2010年03月01日

2010.3.1 ショパン 練習曲第13番変イ長調「エオリアン・ハープ」/仲道郁代(ピアノ)

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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M1:ショパン 練習曲第13番変イ長調「エオリアン・ハープ」/仲道郁代(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
先週に引き続きショパンの名曲をお届けしました。前回は小山実稚恵、そして今回は仲道郁代の登場です。

仲道郁代が16年ぶりにリリースしたショパン・アルバム〈Chopianism〜IKUYO NAKAMICHI〉(ソニー・ミュージック・ジャパン発売)も小山盤同様、楽譜はポーランドのナショナル・エディション(ヤン・エキエル編)を使用しています。久しぶりのショパン収録と相まって、仲道の「ショパンの読み替え」が随所に光っているCDです。

90年代の後半からベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会や全曲CD録音に力を注ぎ始めた仲道。作曲家・諸井誠の解説・アナリーゼなどを交えた演奏会や録音は高い評価を得ており、なかでも全曲CD(11枚)はすべて「レコード芸術」誌の特選盤に選ばれたくらいなのです。

そうした経緯の中で、彼女のショパン演奏も微妙な変化をもたらしました。ショパンをポスト・ベートーヴェンの流れの中でとらえ直し、当時のピアノという楽器の機能を逸脱しない範囲で、ワルツやバラード、練習曲など、よく知られているショパン作品を新たな視点に立って演奏しているのです。抑制されたペダル使用も、そうした「読み替え」の結果といえるでしょう。

新譜「ショパニズム」の中から、練習曲第13番変イ長調「エオリアン・ハープ」を聞きました。風がハープを鳴らすというギリシャ神話に基づいて、シューマンが名づけた曲です。


♪くらこれ対談
神戸女学院所蔵資料「大澤壽人遺作コレクション」を担当する文学博士(音楽)・生島美紀子さんがゲストです。

「先週に続いて神戸が生んだ作曲家で指揮者の大澤壽人(おおさわ・ひさと)さんのお話をうかがいます。大澤さんの生まれは1906年と1907年の説が両方ありますが、本当はどっちなのですか」(よっさん)
「最近では戸籍などの調べで、どうやら1906年説が正しいのではないかという結果に落ち着いていますね。ですから先生は47歳でお亡くなりになったということです」(生島美紀子さん)

「作曲は当初、独学だったとか聞きましたが…」
「日本にいらした時に、すでに何人かの先生についておられますが、本格的に作曲を勉強されるようになったのは、やはりアメリカに渡り、ボストン大学やニューイングランド音楽院に入られてからですね。
 留学当時のノートなどから、先生は和声学や対位法、楽器学などを初歩から学んでおられます。おそらく今まで学んだことを白紙にして、ゼロから学ぶべきだと考えられたのではないでしょうか。
 先生の凄いところは、基礎の作曲を学び始めて、わずか2年数カ月で、今日に残るピアノ協奏曲第1番を書いておられることではないでしょうか。
やはり天賦の才がおありになったとしか思えませんね」

対談終了後に聞いたトランペット協奏曲(徳永洋明による2006年ピアノ伴奏用編曲)。1950年の作品です。時は第2次世界大戦が終わって5年後。まだスイング・ジャズの時代だというのに、その第2楽章「ブルース風に」は、のちのマイルス・デイヴィスを思わせるモダンの時代を先取りする曲になっています。

M2:大澤壽人 トランペット協奏曲イ短調第2楽章/神代修(トランペット) 徳田洋明(ピアノ)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!DJカネヤンは元気ですよ〜。
接客バイトで経験があるせいか、以前行った中華料理屋さんでえらい目にあいました・・・
入った瞬間客席はお客ゼロ。

