
「おお!寅さん!」
「そうなんです。父も寅さんの映画が好きで、家では寅さんシリーズの映画ビデオをよく見ていました。中学・高校も浅草で、矢切りの渡しの土手は、冬、高校の体育の時間になるとマラソン・コースになったくらいでした」

「大学は東京芸大の声楽専攻。小さいときから音楽を?」
「ええ。私は8カ月早産で、生まれたときは1800グラムしかなかったそうです。母も私の将来を心配しましてね。ちゃんと育つかなと。で、早くから何か習い事をさせて、しっかりした子に育てようと思ったようです。ピアノを習い始めたのは2歳からです」

ピアノは高校半ばまで続けていたという早水さん。このままいけば、音大のピアノ科に入ることになるのかなと思っていたところ、聴音の先生から「あなたはピアノより声楽のほうが向いているのかもしれない」と言われました。

以来、高校2年の6月から、芸大に入るための本格的な声楽レッスンを始めたと言います。 

「大学を卒業後、オペラの道へ行かれたのですか」(よっさん)
「行きたかったのですが、当時、大学でついていた先生が、あなたの声量では無理かもしれない。ドイツ・リートなどの歌曲の世界ではどうかと勧められました。ドイツ・リートも好きでしたが、オペレッタとかミュージカルも好きで、歌ってみたかったのです」(早水小夜子さん)

大学卒業後、3年間は中学・高校で音楽を教えていた早水さん。お話の続きは、8月に入って再度スタジオに来ていただいたときに伺うことにしましょう。公演は9月6日まで。しばらくは大阪暮らしが続くようですね。

M2:バダジェスカ 乙女の祈り/ハンス・カン(ピアノ)
M3:メモリー/早水小夜子


♪くらこレディオ
くらこレディオDJのカネヤンです!!
ちょっとでも「無」の時間を楽しむために喫茶店に行くとやはりクラシックや、
ジャズが流れています。

エアコンは28度ぐらいなんですが、なぜか涼しく感じます。
風鈴の効果もそうですね〜なるべくエアコンは付けずいろんな方法で夏を乗り切りたいですね!
さて、今回はタワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました!!

M4:モーツァルト 交響曲第25番第1楽章(冒頭)/サー・ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団
『NOW CLASSIC HITS』より
(タワーレコメンド)

M5:グバイドゥー・リナ 「7つの言葉」-バヤーン、チェロ、弦楽オーケストラのための第3楽章/高橋悠治(指揮) 新星日本交響楽団 ウラディミール・トンハー(チェロ)
高橋悠治 「リアルタイム1 グバイドゥーリナ」より
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
7月10日と12日の両日、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウスで第43回オペラ公演『イドメネオ』(全3幕)が上演されました。モーツァルトが20代半ばに書いた初めてのオペラ・セリア(正歌劇)です。『フィガロの結婚』や『魔笛』などの喜劇的オペラに対し、神話や隣国・王家同士の戦い・葛藤を扱ったシリアスな劇を正歌劇といいます。

指揮は児玉宏(大阪シンフォニカー交響楽団音楽監督)、演出は岩田達宗、管弦楽は、もちろん座付きのオペラハウス管弦楽団。主な配役は小餅谷哲男(イドメネオ)、並河寿美(イダマンテ)、石橋栄実(イーリア)、草野浩子(エレットラ)の4人。

指揮、演出、演奏、歌唱どれもがバランスよく高度な出来ばえで、編集長&よっさんは、上機嫌で家路に着きました。

当日の感動をもう一度!
今回のズバクラは、カール・ベーム指揮&シュターツ・カペレ・ドレスデン演奏(77年録音)による序曲と、第3幕前半の四重唱「私はひとりさまよう」を聴いてもらいました。各4人がそれぞれの思いの中で「孤独」を表出する重唱は、モーツァルトのいわゆる「四大オペラ」で歌われる重唱に、勝るとも劣らぬ内容をもっています。

イドメネオにザラストロ(魔笛)や騎士長(ドン・ジョヴァンニ)の、イダマンテとイーリアにタミーノとパミーナ(魔笛)の、エレットラにドンナ・エルヴィラ(ドン・ジョヴァンニ)や夜の女王(魔笛)の―「原形」を見ることができるオペラ『イドメネオ』。

やっぱりモーツァルトは凄いわ!


M6:オペラ「イドメネオ」から、序曲 / カール・ベーム(指揮) シュターツカペレ・ドレスデン
M7:オペラ「イドメネオ」から、第3幕 四重唱「私はひとりさまよう」 / カール・ベーム(指揮) シュターツカペレ・ドレスデン イドメネオ…ヴィエスワフ・オフマン(テノール) イダマンテ…ペーター・シュライアー(テノール) イーリア…エディット・マティス(ソプラノ) ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)


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2009年07月06日

2009.07.06 【プレゼント7/8〆切】大阪シンフォニカー交響楽団第137回定期演奏会

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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団第137回定期演奏会【チェコからの手紙】マルティヌー没後50年」
●日時:2009年7月16日(木)
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:ウラディーミル・ヴァーレック(指揮)
    大阪シンフォニカー交響楽団
    奈良田朋子(ピアノ)
    小谷康夫(ティンパニー)
●曲目:マルティヌー  2つの弦楽合奏とピアノ・ティンパニのための二重協奏曲
    マルティヌー  リディツェ
    ドヴォルザーク  交響曲 第6番 ニ長調 Op.63

このチケットを3組6名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は7月8日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009.07.06 ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第9番第2楽章/長岡京室内アンサンブル

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M1:ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第9番第2楽章/長岡京室内アンサンブル

♪今週の表紙・顔!!!
ヴァイオリニストの森悠子さん(京都・長岡京市生まれ)が音楽監督を務める長岡京室内アンサンブル(1997年設立)は、今や日本を代表する優れた弦楽アンサンブルとして有名です。
 およそ10年で、楽団を世界クラスにまで育てた森さん。凄い人だなぁ…と思います。あなたの周りに、一つ会社やお店、組織・集団を、10年で世界クラスにまで成長させた人がいますか?

さて、今回は長岡京室内アンサンブルがリリースした新譜CD「ブリテン&ラテン」(ファインNFクラシック)を紹介しました。
収録曲はすでに04年と06年、滋賀県の「栗東芸術文化会館さきら」で録音したもの。タイトルにあるように、ブリテン、エルガーといったイギリス作品と、ヒナステラ(アルゼンチン)、ヴィラ=ロボス(ブラジル)の南米作品がバランスよく入っています。
 特にヒナステラの「弦楽のための協奏曲」については、そのライナーノートに森さんは次のように記しています。
〈この曲はバルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」に匹敵する20世紀の傑作。技術的にも大変難しく、身が引き裂かれるような緊張と不安、民衆の心の叫びをどこまで表現できるか、私たちの新たなステップに向けての挑戦です〉

このCDの中から、今年没後50年のヴィラ=ロボス作品、「ブラジル風バッハ第9番」のフーガを聴きました。
 精緻なアンサンブル、そして、のびやかなリズム。一級のアンサンブルだからこそできる「至芸」です。 メンバーは15人前後。その中には「くらこれ」でお馴染みの岡田鉄平さん(ヴァイオリン)髙木和弘さん(ヴァイオリン)がいるのです。


♪くらこれ対談
前回に続いて、ベルリン在住の日本人作曲家、久保摩耶子さん(神戸市生まれ)にお話をうかがいました。

「お若いころ、ウィーンでおよそ8年、作曲や電子音楽などを勉強されていたわけですが、今まで大阪音大でピアノを弾いていた学生が、いきなり、しかも外国で電子音楽の勉強を始めたことに、日本におられるご両親や知り合いの人はびっくりしたのではありませんか」(よっさん)
「びっくりした人もいたかもしれませんね。でも、私にとって現代音楽との出会いというのは、学生時代、すでに始まっていたのです。
 これを言うと年がバレていまいますが(笑)…私、大学時代、EXPO70の大阪万博で、鉄鋼館のホステスのアルバイトをしていたのです」(久保摩耶子さん)

「なるほど! 当時、鉄鋼館というと…」
「そう! あの武満徹さんが音楽プロデューサーで、いろいろ実験的な音楽を館内で作っておられたのです」
「それを聴いていた」
「ええ。1週間に1回、現代音楽のイヴェントやパフォーマンスがいろいろありました。それに鉄鋼館の近くには西ドイツ館があって、そこではシュトックハウゼンが彼流にいろいろことをしていました。ある時、交流会があって、彼と話をすることができました。おお!可愛いメートヒェン、私のことをそう言ってくれたのですよ(笑)」

久保さんにとって、大阪万博での経験、特に音楽体験はカルチャー・ショックに近いものがあったのでしょう。以来、現代音楽に強い興味を覚えるようになったと言います。
 96年、独グラーツ歌劇場で自作オペラ『羅生門』が初演され、大成功を収めます。『羅生門』の日本初演(02年)後、05年には新国立劇場委嘱のオペラ『おさん~心中天網島』が初演されました。
 新作オペラ『イザナギ』が来年、日本で初演される予定だったのですが、諸般の都合で、日本での上演は取りやめになったそうです。残念ですね。

対談中、印象に残る言葉を久保さんは残しています。若いころはマーラーが好きだったけれど、最近はブルックナーが好きになったと。その理由は?

