2008年12月29日

2008.12.29 シューベルト ヴァイオリンとピアノのための華麗なロンド

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
宇野先生の愛聴盤、愛聴曲をお届けします!
セレクトから、先生の意外な一面が見えることも…(^^)!?要チェックですよ★

M1:シューベルト ヴァイオリンとピアノのための華麗なロンド/ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(ヴァイオリン) アン・マリー・マクダーモット(ピアノ)

コメント
「ナージャは女流ヴァイオリニストで、演奏中、舞台を足で踏み鳴らすなどものすごい情熱の持ち主ですが、今までイギリスの大会社EMIの専属だったのにそれを辞めてしまい、ナージャというレーベルを立ち上げました。自分のやりたい曲を自由に録音するためです。
 その第1回のCDが白熱のリサイタルと題された1枚で、このロンドなどとてもシューベルトとは思えません。気迫にあふれ、しかも無類の優しさとなぐさめが交錯し、まさにナージャ節全開といえましょう!」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
聴き比べをしながら、宇野先生と吉川プロデューサーが本音で語るコーナーです。
時には過激な発言も…!思わずくすっとなっちゃいますヨ(^^)♪

M2:ベートーヴェン 交響曲第九番第4楽章/ブルーノ・ワルター(指揮) コロンビア交響楽団(ニューヨークフィルかも?といわれています。)
M3:ベートーヴェン 交響曲第九番第4楽章/フルトヴェングラー(指揮) バイロイト盤
M4:ベートーヴェン 交響曲第九番第4楽章/メンゲルベルク(指揮) アムステルダム・コンセルトへボウ

コメント
吉川「このフルトヴェングラー、バイロイトは何度も取り出して聴こうとは思いませんね!」
宇野功芳「思わないです!疲れはてます!」
・メンゲルベルクを聴いて…。
吉川「やっぱりこれはずっこけですね…。宇野功芳第九はどうなんですか?」
宇野功芳「僕はフルトヴェングラーに少しでも近づきたいですね。で、崩壊させたくない…!同じような速さで崩壊させたくないですね。」


★コーホーの芳名録
宇野先生が会いたい方や、宇野先生に会ってお話したいという方々との対談コーナーです。
毎回貴重なエピソードがたくさん飛び出しますよ〜!

今週のお客様は、この番組のスポンサーである551蓬莱社長の、羅辰雄さんです。

M5:モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」序曲
M6:第三幕 スザンナのアリア「やっと待ってた時が来た…さぁ早く来ていとしい人よ」/ジェームズ・レバイン(指揮)  メトロポリタンオペラ管弦楽団


宇野功芳「いつも不思議に思うんだけども、蓬莱って豚まん、551ってついてるんですよね。なんでなんですか?」
羅さん「551っていうのは、うちの会社の電話番号なんです!」
宇野功芳「電話番号!初めて聞いたね。」
羅さん「蓬莱も私の父の代には共同経営してましてね。それぞれ独立しまして。で、「蓬莱」だけではお客さんにもわかってもらいにくいということで…。その頃、私の父がタバコ吸ってまして。アメリカのたばこで555(スリーファイブ)を愛用してまして。タバコ吸いながら、何か他の蓬莱と差別化する方法ないかなぁと思ったときに、そのタバコのパッケージ見て、ふと自分の店の電話番号を思い出して…。『あ、蓬莱はいくつか店あるけど。ココの蓬莱が1番!』ということで始めたのが、551の蓬莱なんです!」

4週にわたってのトーク!
毎回ユニークなお話で、羅さんの素顔が見えたと思います。
羅さん、ありがとうございました(^^)!!

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:宇野功芳 吉川智明 芳賀友美
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2008年12月22日

2008.12.22 松村禎三作曲「ギリシャによせる二つの子守唄」から第1曲

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M1:松村禎三作曲「ギリシャによせる二つの子守唄」から第1曲/作曲者自身の演奏でした。

コメント
「今日お送りするのは、松村禎三作曲の「ギリシャによせる二つの子守唄」から第1曲です。松村禎三は昨年78歳で亡くなった現代日本の作曲家で、大変な才能の持ち主でした。その彼が子供のために書いた短いピアノ曲がこの子守唄です。
 僕はこの曲が大好きで、以前にもこの番組で放送しましたが、最近、作曲者自身がちょうど12年前に録音したCDが発売され、大変貴重なものなので、今日はそれを聴いていただきましょう!」


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聴き比べをしながら、宇野先生と吉川プロデューサーが本音で語るコーナーです。
時には過激な発言も…!思わずくすっとなっちゃいますヨ(^^)♪

M2:ベートーヴェン 交響曲第九番/小澤征爾(指揮) 斎藤記念オーケストラ
M3:ベートーヴェン 交響曲第九番/フルトヴェングラー(指揮) バイロイト別テイク盤

コメント
吉川「小澤、良いじゃないですか!疲れない(笑)!」
宇野功芳「疲れないのは良くないんだよ。ベートーヴェンなんていうのはやっぱり疲れなきゃ!」
吉川「もう耳がさわやかですよ。聴きやすいですよ。心地良いですよ。」
宇野功芳「だから小澤ファンが多いんですよね。人気っていうのは実力とは必ずしも比例しないねぇ…。」
吉川「フルトヴェングラーはなんか沸きあがってくる、こみあげてくる!えぐってくるっていうか!」
宇野功芳「そう!」


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M4:ラフマニノフ パガニーニの主題による変奏曲を抜粋してお届け/アシュケナージ(ピアノ) プレビン(指揮) ロンドン交響楽団


羅さん「こんばんは!先生との対談も、これで3回目になりました!」
宇野功芳「どうも!」
羅さん「もうすぐクリスマスですね~!」
宇野功芳「そうですね!」
羅さん「先生は今年、クリスマスはどんな風に?」
宇野功芳「いや、特にクリスマスだからって特別なことはしないですよ。その頃はレコード芸術の月評の締め切りが…12月は早いんですよ。もう必死ですね! 12月だけは印刷所が休んじゃうんで。」
羅さん「先生が今言われた、レコ芸の話でね。私がちょうど音楽が好きになった頃はレコ芸がまるで教科書のような、聖書のような…とにかく「コレを聴け!」という絶対的な存在で。神の声みたいにして…!」

今回もお二人の仲の良さが伝わってくる、笑いのたえない対談でした!

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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2008年12月08日

2008.12.08 ストラヴィンスキー バレエ音楽「ペトルーシュカ」から第1場「謝肉祭の市場」

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M1:ストラヴィンスキー バレエ音楽「ペトルーシュカ」から第1場「謝肉祭の市場」/ドラティ(指揮) デトロイト交響楽団

コメント
「ストラヴィンスキーの三大バレエといいますと、火の鳥、ペトルーシュカ、春の祭典があげられますが、一番市場にあふれているのはペトルーシュカで、斬新な色彩感の中に流れる哀歓がなんともいえません。ペトルーシュカというのは操り人形の名前ですが、見世物師に命を吹き込まれてしまったため、バレリーナの人形に恋をし、恋敵が現れ殺されてしまうという悲劇です。
 全体は4場にわかれていますが、今日お送りするのは第1場「謝肉祭の市場」。人々がたくさん集まった市場の描写があり、途中で見世物小屋の前で太鼓が鳴り、見世物師が登場。人形達に命を与え、ペトルーシュカとバレリーナ、そしてペトルーシュカの恋敵であるムーア人が動き始めます。」


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M2:ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番第1楽章/ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
M3:ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番第1楽章/ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
M4:ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番第3楽章/ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
M5:ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番第3楽章/ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)

コメント
吉川「はい、エネスコとシゲティ版、それぞれのヴァイオリンをお聴きいただきました。…魅力的ですね~!」
宇野功芳「やっぱり昔の演奏家っていうのは今の演奏家にないものがあるね!味とかじゃなくて…もっと深いものがあるんじゃないかなぁ。」
吉川「そうですね、こういう味わいというか…素晴らしさは貴重ですね!!」


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M6:ウェーバー 舞踏への勧誘/宇野功芳(指揮) 新星日本交響楽団


羅さん「こんばんは、先生!お元気そうで!」
宇野功芳「ありがとうございます!」
羅さん「ところで先生、今年の夏、海外に長期滞在されたというお話を聞きましたが…。」
宇野功芳「今年は体調が良かったので。パリを中心に。今回はスイスにも行ったし、それからハンガリーとかチェコにも行きましたけど。」
羅さん「大体行かれるのはいつもパリですね?」
宇野功芳「パリが一番好きだから。」
羅さん「パリの魅力はどんなところですか?」
宇野功芳「パリの魅力はもう一言でいえないくらいだけど。行って、空気がなじむって言うかほっとするし。ここが自分のいるところだなって思うしね。建物といい、セーヌ川といい…なーんかピッタリきますねぇ。それから一番は食事ですよ!かろうじてフランスだったら食事が美味しく食べられる!」

今回は音楽話に加えて、宇野先生のプライベートも覗けた対談でした♪

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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2008年12月01日

2008.12.01 歌劇「ホフマン物語」から

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M1、M2:小澤征爾指揮 フランス国立管弦楽団の演奏でオッフェンバック作曲 歌劇「ホフマン物語」から「アントニア」と「ホフマンの二重奏」をグルベローヴァのソプラノ、ドミンゴのテノールで聴きました。

コメント
「オッフェンバックの名作オペラ「ホフマン物語」から「アントニア」の場面。歌手志望の肺病の娘、アントニアに恋し、再び失恋する詩人ホフマンの物語ですが、二人が歌う愛の二重奏の懐かしい旋律は最高の聴きどころで、しみじみとした哀歓に彩られた名曲です。」


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M3:モーツァルト 交響曲第29番第1楽章/ワルター(指揮) コロンビア交響楽団
M4:モーツァルト 交響曲第29番第1楽章/ベーム(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

コメント
吉川「なるほど〜。これは好きか嫌いかによって変わりますね!」
宇野功芳「そう。ベームのように演奏すると、晩年のモーツァルト…。」
吉川「とっても雅やかな、ゆったりとした、典雅な…。」
宇野功芳「そうですね。で、ワルターは若いモーツァルトの…これはこれでいいでしょう?」
吉川「ですね!フレッシュですね!今日は「いいたい放題」毒舌はなさそうかぁ。」
宇野功芳「そうですねぇ。ワルターのほうをちょっと、チョットかいますけど。ベームもすごくいいと思うし…!引き分けでいいんじゃないの?!」
吉川「これぞ『甲乙つけがたい』、デス!!」


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M5:バッハ マタイ受難曲第2部/アーノンクール(指揮) ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
M6:ベートヴェン 弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」から第1楽章/ベルリン弦楽四重奏団


横原さん「こんばんは!」
宇野功芳「こんばんは!とうとう最終回になりましたけど。今日はどんなお話しましょうかね?」
横原さん「そうですね…。前回言いました、合唱での体験でバッハのマタイ受難曲がすごく印象深いという風に話しましたけれど。」
宇野功芳「マタイは感動的だなぁ。」
横原さん「長い音楽の歴史の中でも究極の作品という…。」
宇野功芳「まったくその通りだなぁ。僕はバッハ嫌いなんだけどね。バッハとかねブラームスとかね、Bのつくのは嫌いなの。Bのつくので良いのはバッファローズとかね、ブルックナーとかね(笑)。ハハハ!重くって暗いのは苦手なんですが、でもマタイはそんなもの飛び越えちゃってるよね!」

5週にわたってのトーク!
毎回お二人の間には心地よい空気が流れていました♪
横原さん、ありがとうございました!

来週もどうぞお楽しみに!!
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2008年11月10日

2008.11.10 プロコフィエフ作曲 組曲「キージェ中尉」から

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M1:プロコフィエフ作曲 組曲「キージェ中尉」から「キージェの誕生」/パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) シンシナティ交響楽団
M2:プロコフィエフ作曲 組曲「キージェ中尉」から「ロマンス」/パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) シンシナティ交響楽団

コメント
「今日お送りするのは、プロコフィエフ作曲の組曲「キージェ中尉」から2曲です。
 ロシアの作曲家、プロコフィエフは日本ではそんなに人気があるとはいえません。この「キージェ中尉」はプロコフィエフが生涯にたくさんかいた映画音楽のひとつで、組曲は5曲から出来ていますが、どれもユーモアにみち、ソビエトの大衆向けにつくった曲なのでロシア民謡をたくさん使っており、とぼけた味がなんともいえません。
 「キージェの誕生」では、皮肉な色彩をたたえたおとぎばなしのような音楽が全開!
 第2曲の「ロマンス」はうらぶれたコントラバスの独創ではじまり、打楽器が詩的に加わりますが、その美しさは言葉ではとても言い尽くせません!」


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M3:モーツァルト ピアノソナタK332第1楽章/リリー・クラウス(ピアノ)
M4:モーツァルト ピアノソナタK332第1楽章/バックハウス(ピアノ)
M5:モーツァルト ピアノソナタK332第1楽章/ハイドシェック(ピアノ)

コメント
吉川「ん〜!このハイドシェックは即興的!ていうか…その場の共感で音楽やってる!」
宇野功芳「それで、しかも崩してないね。彼の欠点は崩すことなんですよね…、変なところで崩すところですよ。これは変なところで崩してない!崩しが全部もうはまってるっていうかね。」
吉川「ほぉ!」
宇野功芳「バックハウスはどうでしょうね…。ちょっとモーツァルトらしい楽しさがないかなぁ。ごつごつしててなぁ。」
吉川「うんうん。」
宇野功芳「でも味はありますね!」
吉川「リリー・クラウスはいつものように美しいですね…。」
宇野功芳「そうですね〜!」


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M6、M7:ブルックナー作曲 交響曲第4番第4楽章から、シモーネヤング指揮とクナッパーツブッシュの指揮で聴きました。


横原さん「こんばんは!」
宇野功芳「こんばんはー!」
横原さん「「先週はシューリヒトのブルックナー6番を聴きましたけれど。最近、4番でシモーネヤングとハンブルグフィルというCDがでまして。」
宇野功芳「女流指揮者でしょう?」
横原さん「「そうですね、しかも4番のめずらしい初稿で演奏しているということで、みなさんが普通に聴いている4番とはまったくちがうところが。特に第3楽章、第4楽章でちがってますので。」
宇野功芳「どういう風に思われます?その初稿を…。」
横原さん「んー。個人的に好きかというと、もちろん決定稿のほうが好きですけれど、やはり非常に興味深い!ブルックナーの違う側面みたいなものが見えるような気がして…。特に2番から5番までは続けてかいてるんですよね。それまでと改定後のブルックナーはちがうというか、つまり5番までと6番以降とはちょっとちがうんじゃないかなというところがあって。」
宇野功芳「なるほど、なるほど。」
横原さん「最初のブルックナーというものが初稿にはある程度見えている気がして…非常に興味深い。」
宇野功芳「みんなね、ブルックナーの改定というものに対して批判的ですよね。だけども弟子達が勝手にやったのもあるけれども、進言したこともたくさんあって。それで改定する度に良くなってるじゃない?!僕はそれがものすごく面白いことだと思うんだよね!」

先週に続いてのブルックナー話!
今回もとっても深くて濃いお話が聞けましたね(^^)♪

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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2008年10月20日

2008.10.20 モーツァルト ホルン協奏曲第2番第3楽章/グリーア(ホルン)

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M1:モーツァルト ホルン協奏曲第2番第3楽章/グリーア(ホルン)