しかし、約5席ほどは食べた後の食器が散乱・・・
店員は一人だが、他の店員らしき声はいくつかある・・・

注文を作ってくれるのはいいが、一人で作ってる。
結構大きな店なんですけどね・・・
で、厨房から二人男性が出てきて堂々とまかないを食べ始めたわけですよ〜
“先作ってよ〜”って感じでしたね。
やはり、注文した品は30分ぐらいかかりましたね。
接客業してたから気にしすぎただけなんですかね(笑)

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれカウントダウンをお送りしました。

『タイム・トゥ・セイ・グッバイ〜ベスト・オブ・キャサリン・ジェンキンス』より、
M3:タイム・トゥ・セイ・グッバイ/キャサリン・ジェンキンス
(タワーレコメンド)

タワーレコード難波店6Fクラシックコーナーの2月チャートTOP5をご紹介しました!!
その中から第5位の一枚から少し聴きました。
第1位 『ジョン・バルビローリ/グレートEMIレコーディングス』
第2位 モーツァルト 交響曲第39番他/オトマール・スウィトナー(指揮) ベルリン・シュターツカペレ
第3位 マーラー 交響曲第5番 モーツァルト 交響曲第35番/クラウス・テンシュテット(指揮) ロンドン・フィルハーモニー交響楽団
第4位 グルダ プレイズ・ショパン
第5位 イマージュ10(dix) エモーショナル&リラクシング

「イマージュ10(dix) エモーショナル&リラクシング」より、
M4:スカボロフェア/ゴンチチ
(くらこれカウントダウン)


♪ズバクラ!!
第21回冬季オリンピック2010「ヴァンクーヴァー大会」がいよいよ幕を閉じようとしています(3月1日午前2時過ぎ放送現在)。

番組は前回に引き続いて、秋山和慶指揮、ヴァンクーヴァー交響楽団による名演奏を聞きました。音源は、80年代によっさんが秋山氏本人からもらった思い出のレコード3枚のうちの一枚。レスピーギの「ローマの祭」「ローマの松」からそれぞれ抜粋でお送りしました。

次回冬季オリンピックの開催地はソチ(ロシア)です。ソチにもオーケストラがあるのでしょうか。あれば4年後までに、CD音源を探しておきたいと思います。

M5:レスピーギ 「ローマの松」から、冒頭/秋山和慶(指揮) ヴァンクーヴァー交響楽団
M6:レスピーギ 「ローマの祭り」から、コーダ/秋山和慶(指揮) ヴァンクーヴァー交響楽団


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毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらよりお送りください。

2010.3.1 【プレゼント3/3〆切】「大阪センチュリー交響楽団 第149回定期演奏会」

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♪今週のプレゼント
「大阪センチュリー交響楽団 第149回定期演奏会」

●日時:2010年3月26日(金)19:00開演
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮 :パスカル・ヴェロ
  演奏 :大阪センチュリー交響楽団
  ソプラノ:佐々木典子
●曲目:
  モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」より序曲
           「愛の神よ照覧あれ」
         歌劇「ドン・ジョバンニ」より「ああ、この裏切り者から逃げなさい」
         歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より序曲
           「岩のように動かずに」
           「許して、愛しいあなた、お願いよ」
  サン=サーンス  交響曲第3番ハ短調Op.78 「オルガン」

このチケットを2人の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団定期希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は3月3日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2010年02月22日

2010.2.22 ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調第1楽章/小山実稚恵(ピアノ) ヤツェク・カスオウシク(指揮)シンフォニア・ヴァルソヴィア

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M1:ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調第1楽章/小山実稚恵(ピアノ) ヤツェク・カスオウシク(指揮)シンフォニア・ヴァルソヴィア

♪今週の表紙・顔!!!
今年は生誕200年の「ショパン・イヤー」です。
すでに昨年末から関連のコンサートやCDがリリースされており、大作曲家の「周年記念」らしく、月を追うごとに賑々しくなっています。

このほどソニー・ミュージック・ジャパンからリリースされた小山実稚恵によるショパンの〈ピアノ協奏曲第1番&第2番(ヤツェク・カスプシク指揮/シンフォニア・ヴァルソヴィア)〉を紹介しました。