「ブルックナーの音楽は、たとえて言えば、同じレンガ石を一個一個積み上げて作る感じ。普通は、ここで木を使おう、プラスチックを使おう、そのほうがお客は喜ぶからと、そんな理由で素材を変えてみたくなるもんなんです。それをブルックナーは、辛抱して辛抱して、レンガだけで音の大建築を作る。その忍耐力は学ばねばならない、そう思っています」

M2:ブルックナー 交響曲9番ニ短調第3楽章/セルジュ・チェリビダッケ(指揮) ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団


♪くらこレディオ
7月に入りました!!
DJのカネヤンです(∩´∀`)∩
これからは花火のシーズンですね〜去年は全く見てません・・・
ということは彼女はいなかったわけです。

でも・・・
今回は・・・・
いません。゜(゜´Д`*゜)゜。一人花火ってありですか?
でも心が痛んで人ごみの中で入れそうにありません((笑))

まぁ、友達と行きますか!!そして我が家からも打ち上げ花火が見えます!
みなさんもいい夏を送ってくだせぇ〜!
さぁ、7月の一発目はタワーレコメンドとくらこれバースデーをお送りしました。

M3:リヒャルト・ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」第1幕「ワルキューレの騎行」/ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(タワーレコメンド)

今回は7月生まれの方々をご紹介しました。その中から7月6日生まれのショパンを聴きました!
M4:ショパン ノクターン第2番作品9の2/ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
7月10日はアメリカの指揮者アーサー・フィードラー(1894〜1979)の命日。特に今年は没後30年のアニヴァーサリーにあたります。

フィードラーといえば、ボストン・ポップス・オーケストラ。ボストン・ポップス・オーケストラといえばフィードラー、ですよね。ボストン生まれの彼は、ボストン交響楽団のヴァイオリン奏者だった父親にヴァイオリンを学び、やがてボストン響のヴィオラ奏者になります。

30年、自らポップス・オーケストラを立ち上げ、死ぬまでの50年間、このオーケストラの指揮者として活躍しました。

本番前、よっさんは一枚のレコードを小脇に抱えてスタジオに入って来ました。
「これ、見て! 高校のとき、日本橋のワルツ堂で買ったビクターの中古レコードや。僕の愛聴盤!これをズバクラで聴こう!」
〈フィードラー・ウェスタン・パーティー〉

そんなタイトルが目に飛び込んできました。なかでも一番のお気に入りはA面アタマの「TVウェスタン・テーマ集」と、よっさんは言います。ボナンザ、マーベリック、反逆児、バット・マスターソン、ガンスモーク、ローハイドなどなど、わぁ〜、懐かしや!

そうなんやな。60年代のテレビはアメリカのドラマが主体やったな。世界大戦が終わって15年か20年、西部劇ならローハイド、ララミー牧場、戦争ものならコンバット、ギャラントメン、コメディならルーシー・ショーか。そんな感傷にふける間もなく、レコードは回りました。

「盤面が擦り切れるほど聴いたから、プチプチと雑音もひどいけど、でもエエやろ!フィードラー、最高やろ!」
編集長もノリノリで、短い足でリズムを取っています。
「日本のクラシックのオケも、こんなんやってくれへんかな。映画音楽というと、スターウォーズ、ツァラトゥストラの冒頭、ワルキューレ騎行、そんなばっかりやし」(編集長)

フィードラー指揮する楽しいウェスタン・サウンドを聴いていて、思いました。日本にはなぜ、彼のような指揮者はいないのでしょうか。クラシック系の指揮者がポップスや映画音楽を振ることは、しばしばありますが、あくまでも「余技」ですからね。だから、映画音楽といえばスターウォーズになるんではないですかね。

天国のフィードラーさん、どう思いますか?

M5:TVウェスタン・テーマ集:メドレー(ハイマン編) / アーサー・フィードラー(指揮) ボストン・ポップス管弦楽団
M6:明日に架ける橋 / アーサー・フィードラー(指揮) ボストン・ポップス管弦楽団


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2009年06月29日

2009.06.29 ドヴォルザーク 交響曲第9番〈新世界より〉第4楽章/佐渡裕(指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団

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M1:ドヴォルザーク 交響曲第9番〈新世界より〉第4楽章/佐渡裕(指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団


♪今週の表紙・顔!!!
兵庫芸術文化センター管弦楽団の芸術監督で、今年4月から「題名のない音楽会」(ABCテレビ系)の司会を務めている指揮者・佐渡裕さんのニューディスクを紹介しました。

昨年リリースしたチャイコフスキーの交響曲第5番に続くベルリン・ドイツ交響楽団との交響曲第2弾「新世界より」(ドヴォルザーク)がそれ=avexクラシックス発売。
 ベルリン・ドイツ交響楽団は1946年、西ベルリンに生まれたオーケストラで、往年のクラシックファンには、RIAS交響楽団、またはフェレンツ・フリッチャイが首席を務めたベルリン放送交響楽団の名で親しまれてきました。1990年10月、東西ドイツが統一したことから、93年に旧東ドイツのベルリン放送交響楽団と統合、名称を現在名に改めました。

そんなドイツの名門オケと佐渡さんとの相性はすこぶる良く、ベルリンにおける佐渡評価は年々いや増しています。ベルリン・ドイツ響のあるメンバーは言います。
「ミスター・サドはオーケストラの音を大きく、チャーミングに引き出すマジシャンだ」と。
この「新世界より」(ライヴ盤)を聴いてもらえば、その言葉の意味が、単なる社交辞令でないことがお分かりになるでしょう。

随所に聞こえる「歌」は流麗に流れます。流れてはいるけれど、決して流されず、雄大な楽曲の構成・構図の中で、それは収まっています。
さて、このオケとの交響曲第3弾は?
楽しみになりましたね。


♪くらこれ対談
ベルリン在住の作曲家、久保摩耶子さんがゲストとして初登場。ベルリンなどドイツに長く住んでおられるため、日本での知名度は残念ながら高くはありません。

久保さんはオーケストラ作品を初め、室内楽やオペラなど幅広い分野にわたって創作活動を続けておられます。特に96年、独グラーツ歌劇場からの委嘱で作曲したオペラ「羅生門」は大きな成功作となり、その話題はドイツ中の新聞に掲載されたほどです。

久保摩耶子さんは神戸市生まれ。大阪音大ピアノ科を卒業後、72年、ウィーンへ渡り、ウィーン音大で作曲や電子音楽を、ウィーン大学で哲学や美学を学びました。96年、オペラ「羅生門」が初演されるまで、「作曲を止めようかどうか」迷うほど、いろいろと紆余曲折はありましたが、「今では作曲を続けてきて本当に良かった」と言えるほどに。

「羅生門」の成功は日本にも聞こえ、02年、日本初演が実現しました(日生劇場)。
その後のお話は次回に—。

M2:モーツァルト ピアノ・ソナタ 第11番イ長調”トルコ行進曲付”第3楽章/ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
M3:イザナミの涙/久保摩耶子


♪くらこレディオ
いつもくらこれを聴いて頂きありがとうございます!!
くらこレディオもこれからどうぞ聴いてください!

くらこレディオではクラシック音楽を新しい形でお送りしています。
そして僕がDJカネヤンです!
今回はタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました。

コンピレーションアルバム『Wish2』より、
M4:光の記憶 / 上松美香(アルパ)
(タワーレコメンド)
・・・気になった方はタワーレコード難波店6階クラシックコーナーでチェック!!!!