コメント
「今日お送りするのは、モーツァルト作曲 ホルン協奏曲 第2番の第3楽章です。モーツァルトのザルツブルク時代からの親友に、ロイトゲープというホルン奏者がいました。彼はその後モーツァルトがウィーンに移住すると、やはりウィーンに住み着き、お互いに悪口を言い合えるほどの友達付き合いをしていました。モーツァルトはロイトゲープのために4曲のコンチェルトをかきましたが、当時のホルンは今のような進歩した構造をしていなかったので、ものすごく吹きにくく、音程をとるのも大変だったのです。モーツァルトは楽譜の方々に「それ行けロバ君」「だめなブタ公、頑張れ」「あーあ、なんていう音だ」「かわいそうな奴」など、友達をからかう言葉をたくさん書き込みました。
 今日の演奏者はグリーアといって、モーツァルト時代のホルンを吹いているので今にも音が割れそうですし、低い音はまるでおならのようです。
 皆さんもどうぞモーツァルトと一緒に楽しんでください!」


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M2:モーツァルト 交響曲第38番第1楽章/シューリヒト(指揮) パリ・オペラ座管弦楽団
M3:モーツァルト 交響曲第38番第1楽章/カザルス(指揮) マールボロ音楽祭管弦楽団

コメント
宇野功芳「名盤の誉れ高いシューリヒト、パリ・オペラ座管弦楽団!これは最高〜!」
吉川「先生が30年、40年前から一押しだとおっしゃってる!」
宇野功芳「これはもう一押しだし、ほかにも同調者はたくさんいますよね。」
吉川「あんまりうまくないオーケストラだけど(笑)」
宇野功芳「録音もあんまりよくないけれども。こんなに早いテンポでスーッと流しながらモーツァルトの本質が浮かび上がるっていうのは、神様ですよね。」
吉川「オケのうまさだけじゃないと!」
宇野功芳「全然違うだろうなぁ。…カザルスの演奏…、モーツァルトは念を押すんだよね。ちょっともたれますな!」
吉川「味わいは…」
宇野功芳「味は濃い!ものすごく濃いです。」
吉川「だから疲れたときにはカザルス版はしんどいんです、大阪弁で言うと。」
宇野功芳「僕は疲れてないときでもしんどくて、まずあまり聴かんね(笑)。」


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M4:ベートーヴェン 第九交響曲から第4楽章の一部を山田一雄指揮 京都市交響楽団他で聴きました


杉江さん「合唱指揮をしておりますし、または歌手として歌ったりもしたんですけれども。山田一雄先生の第九を2回生のときに歌わせてもらって…。歌っている最中よりも、歌う前の3楽章で涙が出てきたんですよ。まだ20歳か、21歳にもなってないと思うんですけども…。」
宇野功芳「そのときは第3楽章から入ったわけ?」
杉江さん「そうなんですよ。京都会館第1ホールはスペースが狭いものですから、1楽章から座れないんですよね、立てないんです。で、3楽章の前から入ることになったんです。そうしましたら、非常にすばらしい音楽が鳴ってると。歌うのが4楽章で汚してしまうのではないかと思うくらい。」
宇野功芳「そんなに美しかったの!」
杉江さん「美しかったですね、崇高な…。感動しまして、指揮者でこれだけサウンドが変わるのかなと。100人100色というんでしょうか…。」
宇野功芳「面白いですね、指揮者っていうのはね…!」

今回も熱〜いお話が聴けました(^^)!

来週もどうぞお楽しみに!!
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2008年10月13日

2008.10.13 シューマン 歌曲集「女の愛と生涯」から第1曲、第2曲、第4曲/白井光子(ソプラノ)

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M1:シューマン 歌曲集「女の愛と生涯」から第1曲、第2曲、第4曲/白井光子(ソプラノ)

コメント
「白井光子は芳名録に出演して頂いた藤村匡人さんがドイツで師事したソプラノで、日本人なのにドイツリードをこんなにうまく、しかもみずみずしい声で歌える人は他にいないでしょう。
 シューマンの「女の愛と生涯」は、ある女性が恋をし、結婚し、子供を産み、しかし若くして突然夫に先立たれるという8曲からなる歌曲集で、女性歌手なら一度は歌いたい、そして男性歌手には絶対に歌えない名曲です。
 CDではシュワルツコップと、この白井光子が最高です。第1曲は初めて会った男性に胸がときめく女心を。第2曲は彼と愛し合うようになった喜びを歌っております。第4曲目は、婚約指輪を見ながらその指輪にしみじみと自分の幸せを語りかける歌です。」


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M2:ドヴォルザーク 交響曲第9番新世界第3楽章/ブルーノ・ワルター(指揮) コロンビア交響楽団
M3:ドヴォルザーク 交響曲第9番新世界第3楽章/ブルーノ・ワルター(指揮) ロサンゼルスフィルハーモニー

コメント
吉川「んー!どっちもどっちかな笑!」
宇野功芳 「そうだなぁ、新世界 交響曲っていうのはもうちょっと楽しい曲だと思うんですよね。その晩年のワルターの新世界っていうのは少し説教じみてるかな。」
吉川「リズムがわいてこないですね…。」
宇野功芳「わいてこないでしょ。」
吉川「このロスフィルは慌てすぎですね。」
宇野功芳「こりゃもう!やっぱり気持ちに棒がついてかないっていうか…。ワルターはそういう時あるじゃないですか。」
吉川「ワルターって結構同じ曲でもオケが違うと変わっちゃうんですね。」
宇野功芳「そのときの自分の気持ちね。アメリカ行って不安定だった頃の気持ちが出てるね。絶対成功しなきゃっていうのが裏目に出て、あせりまくっちゃってる!」


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M4:燃えろ!近鉄バファローズ ライトスタンド・スペシャル
M5:「故郷をはなるる歌」/宇野功芳(指揮) 神戸市混声合唱団
M6:「ラストワルツ」/宇野功芳(指揮) 神戸市混声合唱団


杉江さん「先生と初めてお会いしたのは、申し上げたように解説書でしたけれども。実際にお会いさせて頂いたのは、神戸市混声で。私が一団員として歌わせて頂いてた時ですが。あの解説書の文章を書かれる先生は、どういう棒をふられるんだろうかと!」
宇野功芳「どういう棒をふりましたか?」
杉江さん「失礼ながら、カマキリがカマを振り下ろすような…。」
宇野功芳「あははは(笑)!そうなのかぁ。」
杉江さん「今までの指揮者と違うぞ、と。それで一番驚いたのは手ぬぐいのようなものを、首から、当時かけてらっしゃいました。」
宇野功芳「バッファローズの!」
杉江さん「手ぬぐいに見えましたが、よく見るとタオルでしたね。ああ、近鉄バファローズのタオルや!と。近鉄ファンやん!と(笑)。一緒ですやん、と!」

野球つながりでぐんっと近づいたお二人の距離!
本当に楽しそうにお話されてましたね♪

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2008年10月06日

2008.10.06 ロッシーニ 歌劇絹のはしご序曲/シャイー(指揮) ナショナルフィルハーモニー管弦楽団

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M1:ロッシーニ 歌劇絹のはしご序曲/シャイー(指揮) ナショナルフィルハーモニー管弦楽団

コメント
「今日お送りするのは、ロッシーニ作曲 歌劇 絹のはしご 序曲。ロッシーニは生涯に38曲ものオペラを作曲しました。彼は76歳まで生きましたが、オペラはすべて37歳までに完成。いや、オペラだけではなく、38歳以後は作曲活動をほとんどやめてしまいました。
 38曲のオペラのうち、現在でも上映されるのはほんの一部にすぎず、序曲も「セビリアの理髪師」と「ウィリアム・テル」が有名なくらいで、あとはあまり演奏されません。
 今日お送りする絹のはしご序曲はロッシーニの作品の中で僕が一番好きな曲で、驚くべき美しい旋律が次々と出てきます。こんなにチャーミングな音楽も珍しいでしょう!」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
聴き比べをしながら、宇野先生と吉川プロデューサーが本音で語るコーナーです。
時には過激な発言も…!思わずくすっとなっちゃいますヨ(^^)♪

M2:ドヴォルザーク 交響曲第9番新世界第1楽章/シルベストリ(指揮) フランス国立管弦楽団
M3:ドヴォルザーク 交響曲第9番新世界第1楽章/クレンペラー(指揮) フィルハーモニア管弦楽団

コメント
吉川「うーん!シルベストリは爽快ですね!」
宇野功芳「爽快だねぇ。」
吉川「それにひきかえ、クレンペラーは王道ですね。」
宇野功芳「そうですね。王道っていっても、チェコの人が聴いたら「なんだ?」って言うだろうな。ドイツくさい!」
吉川「やっぱりケルテス、ウィーンフィルの強打のティンパニーの一打ちが…。」
宇野功芳「ああいうの聴きたいよね!でもクレンペラーがあんまり強打してもクレンペラーらしくないから…あれはあれでいいんじゃないか?」
吉川「それと木管のクレンペラーの活かし方というか…。」
宇野功芳「木管にこだわった人です。一生涯かけて。ティンパニーはいつも弱かったです。」
吉川「クレンペラーの味が実際に出てるという演奏ですね、なるほど!」


★コーホーの芳名録
宇野先生が会いたい方や、宇野先生に会ってお話したいという方々との対談コーナーです。
毎回貴重なエピソードがたくさん飛び出しますよ〜!

今週のお客様は、合唱指揮者の杉江康さんです。

M4:ブルックナー 交響曲第7番から第1楽章/シューリヒト(指揮) ハーグフィルハーモニー管弦楽団


杉江さん「宇野先生を私が知ったのは中学校の頃なんですけども…。」
宇野功芳「ずいぶん早いね!」
杉江さん「はい。私毎回ですね、大阪フィルの定期公演を叔父の招待券を頂いてまして、中学生くらいから通っていたわけです。そうすると、大体当時はブルックナーなんてめずらしいわけですよね。中学生にとってはブルックナーは長すぎて…寝ちゃうこともありました。でもこれだけやっているんだからなにか良いものだろうと、初めて買ったLPがシューリヒトの7番のシンフォニーだったんですよ。で、裏に書いてあるのが先生の解説で!なんやろう…これは、と。」
宇野功芳「はは(笑)」
杉江さん「不思議な文章を書かれる先生だな、と思いまして。文面が今までの解説の先生とは違ったわけですね!「宇野功芳」はどういう方なんだろうと思いまして。で、やっぱりブルックナーを聴いていくうちに必ずといっていいほど先生の文章が出てくると。で、演奏比較があると。中高生にはよくわからない。そういう疑問がずっと…20年近く…。」
宇野功芳「そんなに続きましたか!」

学生時代から宇野先生のことを知られて、気になっておられたんですね☆
ブルックナー話も盛り上がりました(^^)!

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:宇野功芳 吉川智明 芳賀友美
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2008年09月29日

2008.09.29 スッペ 「詩人と農夫」序曲

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
宇野先生の愛聴盤、愛聴曲をお届けします!
セレクトから、先生の意外な一面が見えることも…(^^)!?要チェックですよ★

M1:スッペ 「詩人と農夫」序曲/シャルル・デュトワ(指揮) モントリオール交響楽団

コメント
「今日お送りするのは、先週に続いて、オーストリアの作曲家スッペのオペレッタ「詩人と農夫」の序曲です。このオペレッタも今日では全く上演されず、序曲も忘れ去られてしまいましたが、最近になってシャルル・デュトワがスッペ序曲集というCDを録音。久しぶりに日の目を見ることが出来ました。
 スッペのオペレッタは同じウィーンのヨハン・シュトラウスや、パリのオッフェンバックと人気を分け合っていたようですが、「詩人と農夫」の筋は今では全くわかりません。でも、次々と名旋律が登場し、曲層がどんどん変わっていくその序曲の楽しさは一度聴いたら忘れられません!」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
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M2:シューベルト 「夕映えの中に」/フィッシャー=ディスカウの歌声で
M3:シューベルト 「夕映えの中に」/スレザークの歌声で

コメント
吉川「このディスカウは…、何か僕は単調に聴こえますね。」
宇野功芳「そうですよ!単調に歌ってないつもりなんですね、自分は。だけどかえって単調に聴こえちゃう。」
吉川「感情表現はあまり出てこないし、かといって高まりもないし…。」
宇野功芳「そう。メロディの美しさを意識してないですね。」
吉川「早く言うとつまんない(笑)。」
宇野功芳「ロマンチックじゃないんですよ。やっぱり音楽っていうのはロマンチックなものだし。特にその中でもシューベルトの歌なんか特にロマンチックなものですよ。」
吉川「…スレザーク、もったいない人ですね。」
宇野功芳「すばらしいですね!」
吉川「味がありますね!」


★コーホーの芳名録
宇野先生が会いたい方や、宇野先生に会ってお話したいという方々との対談コーナーです。
毎回貴重なエピソードがたくさん飛び出しますよ〜!

今週のお客様は、バリトンの藤村匡人さんです。

M4:ブルックナー ミサ曲第3番から「ベネディクトゥス」/チェリビダッケ(指揮) ミュンヘン・フィル


藤村さん 「先生、こんばんは。今日は、先生とちょっとブルックナーについて語り合えたら、すごく幸せだなぁ…、と。」
宇野功芳「ブルックナー!ああ〜、僕が一番好きな作曲家の一人ですね!!昔はブルックナーが一番好きだって言ったんだけど。今は三番目くらいになってますね(笑)。」
藤村さん「私は、実はブルックナーっていうのは長い間ちょっと理解不可能な時期があったんです。」
宇野功芳「そうですよ!なかなかわからないよ〜!!」
藤村さん「中学校時代からクラシック…、オーケストラを聴くのが好きになって、レコードをあさるようになって…。で、高校時代には一番はまったのは実はマーラーだったんです。」
宇野功芳「マーラーにはまった?!すごいものにはまったなぁ!!」

こんなトークから始まった、今回の芳名録。
音楽で通じ合うお二人。熱〜く語られているのが印象的でした(^^)♪

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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2008年09月22日

2008.09.22 スッペ 軽騎兵序曲/デュトワ(指揮) モントリオール交響楽団

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M1:スッペ 軽騎兵序曲/デュトワ(指揮) モントリオール交響楽団

コメント
「今週から三回続けて、昔はポピュラーだったのに近頃はすっかり演奏されなくなってしまった名曲をご紹介することにしました。まずは、スッペ作曲の軽騎兵序曲です。「軽騎兵」という名前は知らなくても音楽が始まれば、「あ、聴いたことがある」と皆さん思われるでしょう。スッペは19世紀に活躍したオーストリアのオペレッタ作曲家で、この軽騎兵もオペレッタですが、今日では全く上演されず、ただひとつ残った序曲さえあまり演奏されなくなってしまいました。曲は楽しいですよ!勇ましい軽騎兵の姿、颯爽たる行進、そして中間部では軽騎兵たちが故郷を偲びながら眠りにつくような短調の美しいメロディが出てきます。」


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M2:モーツァルト ピアノ協奏曲K491第1楽章第2楽章/ポリーニ(ピアノ)
M3:モーツァルト ピアノ協奏曲K491第1楽章第2楽章/エリック・ハイドシェック(ピアノ)

コメント
吉川「このポリーニはつまらん!」
宇野功芳「つまらん!!」
吉川「味も、ニュアンスも…ただただひいてるって感じ、ですね。」
宇野功芳「これを大絶賛する人の顔が見たいね!」
吉川「ポリーニって、私も正直言って今まで感動したためしがないんですが…」
宇野功芳「だけどね、ほとんどの人が褒めるし、ファンも多いですよ。」
吉川「評論家の人が良い良いって言うから、皆「良い」って思うんじゃないですか。」
宇野功芳「そうかなぁ。とにかく…心の琴線に触れてこないピアニストですね。そこいくとエリック・ハイドシェックは琴線に触れてくるよね。時々触れすぎるよね〜(笑)。」
吉川「好き放題やってますね。そこが人間的で良いのかもしれませんね!」