1985年のショパン国際ピアノコンクールで第4位を受賞した小山。今年は「受賞25周年」に当たり、音楽人生の一つの節目を迎えることになりそうです。これまでショパンの独奏曲を数多くリリースしてきた小山ですが、これら協奏曲は初のレコーディング。意外でしたね。まさに満を持しての録音といえるでしょう。

楽譜はポーランドが国をあげて編集した、いわゆる「ショパン・ナショナル・エディション」(05年刊行)を使用しており、日本でこの版を使って録音されたのは同ディスクが初めてなのです。細やかな音の糸を丁寧に織り込んでいく小山の演奏と、中規模編成のオーケストラが奏でる、室内楽的で透明な音色とがよくマッチしているロマンティック・コンチェルト。

第1番ホ短調の第1楽章を聞きました。


♪くらこれ対談
文学博士(音楽)の生島美紀子さんをゲストに迎えました。
生島さんは神戸女学院大音楽学部非常勤講師で、同大所蔵資料「大澤壽人遺作コレクション」を担当している人です。

「神戸生まれの大澤壽人(おおさわ・ひさと)は、1953年に47歳で亡くなった作曲家・指揮者ですが、死後、50年ほど長く忘れ去られていた人ですよね」(よっさん)
「ええ、そうなんです。評論家の片山杜秀さんと神戸新聞の記者だった藤本賢市さんが、遺族の家で多くの楽譜を発見したことから日の目を見るようになったのです。私自身は藤本さんが神戸新聞にお書きになった関連記事を読んだのが、大澤先生のお名前を知る切っ掛けになりました。先生の曲を初めて聞いたのは、ナクソス・レーベルから出たピアノ協奏曲第3番『神風』でした」(生島美紀子さん)

「その時の印象は?」
「出だしから体が震える思いで聞きました。こんな凄い曲を作る人がいるのだ! それが第一印象でした。その後、遺族の方から、先生が長く教えていらした神戸女学院へ楽譜などを寄贈してくださり、私共が整理・編纂にあたるようになった次第です」
「その作品資料目録が2007年末に刊行され、08年度の音楽クリティック・クラブ特別賞を受賞したのですね。コレクションとなった楽譜や写真など、遺族から寄贈されたものは膨大な数に上ると聞きましたが…」
「ダンボールにして43箱分です。楽譜だけでも縦にすると10メートルの高さになりますね」
「10メートル!」
「いわゆるクラシック曲だけでなく、先生は朝日放送の放送音楽(ホームソング等)や舞台音楽などを沢山手がけておられたので、そうした楽譜も含みますが、とにかく量も質も、これほど多彩で多様な作品を書かれた大澤先生を、できるだけ多くの人に知っていただきたい、というのが私共コレクションを預かる者の共通した思いなのです」

【参考データ】
神戸女学院所蔵資料〈「大澤壽人遺作コレクション」による大澤壽人スペクタクルI&II〉のコンサートが昨年12月16日(西宮)と3月3日(大阪)に開かれました。

M2:大澤壽人 ピアノ協奏曲 第3番『神風』第1楽章(冒頭)/ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮) ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 エカテリーナ・サランツェヴァ(ピアノ)
M3:幾山川をへだてても/山田愛子(メゾソプラノ)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!DJのカネヤンですよぉぉ!!
自分よりも大きい中学三年生の弟とプロレスをしていたら体を本気で痛めてしまった・・・
いまどきの中三は化け物か!!と思ってしまった。
まぁうちの弟だけでしょう(笑)
大丈夫です!
次の放送までには元気になります(笑)ははは、はは・・・ははぁ。
やっぱ痛いですね〜

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれニュースをお送りしました!