タワーレコード難波店クラシックコーナーの6月のチャートTOP5をご紹介しました。
第1位 「debut」/辻井信行(ピアノ)
第2位 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番その他/辻井信行(ピアノ) 佐渡裕(指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団 
第3位 マーラー 交響曲第7番「夜の歌」/デイヴィッド・ジンマン(指揮) チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
第4位 バルトーク 管弦楽のための協奏曲、ヤナーチェク シンフォニエッタ/ジョージ・セル(指揮) クリーヴランド管弦楽団
第5位 五嶋龍(ヴァイオリン) ヴィヴァルディ協奏曲集「四季」その他

その中から第5位をピックアップしました。
M5:ヴィヴァルディ 「四季」より夏 第3楽章/五嶋龍(ヴァイオリン) シンフォニア・ヴィルソヴィア
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
歌謡界の女王・美空ひばり(1937〜1989)が没して、ちょうど20年。6月24日がその命日にあたりました。
クラシック音楽と美空ひばり。直接むすびつくようなエピソードや話題はないよですが、クラシック界には、ひばりを愛して止まない人たちがけっこういるのです。

その一人、大阪・豊中市生まれのヴァイオリニスト幸田聡子さん。
幸田さんは、ひばり没後10年にして早くも「川の流れのように幸田聡子〜美空ひばり・オン・ヴァイオリン」(日本コロムビア発売)のアルバムを出しているほど。でも、幸田さんが弾く「ひばり」の歌の数々は、まさにクラシック・テイストに仕上がっていて、ひばり嫌いの人にとっても耳に心地よく聞こえます。

東京芸大を卒業したあと、現在は神戸市室内合奏団のメンバーとして、またソロ奏者として活動しています。 
また、第2弾として「ひばり」、いや「裕次郎」、いや「フランク永井」あたりでどうでしょうか、幸田さん!!!

M6:柔/幸田聡子(ヴァイオリン)
M7:川の流れのように/幸田聡子(ヴァイオリン)


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2009年06月22日

2009.06.22 チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」から後半のコーダ(終結部)/ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮) ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団

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M1:チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」から後半のコーダ(終結部)/ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮) ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団


♪今週の表紙・顔!!!
07年チャイコフスキー国際コンクールの優勝者、神尾真由子さん(大阪・豊中市出身)の凱旋公演が6月16日、ザ・シンフォニーホールで開かれました。優勝後のソロ・リサイタルは昨年、いずみホールで行われましたが、本場ロシアのオーケストラをバックに、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を大阪で弾くのは今回が初めて=使用楽器は1727年製作のストラディヴァリウス。

この日はオール・チャイコフスキー・プログラムで、オーケストラは名匠ウラディーミル・スピヴァコフ指揮によるロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団。
これを聴いた編集長&よっさん、
「いや〜良かった。まだ感動の余韻が残っている!」(よっさん)、
「濃縮100%のチャイコフスキーやった!」(編集長)と、当夜の感動を口々に述べました。

ゲスト対談でお馴染みの大川創業グループの大川進一郎社長も、感動の余り次のようなメールを番組に寄せてくれました。
「ウィンナ・ワルツの独特のリズムは、やはりウィーン・フィルでないと演奏できないように、チャイコフスキーもやはりロシアのオーケストラにはかなわない。特に哀愁に満ちた重苦しいクラリネットの音色は、ロシアのオケでないと表現できない」

クラリネット奏者でもある大川さんらしいメール。
神尾さんのチャイコフスキーには感極まって「ブラボー」と絶叫。
その声、神尾さんの耳に届いたのでしょうか。
あの感動をもう一度!

「今週の表紙・顔」は、プログラムのトップを飾った幻想序曲「ロメオとジュリエット」の後半からコーダ(終結部)までを聴きました。演奏はもちろん、スピヴァコフ指揮のロシア・ナショナル・フィルです。


♪くらこれ対談
7月21日(火)午後7時、サンケイホールブリーゼで「千住真理子withテレマン室内オーケストラ〜夏の夕べに咲くヴァイオリンの名花」を開催するヴァイオリニストの千住真理子さんが、番組に初めて出演してくれました。

よっさんとは03年以来6年ぶりの再会です。
どんなお話になりますか。

「ボブ・デュランはフォーク、デュラン・デュランはロック、さてさて、千住さんの愛器・名器の名は何でしたっけ?」(よっさん) 
「似ていますけど、ちょっと違いますね(笑)。デュランティです」(千住真理子さん)

「ストラディヴァリウス! 何年の製作です?」
「1716年のものです」
「とにかく由緒正しい、名器中の名器と伺っています」
「最初の持ち主は、ローマ法王クレメンス14世なのです。その後、フランスの名家で貴族のデュランティ家に約200年あったそうです。でも、デュランティ家は、持っていることを誰にも明かさなかったので、『あのローマ法王が持っていた幻のヴァイオリン』ということで、ウワサだけは飛び交っていたようでした。
 やがて20世紀になって、スイスの貴族の手に渡りました。そこで80年。そして、いろいろな紆余曲折を経て、2002年に千住家に来たという次第です」

「最初に試奏されたときの印象は?」
「絶対にほかの人に渡してはならない、絶対に!そう思いました」

「でも、高級マンションをいくつも買えるほどの名器、そう簡単に手に入れることはできなかったようですね」
「ええ、おっしゃるとおり。何軒も銀行を回りました。多くの銀行から、返済のメドはあるのですかと聞かれました。でも、ようやくお金を貸してくれる銀行を見つけまして…。
そのとき、本当に涙が出ました」

銀行は無条件にお金を貸してくれたわけではありませんでした。
画家、そして作曲家の2人の兄を担保に「お兄さんを預からせてください」と言ったそうです。
「まるで捕虜みたい」。
今では他人事(ひとごと)のように、笑ってそう言えるようになった千住さん。


「7月21日、サイケイホールブリーゼで演奏される曲は?」(よっさん)
「ヴィヴァルディの『四季』全曲と、あとクライスラーの『愛の喜び』『愛の悲しみ』などです。
 指揮は延原武春さん、そしてテレマン室内オーケストラの皆さんが演奏してくれます。延原さんとは、過去に何度も共演していますが、とにかくよく勉強されていて、いつも感心することばかり。お話も面白くて、当日も、お腹を抱えて笑えるような解説をしてくださると思います。
 『四季』は延原さんのお陰で大好きになった曲です。当日は、延原さんと共演しないとできない演奏? あ・うんの呼吸のようなものを表現できればと思っています」

名器デュランティを手にして7年、やっと千住さんの望む音が出せるようになったと言います。当日は名曲『四季』もさることながら、その「デュランティ」の音色自体を楽しむのも一興でしょうね。

M2:チャイコフスキー メロディ/千住真理子(ヴァイオリン) 藤井一興(ピアノ)


♪くらこレディオ
いつもくらこれのブログを拝見していただいてありがとうございます!!
くらこレディオのDJをしていますDJカネヤンと申すのは僕です!
もう今ではパソコンも離せない存在ですが、
携帯電話も手離せません・・・

でもよく変換ミスをしちゃいます。焦るからかな〜
『6月』って打とうと思ったら、「6ガツンと」なんかよーわからんが、パンチがあるね〜ガツンとって響きが(笑)
『なんで〜?』って感じの変換候補がよく出てきます。便利ってのも怖いですなー。

さて今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました。

M3:アメイジング・グレイス/イル・ディーヴォ 「プレミア・シート〜愛と喜びの歌」より
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
今年はウィーン・フィルの名コンサート・マスターで指揮者だったウィリー・ボスコフスキー(1909〜91)生誕100年の年。去る6月16日は彼のバースデー、それを記念して、わが「くらこれ」は、ボスコフスキーの新盤・旧盤の中から、いくつかの曲を聴きました。

ボスコフスキーの功績で特筆すべきは、毎年恒例のウィーン・フィルによる「ニューイヤー・コンサート」の指揮者を長く務め、その祭典を世界に広く知らしめたことにあるでしょう。

彼が最初に指揮台に立ったのは、1955年の「ニューイヤー・コンサート」から。以来、79年新年までの25年間、ずっと「ニューイヤーの顔」であり続けたのでした。初代指揮者クレメンス・クラウスの時代から、「ニューイヤー・コンサート」は、ウィーンという一地域だけの小さな祭典でした。
 それがボスコフスキーの代になってからは、持ち前の音楽性と明るさ、そしてショーマンシップが功を奏したのか「ニューイヤー」はウィーンという地域性を離れ、世界共通の財産になりました。今は逆に、あまりにもインターナショナルな祭典に成りすぎた感がありますね。