★コーホーの芳名録
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今週のお客様は、バリトンの藤村匡人さんです。

M4:ディスカウの歌で、ヴォルフ作曲「火の騎士」
M5:ディスカウの歌で、ヴォルフ作曲「眠りに」
M6:白井光子の歌で、シューベルト作曲「夜と夢」
M7:白井光子の歌で、シューベルト作曲「窓辺で」


藤村さん「私、ドイツのカールスルーウェイに留学してまして…小さな町です、30万人ほどの。」
宇野功芳「良い音楽大学があるって聞いたけど。」
藤村さん「カールスルーウェイ音楽大学…、私がちょうど所属していた大学なんですけども。カールスルーウェイは実はブラームスのシンフォニー1番が初演された場所なんです。そこではオペラとか一切せずにドイツリートだけを集中して勉強してたんですが。ドイツリートに足を踏み入れたきっかけは日本での大学生活にさかのぼるんですけども、オーケストラを聴くことが好きというところからですね。やっぱりドイツ音楽との接点っていうのは深かったんでしょうね。」
宇野功芳「我々はみんなそうですよねぇ。」
藤村さん「そういうことから声楽家に大学で進んだんですけども、大学の2年ごろからドイツリート歌うのが好きで。皆まわりはオペラ、アリアとか、イタリアの歌曲とか歌ってる中で、発表会でもただ一人だけドイツリートを歌ってみたりとか。ちょっと偏屈な学生だったんですけども(笑)。」
宇野功芳「はははは(笑)!」

今回は藤村さんの留学話&思い出話をた〜っぷり聞かせていただきました(^^)♪

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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2008年09月15日

2008.09.15 モーツァルト ディヴェルティメント第17番から第2楽章

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M1:モーツァルト ディヴェルティメント第17番から第2楽章/ウィーン八重奏団

コメント
「この曲はモーツァルトがザルツブルクの名門貴族ロービニヒ家のお祝いの為にかいた音楽で、ディヴェルティメントというのはセレナードと同じような娯楽音楽です。
 モーツァルトはこういう音楽を得意にしていました。この曲の3楽章はモーツァルトのメヌエットとして単独でも演奏されるくらい名高いですが、僕が好きなのは最後の第6楽章、ロンドで、この放送のテーマ音楽に使ったこともあります。
 今日お送りするのは第2楽章で、主題と五つの変奏曲からなり、主題自体もとても悲しいのですが、特に第二変奏で身をよじるようなヴァイオリンの音形がでてくるところは、まるで天使の嘆きのようです。こんな悲しい音楽をお祝いの日にかいてしまって文句を言われなかったのでしょうか。
 でもどんなに悲しくてもモーツァルトの音楽は重苦しくはありません。どこまでも美しさの限りです。」


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M2:ビゼー アルルの女からパストラール間奏曲/レーグナー(指揮) ベルリン放送交響楽団
M3:ビゼー アルルの女からパストラール間奏曲/ケーゲル(指揮) ドレスデンフィルハーモニー

コメント
吉川「レーグナーはやわらかい!ドイツ風といっても…良いですね!」
宇野功芳「とっても良いねぇ!かわいた感じがしないから好きだなぁ。南フランスの音楽でね、空気がかわいてるわけですよ。」
吉川「太陽がさんさんとして。かたやケーゲルは…。」
宇野功芳「さんさんとしてないし、陰惨な…悲劇ですよね」
吉川「間奏曲、間でサクソフォンが普通は使われるのに、トランペットが使われて!」
宇野功芳「僕、あれはいただけない!!だってサクソフォンは特別な楽器ですよ。それをトランペットでやるというのはやっぱり彼には何かの意図があるんだな。やわらかくしたくないんだよ。」
吉川「両者ともタンバリンを使ってましたね。お聴きの皆さんがどちらが良いか、判断に任せましょう!」


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M4:モーツァルト 戴冠ミサ曲からグローリアとベネディクトゥス/宇野功芳(指揮) 神戸市混声合唱団 神戸市室内合奏団


藤村さん「今日は先生との出会いということで、お話させて頂けたらなと…。(藤村さんが)大学院に進学しまして、そのときにちょうど神戸市が運動の大会を、体育大会をやってたんですけども、それがきっかけで神戸市が合唱団もつくろうということになったんです。それが今もあります神戸市混声合唱団なんですけども、私は発足当時からのメンバーでして。その後留学経験がありますので、その間ブランクがあるんですけれども。留学から帰ってきた翌年、2001年の9月に先生が神戸市混声合唱団に指揮者として来られて。いろんな曲をされたんですが、その中の一曲で大中恩さん作曲の「秋の女よ」、あの曲の一部、数小節ソロがあるんですが、私がソリストをつとめさせて頂いて。」
宇野功芳「あー、とってもうまかったね!」
藤村さん「それが先生とのはじめての出会いでして。」
宇野功芳「これはいける!と思ったね。君はとっても個性的な。自分の感情を大切にして歌ってくれたので気に入りました!」

素敵な出会いですね!
今回も楽しいお話がたくさん聞けました♪

来週もどうぞお楽しみに!!
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2008年09月08日

2008.09.08 ハイドン ピアノ協奏曲ニ長調から第3楽章

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M1:ハイドン ピアノ協奏曲ニ長調から第3楽章/アルゲリッチ(指揮とピアノ)、ロンドン・シンフォニエッタ

コメント
「ハイドンはピアノ協奏曲を3曲かきましたが、このニ長調1曲だけがとびぬけて有名になっています。実にさわやかなメロディにあふれた音楽ですが、ぼくはアルゲリッチのこのCDを聴くまではそれほどの名曲とは思っていませんでした。そのくらい彼女のピアノはすばらしいのです。
 特に第3楽章はわずか4分であっという間に終わってしまいますが、その中に無限の魅力を秘めており、その魅力のすべてをアルゲリッチが描きつくしています。ここではあらゆる表情が飛び交い、生命力を得て進行する…。中でも、曲の途中で短調に変わり、とてつもなく美しい主題が出てきますが、たった30秒で消え去ってしまいます。そのはかなさがたまらないのです!」


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M2:ヨハン・シュトラウス ワルツウィーンの森の物語/クナッパーツブッシュ(指揮) ウィーンフィルハーモニー
M3:ヨハン・シュトラウス ワルツウィーンの森の物語/ブルーノワルター(指揮) コロンビア交響楽団

コメント
吉川「やっぱりこのクナの味わいは〜!」
宇野功芳「すばらしいですね〜!それでクレメンス・クラウスもすごくうまいでしょ。クレメンス・クラウスのはもうちょっとあわい…、あわい情緒っていうか…。クナのほうが味が濃い!」
吉川「テンポもゆったりしてる。」
宇野功芳「僕はクレメンス・クラウスもすごく良いと思いますがね。」
吉川「じゃあ過去、ずーっとウィンナーワルツやポルカをお聴きになってて、これは!という指揮者は?」
宇野功芳「クレメンス・クラウスとクナッパーツブッシュだけ。
特殊なものはワルターがいい!つまり序曲、それから皇帝円舞曲!」


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M4:チャイコフスキー作曲 ヴァイオリン協奏曲からミシェル・オークレールのヴァイオリン/ロベルト・ワーグナー(指揮) インスブルック交響楽団

今回はゲストの藤村さんにお持ち頂いたLPからお聴き頂きました。


藤村さん「先生、お久しぶりです。先生とはもう…昨年の11月の第九以来ですよね。」
宇野功芳「そうですね。久しぶりですね。」
藤村さん「本当にいい体験をさせて頂きました。」
宇野功芳「楽しかったですよね、あの第九はね!」
藤村さん「今回、最初ということで、私がこの世界に入ったきっかけを…私は音楽的な家庭に育ったわけでもなく…。中学時代にですね、音楽の時間でちょっと点数を稼ごうと。
 ただ声変わりで変声期の時期でしたので、あまり歌の点数を稼ぐことがむずかしいとおもいまして。じゃあ何で点数を稼ごうかとなりますと、ペーパーテストでしかなかったんですね。で、音楽の先生がそのときの課題として、教室にいっせいに鑑賞の時間に聞いた曲をながしますというふうに…そういう課題を出されたんです。
 これはちょっと曲を知らないといけないと思って、わざわざそのためだけにその時の教科書に書いてあったメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を近所のレコード店に買いに行ったんです。
 そのB面がたまたまチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が入ってまして、当時の多感な青年時代の感性にはメンデルスゾーン以上にチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトのそのドラマチックな…、血気盛んな私の感情にはすごく触れて…。」
宇野功芳「それは中学生が全曲を通して聴いたんですか?」
藤村さん「はい!」
宇野功芳「すばらしいね。普通は途中で飽きるけどね。」
藤村さん「当時、ぐんぐんと引き込まれていって… チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトのほうにどんどんどんどんはまっていったっていうのがきっかけで、それからいろんな曲を知りたくなりまして。レコード集めたりっていうのが趣味になってきて。それがちょうど中学2年生の時ですね。」

音楽のテストから始まったクラシックへの興味。
ひょんなことがきっかけであれ、出会うべくして出会った道ですよね(^^)!

来週もどうぞお楽しみに!!
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2008年09月01日

2008.09.01 モンテヴェルディ作曲 マニフィカート

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M1:ハイドン作曲 交響曲第82番「熊」から第4楽章/マタチッチ(指揮) ローザンヌ室内管弦楽団

コメント
「今日お送りするのはハイドン作曲、交響曲第82番。俗に「熊」というあだ名で呼ばれている曲です。このあだ名はハイドンがまだ生きている間につけられたらしいのですが、なにしろ生涯に100曲以上も交響曲を書いたハイドンですから、あだ名でもつけないとどれがどれだかわからなかったのでしょう。
 ぼくはハイドンの交響曲が大好きです。
 モーツァルトの先生にあたるハイドンですが、弟子に比べると人気がありませんよね。それはモーツァルトが類まれなメロディメーカーだったのに、ハイドンにはその才能がなかったからです。そのかわり、モーツァルトよりも緻密に細部まで凝りに凝り、しかもユーモアを交えているため、何回聴いてもあきないのはモーツァルトよりもハイドンのほうです。
 この第82番は終楽章冒頭の低い弦楽器の音形が熊のうなり声のように聴こえるからです。」


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M2:ブルックナー 交響曲第8番フィナーレ/クナッパーツブッシュ(指揮) ミュンヘンフィル
M3:ブルックナー 交響曲第8番フィナーレ/シューリヒト(指揮) ウィーンフィル

コメント
吉川「お好きなのはどちらでしょうか?甲乙つけがたいのか?どうなんでしょう!」
宇野「いやー、ぼくはもうやっぱり最初からクナッパーツブッシュが好きですよ。シューリヒトのはね、楽しいよね。早いし、場面がどんどん変わっていくからなぁ。だけれども、どうでしょうかねぇ…。やっぱりブルックナーに近いのは、クナッパーツブッシュじゃないかなと思いますけどね!」


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M4:バッハ作曲 ゴールドベルク変奏曲から第5変奏までをグレン・グールドで聴きました

今週のお客様は、ニュージャパンサウナの社長、中野佳則さんです。


中野さん「今日はピアニストのグレン・グールドをちょっととりあげたいんですが…。先生お嫌いですか?」
宇野功芳「嫌いです!曲がことによるとバッハじゃないですか?」
中野さん「ひょっとしてゴールドベルク変奏曲…。」
宇野功芳「大っ嫌い!グールドのバッハなんて聴く前から眠くなる。」

…という宇野先生の毒舌が冴えわたるトークから始まった(笑)、今回の「コーホーの芳名録」。
ゴールドベルグ変奏曲について、中野さんに詳しく解説して頂きました(^^)!
ユーモアた〜っぷりのお話に思わずふきだしてしまった方、いるんじゃないでしょうか。
もちろん私もその一人です(笑)♪
先週に続き、2週にわたってのおもしろ音楽評論でした!

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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2008年08月25日

2008.08.25 モンテヴェルディ作曲 マニフィカート

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M1:モンテヴェルディ作曲 マニフィカート/シュナイト(指揮) レーゲンスブルグ大聖堂少年聖歌隊

コメント
「モンテヴェルディはあのバッハより100年以上も前に活躍したイタリアの作曲家で、バッハを熱烈に尊敬する研究家でも「バッハはモンテヴェルディにかなわない」というほどの大天才でした。
 古い音楽なので楽譜を読むのが難しく、めったに演奏されませんが、その宗教的な深さ、静けさはまるで天国から聴こえてくる音楽のようです。
 この曲は聖母マリアをたたえる夜の礼拝で歌われる音楽ですが、特に最後に演奏されるマニフィカートの部分が美しさの限り。」

心洗われるような美しい音楽。
宇野先生の「まるで天国から聴こえてくる音楽のようです」とのコメント、本当に納得です!!


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M2:ウエーバー 舞踏への勧誘/トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団
M3:ウエーバー 舞踏への勧誘/クナッパーツブッシュ(指揮) ウィーンフィルハーモニー
M4:ウエーバー 舞踏への勧誘/クナッパーツブッシュ(指揮) バイエルン国立管弦楽団

コメント
・トスカニーニ指揮の舞踏への勧誘について…
吉川「すごい早いテンポ!よくオーケストラがついていく…!トスカニーニの気配りもいろいろあるようですね。」
宇野功芳「そうですね」

・クナッパーツブッシュ指揮 ウィーンフィルハーモニーの舞踏への勧誘について…
吉川「先生、1960年に初めてお聞きになって推薦されたわけですよね。」
宇野功芳「大推薦だね!他の人はみんなけなしてたけどね。遅すぎるとかってね…。 しかし良い演奏ですよ、これは〜!!」

・クナッパーツブッシュ指揮 バイエルン国立管弦楽団の舞踏への勧誘について…
吉川「遊びすぎといえば遊びすぎだし、面白いといえば面白い…。」
宇野功芳「面白いといわれれば面白いですが、うるさいですよ。」


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M5:エリー・ナイのピアノで ベートヴェンの月光ソナタから第三楽章

今週のお客様は、ニュージャパンサウナの社長、中野佳則さんです。


中野さん「今日はエリー・ナイ、ドイツの女流ピアニスト…先生も最近の推薦のご本に…。」
宇野功芳「最近聴いて、ものすごく感動してますよ。」
中野さん「ナイのすごみ、その奥行き感っていうのは、そのフレーズの裏にですね、陰影として使うフレーズと主の光があたってるハイライトの部分として使うフレーズをすごく使い分けるんですよ!ハイライトを引いたかと思うとその影で次のフレーズを影に使ってる。。。そういうひき方なんですよ。」
宇野功芳「(中野さんは)音楽評論家になったほうがいいね!」
中野さん「いえいえ…(笑)。そういうわけでございまして…、いっぺんナイを聴いてみナイ?」

このコーナーはいつもいろんな話題が飛び出して個性豊かなお話が聞けますが、今回も面白かったですね♪
中野さんの絶品の駄洒落が聞けました(^^)!!