『高橋大輔〜Favorite Music』より、
M4:ニーノ・ロータ 『道』/岸義和(トランペット)
(タワーレコメンド)


♪ズバクラ!!
第21回冬季オリンピック「ヴァンクーヴァー大会」を受けて、番組でも《ヴァンクーヴァーの音》をお届けしました。

カナダにはモントリオール交響楽団(1930年創立)、ケベック交響楽団(1902年創立)、トロント交響楽団(1922年創立)、そして1919年創立のヴァンクーヴァー交響楽団などの優れたオーケストラがあります。特にヴァンクーヴァー交響楽団には思い入れの強いよっさん。家宝にしているレコードを数枚、スタジオの中に持ち込みました。

「ヴァンクーヴァー交響楽団といえば、僕にとっては指揮者・秋山和慶さんとの思い出につながるオケ。秋山さんがこのオケの音楽監督をしていたのは1972年から85年まで。今でも桂冠指揮者の名誉職にあるはず。85年前後、その秋山さんにインタビューしたとき、ヴァンクーヴァーと録音した輸入盤のレコードを記念にもらった。その一枚を今日は聞きましょう」

その一枚とは、ホルストの組曲「惑星」。
その中から最も有名な木星(ジュピター)を聞きました。

秋山和慶が指揮するヴァンクーヴァー交響楽団。
なんと都会的に洗練され、色彩豊かな音色を持ったオーケストラなのでしょうか!
ジャンプ台で、そして氷上で、見事な競技を展開したアスリートたちの一挙一動を思い浮かべながら、この「木星」を聞いた人も多いのではないでしょうか。

M5:ホルスト 「惑星」より、火星/秋山和慶(指揮) ヴァンクーヴァー交響楽団
M6:ホルスト 「惑星」より、木星(ジュピター)/秋山和慶(指揮) ヴァンクーヴァー交響楽団


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2010.2.22 【プレゼント2/24〆切】「大阪シンフォニカー交響楽団 第143回定期演奏会」

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♪今週のプレゼント
「大阪シンフォニカー交響楽団 第143回定期演奏会」

●日時:2010年3月17日(水)19:00開演
●場所:ザ・シンフォニーホール
●出演:
  指揮 :児玉 宏(音楽監督・首席指揮者)
  演奏 :大阪シンフォニカー交響楽団
●曲目:
  ウォルトン バレエ組曲「賢い乙女たち」(バッハの曲による)
  R. シュトラウス クープランのクラヴザン曲による小管弦楽のためのディヴェルティメント Op.86
  グラズノフ 交響曲 第5番 変ロ長調 Op.5

このチケットのペア券を3人の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「大阪シンフォニカー交響楽団定期希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は2月24日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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2010年02月15日

2010.2.15 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番二短調≪テンペスト≫第3楽章/近藤嘉宏(ピアノ)

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M1:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番二短調≪テンペスト≫第3楽章/近藤嘉宏(ピアノ)

♪今週の表紙・顔!!!
若手ピアニストと思いきや、近藤嘉宏さんもいつの間にか40を過ぎて中堅のお仲間入り。でも、貴公子のような品の良いマスクは昔のまま。ところが「音楽のほうは最近、新たな変化が感じられる」と、楽屋話に詳しい或る人から番組にメールが届きました。ちょうど近藤さんの新譜が発売元のユニバーサル・ミュージックから送られてきたばかりで、紹介するにはちょうどいいタイミングです。

新譜はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番から第18番までが入っています。作品31の一連の3曲で、第17番は「テンペスト」のタイトルでよく知られている曲ですね。1802年、ちょうど難聴がひどくなって、自殺をしようと「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた年に作られた作品です。

それを近藤さんはどのように弾いているのか、番組では第3楽章を聞いてみることにしました。
「嵐」という邦題どおり、実に力強く、激しく、悲劇的に演奏する人もいますが、近藤さんは、その当時のベートーヴェンの心情に寄り添うような優しい表情で弾いているのがわかります。まるで、病める友を見舞うような、事を荒立てることをあえて避けているような演奏です。こういう表現もあるのですね。近藤さんの「新たな変化」の一端を聞くことができるCDです。