79年、最後の祭典からポルカ「狩」(本曲+アンコール)と、ワルツ「酒・女・歌」(いずれもヨハン・シュトラウス2世作曲)、そして、生誕100年記念CDからグリーグ作曲「ホルベルク組曲」前奏曲(ナショナル・フィル)を聴きました。

特に、シュトラウスの中の「ウィーン節」を堪能してください。

M4:ヨハン・シュトラウス2世 ポルカ「狩り」/ウィリー・ボスコフスキー(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M5:ヨハン・シュトラウス2世 ワルツ「酒・女・歌」/ウィリー・ボスコフスキー(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M6:グリーグ 「ホルベルク組曲」前奏曲/ウィリー・ボスコフスキー(指揮) ナショナル・フィルハーモニー交響楽団


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2009年06月15日

2009.06.15 ジョン・ダウランド かえるのガリヤルド/藤田隆(リコーダー) 増井一友(ギター)

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M1:ジョン・ダウランド かえるのガリヤルド/藤田隆(リコーダー) 増井一友(ギター)


♪今週の表紙・顔!!!
6月20日、コープこうべ・文化事業部コープカルチャー宝塚(0797・83・1015)で行われた「クラシックを楽しく/vol6〜リコーダーの魅力再発見!」(くらこれ企画)。

よっさんこと吉川智明との楽しいトークを交えて、毎回、関西で活躍するプロの音楽家の演奏や歌を聴いていただくこのコンサート。今回はリコーダー奏者の藤田隆さんと、ギター奏者の増井一友さんが出演します。

「今週の表紙・顔」は、前回の増井一友さんに続いて、藤田隆さんのリコーダー演奏を聴きました。
関西を拠点に活躍している藤田隆さんは、日本を代表するリコーダー奏者のお一人で、演奏活動のかたわら、大阪音大の教授として後進の指導に当たっています。木工作が趣味の藤田さんは、自身でリコーダー作りも手がけます。

特にニンジンなどの野菜をくり抜き、穴を開けての笛作りは朝メシ前。そんな藤田さん、実はヨットやスキーなどが大好きなアウトドア派。家の中にこもって、毎日笛を作っているわけではないのです。藤田さん、そして共演者の増井さんとのデュオで、「かえるのガリヤルド」を聴きました。

16世紀後半から17世紀にかけて活躍したイギリス・ルネサンス期の作曲家・ジョン・ダウランドの作品です。


♪くらこれ対談
ヴァイオリニスト五嶋みどりさんが理事長を務めるNPOミュージック・シェアリング(旧みどり教育財団東京オフィス)は、普段、クラシック音楽を聴く機会の少ない国内外の地域に出かけ、ボランティア演奏をしている団体です。もちろん五嶋みどりさんを筆頭に、世界の若いアーティストが演奏に参加。近年は東南アジアにも活動の場を広げ、昨年12月にはインドネシアで交流を図りました。

去る6月8日、活動報告会を兼ねたコンサート「五嶋みどりと若き演奏家たち」が大阪・フェニックスホールで開かれ、報告会のナビゲーター役として登場したのが、五嶋さんらの活動に共感を寄せる指揮者の宮本文昭さんでした。このコンサートを聴いたよっさん、終演後、この番組に何度も出演されている旧知の宮本さんを訪ねました。今回の対談は、そのときの模様を収録したものです。

「お久しぶりです」(宮本文昭さん)
「2007年3月、オーボエ奏者を引退、その年の9月、指揮者として関西デビューしたときにお会いして以来ですね」(よっさん)
「港区にある関西フィルの練習場でお話しました」

「今はオーボエのほうは?」
「東京音大で教えたり、あと小澤征爾音楽塾のコーチとして、それぞれオーボエを教えていますが、公式の場でオーボエを吹いたりするのは、引退後は一切していません」

「指揮者としてのレパートリーは増えましたか」
「私は器楽出身なもので、弦楽器の扱いに不慣れな点も多々あります。だからそれを克服する意味でも自身の弦楽を主体としたオーケストラを作ったのです。〈オーケストラ・マップス〉といいます。そうした活動と、国内あちこちで指揮させて頂いている関係で、レパートリーのほうも、徐々にではありますが増えてきましたね」

今年は日本フィルや仙台フィル、来年は東京都響などに客演指揮者として招かれている宮本さん。オーボエ奏者だったころと今と、音楽についての考え方が変わったのかどうか、そのあたりのことを聞きました。

「指揮者の仕事というのは、ひと口に言えばプレーヤーのやる気をいかに起こさせるか、ということ。
 で、実際、指揮台に立って練習を始めてみると、それがよく分かるんですね。みんなの目の色がどんどん変わってくるんですよ。これは楽しい。指揮者って楽しいと思う瞬間ですね。
 それと、例えばベートーヴェンの『英雄』なら、自分は数え切れないくらい演奏してきたわけだけど、それはオーボエ奏者としての聴き方・見方だったわけで、指揮者として、その曲を俯瞰(ふかん)して見たとき、同じ『英雄』がまったく別の曲に聞こえてくるわけです。別の感触といってもいい。この時、音楽って深いものだなあ…とつくづく感じますね」

来年9月、宮本さんは兵庫芸術文化センター管弦楽団を指揮する予定です。曲目は「運命」そのほかです。お楽しみに!!

M2:ミシェル・ルグラン おもいでの夏/宮本文昭(オーボエ)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか??
ジューンブライドというよりも、「梅雨」ってイメージが大です!!
どうもDJカネヤンでございますよ!
雨の時期の乗り切り方ないですか〜〜〜〜!!!
頭が湿気でボンバヘッドです(笑)

夏が来る〜♪・・・さてさて、今回はタワーレコメンドとくらこれピックアップをお届けしました。

「ニュー・サウンズ・イン・ブラス2009」より、
M3:PIANO! PIANO! PIANO! /岩井直溥(指揮) 東京佼成ウインドオーケストラ
(タワーレコメンド)

マリンバ奏者大熊理津子 アルバム「全速力ウーマン」より、
M4:大塚茜 「全速力ウーマン」/大熊理津子(マリンバ) 藤岡弘子(ピアノ)
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
今回の「今週の表紙・顔」で紹介したように、リコーダー奏者の藤田隆さんはアウトドア派。笛ばかり吹いている人ではないのです。
 このようにクラシック界には多面にわたって趣味をもったり、もう一つの「プロの顔」があったりと、いろいろな音楽家がいます。今回はこの6月に開かれるコンサートの話題から、そうしたアーティストを紹介しましょう。

まずは18日(いずみホール)の「マタイ受難曲」を指揮するジョシュア・リフキン。1944年ニューヨーク生まれのリフキンは、バロック時代から現代まで幅広いレパートリーをもつ指揮者です。同時に、バッハ研究などの音楽学者でもあるのです。

そのリフキン、実は20世紀の初期に流行したラグタイム音楽のピアニストだったとは!
そう言って驚いたのは編集長。でもよっさんは違っていました。

「編集長とは逆。僕がリフキンの名前を知ったのは20年ほど前。ラグタイムのLPレコードで。それがずいぶんあとになって、この人、バッハの音楽もやる人か!とホント驚いた」

もう一人は、16日(ザ・シンフォニーホール)のロシア・ナショナル・フィルの公演を指揮するウラディーミル・スピヴァコフ。今はロシアを代表する指揮者としてその名は有名ですが、この人、若いころは優秀なヴァイオリニストとして、ムラヴィンスキーやバーンスタインなど、世界有数の指揮者・オケと共演してきた、凄いヴァイオリン歴を持った人なのです。

今回は裏芸ならぬ、立派な「表芸」をもつリフキン(ピアノ)、スピヴァコフ(ヴァイオリン)の演奏を聴いていただきました。

M5:ラム アメリカン・ビューティー・ラグ/ジョシュア・リフキン(ピアノ)
M6:モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番第1楽章/ウラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン・指揮) イギリス室内管弦楽団


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2009年06月08日

2009.06.08 【プレゼント6/10〆切】大阪シンフォニカー交響楽団第136回定期演奏会

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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団第136回定期演奏会【ドイツ・ロマン派の秘密】ジークフリート・ワーグナー生誕140年」
●日時:2009年6月19日(金)
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:児玉宏(指揮)
    大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:ジークフリート・ワーグナー 歌劇「異教徒の王」間奏曲“信仰”
    交響詩「幸福」
    ブルッフ 交響曲第3番ホ長調作品51