来週もどうぞお楽しみに!!
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2008年08月18日

2008.08.18 ストラヴィンスキー作曲 バレエ音楽「春の祭典」から

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M1:ストラヴィンスキー作曲 バレエ音楽「春の祭典」から/ズヴェーデン指揮 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団

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「バレエというとすぐに「白鳥の湖」を思い出します…。
上演回数もダントツの一位ですが、僕の好きなのは、この「春の祭典」と、おなじくストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」。この2曲は一晩で連続上演されることが多く、とても楽しいです。
「春の祭典」は、原始時代、神に生贄の処女をささげる物語で、その音楽はパリで初演した時、当時の感覚ではあまりにも野蛮だったためホール内で聴衆が騒ぎ出すという大スキャンダルになりました。音楽のリズムがどんどん変わるので、昔は演奏がとても難しく、日本で初演した時は最初から最後まで一度も合わなかったそうです。
途中でティンパニーと大太鼓が同じ音を11回連打するところがありますが、この11回の連打を、打楽器奏者は「ス・ト・ラ・ヴィ・ン・ス・キ・ー・の・バ・カ」と言いながら叩くそうですが、確かに「ス・ト・ラ・ヴィ・ン・ス・キ・ー・の・バ・カ」は11回ですね〜!」

「ス・ト・ラ・ヴィ・ン・ス・キ・ー・の・バ・カ」と言いながら演奏されるなんて…!!
なんて面白いマル秘(?!)エピソードなんでしょうか(^^)!!
そういったお話も踏まえて聴くと、さらに演奏が楽しめますね☆


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
聴き比べをしながら、宇野先生と吉川プロデューサーが本音で語るコーナーです。
時には過激な発言も…!思わずくすっとなっちゃいますヨ(^^)♪

今日はモーツァルトの交響曲25番を聴き比べします!!

M2:シューベルト 軍隊行進曲/オーマンディ指揮 フィラデルフィラ管弦楽団
M3:シューベルト 軍隊行進曲/クナッパーツヴッシュ指揮 ウィーンフィルハーモニー 
M4:シューベルト 軍隊行進曲/クナッパーツヴッシュ指揮 バイエルン国立管弦楽団

コメント
宇野功芳「今夜はシューベルトの軍隊行進曲なんですがね。これは有名な曲なんだけど、僕は1960年に…、その頃レコード芸術で海外試聴記の執筆をやってたんだけど、その時にクナッパーツブッシュのウィーンフィルハーモニーの軍隊行進曲を海外版で初めて聴いて…。こーんなすごい指揮者がいたのか、と!」
吉川「あっ、それまでクナッパーツブッシュは?」
宇野功芳「聴いたことない!これでクナッパーツブッシュを知って、ものすごい指揮者がいるなぁと思ったんです。」
吉川「比較的新しいんですね!!…とはいえ48年前ですけど(笑)」
宇野功芳「しかもね普通の軍隊行進曲は誰の編曲だか知らないけど、有名なのがあってね、オーボエでやるんですよ。これは弦楽器でやってるんですよ。この編曲も素晴らしいと思ったの!」
吉川「…というのは、このクナッパーツブッシュ指揮 ウィーンフィル ヴェニンガー編曲!」
宇野功芳「ヴェニンガー編曲っていうのは誰もやってませんよね。クナッパーツブッシュしか。これはウィーンフィルハーモニーがこの楽譜を持ってるのか…。 だって他の指揮者やってないもん。みんなオーボエ版でやってますから。」
吉川「…じゃあ、普段聞きなれた軍隊行進曲はどんな感じなのか!?チョット聴きます。」
〜♪M2〜
吉川「クナッパーツブッシュ指揮 ウィーンフィル ヴェニンガー編曲の軍隊行進曲はどんなのか!?」
〜♪M3〜
宇野功芳「主題はバイオリンがやってるけど、こっちのほうが良いでしょう〜。テンポが遅いよね。ホールの使い方上手いし!」
吉川「でもクナッパーツブッシュはいろんな編曲で演奏する癖があるのか…。」
宇野功芳「そこにある楽譜を使うっていう説もあるね。なまけもんなんで。」
吉川「バイエルン国立管弦楽団のも聴いてみましょうか!」
〜♪M4〜
吉川「クナッパーツブッシュは変わった人ですねぇ…。」
宇野功芳「どんな楽譜が来ようと、俺は世界最高だと言いたいんでしょう。楽譜なんかどうでもいいと。俺がやれば一番なんだって、そういう指揮者なんですが。でもこの編曲はごてついてるなぁ。すっきりしないなぁ…。」
吉川「聞くところによると、ワインガルトナーが編曲したのではなかろうかと聞いたことがありますが。」
宇野功芳「そういえばワインガルトナー編曲の「舞踏への勧誘」と通じるところがあるね!」


★コーホーの芳名録
宇野先生が会いたい方や、宇野先生に会ってお話したいという方々との対談コーナーです。
毎回貴重なエピソードがたくさん飛び出しますよ〜!

M5:フレーニとベルガンサの歌声で、ペルゴレージ作曲 スターバート・マーテルから
M6:ペーター・シュライアー指揮 G線上のアリア
M7:チョン・キョン・ファのヴァイオリンと指揮で、ヴィヴァルディの四季から冬の第一楽章

今週のお客様はかつて宇野先生の生徒でいらした、神戸大学教授の山崎郁子さんです。


宇野功芳「先週はオペラを歌ったりしたお話をお聞きしたんですが、結局プロの歌手にはなったんですか?」
山崎さん「いえいえ、オペラをやるっていうことはお金もなければできないし、お声がかかるということはまずむずかしいし…と言うことで、プロにはやっぱりなれないということがよくわかりまして。結婚して子育てして…再出発する時に、その当時日本に音楽療法という言葉が少し出てきた頃だったんです。私は作業療法士で、しかも音大を出てる!と…。これは私、音楽療法やるしかないじゃない!と。やっぱり本場に行って勉強してこなきゃということでアメリカに行って…。帰ってきてから、音楽活動を作業療法の学生に教えるということで茨城県立医療大学の先生になりました。」
宇野功芳「具体的に、どういう曲を聴くとどういう効能があるのかというお話を聞かせて頂きたいです。」
山崎さん「音楽療法の効能についてはずいぶん昔からいろんなことが言われていてCDも出回っているんですが、はっきりとこの曲はこうだって言い切れていないのが現状なんです。いろんな方がいろんな場所で研究をされているところで。私も研究者の片隅に身をおくことになったので、やっぱりそこのところを調べたいと思っていましたら、神戸大学の大学院にそういう学生があつまってくるようになりまして。音楽が人間の心や体にどのような影響がおよぼすのだろうかという研究を始めたところなんです。」

今回は、対照的な二曲(気分をリラックスさせてリラクゼーションをうながすという代表的なもの→バッハのG線上のアリアと、アグレッシブに精神の賦活をうながすような曲→ヴィヴァルディの四季から冬の第一楽章)を聴いていただきましたが、受け止め方は人それぞれ!
音楽のチカラ、本当〜に奥深いですね♪
山崎さん、3週にわたってたくさんの興味深いエピソード、ありがとうございました(^^)!!

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:宇野功芳 吉川智明 芳賀友美
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2008年08月11日

2008.08.11 マティナータ

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宇野先生の愛聴盤、愛聴曲をお届けします!
セレクトから、先生の意外な一面が見えることも…(^^)!?要チェックですよ★

名テナー、タリアヴィーニの歌声で…
M1:マティナータ
M2:アムーリ・アムーリ

コメント
「今日お送りするのはイタリアの往年の名テナー、タリアヴィーニが全盛時代に録音した「マティナータ」と「アムーリ・アムーリ」です。
タリアヴィーニのナポリ民謡は、当時のライバル・ステファーノなど問題にならないほど素晴らしく、先輩のジーリやスキーパーをも凌ぐほどでした。最近では三大テノールといわれるパヴァロッティやドミンゴでさえ、かなわないでしょう。その小味な節回しは日本人にぴったり!その意味では大劇場よりも小ホールに向いた人でした。
最初の「マティナータ」は朝の歌という意味で、明け方、恋人の窓辺で歌う愛の歌です。
2番目は「アムーリ・アムーリ」。アムーリはアモーレと同じ意味の愛の歌ですが、この曲はシチリア地方に古くから伝わる民謡で、失恋した御者が馬をひきながら愛馬に語りかける馬子唄です。
タリアヴィーニが悲しい心を、ため息とともに絶唱しています。」

心にす〜っと入ってきて、それでいて力強いタリアヴィーニの歌声。
惚れ惚れしちゃいますよね(^^)!

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今日はモーツァルトの交響曲25番を聴き比べします!!

M3:モーツァルト 交響曲25番/ケルテス指揮 ウィーンフィル
M4:モーツァルト 交響曲25番/ブルーノ・ワルター指揮 ウィーンフィル

コメント
吉川「これ…名盤っていうのは、宇野先生がこれまでずっと推奨なさったのは?」
宇野功芳「ワルターだけ。ワルターだけですよ、ホントに激しいモーツァルトにしてるのは。他の人は皆ね、モーツァルトの優雅さのほうを…。これ典雅な音楽じゃないもんね。」
吉川「ドラマティックですもんね。」
宇野功芳「テンポみんな遅いでしょ。でもワルターは急く様なテンポだし。それからホルンもものすごく競争させるし、テンポも動くしね。しかも一方、第二楽章、ものすごく遅いテンポでロマンティックに…。」
吉川「いわゆる独壇場というやつですね…。かたや…?」
宇野功芳「色々いますけど、同じウィーンフィルでケルテスなんてどうでしょう!」
吉川「僕はケルテスが大好きなんですよ〜!晩年はゆるやかな人でしたね。」
宇野功芳「ブルーノ・ワルターをすごく尊敬してて…。それにしてはテンポが全然ちがうけどね(笑)。」


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M5:小雨降る径/ 宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ
M6:モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」から第四幕スザンナのアリアを、ヒルデ・ギューデンの歌で。
M7:ロッシーニ作曲 歌劇「結婚手形」から ファニーのアリア アレッサンドラ・ロッシの歌声で。

今週のお客様はかつて宇野先生の生徒でいらした、神戸大学教授の山崎郁子さんです。


山崎さん「私はリハビリテーション学院というところに高校を出てから入学して…リハビリテーションの勉強をしてたんですけれど、やっぱり歌が捨てきれず…。砂原美智子さんの演奏会かオペラかを聴きに行って…。多分オペラ…トスカだと思うんですが…。素晴らしかった!演技もすごいなぁって思って。それで先生にお手紙を書いて、弟子にしてくださいっていって!」
宇野功芳「君らしいなぁ!情熱的だよな。そういうところが僕に似てるんだよ。」
山崎さん「何度も断られ(笑)。「プロになる人は教えない。最後に、趣味だったら…、じゃあ月に1回くらい来てみますか」っていう返事だったんです。それで少しずつ少しずつ曲が歌えるようになって…半年か一年位したときに初めてオペラのアリアを歌ってみる?っていうことで。初めて歌ったオペラのアリアがモーツァルトの「フィガロの結婚」の中のスザンナのアリアだったんです。
宇野功芳「スザンナのアリアは2曲ありますよ。」
山崎さん「一番最後の4幕のほう。訳もわからず一生懸命やった記憶があって…その曲を聴くと思い出すんですね〜。」

音楽がやりたい!というその純粋な気持ちですぐに行動に移される山崎さん、スゴイですっ!
その実行力、カッコいいですよね。お手本にしたいです♪

来週もどうぞお楽しみに!!
芳賀友美でした☆

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2008年08月04日

2008.08.04 大中寅二作曲「椰子の実」

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M1:大中寅二作曲 「椰子の実」/柳兼子
M2:ビゼー作曲 歌劇「カルメン」から 「ハバネラ」/柳兼子

コメント
「往年の日本の名歌手、柳兼子は年をとればとるほど上手くなっていったという不思議な歌手です。今回は彼女が83歳の時に録音した2曲をお送りします。
 童謡「サッちゃん」の作曲家として有名な大中恩の父、大中寅二作曲の「椰子の実」は島崎藤村の詞とともにあまりにも有名な歌ですが僕は柳兼子のレコードによって、初めて本当の素晴らしさを知りました。
 そしてもう一曲は、ビゼーの歌劇「カルメン」から「ハバネラ」。カルメンが男性を誘惑しながら歌う妖艶なアリアですがなんと83歳の老歌手が、その妖艶さを十二分に活かしきっているではありませんか!」

83歳とは思えぬ、艶っぽい歌声…。
年齢を重ねて、なお進化し続けていった柳兼子さん。
歌手としてはもちろん、女性としても本当に魅力的ですよね!

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M3:シューベルト 未完成第2楽章/ワルター ニューヨークフィル
M4:シューベルト 未完成第2楽章/インマゼール アニマ・エテルナ
先週(シューベルト 未完成第1楽章)に引き続き、今週は第2楽章を聴きます。

コメント
吉川「先週の第一楽章のワルターはテンポが意外に早い。ゆったり・ゆったりかと思ったら…。」
宇野功芳「第一楽章と第二楽章のテンポがわりあい似かよっている曲なので第一楽章を遅くすると両方の差が出ないから、ワルターはあえてアレグロにしてるんじゃないかな。」
吉川「緩急の差をつけようと!…そうするとワルターの第二楽章はゆったりとしてる。」
宇野功芳「これは遅いねぇ〜。」
吉川「宇野功芳節で行くと、『味がある、意味がある』っていうやつですね!」
宇野功芳「ワルターの中でも一番ロマンチックな演奏ね!」
吉川「インマゼールは?」
宇野功芳「こーりゃ早いわ。早すぎる!最初のコントラバスなんて聴こえない。」
吉川P「やっぱり未完成には味やらコクやらが感じ取れないと面白くないですね!」
宇野功芳「と、僕らは思うんですが(笑)。」


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M5:大中恩作曲 組曲「月と良寛」から 「忘れん坊」 「月のうさぎ」/ 宇野功芳(指揮) 日本女性合唱団

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宇野功芳「君とは長い付き合いですね。」
山崎さん「宇野先生は私が高校生になってから音楽の先生になられて、合唱部で…。」
宇野功芳「僕の音楽の授業も受けたの?」
山崎さん「そうです!」
宇野功芳「君は合唱部の部長だったんでしょう。指導力があって助かったよ。」
山崎さん「先生の一生懸命さがすごく伝わってくるので、それに応えなきゃと思いましたね!選曲もとってもユニークで新鮮に感じました。特に「月と良寛」…。私はひとつのストーリーを合唱で表すっていうのが、この「月と良寛」が初めてでその醍醐味と、ひとつのストーリーを仕上げる集中力をとぎらせない練習も良かったです!」

懐かしい思い出話に花が咲きましたね。
当時の宇野先生と山崎さんの姿が目に浮かぶようでした(^^)★

来週もどうぞお楽しみに!!