昨年から始まったベートーヴェンのソナタ・チクルスの第2弾CD。録音プロデューサーとして、ギタリストで友人でもある鈴木大介さんが制作に加わっています。


♪くらこれ対談
鈴木さんゲストの第2回。2月26日(金)、サンケイホールブリーゼで開かれるランチタイムコンサートに出演する鈴木さんは、作曲家の武満徹さんから推薦の言葉を受けたことで、音楽家として大きく飛躍するチャンスをつかみます。

「武満徹さんとの出会いは?」(よっさん)
「実は一度もお会いしたことがないのですよ」(鈴木大介さん)
「えっ!ないのですか!」
「ええ。いきさつをお話しますと—。ザルツブルクで、たまたま武満さんのギターソロによる『12の歌』というポピュラー・ソングの編曲集から4曲を僕が録音したのです。そのマスターテープを僕は持って帰り、後日、楽譜の版権を持っていた出版社が聞くことになったのですが、偶然にも、その出版社に武満さんがいらしていて、僕の話になり、それじゃ、そのテープを一度聞かせてください、ということになったのです。で、それを聞いた武満さんが気に入ってくださり、この人のギターで、僕の作品集を作ってください、という話になったのです」
「それが、あの武満さんの『今までに聞いたことがないようなギタリスト』という言葉になったのですね」

一口に、「運のいい人生」といいますが、「運も才能、努力のうち」という言葉があるように、日々の隠れた努力があるからこそ、たまたまの「出会い」も生きてくるのでしょうね。それにしても、武満さんと一度も面識がなかったのは、返す返すも残念ですね。

M2:武満徹 めぐりあい〜映画「めぐりあい」(1968年製作)主題曲/鈴木大介(ギター)
M3:ショパン〜フランシスコ・タレガ編:ノクターン〜「愛情物語」/鈴木大介(ギター)


♪くらこレディオ
みなさんお元気ですか!!DJのカネヤンです。
バレンタイン・・・結構もらいましたよ!!・・・身内から(笑)
もちろん友達からももらいましたが、身内からこんなもらうとは。
まぁ虫歯にならないように歯磨きもちゃんとしましょう!!

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドとくらこれピックアップをお送りしました。

『小林愛美 デビュー!』より、
M4:ショパン スケルツォ第2番変ロ長調/小林愛美(ピアノ)
(タワーレコメンド)

『永遠のショパン』より、
M5:ショパン 練習曲第5番「黒鍵」/スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
(くらこれピックアップ)


♪ズバクラ!!
日付が変わって2月15日になりましたが、今回のテーマはバレンタインデーにちなみ「献呈」です。そこで次の3つの歌曲を聞きました。

1.「君を愛す」(ベートーヴェン)
M6:ベートーヴェン 君を愛す/ヘルマン・プライ(バリトン) レナード・ホカンソン(ピアノ)

2.「献呈」(シューマン)
M7:シューマン 献呈/ヘルマン・プライ(バリトン) レナード・ホカンソン(ピアノ)

3.「君を愛す」(グリーグ)
M8:グリーグ 君を愛す/ヘルマン・プライ(バリトン) レナード・ホカンソン(ピアノ)

2.はシューマンの夫人クララに、3.は作曲者の婚約者にいずれも捧げられた曲です。ベートーヴェンもきっと心の内では捧げたい人がいたのでしょう。20代後半に作った曲ですから。ベートーヴェンのこの曲、本タイトルは「優しき愛」ですが、出だしの「イッヒ・リーベ・ディッヒ」の歌詞から「君を愛す」と呼ぶことが多くなりました。

大曲もさることながら、こうした珠玉の歌を歌わせたら絶品のヘルマン・プライ(バリトン)による名唱です(ピアノはレナード・ホカンソン)。


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2010年02月08日

2010.2.8 ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第4楽章/Pia-no-jaC

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M1:ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」第4楽章/Pia-no-jaC