このチケットを3組6名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団チケット希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は6月10日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009.06.08 イルジ・イルマル 『バーデンジャズ組曲』より「シンプリシタス」/増井一友(ギター)

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M1:イルジ・イルマル 『バーデンジャズ組曲』より「シンプリシタス」/増井一友(ギター)


♪今週の表紙・顔!!!
コープこうべ・文化事業部コープカルチャー宝塚(0797・83・1015)で行われているシリーズ「クラシックを楽しく」(くらこれ企画)は、毎回よっさんこと吉川智明が、関西で活躍するクラシック音楽家との楽しいトークを繰り広げながら気楽に音楽を聞いてもらおうというもの。

第6回は6月20日、「リコーダーの魅力再発見」と題して、リコーダー奏者の藤田隆さんとギター奏者の増井一友さんを迎えて開かれます。「今週の表紙・顔」は今回と次回にわけて、お二人の音楽を聞いていただきましょう。

まずはギターの増井一友さんです。

増井さんは1954年の栃木県生まれ。
大阪芸大でロベルト・ヴリーゲン教授(故人)らのもとで音楽学を学びました。独学で始めたギターでしたが、在学中に教授たちや先輩に強く勧められ、正式に習うようになりました。
 その後、ホセ・ルイス・ゴンサレス、オスカー・ギリア、ミゲル・バルベラら世界的な名手について学びました。その成果は、第7回日本ギターコンクール(第3位)や第2回ホセ・ルイス・ゴンサレス国際ギターコンクール(第1位)などの受賞歴にみることができるでしょう。

現代音楽にも強い関心を寄せる増井さんは、2000年秋、武満徹など現代作品を集めたコンサートを開き、高い評価を得ました。
 現在は関西を拠点に演奏活動を行っています。かたわら、大阪音大で講師を務めている増井さん。そのセカンド・アルバム「ノスタルジー」(HOMA Records)からイルジ・イルマル作曲の『バーデンジャズ組曲』から「シンプリシタス」を聴きました!


♪くらこれ対談
フルート奏者、持田洋さんがゲストです。演奏歴は半世紀に近く、文字どおりわが国を代表するフルート界の重鎮のお一人といえるでしょう。

東京に生まれた持田さんは、早くも14歳のときにフルート奏者を目指すべく故・林リリ子さんに師事します。林さんは、作曲家・林光さんの従姉で、自身、フルートの名手であると共に、多くの優秀なフルーティストを育てた人として有名です。そのお一人である持田さんは、林さんの薫陶よろしく桐朋学園高校へ、そして同学園大に入学します。

人一倍努力家であった持田さん、大学在学中であったにもかかわらず、次のステップアップのために西ドイツ(当時)に渡り、国立マンハイム音大で学びます。
 同音大を卒業後、ハイデルベルク室内管弦楽団で活躍された後、国立ハンブルク音大で再び学びます。そこで出会ったのが世界的なフルート奏者、カールハインツ・ツェラーでした。

ハンブルクで多くを学んだ持田さんは、73年、朝比奈隆さんの誘いを受けて、大阪フィルに入団、76年まで首席奏者を務めます。その間、同フィルのヨーロッパ公演(75年)を経験した持田さんは、当時の思い出を心の宝石箱に大切にしまっています。
 特に、ブルックナーの眠る聖フロリアン寺院での朝比奈さん指揮による彼の交響曲第7番の演奏は、特別強い印象を残しているといいます。現在はソロ活動以外に、シリンクス・フルートアンサンブルなどを主宰して指揮者としても活躍されています。

また、大学などで熱心に後進の指導に当たられ、優秀な若手フルート奏者を輩出しておられます。今後の更なるご活躍を期待したいですね。

M2:ラヴェル 「クープランの墓」から、プレリュード/持田洋(指揮) シンクス・フルート・アンサンブル


♪くらこレディオ
いつもくらこれのブログを見ていただいてありがとうございます!!
そしてはじめての方は・・・・ようこそ〜〜〜!!
門番的存在のDJカネヤンです。
というのは、嘘でくらこレディオのDJやってます!
よろしくお願いしまーーす!!
さて今回はタワーレコメンドと、くらこれバースデーをお送りしました。

「ダンディズム・ヴィンテージ」より、
M3:愛しみのチャルダッシュ/古澤巌(ヴァイオリン)
(タワーレコメンド)

今月は6月の誕生日の方々をご紹介しました!
その中から6月8日生まれのシューマン作曲の曲を少しだけ聴きましたよん♪
M4:シューマン 子供の情景より「トロイメライ」/ケートヴァン・バドリーゼ(ピアノ)
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
大阪四季劇場で始まる『ジーザス・クライスト=スーパースター』(エルサレム・バージョン)=6月9日から28日まで。イエス・キリスト最後の7日間を描いたこのロック・オペラのことは、以前、「表紙・顔」で述べたとおりです。

今回の「ズバクラ」は、同様のストーリーで受難曲を書いたJ・S・バッハの音楽を聴きました。
まずは『マタイ受難曲』からアルトのアリアを、そして『ヨハネ受難曲』から、コラール曲の前に歌われる最後の合唱曲を—。

メンゲルベルク指揮による『マタイ受難曲』は1939年のライヴ録音(アムステルダム)。まさに第2次世界大戦が勃発する前夜のもの。なぜ、こんな古い録音を聴くのか?
 それはこのアリアが、数々ある同様の歌唱録音の中でも「名唱」として今も評価が高いからです。歌の後半、会場からすすり泣きが何度も聞こえます。恐るべき時代を予感したユダヤ人の涙でしょうか。それとも、単なる鼻炎患者が、垂れた鼻をすする音なのでしょうか。聴いて判断してください。

M5:J.S.バッハ 「マタイ受難曲」からアリア「憐みたまえ、わが神よ」(アルト)/ウィレム・メンゲルベルク(指揮) アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 アムステルダム・トーンクンスト合唱団 イローナ・ドゥリゴ(アルト)

M6:J.S.バッハ 「ヨハネ受難曲」から合唱曲「憩え、安らけく、聖なるムクロよ」/カール・ミュンヒンガー(指揮) シュトゥットガルト室内管弦楽団 シュトゥットガルト少年聖歌隊


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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年06月01日

2009.06.01 【プレゼント6/3〆切】川井郁子コンサート

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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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♪今週のプレゼント
「川井郁子コンサート」
●日時:2009年6月17日(水)
●場所:ビルボードライブ大阪
●時間:2部 開場20:30 開演21:30
    ※今回のプレゼントは1部、2部あるうちの2部のチケットになります。
●出演:
    川井郁子(ヴァイオリン)

このチケットを1組の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「ビルボードライブ大阪チケット希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は6月3日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009.06.01 パガニーニ ヴァイオリンのための24のカプリース(奇想曲)第5番イ短調/神尾真由子(ヴァイオリン)

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M1:パガニーニ ヴァイオリンのための24のカプリース(奇想曲)第5番イ短調/神尾真由子(ヴァイオリン)


♪今週の表紙・顔!!!
07年チャイコフスキー国際コンクールの覇者・神尾真由子さんが、このほどセカンド・アルバム<パガニーニ:24のカプリース>をリリース(BMG JAPAN発売)、日本先行発売(6月3日)より先にCDを入手した番組では、逸早くリスナーの皆さんに聴いていただきました。

「くらこれ!」によく登場するパガニーニ作曲の「24のカプリース(奇想曲)」。
超絶技巧の”横綱級”で、しかも名曲中の名曲として世界に知られている曲だけに、これに挑戦するヴァイオリニストは昔から後を絶ちません。つい最近も、パガニーニが生きていた19世紀当時の奏法で録音した佐藤俊介さんの新譜を紹介したばかりでした。

さて神尾さんの演奏は!?
以前、神尾さんのファースト・アルバム<PRIMO(プリモ)>を紹介したときにも言いましたが、彼女は完璧な技巧が要求されるヴィルトゥオーゾ・タイプのヴァイオリン奏者です。もちろん、ただ技術が完璧なだけではありません。

特に「24のカプリース」のような珠玉の名曲が数珠つなぎになっているような曲は、「技巧」に裏打ちされた、豊かで変化に富んだ音楽性がなくてはならないのですから。神尾さんは、それら24曲を完璧な技巧と豊かな「歌心」で弾きこなし、かつ落ち着きのある響きで堂々とミューズの神に対峙しているのですからね。誠に後生恐るべし!