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2008年07月27日

2008.07.27 シューマン 「音楽に寄せて」

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★コーホーの名曲セレクション
M1:シューマン 「音楽に寄せて」/イアン・ボストリッジ(テノール) ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
M2:シューマン 「春のおもい」/イアン・ボストリッジ(テノール) ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:シューマン 交響曲第8番「未完成」第1楽章/ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
M4:シューマン 交響曲第8番「未完成」第1楽章/ジョス・ファン・インマゼール(指揮) アニマ・エテルナ

★コーホーの芳名録
ゲスト 『ソプラノ 石橋栄実』様
M5:モーツァルト 「魔笛」ファンタジー第2幕フィナーレから/宇野功芳(指揮) 跡見学園女子大学合唱団
M6:ロッシーニ オペラ「ランスの旅」から/石橋栄実(ソプラノ)


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2008年07月20日

2008.07.20 佐藤眞 「若人の歌」第1曲“凧”

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:佐藤眞 「若人の歌」第1曲“凧”/宇野功芳(指揮)日本合唱協会
M2:佐藤眞 「若人の歌」第3曲“草”/宇野功芳(指揮)日本合唱協会

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:モーツァルト フルートとハープのための協奏曲第3楽章/パイヤール(指揮) パイヤール室内管弦楽団
M4:モーツァルト フルートとハープのための協奏曲第3楽章/ミュンヒンガー(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

★コーホーの芳名録
ゲスト 『ソプラノ 石橋栄実』様
M5:松村禎三 オペラ「沈黙」/石橋栄実(ソプラノ) 松本薫平(テノール)
M6:松村禎三 オペラ「沈黙」〜狂乱の場〜/石橋栄実(ソプラノ) 松本薫平(テノール)


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2008年07月13日

2008.07.13 エルガー 愛の挨拶

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毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:エルガー 愛の挨拶/前橋汀子(ヴァイオリン)
M2:ショパン ノクターン/前橋汀子(ヴァイオリン)

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:長崎の鐘/藤山一郎
M4:長崎の鐘/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

★コーホーの芳名録
ゲスト 『大阪フィルハーモニー交響楽団 事務局長 小野寺昭爾』様
M5:大栗裕/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団


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2008年07月06日

2008.07.06 離愁

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★コーホーの名曲セレクション
M1:離愁/宇野功芳(指揮) 東京都立小松川高等学校定時制KTU合唱団
M2:キリエ/宇野功芳(指揮) 東京都立小松川高等学校定時制KTU合唱団

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」第4楽章/ジンマン(指揮) チューリッヒ・トーンハレー
M4:ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」第4楽章/宇野功芳(指揮) アンサンブルsakura

★コーホーの芳名録
ゲスト 『大阪フィルハーモニー交響楽団 事務局長 小野寺昭爾』様
M5:ブルックナー 交響曲第7番第2楽章/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団


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2008年06月29日

2008.06.29 ブルックナー 交響曲第3番第3楽章

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:ブルックナー 交響曲第3番第3楽章/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ベートーヴェン 交響曲第8番フィナーレ/シェルヘン(指揮)
M3:ベートーヴェン 交響曲第8番フィナーレ/クナッパーツブッシュ(指揮)

★コーホーの芳名録
ゲスト 『ヴァイオリニスト 佐藤慶子』様
M4:ドヴォルザーク スラヴ舞曲第10番/パスカル・ベロ(指揮) 新星日本交響楽団
M5:ドヴォルザーク スラヴ舞曲第10番/オンドレイ・レナルト(指揮) 新星日本交響楽団
M6:モーツァルト 交響曲第40番冒頭部分/宇野功芳(指揮) 新星日本交響楽団


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2008年06月22日

2008.06.22 モーツァルト クラリネット五重奏曲K581第1楽章

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毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:モーツァルト クラリネット五重奏曲K581第1楽章/シフリンのクラリネット ノースウエスト・チェンバーミュージック

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ショパン ピアノ協奏曲第1番第1楽章冒頭/横山幸雄(ピアノ) 大友直人(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
M3:ショパン ピアノ協奏曲第1番第1楽章冒頭/クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ&指揮) ポーランド祝祭管弦楽団
M4:ショパン ピアノ協奏曲第1番第1楽章終わり/横山幸雄(ピアノ) 大友直人(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
M5:ショパン ピアノ協奏曲第1番第1楽章終わり/クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ&指揮) ポーランド祝祭管弦楽団

★コーホーの芳名録
ゲスト 『ヴァイオリニスト 佐藤慶子』様
M6:伊福部昭 サロメ/山田一雄(指揮) 新星日本交響楽団


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2008年06月15日

2008.06.15 ベートーヴェン ピアノソナタ第28番「作品101」

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毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:ベートーヴェン ピアノソナタ第28番「作品101」/内田光子(ピアノ)

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ハイドン 交響曲88番第1楽章/ヴァイル(指揮)
M3:ハイドン 交響曲88番第1楽章/クナッパーツブッシュ(指揮)
M4:ハイドン 交響曲88番第4楽章/ヴァイル(指揮)
M5:ハイドン 交響曲88番第4楽章/クナッパーツブッシュ(指揮)

★コーホーの芳名録
ゲスト 『ヴァイオリニスト 佐藤慶子』様
M6:モーツァルト 交響曲第14番第1楽章/山田一雄(指揮) 新星日本交響楽団
M7:モーツァルト 交響曲第14番第4楽章/山田一雄(指揮) 新星日本交響楽団


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2008年06月08日

2008.06.08 シューマン 交響曲第1番第1楽章

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★コーホーの名曲セレクション
M1:シューマン 交響曲第1番第1楽章/スクロヴァチェフスキ(指揮) ドイツ放送フィルハーモニー

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ブルックナー 交響曲第9番第2楽章/フルトヴェングラー(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
M3:ブルックナー 交響曲第9番第2楽章/宇野功芳(指揮) 日本大学管弦楽団

★コーホーの芳名録
ゲスト 『ヴァイオリニスト 佐藤慶子』様
M4:リヒャルト・シュトラウス 「英雄の生涯」/パスカル・ベロ(指揮) 新星日本交響楽団 佐藤慶子(ヴァイオリン)


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2008年06月01日

2008.06.01 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番第1楽章

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★コーホーの名曲セレクション
M1:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番第1楽章/ ミハイル・プレトニョフ(ピアノ) ガンシュ(指揮)ロシア・ナショナル管弦楽団

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲第1楽章カデンツァ〜第2主題/チョン・キョン・ファ(ヴァイオリン)
M3:ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲第1楽章カデンツァ〜第2主題/アンネ・ゾフィー (ヴァイオリン)
M4:ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲第2楽章/チョン・キョン・ファ(ヴァイオリン)
M5:ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲第2楽章/アンネ・ゾフィー (ヴァイオリン)

★コーホーの芳名録
ゲスト 『ヴァイオリニスト 佐藤慶子』様
M6:ハイドン セレナーデ/宇野功芳(指揮) 新星日本交響楽団
M7:ハイドン セレナーデ/宇野功芳(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団
M8:ブルックナー 交響曲第8番アダージョ/宇野功芳(指揮) 新星日本交響楽団


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2008年05月25日

2008.05.25 モーツァルト ピアノソナタ第5番K283第3楽章

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★コーホーの名曲セレクション
M1:モーツァルト ピアノソナタ第5番K283第3楽章/リリー・クラウス(ピアノ)

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第3楽章/ルドルフ・ゼルキン(ピアノ) ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
M3:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第3楽章/ミハイル・プレトニョフ(ピアノ) ガンシュ(指揮)ロシア・ナショナル管弦楽団

★コーホーの芳名録
ゲスト 『自称ノンプロ指揮者 小西収』様
M4:ベートーヴェン 交響曲第2番第1楽章/ワルター(指揮) コロンビア交響楽団
M5:ドヴォルザーク 交響曲第8番/フィッシャー(指揮)


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[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:宇野功芳 吉川智明 芳賀友美
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2008年05月18日

2008.05.18 マーラー 交響曲第5番第4楽章

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:マーラー 交響曲第5番第4楽章/プレートル(指揮) ウィーン交響楽団

★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第1楽章/ルドルフ・ゼルキン(ピアノ) ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
M3:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第1楽章/ミハイル・プレトニョフ(ピアノ) ガンシュ(指揮)ロシア・ナショナル管弦楽団

★コーホーの芳名録
ゲスト 『自称ノンプロ指揮者 小西収』様
M4:松村禎三 ピアノ交響曲第1番/野島稔(ピアノ) 山田一雄(指揮) 東京都交響楽団
M5:松村禎三 交響曲第2楽章/岩城宏之(指揮) 東京都交響楽団


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2008年05月11日

2008.05.11 ヨハン・シュトラウス 「オルフェウス・カドリーユ」

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:ヨハン・シュトラウス 「オルフェウス・カドリーユ」/プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 

コメント
「今年のニューイヤーコンサートのライブ録音で、ヨハン・シュトラウスの「オルフェウス・カドリーユ」。
 ウィーンのワルツ王はパリのオッフェンバックと人気を争っていました。オッフェンバックはたびたびウィーンでオペレッタを上演!大成功をおさめていました。シュトラウスはこのライバルに敬意をはらって、オッフェンバックの天国と地獄のカンカン踊りを主題にした「オルフェウス・カドリーユ」を書いたのです。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ヨハン・シュトラウス 美しく青きドナウ/ワルター(指揮) コロンビア交響楽団 
M3:ヨハン・シュトラウス 美しき青きドナウ/プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

コメント
「ニューイヤーコンサートの最後を飾った曲。アンコールはラデツキーでした。
 僕はね、「碧きドナウ」はいい曲だと思わないんだよね・・。ドナウをうまく指揮したのはクラウス以来一人もいないんだよね。カルロスクライバー カラヤン、マゼール、小澤、アーノンクール、ボスフコスキーもダメ!
 今日はプレートル!クラウス以来と言ってもいいくらい!久々に素晴らしい指揮ですよ! いきなり今年のニューイヤーに出てきてみんなびっくりしただろうね!
 ブルーノワルターの「ドナウ」はつまらんよ!ワルターのシュトラウスは出来不出来が多く、ウィーン風のリズムが下手なんですよね


★コーホーの芳名録
M4:シューマン 交響曲第2番第4楽章/小西収(指揮) アンサンブル・フロイント
M5:シューベルト 交響曲第8番「ザ・グレート」第4楽章/小西収(指揮) アンサンブル・フロイント 
M6:バッハ 「シャコンヌ」/小西収(指揮) アンサンブル・フロイント 


今月のお客様は
『自称ノンプロ指揮者 小西収』様

宇野功芳:
 いつか君に、自分の指揮した音を送ってもらったんだけど、超個性的だよね。たしかに面白い!
小西さん:
 ありがとうございます!
宇野功芳:
 指揮を始めたのはなぜ?
小西さん:
 指揮者として自覚が芽生えたのが高校生、ちょうど先生の文章に出会ってワルターを聞くようになった頃。指揮の腕の動かし方は吹奏楽で指揮するようになって覚えていって、大学のオーケストラが学生指揮で行う伝統があって、やらせてもらったんです。
宇野功芳:
 曲は自分で決めるの?
小西さん:
 学生なのでみんなで決めるんです。
宇野功芳:
 何の曲を一番振りたかったの?
小西さん:
 実際やったのはブラームス2番4番、シベリウス2番・・・やりました。シベリウス2番は大学3年生のときにやって、1年生だった後輩が初心者でオーボエを吹いていて練習や本番ですごく感動したと言ってくれたんです。その時の彼が今は精神科医なんですが、もう一度小西の指揮で演奏したいと言ってくれてアンサンブル・フロイントを作ってくれたんです。
 アンサンブル・フロイントの紹介なんですが93年に結成。当初は大学の卒業生が中心でしたが、今はいろんな方が参加しています。基本はトロンボーンなしの2管編成、弦楽器は小編成のオーケストラ。
宇野功芳:
 いいコンマスはいますか?
小西さん:
 大学の時からの付き合いで中川というのがいますが、アマチュア離れしているそんな素晴らしい人です。彼のおかげで僕のような演奏を支えてくれています!
宇野功芳:
 僕も昔はすごかったけど、君もすごいよね!君には負けるよ。また今度生で聞かせてください!


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2008年05月04日

2008.05.04 ヨハン・シュトラウス 皇帝円舞曲

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:ヨハン・シュトラウス 皇帝円舞曲/プレートル(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 

コメント
「ワルツ王シュトラウスの作品といえば「青きドナウ」が有名ですが、芸術的にすぐれているのは「皇帝円舞曲」「ウィーンの森の物語」。昔からブルーノワルターが得意とした皇帝円舞曲。今年のニューイヤーコンサートで演奏されたプレートル指揮ウィーン・フィルハーモニーのCDからお届けします。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ブラームス 交響曲第3番第4楽章/ハーディング(指揮) ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
M3:ブラームス 交響曲第3番第4楽章/クナッパーツブッシュ(指揮) ベルリン・フィルハーモニー

コメント
「先週クナッパーを聴いた人は驚いたでしょう!
ワルターの音楽は言いたいことを言えないタイプ、好きな女性に好きといえないような。ワルターに対してクナは「人生とはこうなんだ!」というクナ節を聞かせてくれている。クナは実にドイツの匂いがプンプンします!」


★コーホーの芳名録
M4:ブルックナー 交響曲第7番第2楽章/マタチッチ(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

今月のお客様は
『自称ノンプロ指揮者 小西収』様

小西さん:
 アマチュアオーケストラで指揮をしておりまして、自称ノンプロ指揮者。
 本職は私立高校の数学の講師をしています。
 先生との出会いは、高校2・3年の時に、レコード芸術の雑誌でブルックナーの特集を先生が書かれていて、そこで初めて先生の存在と文章を知りました。演奏では1989年、初めて先生の第9のコンサートを見ました。CDにならなかったので1回目か、2回目だと思います。
宇野功芳:
 それは1回目だね!
小西さん:
 とても炸裂した演奏で、その後あつかましくも楽屋挨拶に伺いました。ブルーノワルターの本を持っていって、ワルターのファンをアピールしたかった。そして講談社現代新書のクラシックの雑誌に、たぶん僕のことだと思うんですが書いてくれていました。
宇野功芳:
 なんて書いてあった?
小西さん:
 「第9はみんな感動してくれた。終演後、大阪から来た学生が、自分がやりたいことを全部やってくれたと握手を求めてきた!」と。
宇野功芳:
 そうか!あれは君かぁ!
小西さん:
 嬉しくて大学の構内を自転車で走りながら僕のことだ!と走りまわったことを覚えています!
 その次のエロイカスも見ました。今は最新版で立派なエロイカが出てますが、僕は、昔の演奏を記録に残したいなと! 第1楽章の一番最後にテンポが緩んで、最後に伸ばす音が2つあった後にスフォルツァンドなんですが・・・
宇野功芳:
 あれはやりすきましたね。
小西さん:
 CDで聴くとなかなか伝わりにくいけど生で聴くとすばらしい!
宇野功芳:
 大阪でレコードコンサートをしたときに小西くんが来てくれたよね。
小西さん:
 先生の話で印象に残っているがチェリビダッケが話題になったときに、実力はあるが、もう少しだよね・・・とおっしゃって、先生はこう言ったんです。
 「何がつまならないって・・つまらないものほどつまらないものはないとおっしゃった。」
こんな風に言われないように、未熟でもおもしろいやつだと言われたいと思いました。今日かける曲は、マタチッチのブルックナー7番、オケはチェコフィル。
宇野功芳:
 7番ではこれが一番いいんですね!
小西さん:
 マタチッチのバイオリンの高音がつややかで、どんな指導をしているのか? ポジションを高くしているのか・・・・わからないんですが素晴らしい!
宇野功芳:
 2楽章の変奏していくところはマタチッチが一番だよね。だから2楽章でも聴いてもらいましょう!


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毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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2008年04月28日

2008.04.28 服部良一 東京ブルース

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:服部良一 東京ブルース/宇野功芳(指揮)アンサンブル・フィオレッティ 宮下恵美(ピアノ)
M2:服部良一 雨のブルース/宇野功芳(指揮)アンサンブル・フィオレッティ 宮下恵美(ピアノ)

コメント
「ブルースの女王・淡谷のりこ独唱。東京ブルースは「別れのブルース」や「雨のブルース」ほどヒットしませんでしたが、私はこの曲が一番好きです。昭和14年くらいの美しい風情のある東京の風景がうかびます。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:ブラームス 交響曲第3番第1楽章/ハーディング(指揮) ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
M4:ブラームス 交響曲第3番第1楽章/クナッパーツブッシュ(指揮) ベルリン・フィルハーモニー

コメント
「宇野氏はブラームスはあまり好きではないが、自分で指揮するなら1番! もう1曲するとしたら3番で4番は絶対やりません!