♪今週の表紙・顔!!!
「ジャズでもクラシックでもない、今まで聞いたことのない、全く新しいジャンルのサウンド作り」をコンセプトに演奏活動を続けているインストゥルメンタル・ユニットのPia−no−jaC(ピアノ・ジャック)。

08年12月にリリース後、1カ月で2万枚を突破した〈EAT A CLASSIC〉は番組でも紹介しましたね。今回はこのほど出た新譜〈EAT A CLASSIC−2〉(ピース・プロダクション発売)から、ドヴォルザークの「新世界より」第4楽章を聞きました。

ピアノのHAYATOと打楽器カホンのHIROは、出身こそ違いますが、共に関西を拠点に活躍しているミュージシャン。彼らのエネルギッシュなサウンドからは、確かに、ジャズでもクラシックでもない、名状しがたい「音の地平線」が見えてきますね。


♪くらこれ対談
サンケイホールブリーゼの「ランチタイム・コンサート」第2回(2月26日12時15分開演)は、ギタリストの鈴木大介さんが出演します。題して〈ギターで奏でる映画とビートルズ「貴方と僕のラブストーリー」〉。その鈴木さんを訪ねてのインタビュー。

「お生まれは?」(よっさん)
「横浜です。近くに山下公園や大きな商店街がある下町で育ちました」(鈴木大介さん)
「ギターとの出会いは?」 
「7歳のときです。実は話がちょっと長くなりますが…。小学2年生のときの担任が、大学出立ての若い先生だったのです。クラスの僕たちは、ベテランの先生に比べたら怖くないし、授業中でも勝手にしゃべったり、後ろでドッジボールをする奴がいたりで、それはもう学級崩壊寸前の状態だったのです。そんなある時、その先生は持ってきたギターをいきなり出してきて、黙々とそれを弾き始めたのです。何を弾いたかは知りませんが、そのときクラスの3分の2ほどの生徒がシーンとして、その音楽に耳を傾けたのです。僕も驚いた一人で、じっと聞いていました。と同時に、自分も弾いてみたいと、そのとき初めて思ったのです」

「学級崩壊寸前の中でのギター音楽! それはユニークな体験ですね」
「ええ。で、家に帰るとさっそくギターを習いたいと母に言ったのです。母は独身時代から生まれてくる子どもには、ギターでも習わせたいなと、漠然と思っていたみたいで、母を説得するには時間がかかりませんでした」
「先生はすぐに見つかりましたか」
「ええ。商店街の中にあるレコード店がクラシックのギター教室を開いていまして、すぐにギターを習うことができました」 

その後、鈴木大介さんは一度もギターを手放すことはなく、中学・高校・大学へと進学を続けます。日本を代表するギタリストの一人、福田進一さんについたのは高校入学間もないとき。

当時、福田さんは世田谷区にギター教室を持っていました。
初対面で「いくつ?」と年を聞かれた鈴木さんは、明るく大きな声で答えました。
「15歳。花の高校1年生です!」
「先生のレッスンは、魔法をかけられたみたいで、そのとき確実にうまくなるのです。それが、先生の家を出ると、たちまち元の腕に戻ってしまうのです。不思議な先生です」

続きは次回—。

M2:エディット・ピアフ作詞・歌&アルグリット・モノ作曲〜ローラン・ディアス編:愛の賛歌/鈴木大介(ギター)


♪くらこレディオ
みなさんこんばんわ!!DJのカネヤンです。
最近お菓子ばっかり食べてる気がします・・・
もっと噛まないと!!!と思ってスルメでも買って食べたら口がスルメ臭ですごくなりました。。。
別にスルメじゃなくてもね〜もっと根本的になおしていかなければいけませんね。

さて、今回のくらこレディオはタワーレコメンドと、くらこれバースデーをお送りしました。

森麻季『麗しき瞳よ〜ヘンデル・アリア集』より、
M3:ヘンデル ≪セルセ≫オンブラ・マイ・フ/森麻季(ソプラノ) 寺神戸亮(ヴァイオリン&指揮) アンサンブル・レ・ボレアード
(タワーレコメンド)

今回は2月生まれの方々をご紹介!!
その中から2月19日生まれのピアニスト“横山幸雄”さんの演奏を聴きました♪
誕生日おめでとうございます!!