24曲中、第5番イ短調を聴きました。
凄いテンポで動き回る無窮動の曲。下手な人が弾くと、やたらとコセコセと忙しいだけの曲になってしまいますが、神尾真由子さんの演奏は、そこに一陣の風を吹かせます。走り抜ける貴婦人—とでもいうのでしょうか、優雅で、しっかりと立った風なのです。


♪くらこれ対談
歌手のペギー葉山さんと、日本テレマン協会代表の延原武春さんがゲストです。
6月4日(木)、シアター・ドラマシティ(大阪市北区)で開催した<ペギー葉山〜テレマンと大人の愛を奏でる>コンサートのお話を中心に伺いました。まずはペギー葉山さんとのトークです。

「最初はクラシックの歌手に憧れていたと聞きましたが?」(よっさん)
「そうなんです。父も母もクラシックが好きでしたし…特に父は、カナダのバンクーバーなどで商社マンとして働いていた関係で、日本ではなかなか手に入らないものも含め、いろいろなSPレコードを集めていました。その中で私が好きだったのは、ヴァイオリン奏者のクライスラーやエルマンのもの、ソプラノ歌手ではガリ=クルチでしたね。こんなきれいな声で歌えたらな、なんて青山学院女子中等部のときからそう思っていました」(ペギー葉山さん)

「では先生について?」
「ええ。後年、国立音大の名誉教授になられた歌手の内田るり子先生について歌と発声を習いました。高等部のときです。で、先生、『あなたの声、悪くないわ』とおっしゃったの。いい声ね、とは言ってくださらなかったわ(笑)。『だから芸大を目指しなさい』と。私はメゾなので、芸大を出たら『カルメン』を歌おうとまで思っていたのですが…」
「クラシックと同時にジャズやポピュラーもお好きだったから」
「そうです。結局、キングレコードの専属歌手になっちゃったわけ」

「クラシックで好きな作曲家は誰ですか?」
「そうねぇ…思いつくままに言うとラフマニノフ、チャイコフスキー、マーラー…、でも一番落ち着くのはモーツァルトね。こういう音楽を聴きながら、趣味の書をたしなんだりしています」

「延原さんとのシリーズは2回目ですね」(よっさん)
「シアター・ドラマシティでは昨年に次いで2度目ですが、それまでも何回か共演していますよね、ペギーさん」(延原武春さん)
「ええ。去年は一曲一曲、セパレートに並べて歌いましたが、今回はちょっと趣向を凝らして」(ペギー葉山さん)
「実はポピュラーとクラシックのコラボレーションというのは、口でいうほど簡単ではないのです。そのための準備もけっこういりますしね。
 今回はペギーさんのオンステージを前半に、われわれテレマン室内オーケストラによるヴィヴァルディの『四季』演奏を後半にという構成をとっています」(延原武春さん)

「全体的には、延原さん指揮によるアンサンブルの演奏、そして延原さんのオーボエ演奏、そういったムードの中で、歌を選曲しています。例えばG線上のアリアの冒頭が聞こえてきたかな、と思ったら、だんだん私の歌う『ラ・ノビア』になったりと…」(ペギー葉山さん)
「すべてそうなると、イヤらしくなるので、そうならないよう、楽しんで聴いていただけるコンサートになると思います」(延原武春さん)

当日はスタンダードなポピュラー曲に交じって「つめ」「学生時代」「南国土佐を後にして」といったペギーさんの代表曲が歌われます。またオンステージ後半の「ザ・サウンド・オブ・ミュージック・メロディーより」も聞き逃せませんね。

M2:マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調第4楽章/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


♪くらこレディオ
くらこれのホームページ、ブログを見ていただいてありがとうございます!!
くらこレディオDJのカネヤンです。

6月に入りました〜〜〜!!うぇーーーん!(泣)
もう半年経ったんですよ!この前年賀状届いたばっかりと思っていたのに。シクシク…
もっと趣味を満喫してやる〜〜〜夏も間近ですしね。
さて今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました。

アルゲリッチ&フレンズ「ルガーノ・フェスティバル・ライヴ2008」より、
M3:モーツァルト 4手のためのアンダンテと変奏曲ト長調/マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)
(タワーレコメンド)

タワーレコード難波店クラシックコーナーの5月のランキングTOP5をご紹介しました!
第1位 モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第1番〜5番その他/ウラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン&指揮) イギリス室内管弦楽団
第2位 ブラームス 交響曲第1番&第3番/ピエール・モントゥー(指揮) アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
第3位 ハイドン 交響曲集/レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック
第4位 ポール・ポッツ『ワンチャンス〜デラックスエディション』
第5位 プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番&3番/シュケナージ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団 エフゲニー・キーシン(ピアノ)

この中から第5位の曲を少し聴いていただきました。
M4:プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番第3楽章/アシュケナージ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団 エフゲニー・キーシン(ピアノ)
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
冒頭からベニー・グッドマン楽団による「南部の夕暮れ」が流れます。
グッドマンのクラリネット・ソロが軽快にスイングします。

ジャズのスイング王といえば、この人しかいません。
ベニー・グッドマン(1909〜1986)は今年生誕100年のアニヴァーサリー・ミュージシャンで、5月30日に生まれました。グッドマンはユダヤ系アメリカ人の貧しい仕立屋の子としてシカゴに生まれましたが、小学生のとき、偶然手にしたクラリネットの音色に心引かれ、早くも12歳のころにはプロ顔負けのジャズ音楽を演奏していたといいます。16歳でベン・ポラックに見出され、彼の楽団に入ります。20代半ば(34年)で自らの楽団を興したグッドマン。

それからの輝かしい足跡は書くまでもありません。
ジャズ史に不滅の名を遺したグッドマンの功績の中には、白人プレーヤーでありながら、30年代から黒人プレーヤーを積極的に起用していったことが挙げられます。まだまだ黒人差別の壁が厚かった時代です。
 そして1938年、クラシックの専門ホールだったカーネギーホールに、他のジャンルから初めて出演したのもグッドマンでした。
20世紀の前半、ジャズは本場のアメリカですら(クラシックに比べ)レベルの低い音楽として見られていました。ジャズ音楽の出自を考えてみれば、そうした偏見と差別は確かにあったことでしょう。グッドマンがカーネギーホールに出演したことは、「ジャズ」がアメリカ社会の陽の当たる場所(市民権)を得たということになりますね。

そのグッドマンは最初、クラシック奏法でクラリネットの演奏を身につけました。近所にいい先生がいたのか、いい教則本があったのか、そこのところはわかりませんが、とにかくクラシック音楽も好きで、また得意でした。
 そんな彼の腕と音楽性にひかれて、当時、アメリカにいたハンガリーの作曲家、バルトークは、彼のクラリネットとシゲティ(ヴァイオリン)、そして自身のピアノによる器楽トリオの曲をグッドマンにプレゼントしています。

グッドマンが録音したクラシックの中でも、高い評価を得ているのがモーツァルトでした。特にブダペスト弦楽四重奏団と共演(38年)した「クラリネット五重奏曲イ長調」は、名門カルテットとの技が相乗作用として働き、一級の名演になっています。その第4楽章を聴きました。

M5:モーツァルト クラリネット五重奏曲イ長調第4楽章/ベニー・グッドマン(クラリネット) ブダペスト弦楽四重奏団


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2009年05月25日

2009.05.25 【プレゼント5/27〆切】小山実稚恵 「ピアノ・ロマンの旅」第7回〜若き恋〜

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♪今週のプレゼント
小山実稚恵 「ピアノ・ロマンの旅」第7回〜若き恋〜
●日時:2009年6月14日(日) 14:00〜
●場所:いずみホール
●出演:
  小山実稚恵(ピアノ)
●演奏曲:
  ショパン:ノクターン第1番変ロ短調
       ノクターン第2番変ホ長調
  シューマン:謝肉祭「4つの音符による面白い情景」
  ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番へ短調

このチケットを5人の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「ピアノロマンの旅希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 fm osaka「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は5月27日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009.05.25 プロコフィエフ バレエ音楽《ロメオとジュリエット》第2組曲「モンタギュー家とキャピュレット家」/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮) ミネソタ管弦楽団

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M1:プロコフィエフ バレエ音楽《ロメオとジュリエット》第2組曲「モンタギュー家とキャピュレット家」/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮) ミネソタ管弦楽団