たくさんある中でクナッパーツブッシュが飛びぬけてすばらしい。でもブラームスファンには好まれないかもしれませんね。ブラームスは言いたいことを言えない、口ごもる・・・そんな感じがいいと言われていますがクナは言いたいことを言う「ブラームスはこうだ!」という演奏なんですね。

一方ハーディングは最近若い人たちにも人気。実演聴きましたが感動しました。スリムでテンポが早くて歌わない・・・すっきりした演奏です。でもモーツアルト39番を聞いたんですが、なんともわがままなものでした。」


★コーホーの芳名録
M5:マーラー 交響曲第6番「悲劇的」第1楽章/プレートル(指揮) ウィーン交響楽団

今月のお客様は
『アリアCD 代表 松本大輔』様

松本さん:
 先生は一日中CDを聞いているのですか?
宇野功芳:
 なるべく聴かないですよ。疲れちゃいますから。昔は月評も30枚、ある月は80枚とかありました。書くためじゃなくて聴くために各社がいろんな音を持ってきて大変でしたね。今は一日3枚くらい午前中に聞いて、午後には自分の好きなものを聞いています。原稿も昔は200枚くらい、今は50枚くらいですね
松本さん:
 自分も毎日仕事しながら聴いているんですが、知らない間に終っているものもあれば、仕事しながらでもひっかかるものもあるんですよね。自分では自然発生的名盤と思っています。最近お聴きになったもので気になるアーティストは?
宇野功芳:
 夢中になったのは上岡敏之。全部聴いてやろうと思って横浜まで行きましたね。CDではプレートル、月評で回ってきたCDで、頭からHOTでオーケストラが指揮者のために身をささげて弾ききっている、そんな感じがしますね!
松本さん:
 秋にプレートルを聞きにウィーンに行ったんです。マーラーの1番をやったんです。人をひきつけるアツイものをもった人でした。
宇野功芳:
 素朴な感じな人だけど、アツイ演奏をしてくれるよね。松本さんは今までに面白い本を何冊か出版されていますが、今後の予定は?
松本さん:
 構想はいくつかあって出版社と話をしたりしていますが、実は4月から愛知大学のオープンカレッジという一般の方が受ける講座で、初心者向けのクラシック講座をやってます。音楽史の流れにそって大作曲家を紹介するんですが、CDをかけてどんな人生でどんなエピソードがあってなど面白く紹介しています!
宇野功芳:
 それはいいですね! 一生懸命頑張ってください!


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2008年04月21日

2008.04.21 アルシュタイン(作曲)林檎の木の下で

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日24:00よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:アルシュタイン(作曲)林檎の木の下で/おおたか静流 

コメント
「昭和12年にディックミネがレコード録音しましたが、はやらなかった。周防正行監督の映画「しこふんじゃった」のエンディングロールでおおたか静流の歌が流れて、自分は戦前の生まれなのに、この映画で初めてこの曲を知り大好きになりました!」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:モーツアルト 交響曲第39番第1楽章/インマゼール(指揮) ANIMA ETERNA
M3:モーツアルト 交響曲第39番第1楽章/フルトヴェングラー(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
M4:モーツアルト 交響曲第39番第3楽章/インマゼール(指揮) ANIMA ETERNA
M5:モーツアルト 交響曲第39番第3楽章/フルトヴェングラー(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

コメント
「宇野先生はモーツアルトの交響曲の中で一番好きなのが40番、その次に41番そして39番が好き。39番は晴朗にかかれている曲なので、ぐっとくる演奏をするのは難しい曲。

フルトヴェングラーの指揮は4分の4拍子のアダージョでテンポが遅く重く暗いイメージ。
一方インマゼールは古楽器の指揮者で、古楽器を使って昔の通りに演奏する新しいスタイル。2分の2拍子で明るいイメージ。

インマゼール指揮は楽しく、古楽器の指揮者では一番うまいであろう。でもいずれ古楽器はなくなると思う。現代のオーケストラで古楽器風にしてるけど、今の楽器のほうが性能がいいですからね! フルトヴェングラー指揮は、やっぱり暗く、彼が指揮するなら39番しかできないであろう。」


★コーホーの芳名録
M6:シューマン ピアノ協奏曲第1楽章/フリッチャイ(指揮) コルトー(ピアノ) ベルリン放送交響楽団

今月のお客様は
『アリアCD 代表 松本大輔』様

松本さん:
 先生がCDを買いに来てくれた時に、いつも国内版を買う先生に輸入版は買わないんですか? と質問したら、「そこまで時間がないんだよ」とおっしゃったことがありました。講談社から「名演奏のクラシック」が出て、その本にクローズアップされていたのが輸入盤のコルトーが弾いたシューマンのピアノコンチェルトだったんですが、先生はどうして突然輸入盤を聞いたんですか?
宇野功芳:
 聴かされたんですよ。遠山慶子さんと仲がよくて、コルトーのお弟子さんなんですよ。コルトーの死後、弟子たちが守り抜いてきた録音があってそれがシューマンのピアノコンチェルト。52年くらいのもので、すごい演奏だからと聞かせてもらったんです。
 聴いてびっくり! こんな素晴らしいものはない! ということでCDにして世の中に出さないといけないですね! という話をしていたら、発売されいの一番で買ったんです!
松本さん:
 このCDはその後廃盤になって、小さいイタリアのレーベルで再発されたけど音は悪く、去年あたりにアウディーテというレーベルから出て、大ベストセラーになりましたね。まだ聴いたことのない人にお知らせで、アウディーテから今年のカタログCDというカタログを付けて1000円くらいで売られているものがあるんですが、そのカタログCDにこれが入っているのでぜひ聴いて欲しいですね!
宇野功芳:
 晩年のコルトーが好きなんですよ! 若い頃は指が回るのでつい弾きすぎる。晩年は思索的になってきていいですよね!


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2008年04月14日

2008.04.14 レクオーナ 夜のルムバ

★コーホーの名曲セレクション
M1:レクオーナ(作曲) 夜のルムバ/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ(合唱) 宮下恵美(ピアノ)
M2:フィオリノ(作曲) 青いカナリヤ/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ

コメント
「今日は、キューバの作曲家 レクオーナが昭和6年に作曲した「シボネー」です。昭和14年に霧島昇が「夜のルムバ」という日本語の訳詞でレコードに吹き込みましたがあまり人気が出ませんでした。でも当時小学生の僕はこの曲が大好きで、最近女声合唱にアレンジしてアンサンブル・フィオレッティに歌ってもらいました。
 もう1曲昭和29年に雪村いづみが歌って大ヒットした「青いカナリヤ」をアンサンブル・フィオレッティのコーラスでお聴き下さい。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:モーツァルト ピアノ・ソナタ第3番K281第1楽章/グレン・グールド(ピアノ)
M4:モーツァルト ピアノ・ソナタ第3番K281第1楽章/リリー・クラウス(ピアノ)
M5:モーツァルト ピアノ・ソナタ第3番K281第3楽章/グレン・グールド(ピアノ)
M6:モーツァルト ピアノ・ソナタ第3番K281第3楽章/リリー・クラウス(ピアノ)

コメント
「モーツァルトが20歳位の若い頃の曲です。チャーミングで、メロディー、リズムが美しい。モーツァルトそのものです。個性的でクセのあるグールドと、1956年のモーツァルト生誕200年を記念して制作されたクラウスの録音を聞き比べてみましょう。この頃のクラウスは一番良い頃です。モーツァルトの生き写しのような演奏です。」


★コーホーの芳名録
M7:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」第1楽章/エリック・ハイドシェック(ピアノ)  
M8:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」第3楽章/エリック・ハイドシェック(ピアノ)  

今月のお客様は
『アリアCD 代表 松本大輔』様

松本さん:
 先生といえば、いろんな埋もれていたアーティストを世に広めてきた功績がありますが、このハイドシェックもそうだと思います。
 CD店で日本盤の新人として働いていた頃、当時テイチクというメーカーが一人のピアニストのCDを出したんです。それが、ハイドシェックでした。入荷枚数を担当する人間がいて、当時新人アーティストに関しては基本的には1枚しか入荷しないんです。
 でも僕は宇野先生の本にハイドシェックが載っていたのを憶えていて「もう少し入荷しましょう!!」と新人ながら入荷担当の先輩にお願いしたんですが駄目でした。いざ、入荷した1枚が店頭に出ると一日で売れたんです。そしてまた、1枚入荷して一日で売れる。またまた1枚入荷して一日で売れる。何度かの僕の頼みを先輩が聞いてくれてやっと2枚入荷になったんです(笑)
 そしたらまた即日売り切れになるんです。さすがにお店の上司が、「松本くん。このアーティスト誰?」と聞く耳を持ってくれて「宇野先生の本で紹介されているアーティストです。もっと入荷しましょう!!」と伝えたところやっと10枚単位での入荷になり、このCDは結局この年のベストセラーになりました(笑)
宇野功芳:
 入荷担当の先輩ってのも音楽に詳しいんでしょ?
松本さん:
 その先輩だけじゃなく、会社の幹部にも言っていたんですけどね(笑) でも、まあ・・・余談ですが、その入荷担当の先輩が、今は僕の妻になっています(笑)
宇野功芳:
 (笑)僕も少し関係があるじゃないですか!! ケンカしないでくださいね!!!


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2008年04月07日

2008.04.07 サンセットメモリー/杉村尚美

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★コーホーの名曲セレクション
M1:サンセットメモリー/杉村尚美

コメント
「昭和56年にオンエアされていたテレビドラマ「炎の犬」の主題歌でした。ドラマの内容は覚えていませんが、この素晴らしい主題歌だけは今でもはっきり覚えています。歌っているのはフォークソング歌手の杉村尚美です。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲作品64/ワルター(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック ミルシュタイン(ヴァイオリン)
M3:メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲作品64/リッカルド・シャイー(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ヤンセン(ヴァイオリン)

コメント
「この曲は、ヴァイオリンソロから始まります。泣かせますよ!まずはヤンセン。小さい音でCDより実演の方が良い。CDには入らない何かがある。片やミルシュタイン。さっぱりしてますね。何故か専門家から絶賛されています。僕はつまらないと思う。」


★コーホーの芳名録
M4:ベートーヴェン 交響曲第3番第1楽章/宇野功芳(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団   

今月のお客様は
『アリアCD 代表 松本大輔』様

松本さん:
 CDを売る世界に入ってもう18年くらい経つんですが、この世界で飯を食っていこうという決心をさせてくれたのが宇野先生の本だったんです。その本を読んで、夜寝れなくなり先生に手紙を書いたことがあるんです(笑)そんな事があって当時先生のCDを売る機会がありまして批評家の宇野先生はもちろん尊敬していたのですが、演奏家としての宇野先生にびっくりしたのがアンサンブル・サクラとの「運命」でした。
宇野功芳:
 松本さんの本にも書いてくれましたね!
松本さん:
 もう、凄かったです!!
宇野功芳:
 第4楽章に入っていくもの凄さはプロには出せないですね。プロは自然にバランスを取ってしまうんです。アマチュアはバランスを取らないから凄いんです。
松本さん:
 それでは、プロを振る時は指揮者のやりたいことの50%位しか出来てないんですか?
宇野功芳:
 普通の指揮者の場合、プロのオケは30%いけば成功です。僕はプロでも80%。だからアマチュアは100%になってしまう(笑)
松本さん:
 しかし、今回の東フィルとの新譜もかなり完成度が高いと思いますが?
宇野功芳:
 自分の代表作を挙げろと言われたら今回の3番か5番を挙げますね。やり過ぎないようにやってあの程度だったんですが・・・。自分の中では最後のソナタだと思っています。


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2008年03月30日

2008.03.30 ベートーヴェン 交響曲第8番第2楽章 

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:ベートーヴェン 交響曲第8番第2楽章/フェリクスワインガルトナー(指揮) ウィーンフィルハーモニー

コメント
「皆さんはメトロノームをご存じだと思いますが、このメトロノームを発明したメルツェルという人はベートーヴェンの友人でした。ベートーヴェンはこの発明を祝って「メルツェルさんご機嫌よう」という合唱曲を書きました。
 これと同じメロディーをこの交響曲第8番にも使いました。演奏はSP時代から最高の名演と言われたワインガルトナー指揮 ウィーンフィルハーモニーです。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ベートーヴェン 交響曲第4番第4楽章/デヴィッド・ジンマン(指揮) チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
M3:ベートーヴェン 交響曲第4番第4楽章/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団

コメント
「ベートーヴェンのシンフォニーの中ではシブイかな。これの第4楽章が指揮者によってテンポが違うんです。最初に早いテンポのジンマン。そして遅いテンポの朝比奈先生と大フィルの1997年のライブです。この時代、こんなに遅くする指揮者はもういなかった。やっぱり朝比奈先生は自信を持ってゆったりとしたテンポでやっているから重量感が違いますね!!」


★コーホーの芳名録
M4:Sonate pour piano en la majeur KV331 Allaturca /ファジル・サイ(ピアノ)  

今月のお客様は
『ホテルニュージャパン社長 中野憲一』様

中野さん:
 ファジル・サイについてお話しましょう。まだ若手ですが、ユニークな方です。コンサートでポピュラーやジャズをやったりしますしね。サイのモーツァルトを聴いて、時代が変わったと思いましたね。人マネをしない所が素晴らしい!
宇野功芳:
 トルコの方だから、トルコマーチなのかな〜? 作曲も面白いよね。ピアノの弦を掴んだり・・・。才人ですね。”サイ”って名前ですけどね。
中野さん:
 あ・・・。漢字で書くんですね。サイって。・・・何の話ですか?(笑)


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毎週日曜日22:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:宇野功芳 葵みどり
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2008年03月23日

2008.03.23 R・シュトラウス 楽劇「ばらの騎士」第2幕銀のばら賢帝

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:R・シュトラウス 楽劇「ばらの騎士」第2幕銀のばら賢帝/カラヤン(指揮) シュティッヒ・ランダル 

コメント
「オペラの世界には名作が沢山ありますが、この「ばらの騎士」第2幕ほど美しい音楽は他に例がありません。18世紀の宮廷では、婚約の披露に先だって花婿から花嫁に銀のバラを贈る習慣があり、その使者をばらの騎士と呼びました。
 銀のばらを受けとったゾフィーが「天国の薔薇の香りですね」と歌う最高音の美しさに僕は気を失いそうになります。
 この最高音は、少しでも声が揺れると台無しになります。今日お届けするシュティッヒ・ランダルは最高のゾフィーです。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:バッハ マタイ受難曲第2部第62曲コラール「いつか私が世を去るとき」/ヘレヴェッヘ(指揮) コレギウム・ヴォカーレ
M3:バッハ マタイ受難曲第2部第62曲コラール「いつか私が世を去るとき」/メンゲルベルク(指揮) コンセルトヘボウ管弦楽団

コメント
「先週に引き続きマタイ受難曲です。マタイの中にはコラールが沢山あって、その中で有名なのが最後のコラールです。キリストが十字架に架けられて死んで、その時民衆が「自分が死ぬときに、そばに居てください。」と歌う。
 その時のメンゲルベルクの演奏が本当に弱いんです。遅いテンポで祈るように・・・。バッハのスタイルを超えていますね。
 片やヘレヴェッヘは普通の演奏です。今、21世紀のクラシックファンは様々な音楽を知っている。バッハ時代が『こうだった』からと当時の演奏をされても感動しない。」


★コーホーの芳名録
M4:ラベル 夜のガスパール/サンソン・フランソワ(ピアノ) 

今月のお客様は
『ホテルニュージャパン社長 中野憲一』様

宇野功芳:
 こんばんは。今日はどんなお話を?
中野さん:
 ピアニストのサンソン・フランソワです。僕のクラシックの目覚めがこのサンソン・フランソワの演奏だったんです。
宇野功芳:
 何を弾いていたのですか?
中野さん:
 夜のガスパールです。
宇野功芳:
 夜のガスパールはそんなに有名な曲じゃないですが、どういう点に?
中野さん:
 音色ですね。キラキラした音色。ラベルが作った時のイメージをそのまま僕が受け止めたような感じがしたんです。自分の経験上、音楽に目覚める切っ掛けは、本物の音に触れた瞬間だと思います。CDだけではなく、実演に触れるべきだと思います。
宇野功芳:
 そうですね!実演を聴くのは大切です!!