M4:ドビュッシー 水の反映/横山幸雄(ピアノ)
(くらこれバースデー)


♪ズバクラ!!
世界的な音楽会場として知られるカーネギー・ホールはこのほど今年の12月と来年3月と4月、指揮者の小澤征爾さんを音楽監督とする音楽祭「ジャパンNYC」を開催することを発表しました。同ホールは来年2011年5月、開館120周年を迎えますが、「ジャパン音楽祭」は、いわばプレ・イベントに当たります。

同ホールが鉄鋼王アンドリュー・カーネギーによって建てられたのは1891年5月。たちまち世界を代表する名ホールとしての輝かしい歴史が始まりましたが、1960年代に入って間もなく、老朽化や経営難を理由に取り壊される憂き目に—。

しかし、ヴァイオリニストのアイザック・スターンなどの尽力で再建の道を辿ることになります。

病気で12年間も演奏活動から遠ざかっていたホロヴィッツが同ホールで復帰演奏会を開いたのは60年代の半ば。65年、66年の2年にわたる彼のリサイタルは、同ホール再建への強い「援護射撃」になりました=66年のライブからモーツァルトのソナタを聞きました。

さらに「カーネギー・ホール創設85周年記念・義援金募集特別演奏会」が開かれたのは1976年5月。巨額の負債を抱えた同ホールを潰してはならぬと、世界の並居るアーティストたちが一堂に会します。出演者は指揮者のバーンスタインとニューヨーク・フィルを核に、ホロヴィッツ(ピアノ)、フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ロストロポーヴィチ(チェロ)、メニューイン(ヴァイオリン)、スターンと、錚々たるメンバーです。

その模様を伝えたCD「史上最大のコンサート」から、フィッシャー=ディースカウとホロヴィッツによるシューマンの歌曲、そしてバーンスタイン初め上記の出演者たちが参加して歌う「ハレルヤ・コーラス」を聞きました。

*カーネギー・ホールは現在、ニューヨーク市が買い取り、関連の非営利団体が運営しています。

M5:モーツァルト ピアノ・ソナタ 第11番イ長調「トルコ行進曲付き」第3楽章/ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
M6:シューマン 歌曲集「詩人の恋」美しい五月に/ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
M7:ヘンデル <メサイヤ>より、「ハレルヤ・コーラス」/リンドン・ウッドサイド(指揮) オラトリオ・ソサエティ ニューヨーク・フィルのメンバー他。


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出演:くらこれ!編集長こと奥村武司 なにわのよっさんこと吉川智明 DJカネヤン
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2010.2.8 【プレゼント2/10〆切】「いずみシンフォニエッタ大阪第24回定期演奏会」

[HP] おしゃべり音楽マガジン くらこれ!
毎週日曜日深夜25:30よりオンエア(FM OSAKA 85.1MHz)
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♪今週のプレゼント
「いずみシンフォニエッタ大阪第24回定期演奏会」

●日時:2010年2月27日(土)16:00開演
●場所:いずみホール
●出演:
  指揮 :飯森範親
  演奏 :いずみシンフォニエッタ大阪
  ファゴット:東口泰之
●曲目:
  シチェドリン カルメン組曲
  シュニトケ モーツ=アルト・ア・ラ・ハイドン
  西村朗 タパス<熱>

このチケットを3名の方にプレゼント!!!

(応募方法)
「いずみシンフォニエッタ大阪演奏会チケット希望」と書いて、
ハガキは〒556-8510 FM大阪「くらこれ係」まで。
FAXは06-4396-0869まで。
インターネットはfmosaka.netくらこれまでご感想と共にお送りください。
締切は2月10日(水)です。
たくさんのご応募お待ちしております。


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