♪今週の表紙・顔!!!
VOXヴィンテージ・コレクション第1回発売分から、指揮者スクロヴァチェフスキを聴きました。

LPの初期時代からクラシック・ファンに親しまれてきた米ヴォックス・レーベル。日本ではコロムビアからリリースされていました。
 今回コロムビアミュージックエンタテインメントから発売された同コレクションは全5タイトル。うち第1弾として、リリー・クラウス(ピアノ)を4月に紹介したばかりです。スタニスラフ・スクロヴァチェフスキとは長い名前ですね。だからでしょうか、クラシック音楽の世界では、愛称なのか、単なる省略なのかよくわかりませんが、彼を「ミスターS」としばしば呼んでいます。

ハンガリー系アメリカの名指揮者で、日本でもお馴染みの「ミスターS」は、60年から79年までミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)で音楽監督を務めていました。
 このほどリリースされたのは、両者によるストラヴィンスキー(三大バレエ曲)とプロコフィエフ(バレエ曲『ロメオとジュリエット』第2組曲ほか)で、いずれの曲もミスターSの優れた音楽性が聴かれるCDで、名盤の聞こえが高いものです(77年録音)。なかでも『ロメオとジュリエット』の組曲は、明快なテンポと音作りが功を奏して、非常に緊張感に溢れた「名演」になっています。


♪くらこれ対談
大阪・住道(すみのどう=大東市)を事業拠点にしている大川創業グループ。その総帥で、音楽愛好家の大川進一郎さんがゲスト。

3回目のご登場です。前回のお話は、同じ実業家で音楽愛好家の白井次郎さん(故人)と久しぶりに出会い、白井さんが団長をしているアマチュア・オケに入団、のち団長になって、しばらく遠ざかっていた音楽の世界に、再びどっぷり浸かることになります。

「アマチュアの関西OB交響楽団のクラリネット奏者となり、のちに団長になられたわけですが、そのあと関西フィルに入団ですか?」(よっさん)
「いえ、その間に関西フィルの前身であるヴィエール・フィル時代があります。実は、関西OBでクラリネットを吹けたのはいいが、気がつくと、若いころ一緒に音楽をやっていた連中が全部プロになっていましてね。何くそ!と思いましたよ」(大川進一郎さん)

「大川さんは負けず嫌いだから(笑)」
「そういうことです(笑)。で、プロのヴィエール・フィルのセカンド・クラリネットが空いているという話を聞き、入団を決めたのです。アマチュアならトップなのに、プロだとセカンドです(笑)」

「当時、ヴィエールの音楽監督をなさっていたのは宇宿允人(うすき・まさと)さんでしたね」
「ええ。とても厳格な人で、芸術家としての考えをちゃんともっておられる。そういう気質、性格が時には裏目に出て、楽員とのトラブルも多かったですね。結局、ヴィエール・フィルを辞められて、東京に行かれた」

プレーイング・マネージャーなども兼ねるようになった大川さんは、指揮者・宇宿允人さんが辞任したあと運営代表に選出され、同時に楽団の名称を現在の「関西フィルハーモニー管弦楽団」に改めた。

「関西フィルの名はご自身が考えられたとか?」(よっさん)
「ええ。当初は楽団代表と運営代表の2人がいたのですが、楽団代表が3年でやめたため、私が2つを兼ねた代表になりました。それからが大変で、代表を辞める前の何年間は、毎年2000万は個人で出資したでしょうか」(大川進一郎さん)
「毎年2000万円!」
「ええ、最後のほうはね。トータルで10億はいったでしょう」

オーケストラに個人出資した額は半端ではありません。しかし、夢も半端ではないのが大川さんなのです。
「将来は大東市の住道にオペラ劇場を建てたいのです」
えっ!えっ!!えっ!!!
エライ話になってきたよ、リスナーの皆さん。

続きはまたのお楽しみ!

M2:モーツァルト クラリネット五重奏曲イ長調第4楽章/大川進一郎(クラリネット) 伊藤寿江(1st V) 橋本安弘(2nd V) 柳生厚彦(ヴィオラ) 林口真也(チェロ)


♪くらこレディオ
部屋の中がフィギュアだらけになってきたDJカネヤンです。。。
今回もくらこれのホームページ見ていただいてありがとうございます!!

このDJカネヤンのコーナーをスルーしないでくださいね♪
これからもご愛好の程宜しくお願いします(*^_^*)

そうなんです…カネヤンの部屋はいろんなフィギュアが増えてきました。
買ったというよりかは、クレーンゲームで獲得したんですがとりすぎました(笑)
仮面ライダー系が多いですね〜またなんか取れたら、番組でも紹介しますね!!
コツとかもご紹介します・・・・って何じゃこの番組は(笑)

さてさて、話はくらこレディオでいきましょう!
今回はタワーレコメンドとくらこれニュースでした。

『朝美人クラシック』より、
M3:グリーグ ペールギュントより「朝」/サー・ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
5月18日(月)、ザ・フェニックスホールで水谷川(みやがわ)優子さんのチェロ・リサイタル(ザ・フェニックスホール)を聴いた編集長&よっさん。感動も冷めやらぬこの日(25日)、再び水谷川さんの話で盛り上がりました。

「5月の半ばから、関西を中心に新型インフルエンザが蔓延、そのためコンサートも中止になったりと、いろいろ音楽界でも大変やったけど、少しだけ落ち着いてきた感じやね」(よっさん)
「そうやね。水谷川(みやがわ)さんのリサイタルの日、多くのお客さんがマスクマンになってね。
 水谷川さんもマイクを持って舞台で話していました。『こんな光景、後にも先にも今日だけではないか、できればここから写真を撮っておきたい』とね。マスクの下からクスクスと小さな笑いがあちこちで起こりましたね」(編集長)

「それにしても、そんな状況の中で満席や!」
「立見席まで出たぐらいやからね。ウィルスより音楽の力が優ったということかいな(笑)」

「ほんまや。それにしても水谷川さんの音楽、よかったね。フトコロが深い音楽というのかな。アンコールで弾いたヤルネフェルトの『子守歌』、今も耳に残ってますよ」
「うん。なんかね、水谷川さんの音楽って、音が『たゆたう』というのかな、水の中で音符がプカプカと『浮かぶ』感じ。水谷川さんの音楽にはそういうものを感じたな。こういう感じ方というのは、今までグレゴリオ聖歌とか、この人のおじいさんがオーケストラ用に編曲した雅楽の『越天楽』を聴いたときにしかないな、僕は…」

「変わった感じ方やね。
 じゃ、水谷川さんの祖父にあたる近衛秀麿さんが作曲した有名な歌曲『ちんちん千鳥』(北原白秋作詞)と、オケ編曲版の『越天楽』を聴きましょう。この『越天楽』はN響の前身にあたる新日本交響楽団が演奏。1931年の古い録音になります」

M4:近衛秀麿 ちんちん千鳥/水谷川優子(チェロ) 山洞智(ピアノ)
M5:近衛秀麿 越天楽(オーケストラ編曲版)/近衛秀麿(指揮) 新日本交響楽団


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2009年05月18日

2009.05.18 【プレゼント5/20〆切】大阪シンフォニカー交響楽団第135回定期演奏会

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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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♪今週のプレゼント
大阪シンフォニカー交響楽団 第135回定期演奏会
●日時:2009年5月29日(金)開演19:00 開場18:00
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮:寺岡 清高(正指揮者)
  大阪シンフォニカー交響楽団
●演奏曲:
  ベートーヴェン  交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」  
  ツェムリンスキー  交響曲第2番変ロ長調
このチケットを5人の方にプレゼント!!!
(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団」と書いて、
ハガキは〒556-8510 fm osaka「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
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締切は5月20日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2009.05.18 J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調第1楽章/菊地裕介(ピアノ)

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M1:J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調第1楽章/菊地裕介(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
ヴィルトゥオーソ(技巧派)・ピアニストたちの系譜をたどる、ユニークなCDを紹介しましょう。新進気鋭のピアニスト、菊地裕介さんが演奏する〈B-A-C-H〜変貌するバッハ、ピアノ・トランスクリプションズ〉(コロムビアミュージックエンタテインメント発売)です。

収録曲(すべてJ・S・バッハ作品)は、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調、同じく第2番ニ短調やシチリアーノほかです。
 トランスクリプションズ(編曲)とあるように、いずれの曲もラフマニノフやリストなど、作曲やピアノ演奏の分野で大きな仕事を成し遂げた人たちが編曲したもの。彼らによる「バッハ・オマージュ」となっているのがこのCDの特徴といえるでしょう。リリースにあたって菊地裕介さんは、次のような意見(要約)を述べています。

「例えばパルティータ第2番は最後に有名なシャコンヌが入っている曲ですが、ピアノ編曲の場合、ブゾーニ編曲のシャコンヌは飛び抜けてよく演奏されるのに比べ、ほかの曲はあまり演奏されません。やはりこの名曲の全体のバランスを考えると、全曲を弾くべきだと思います」

菊地さんの言葉にあるように、CDには、シャコンヌの前のアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグを自身の編曲で録音、この曲をトータルにとらえていることがよく理解できます。

それにしてもラフマニノフやリストたちの「編曲能力」は見事なものです。
それを十二分に伝えた菊地さんの今後の活躍に期待しましょう!