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[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:宇野功芳 葵みどり
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2008年03月16日

2008.03.16 ベートーヴェン ピアノトリオ第7番作品79「大公」

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:ベートーヴェン ピアノトリオ第7番作品79「大公」/アリスタ・トリオ 

コメント
「ピアノ・ヴァイオリン・チェロが共演するピアノ・トリオは各楽器の個性が生きるので好きな人が多いですが、ベートーヴェンがルドルフ大公に捧げた「大公トリオ」の別名を持つこの曲は特に力作として知られています。
 昔からカザルス・トリオの演奏が有名でこれを超える演奏は無いと言われていましたが最近やっと肩を並べるCDが出てきました。アリスタ・トリオのCDで、特にピアノの鳥羽泰子が見事に全体をリードしています。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:バッハ マタイ受難曲第1部/ヘレヴェッヘ(指揮) コレギウム・ヴィカーレ
M3:バッハ マタイ受難曲第1部/メンゲルベルク(指揮) アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

コメント
「一緒に一度は聴いて欲しいマタイ受難曲です。しかし長い!!3時間はたっぷりかかる。実演だとカットすべきだと思います。
 マタイ受難曲の中で、素晴らしいのはメンゲルベルクの1939年のライブ録音です。メンゲルベルクはとてもロマンティストなので、バッハのスタイルを逸脱してロマン派の曲のようになっている。だから誉める人はスゴく誉めるし、貶す人はメチャクチャ貶します。僕はスゴく誉めます!
 対抗はヘレヴェッヘ。とてもあっさりしている。メンゲルベルクはまさに受難です。物語性がスゴい!」


★コーホーの芳名録
M4:モーツァルト ピアノ協奏曲第25番第3楽章/クレンペラー(指揮) ニュー・フィルハーモニアオーケストラ       

今月のお客様は
『551蓬莱社長 羅辰雄』様

羅さん:
 今日はバレンボイムのピアノでモーツァルトのピアノ協奏曲25番を持ってきました。この25番だけオットー・クレンペラーがフィルハーモニアとやっているんです。このCDは、なんと新品で500円で売っていたんです。500円なのに素晴らしい内容なんです。なんせフィルハーモニアの木管が良いんです。
宇野功芳:
 もともとイギリスのオケは木管が良いよね。クレンペラーは木管を大切にする人だしね。
羅さん:
 で、それからフィルハーモニアのCDばっかり買い漁りましたね(笑)
宇野功芳:
 だけど僕はK.503はあまり好きじゃないんだよね。22、23、27番が好きだな〜。僕はモーツァルトっぽいのが好きです。これはきっとクレンペラーが良いんですよ。でもクレンペラーは演奏に出来、不出来のバラツキがあるよね。良いのは「フィガロの結婚」の全曲だな〜。シンフォニーはあまり良くないよね。
羅さん:
 たしかにシンフォニーはあまりね・・・。
宇野功芳:
 フィガロのあの遅いテンポはたまりませんね!


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毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
出演:宇野功芳 葵みどり
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2008年03月09日

2008.03.09 シベリウス交響曲第5番第1楽章

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:モールアルト 歌劇「フィガロの結婚」バルバリーナのアリア/フェルベルマイヤー(ソプラノ) 
M2:組曲「秋の想い」面影/宇野功芳(指揮) 日本女声合唱団

コメント
「この曲は第4幕の始めで庭師アントニオの娘バルバリーナが殿様から預かった剣をなくして一生懸命さがすアリアです。剣をなくしただけなのにこのアリアは宇宙の悲しみにまで達しているのです。一番素晴らしく歌っているのがフェルベルマイヤー、オーケストラはエーリッヒ・クライバー指揮のウィーンフィルハーモニーです。
 僕はこの曲があまりにも深いので「面影」という歌詞を付けて、女声合唱に編曲しました」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:ドルドラ スーヴェニール「思い出」/クライスラー(ヴァイオリン)
M4:ドルドラ スーヴェニール「思い出」/前橋汀子(ヴァイオリン)

コメント
「バイオリン小品の中で一番好きな曲です。一時期この曲がすたれた時があったけど、最近は「エルマン」「天満敦子」などいろんな作品もあります。中でも好きな演奏は「クライスラー」と「前橋汀子」の2つ。夜に聞きたくなる曲で、クライスラーを聴くと前橋も聞きたくなる・・・結局両方が聞きたくなる。
「クライセラー」は80年前にレコーディングしたもので、「しゃれきった甘さ」のある作品。
「前橋汀子」は歌いきっている作品。甲乙つけがたい両方とも大絶賛の作品。」


★コーホーの芳名録
M5:シューベルト 水の上で歌う(シュトルベルク詩)/イアン・ボストリッジ(テノール) ジュリアス・ドレイク(ピアノ)   

今月のお客様は
『551蓬莱社長 羅辰雄』様

羅さん:
 大阪の帝塚山に「大鴉(おーがらす)」というクラシックバーみたいなところがあって、以前宇野先生が来られるということで行きました。いつもすいていてリラックスできる所がよかったんですが、この日はすごいお客さんの熱気でした。
宇野功芳:
 たしかに会場の熱気はすごかったね。
羅さん:
 会場に入ると語りかけている先生がいて、ボストリッジが歌うシューベルトの歌曲集をみんなに聞かせていたんです。私はシューベルトの歌曲をあまり聴いたことがなかったんです。
宇野功芳:
 よかったですか?
羅さん:
 よかったです。あと「魔王」は、3人の声を使い分けて歌っているんですよね。小学生のときに聞いたことがあるんですが、ドイツ語もわからないし全然知らなかったです。それを聴いていっきにボストリッジも好きになりましたし、音楽に対してやさしい気持ちで接している先生の姿をみて先生のおっかけになったんです。
宇野功芳:
 羅さんが女性だったらどんなによかったか・・・(笑)
羅さん:
 残念でしたね〜(笑)

羅さん:
 それから私の自宅に来てくださったこともあるんですよね。
宇野功芳:
 そうです!羅さんのお宅にはアンプもスピーカーも2組くらいあって・・・別室に古いのもあってね・・・
羅さん:
 あれからまた変わりましたよ。今は、ソナス・ファベールのエクストリーマという20年前のスピーカーがあります。
宇野功芳:
 いい音してるんですか?また行かないとね。


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2008年03月02日

2008.03.02 シベリウス交響曲第5番第1楽章

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:シベリウス 交響曲第5番第1楽章/ベルグルンド(指揮) ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 

コメント
シベリウスは北欧フィンランドの作曲家で、7曲のシンフォニーを書きましたがこの5番は4番・6番に並んでこの作曲家の本質が最も出ている作品。
自身は本質についてこう言った・・・
「太陽はくすみ冷たい、しかし春はクレッシェンドのように近づいてくる
 今日は16羽の白鳥を見ることができた。神よなんという美しさであろうか、
 彼らは私の頭上を長いこと旋回し、くすんだ太陽の中に消えていった。これこそ私の音楽のテーマなのだ」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:モーツアルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲/井上道義(指揮) アンサンブル金沢
M3:モーツアルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲/宇野功芳(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

コメント
「おととし東京フィルハーモニーで宇野功芳先生がアンコールで指揮した「フィガロの結婚」序曲。
 テンポは「プレスト」= 一番早く、という指定があるが、先生によるとこの楽曲はテンポは遅いほうがいいと!指揮者、湯浅卓雄氏いわく「宇野先生の指揮は、きっちりバイオリンに弾かしてすばらしい! 」
 一方、対抗馬は井上道義指揮の「フィガロの結婚」序曲。「まとも」で「まじめな」演奏です。」


★コーホーの芳名録
M4:ベートーヴェン 「コリオラン」序曲/宇野功芳(指揮) アンサンブルSakura
M5:ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」第4楽章/宇野功芳(指揮) アンサンブルSakura  

今月のお客様は
『551蓬莱社長 羅辰雄』様

羅さん:
 先生はいつから私のことをご存知でしたか?
宇野功芳:
 初めてお会いするまで全然知らなかったんです。
羅さん:
 私は批評の文章とかで存じ上げていました。
宇野功芳:
 変な人だと思っていたでしょ。(笑)
羅さん:
 文章だけみていると正直なんちゅう失礼なおっさんかと思っていました。でも先生が指揮するこの1枚のCDを聴いてこんな演奏をするのか!と衝撃を受けました。ティンパニーが強烈で腰を抜かしそうになりました。

羅さん:
 何回聴いてもすごい演奏で、演奏中の先生はどんな感じなんですか?
宇野功芳:
 熱中はしているけど、どこかさめてるよ。指揮者だから冷静なところを残していないとね。
羅さん:
 その後、先生の演奏する第7を聞きに行きました。これも凄い演奏でした。最後に指揮棒が天井に舞い上がったのは演出だったんですか?
宇野功芳:
 いやぁどうだったかな?昔の話だからねぇ〜(笑) でも最初に僕の批評を読んで『けったいなおやじ』だと思っただろうけど、演奏聴いたら印象変わった?
羅さん:
 変わりました!言うだけではなくて、ちゃんとやりはる人だと! 先生はすごいと思いましたし、もっと先生のことを愛するようになりました。(笑)


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2008年02月24日

2008.02.24 シューベルト 冬の旅作品89第24曲「辻音楽師」

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:シューベルト 冬の旅作品89第24曲「辻音楽師」/ホル(独唱) マイセンベルク(ピアノ)

コメント
「歌曲の王、シューベルトには沢山の名作がありますがその中でも最高傑作と呼んで良いのがこのシンプルな「辻音楽師」でしょう。
 失恋した若者が、恋人のいる村を捨て冬の旅に出るといういかにも暗い歌曲で、若い女性にこの話しをすると皆笑います。女の子にはわからない世界なのですね。
 独唱はホル。ピアノはマイセンベルク。こんなに素晴らしい「辻音楽師」を聞いたことはありません。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:モーツァルト ピアノ協奏曲第22番 K.482第3楽章/ゼルキン(ピアノ) アバド(指揮) ロンドン交響楽団
M3:モーツァルト ピアノ協奏曲第22番 K.482第3楽章/ハイドシェック(ピアノ) ハンス・グラーフ(指揮) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団

コメント
「モーツァルトのピアノ協奏曲の中で僕が一番好きなのはK.482の第3楽章です。普通は20番というが、僕は・・・。
 なぜK.482が好きかというと、一番曲が優れているからです。今日聞き比べるのは、ゆったりとした演奏が素晴らしいゼルキン。一方、即興的でこれまた素晴らしいハイドシェックの演奏です。」


★コーホーの芳名録
M4:スメタナ チェコ民謡による幻想曲/宮下恵美(ピアノ)

今月のお客様は
合奏指揮者 宇野功芳のピアノ伴奏を担当して17年。
『ピアニスト 宮下恵美 様』
宇野功芳:
 アンサンブル・フィオレッティは僕が今一番力を入れている9人の合唱団ですが伴奏をしていて、どんな感想を持ちますか?

宮下さん:
 反応がすごく敏感です。少し音を変えると即座に9人の方が変わって行くのがすごく楽しいです。みんなが宇野先生をとても信じていて、一つになって任せきって演奏している姿は見ていて幸せです。

宇野功芳:
 7年アンサンブル・フィオレッティをやっていますが、最初の頃はついて来れない事もあったが、今はほとんど僕は指揮していません(笑)

宮下さん:
 そんな事ないです(笑)
 もうみんなが先生の息づかいが分かるようになったんです。先生の表情から気持ちが伝わってくるんですよ。

宇野功芳:
 そうですか(笑)
 そういえば、宮下さんのソロの作品があったらこの機会に聴かせて下さい。

宮下さん:
 ありがとうございます。でしたらスメタナのチェコ民謡による幻想曲をお願いします。この曲は、4つの民謡をもとに作られた曲なのでとても自由な作曲法なんです。
 私は先生の伴奏をしていて一番楽しいのは色々音色を変えたり、曲によってパッと雰囲気を変える。そういう楽しさを味わって来たので、この曲でも先生から学んだ事を活かせていると思うんです。そこを聴いてほしいです。


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2008年02月17日

2008.02.17 フォーレ作曲 レクイエム「サンクトゥス」

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:フォーレ作曲 レクイエム「サンクトゥス」/コナー・バロウズ(ボーイ・ソプラノ) 

コメント
「僕はボーイ・ソプラノの天国的な声が大好きですが、このバロウズの美声は特別ですね。サンクトゥスはフォーレのレクイエムの第3曲で、本来は合唱曲ですが、ここでは伴奏をアレンジし独唱で歌われています。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:メンデルスゾーン スコットランド交響曲第3番第4楽章 (コーダ)/ショルティ(指揮) シカゴ交響楽団
M3:メンデルスゾーン スコットランド交響曲第3番第4楽章 (コーダ)/クレンペラー(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
M4:メンデルスゾーン スコットランド交響曲第3番第4楽章 (コーダ)/クレンペラー(指揮) バイエルン放送交響楽団

コメント
「今日は第4楽章のコーダです。
 短調の曲ですが、メンデルスゾーンがコーダだけ行進曲にして長調にしているんです。勝利の行進曲のように。楽譜通りにしたらそうなるんです。
 クレンペラーは2度この曲を録音していて、1回目は、楽譜通り。2回目はなんと自分で編曲して短調のままにしているんです。なぜメンデルスゾーンが最後だけ長調にしたのか・・・。クレンペラーはそれが嫌だったのでしょうね。大体の指揮者はこの曲を速く演奏する。ショルティーも速い。この曲はゆったりしてほしい。」


★コーホーの芳名録
M5:雨のブルース/宇野功芳(指揮) アンサンブル・フィオレッティ(合唱) 宮下恵美(ピアノ) 

今月のお客様は
合奏指揮者 宇野功芳のピアノ伴奏を担当して17年。
『ピアニスト 宮下恵美 様』
宮下さん:
 17年間ずっと宇野先生の伴奏をさせていただいてますが、色々お互い苦労がありましたね。

宇野功芳:
 そうだね〜。でも不思議とケンカをしたことは無いね。

宮下さん:
 でも、私が“はぶてた”事はあります。
 私が迷って演奏していたら先生が「心がこもっていない!」と言われるんです。帰りの新幹線は悔しい気持ちと反省の気持ちでいっぱいになりながら帰っています(笑)
 でも、先生は音楽の構築がしっかりしてらっしゃるから。
 私たちは、、構築された中で自由に遊ばせてもらっています。先生が太い輪郭を書いて、私たちがそれに色を塗っていくんです。たまに先生が、『そこは色をもう少し濃くして』とか『緑色を入れたらどう?』とかそういう感じなんです。
 先生に指揮していただくと原点に帰れるんです。心を込めて演奏する。そこに帰れるんです。

宇野功芳:
 う〜ん。心を込めるのは当たり前だと思うんだけどな〜。

宮下さん:
 そうですね。そういう演奏をさせていただけるだけで幸せです。


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2008年02月10日

2008.02.10 オルフ カルビナ・ブラーナより第1曲、第5曲

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1:オルフ カルビナ・ブラーナより第1曲「おお、運の女神よ」/プレヴィン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
M2:オルフ カルビナ・ブラーナより第5曲「見よ、今や楽しい」/プレヴィン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

コメント
「カルビナブラーナはドイツの現代作曲家、オルフが1936年に書いた独唱合唱入りの大作です。どの一部をとっても原始的な素朴な魅力に溢れています。
 現代音楽というと難しいものが多いですが、オルフの曲はメロディーがわかりやすく楽しいので、みなさんもいつか是非全曲に接してみてください。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M3:メンデルスゾーン スコットランド交響曲第3番第2楽章/アバド(指揮) ロンドン交響楽団
M4:メンデルスゾーン スコットランド交響曲第3番第2楽章/クレンペラー(指揮) フィルハーモニア管弦楽団

コメント
「3番は良いね〜!イギリスはハリーポッターではないが、オバケが出るくらいおとぎの国の雰囲気が残っている。特にメンデルスゾーンが生きていた頃のスコットランドはそれこそおとぎの国だと思います。その印象を交響曲にした。第2楽章はスケルツォですがこんなスケルツォは他にはありません。
 特に好きなのがクレンペラーの演奏です。何故かみんなは速く演奏する。メルヘンぽくないんです。
 聞き比べるのはアバド。これは味気ないですね。速くてもこっちが呼吸出来れば良いですが、これは出来ない。一方クレンペラーはこの曲にばっちりハマっています。」


★コーホーの芳名録
M5:ショパン 舟歌/ハイドシェック(ピアノ)   

今月のお客様は
合奏指揮者 宇野功芳のピアノ伴奏を担当して17年。
『ピアニスト 宮下恵美 様』
宮下さん:
 今夜はハイドシェックについてお話しましょう。

宇野功芳:
 そいえばハイドシェックはキミの家に行ったよね。

宮下さん:
 そうなんです。宇和島で2回目のハイドシェックの演奏会があった時に我が家に来てくださいました。宇野先生もご一緒でしたね。

宇野功芳:
 何か家で弾いてくれたよね?