♪くらこれ対談
5月23日(土)、いずみホールで[作曲家・團伊玖磨生誕85年スペシャル・コンサート]を開いた佐藤しのぶさん(ソプラノ)がゲストです。
大阪・高槻市に生まれた佐藤さんは、今や日本を代表するプリマ・ドンナのお一人。近年、関西から優れた歌手が次々と誕生していますが、佐藤さんのようなビッグな人はなかなか出ませんね。

普段は標準語の佐藤さん。この日は、大阪弁のイントネーションで「こんばんは」のご挨拶。

「こうした放送で大阪弁を話すことはあまりない佐藤さんですが、やはり今のご挨拶は間違いなく大阪弁ですね」(よっさん)
「普段、自分の子どもを叱るときとか、感情的になったときなどは、やっぱり関西のイントネーションになりますね。長く東京に住んでいても、例えばバカという言葉には違和感をもちます。なんだか救いがないように思えて…」(佐藤しのぶさん)

「同感!同感!さて、今日は團伊玖磨生誕85年スペシャル・コンサートに出演されるということで、團さんのお話などをいろいろお聞きしたいと思うのですが、團さんとの最初の出会いは?」
「大学を出たあと、オペラを専門に勉強しようと思ってオペラ研修所に入ったのです。当時の日本では唯一、専門のオペラ研修団体だったのですが、
そこの所長をなさっていたのが團先生だったわけです。
 実は團伊玖磨というお名前は小学生のときから知っていました。音楽の教科書に、バッハやベートーヴェンなどの肖像画に交じって、先生の顔写真が載っていまして、オペラ『夕鶴』の作曲者と書いてありました。私の中では、遠い過去の人だと長く思っていたのです。
 ところが研修所に入った初日、先生は『私が所長の團伊玖磨です』と自己紹介なさって、ええ…この人生きていると、失礼ながら、驚きと共にそう思ったのです。しばらくして先生にそのことを申し上げたら、先生、ゲラゲラとお笑いになって、以来、公私共に長くお付き合いしてくださいました」

佐藤さんらしい、とても微笑ましいエピソードですね。
今年はデビューして25年。そういう意味でも記念になる「生誕85年コンサート」です。

「オペラを中心に歌ってこられた佐藤さんにとって、今回のように團さんの日本歌曲をまとめて歌うことは、これまであまりなかったのではありませんか」(よっさん)
「そうなんです。全部日本語の歌をプログラミングしたのは、今回が最初です。これからは團先生の作品を初め、日本人作曲家の歌をどんどん歌っていきたいと思っています」(佐藤しのぶさん)

「團さんといえばオペラ『夕鶴』、『夕鶴』といえば團さん、というように團さんと『夕鶴』は切っても切れない深い関係があるのですが、当日は最後に、この『夕鶴』から、つうのアリア2曲を歌われますね」
「團先生は自らオペラ台本をお書きになった作曲家で、音楽史上、ほかにワーグナーぐらいしかいません。今回のコンサートで、それほど偉い人なんだと、改めて認識していただけたらいいですね」

佐藤しのぶさん!
当日は編集長と一緒に行きまっせ!楽しみにしています。(よっさん)

M2:團伊玖磨 花の街/ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮) パイヤール室内管弦楽団
M3:カッチーニ アヴェ・マリア/佐藤しのぶ(ソプラノ) 森島英子(ピアノ)


♪くらこレディオ
5月ももう後半へと向かっています!!
5月病が大変だったDJカネヤンです・・・家にいてるとかなりダラダラしちゃうので、
休みの日はなるべくお出かけするようにしています。

最近では「一人焼肉」にハマってるんですが、最初は恥ずかしかったんですよね〜
だって周りはみんな大勢で食べてるのに、自分だけひとりでガツガツと(笑)

でも、今ではそれが幸せのひと時です。
6月までもう少し!!!
たくさん肉を食べて力を蓄えていきましょう!

「ライツ・イン・ザ・ダーク」より、
M4:エクトル・ザズー 聖母マリアの7つの喜び/ラサフィオナ・コナーラ(ヴォーカル)
(タワーレコメンド)

アルバム「i Meets...」より
M5:ココロのパズル/12人のヴァイオリニスト feat.佐藤竹善
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
佐藤しのぶさんとの対談で話題の中心となった作曲家、團伊玖磨さん(1924〜2001)。
その歌とシンフォニーの部分聴きをしてみました。

オペラ『夕鶴』が團さんの指揮、関西交響楽団(現大阪フィル)の演奏で日本初演(大阪)されたのは、1952年1月でした。その数年前、すでに最初の交響曲イ調(にちの第1番)が書き上げられていました。この曲、全体の雰囲気が『夕鶴』の持つそれと非常によく似ています。見方を変えれば、代表作となる傑作オペラのための準備であったといえるのかもしれません。

『夕鶴』で大きく花開いた團さんの創造精神は、その後変化を続け、中国シルクロードなどを含めた、インターナショナルな色彩を濃くしていきます。最後の交響曲第6番(1985年)は、そうした團さんの開かれた創造精神と、交響曲イ調以来持ち続けている日本の伝統美に対するこだわりが見事に昇華された作品になっています。

番組は、交響曲イ調(交響曲第1番)の冒頭部分と、第6番の壮大なラストを聴きました。   

M6:團伊玖磨 交響曲第1番イ調第1楽章(冒頭部)/山田一雄(指揮) ウィーン交響楽団
M7:團伊玖磨 交響曲第6番第3楽章/團伊玖磨(指揮) ウィーン交響楽団


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[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2009年05月11日

2009.05.11 モーツァルト(ヴォロドス編曲) トルコ行進曲/ユジャ・ワン(ピアノ)

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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:モーツァルト(ヴォロドス編曲) トルコ行進曲/ユジャ・ワン(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
クラシック音楽界の大スターとなった中国人ピアニスト—といえば、ラン・ランやユンディ・リたちの名が挙がりますね。そんな彼らに続けとばかり、今、中国では世界のヒノキ舞台を目指した才能ある若手アーティストの台頭が著しいのです。その中の一人、「ユジャ・ワン」という女性ピアニストを紹介しましょう。

ユジャ・ワン(王羽佳)。チェリストのヨーヨー・マ同様、英語読みすればそうなります。中国、韓国、日本など、東アジア言語の語順に従えば、ワン・ユジャさんです。ワンさんといえば、ずっと近しく感じますね。このほど彼女は「ユジャ・ワン(ピアノ)デビュー!/ソナタ&エチュード」(ユニバーサル・ミュージック発売)でCDデビューを果たしました。

<洗練を極めた音楽性、完成された技巧、知的なアプローチ、眩(まばゆ)い才能、ユジャ・ワン、デビュー!>

そんなキャッチコピーの美辞麗句が決してウソではないほど、このCDは彼女の豊かな音楽性と驚異のテクニックを伝えています。

1987年の北京生まれ。北京中央音楽学院を経て渡米、カーティス音楽院でさらに腕を磨きます。同校を卒業したのは昨年ですが、その間に世界有数のオーケストラと共演を重ねています。
 このCDにはショパンやリストのソナタに交じって、リゲティの現代作品も収録されています。番組では、ボーナス・トラックに入っている「トルコ行進曲」(モーツァルト/ヴォロドス編曲)を聴きました。編曲版に、さらに彼女が手を加えたものの演奏です。アクロバットの曲芸さながら、複雑怪奇で、とてもスリリングな「トルコ行進曲」です。

お見事!
演奏が終わると、編集長&よっさんは、つい「ブラヴォー」と叫び、拍手を送りました。