宮下さん:
 そう!和室に学生時代から置きっぱなしになっているグランドピアノがあってそれをハイドシェックが見つけて色んな曲を弾いてくれました。
 中でも私の好きなショパンの舟歌を弾いてくれたんです。畳の上に置いてある調整もしていないピアノなのに、素晴らしい音が響いてとても感動しました。
 そのあと、ハイドシェックと宇野先生にピアノにサインをしてもらいました。我が家の家宝です(笑)


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2008年02月03日

2008.02.03 林光作曲 交響曲ト長調第3楽章「ロンド」

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1: 林光(作曲) 交響曲ト長調第3楽章「ロンド」/外山雄三(指揮) 東京都交響楽団

コメント
「林光は昭和6年の生まれで今も大活躍していますがこの交響曲は昭和28年に彼が22歳の若さで書いた傑作です。その年の芸術祭賞を獲得しました。
 今回紹介する第3楽章間奏曲は青森県の民謡を巧みに使った我々日本人には大変懐かしい音楽です。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:ベートーヴェン 交響曲 第3番「エロイカ」/ジンマン(指揮) チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
M3:ベートーヴェン 交響曲 第3番「エロイカ」/宇野功芳(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

コメント
「ベートーヴェンといえば「エロイカ」ですね。「エロイカ」を去年の9月に東フィルを指揮したんですが、そのライブ盤が2/2にリリースされました。
しかもこのCDは一カ所も編集をしていません。今時編集をしていないCDなんて無いです。それだけ東フィルが緊張力があったんだと思います。東フィルがもの凄く良いですね。
 そして今日聞き比べるのは古楽器風のジンマンです。古楽器風の中ではジンマンは良い。フワっとした軽やかなベートーヴェンです。僕のはズワっとしています(笑) 最近やっと僕は円熟しました(笑)」


★コーホーの芳名録
M4:モーツァルト クラリネット五重奏第4楽章/ボスコフスキー(クラリネット)

今月のお客様は
合奏指揮者 宇野功芳のピアノ伴奏を担当して17年。
『ピアニスト 宮下恵美 様』
宮下さん:
 初めて宇野先生にあった時は、お互い恥ずかしがり屋なので、挨拶は一言で終わりました(笑) その後、河口湖の合宿で、今思えばオーディションだったと思いますがモーツァルトのピアノコンチェルト488の第2楽章を弾きました。

宇野功芳:
 どんなピアノを弾くかとても気になっていましたね。でもピアノを聴くと、とても良くてその日に気に入りました。

宮下さん:
 先生と一緒にさせていただくようになって、先生はモーツァルトが大好きなんです。客席からは見えませんがモーツァルトを指揮しているときは凄く幸せそうに棒を振っているんです。

宇野功芳:
 モーツァルトを演奏しているときは自分の家の庭に居る気がする。他の作曲家の曲を演奏しているときは、人の家に行った気持ちになります。

宮下さん:
 私はそれまでモーツァルトがあまり好きではなかったんですが、宇野先生と出会って、モーツァルトが大好きになりました。中でもモーツァルトのクラリネット五重奏が好きです。先日ウィーン八重奏団が関西に来て演奏したのがとても良かったので、ウィーン八重奏団創立時のメンバーの音源をさがしたらLPで見つけたんですね。それを聴くと特に第4楽章は朝聴くと「いってらっしゃい」って言われている気がするんです(笑) なので今はそのLP ボスコフスキー盤ばかり聴いています。

宇野功芳:
 他の演奏よりどこが良いですか?

宮下さん:
 なんだか演奏している人達の楽しさが伝わって来るんですよ。


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2008年01月27日

2008.01.27 ベートーヴェン ピアノ交響曲第5番「皇帝」

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1: ベートーヴェン ピアノ交響曲第5番「皇帝」/バレンボイム(指揮) ルービンシュタイン(ピアノ) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

コメント
「「皇帝」という名前はベートーヴェンが付けたものではありませんがピアノ協奏曲の中で「皇帝」のように立派な曲なのでいつの間にかこの名が付きました。
 今回は往年の名ピアニスト ルービンシュタインがなんと88歳の時に録音した音源です。これ以上堂々とした、これ以上立派な「皇帝」は他には決してありません。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」第1楽章/コープマン(指揮)アムステルダム・バロック管弦楽団
M3:モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」第1楽章/ラヴィノヴィッチ(指揮)

コメント
「またまたモーツァルト。今回は35番「ハフナー」の第1楽章です。ラヴィノヴィッチという有名ではないピアニストが指揮をした。これがもの凄く良い!! 今ハフナーの中で一番です。ワルターよりも良い。とても個性的で、しかも気持ちが入っている。全てに意味があるんです。
 比較の意味でコープマンを聴いてみましょう。いかにラヴィノヴィッチが素晴らしいか分かると思います。」


★コーホーの芳名録
M4:大澤壽人(作曲)ピアノ協奏曲第3番/本名徹次(指揮) 野平一郎(ピアノ)

今月のお客様は『神戸新聞 藤本賢市 様』
藤本さん:
 やはり音楽ファンにはブランド志向があり先入観があります。新聞社の人間は先入観を覆す、知られざる才能を発掘するのが仕事だと思っています。宇野先生は数多くの才能を発掘されていますが、とくにピアニストのハイドシェックに関してはCDの制作にも関われてましたが、そこまでさせたハイドシェックの魅力とは?

宇野功芳:
 凄く個性的な人です。フランス人だから陽気なんですが、怒り出したら止まらない。芸術家だから色々な面を持っている。芸術家はこうでなきゃ。でも僕がハイドシェックを押していた当時、色々他から言われたが、一般に褒められている人を自分も褒めていれば楽なんです。でも楽をしては駄目だ。自分は泥を被るつもりで批評しないと。

藤本さん:
 そうですね。そして前回も言いましたが、日本人は日本人を低く見る。そこで私は微力ながら、先入観を打ち破るジャーナリズムに取り組んでいます。その中の成果の一つとして、神戸出身の作曲家 大澤壽人さんです。この方は朝比奈先生と同世代で、生まれて100年余りなんですが亡くなったのが早かったので忘れ去られていました。
 そこで私は取材を開始したのですが、取材中に遺族の家で楽譜を発見しそれでCD化が実現しました。これから評価が付けばと思っています。

宇野功芳:
 どんな感じなんですか?

藤本さん:
メロディーが非常に親しみやすく、しかしラヴェルのように華やかさもあります。「当時の日本人がこんな曲を作っていたのか!!」と多くの方が衝撃を受けると思います。


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毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
出演:宇野功芳 葵みどり
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2008年01月20日

2008.01.20 シューベルト即興曲集作品90第4番

[HP] 宇野功芳の音楽夜話
毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
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★コーホーの名曲セレクション
M1: シューベルト 即興曲集作品90第4番/内田光子(ピアノ) 

コメント
「シューベルトは即興曲を8曲書きましたが、その中で一番ポピュラーなのが第4番でしょう。第1主部は短調による分散和音の調べ。第2主部は長調にかわって左手がチェロのように歌い、中間部は暗く激しい心の悲しみとなります。
 演奏は内田光子。シューベルトの演奏といえば昔はリリークラウスでしたが今は内田光子でしょう。心の豊かさが素晴らしいです。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:モーツァルト 交響曲第40番第1楽章/エンリコ・オノフリ(指揮) ディヴィーノ・ソスピーロ
M3:モーツァルト 交響曲第40番第1楽章/宇野功芳(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団 

コメント
「今日は僕が大阪フィルを指揮したのを聴いてもらいますが、その前にオノフリという指揮者の演奏を聴きます。
 オノフリはイタリアの指揮者なんですが、これがまたワガママなんです。僕もワガママじゃないか、という声が聞こえてきそうですがオノフリのワガママはどうかな〜(笑) スコアをどんどん変えている。でもこのご時世、個性を持っているのは貴重な事ですね。」


★コーホーの芳名録
M4:バッハ ブランデンブルグ協奏曲第4番第1楽章/ゲルハルト・ボッセ(指揮) ライプツィヒ・ケヴァントハウス・バッハ管弦楽団

今月のお客様は『神戸新聞 藤本賢市 様』
藤本さん:
 私の勤め先が兵庫県なので神戸の話をしたいと思います。私が神戸で一番押しているのがゲルハルト・ボッセ指揮の神戸市室内合唱団です。宇野先生はかなり以前からボッセさんを押していますがボッセさんの魅力とは?

宇野功芳:
 ボッセさんはシブいですね。昔シューベルトの2番を聴いて大感激しました。そんな特別な事をしているわけではないが、音の奥に何かがある。ベートーヴェンの第九も聴いたが、あっさりしてる感じなのに深みがある。英知というか、人間としての人格でしょうか。しかもボッセさんは新しいものも取り入れている。

藤本さん:
 テンポも速いのに味は薄くないですよね。

宇野功芳:
 あ〜、その表現は良い線行ってますよ!!


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毎週日曜日22:30よりオンエア(fmosaka85.1MHz)
出演:宇野功芳 葵みどり
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2008年01月13日

2008.01.13 ヨハン・シュトラウス「春の声」

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★コーホーの名曲セレクション
M1:ヨハン・シュトラウス 「春の声」/キャスリーン・バトル(ソプラノ) カラヤン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

コメント
「まだまだ寒いですが、日差しは春の気配が漂う今日このごろ。ワルツ王の瑞々しい音楽を聴きましょう。バトルのなんと美しい声でしょう。とろけるような魅力的な音色。その中から春の息吹が聴こえてきます。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」第1楽章/ワルター(指揮) コロンビア交響楽団
M3:モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」第1楽章/ヤーコプス

コメント
「この番組のサウンドステッカーとして、いつもはワルター・コロンビア盤が流れています。まずお馴染みのワルターを聴いて、続けてヤーコプスを聴いてもらいます。
 ヤーコプスは古楽器の団体です。古楽器の演奏は大体やりたい放題で中には良いものもある。だけどこれは本当にシャクに触ります。全ての表情が不自然で意味が無い。非常に人工的な強弱がついていてワガママ。個性的というのは心の真実です。ワガママはただの実験です。」


★コーホーの芳名録
M4:ブルックナー 交響曲第7番第3楽章/朝比奈隆(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団

今月のお客様は『神戸新聞 藤本賢市 様』
藤本さん:
 2回目の今日は朝比奈先生について話しましょう。宇野先生が朝比奈先生を注目したのは60年代でしたね。私は子供の頃、70年代ですが、朝比奈さんは身近に聴ける地元の指揮者という認識でした。しかし、それを宇野先生がどんどん朝比奈先生の事をお書きになって興味が湧いたんです。宇野先生は朝比奈先生の魅力をどう発見したのですか?

宇野功芳:
 風格が違いましたね。演奏を5分聴けばすぐにわかりました。カラヤンも朝比奈さんも楽譜通りに演奏する。朝比奈さんはベートーベンの第九をいかに素晴らしいか、と演奏する。カラヤンはカラヤンの俗悪な水準まで下げてしまう。同じように楽譜通りに演奏しているのにここまで違いが出る事は非常に興味深い。朝比奈さんのベートーベンは、ベートーベンしか感じさせない。鋭く端的に男らしさを表現する。どうも日本人は日本人指揮者を低く見る。日本人はブランドに弱いんですね。

藤本さん:
 そうですね。クラシックを素直に聴く事は難しいですね。ですが、宇野先生の紹介によって朝比奈先生の魅力を発見でき朝比奈先生の演奏をじっくり聴く事により宇野先生の書かれている事の正しさを再確認することが出来ました。

宇野功芳:
 朝比奈さんは耳もバトンテクニックも音楽性もそんなに高くないのに出てくる音楽はお客さんをあそこまで感動させる。この不思議さ。これがクラシックの深さです。


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2008年01月06日

2008.01.06 手まり唄

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★コーホーの名曲セレクション
M1:松島つね(作曲)間宮芳生(編曲)「手まり唄」/宇野功芳(指揮) 宮下恵美(ピアノ) アンサンブル・フィオレッティ 

コメント
「お正月にピッタリの曲です。
 江戸時代の童歌をイメージして作曲された懐かしいメロディーに間宮芳生がフルート、和太鼓、ピアノをつけて女声合唱曲にしました。 どうぞ遠い江戸時代のお正月を目に浮かべながらお聴きください。」


★コーホーのいいたい芳題、かけたい放題
M2:故郷を離るる歌/宇野功芳(指揮) 日本女声合唱団
M3:故郷を離るる歌/宇野功芳(指揮) KTU女声合唱団

コメント
「ドイツ民謡の故郷を離るる歌です。僕の生涯の合唱曲のテーマ曲です。
 今日比較するのは、プロの日本女声合唱団とアマチュアのKTU女声合唱団です。
 普通はアマチュアはプロには勝てない。しかしこの曲を100人に聴かせると60人はアマチュアのKTU女声合唱団を選ぶんです。もちろん日本女声合唱団はプロだから上手い。でも音楽はけして上手さではないのです。
 プロより心を打つ事が出来るのは合唱でしかできない。音楽は技術だけではないんですね。」


★コーホーの芳名録
M4:グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ序曲」/ムラヴィンスキー(指揮)

今月のお客様は『神戸新聞 藤本賢市 様』
「それまでカラヤンが僕のスターだった頃の1977年。
 当時中学1年生だった僕は宇野先生の文章を見て驚いた。そこには衝撃の事実が書いてあったんです。カラヤンをケチョンケチョンに・・・!
 そして朝比奈先生やムラヴィンスキーが如何に凄いかが力強い文章で語りかけてくる。それ以来、宇野先生の文章に影響を受け続けムラヴィンスキーを買いあさった想い出がありますね。」


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